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FXのレンジ相場とは?トレンド相場との見分け方やおすすめのトレード手法を紹介

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トレーダー
「そもそもレンジ相場って何?」

トレーダー
「レンジ相場とトレンド相場を見分ける方法は?」

といった疑問をもっていませんか?

FXを始めるうえで「レンジ相場」という言葉を耳にしたことがある方もいるでしょう。

中にはレンジ相場の意味を知っていても、FXトレードでどのように活用するのかを知らない方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。

  • レンジ相場の意味や特徴
  • レンジ相場とトレンド相場の見分け方
  • レンジ相場を活用したトレード手法

レンジ相場の見分け方や活用方法を身に付ければ、FXで利益を狙いやすくなるでしょう。

これからFXで取引を始めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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FXのレンジ相場とは?

レンジ相場とは、一定の範囲(レンジ)で価格が上がったり下がったりを繰り返している相場を指します。

為替相場はレンジ相場の他に、相場が継続的に上昇する上昇トレンド、下落する下降トレンドがあり、相場の方向性には下図のような違いがあります。

図のように高値同士を結んだレジスタンスラインと、安値同士を結んだサポートラインが平行であると、レンジ相場と判断できます。

一方、サポートラインが上向きであれば上昇トレンド、レジスタンスラインが下向きであれば下降トレンドと見分けられるでしょう。

レンジ相場は、経済指標の発表といった相場の値動きを左右するイベントがないときに発生しやすいとされています。

為替相場に影響を与える原因と分析方法はこちらで詳しく解説!

FXのレンジ相場の特徴

FXのレンジ相場は、以下のような特徴があります。

  1. 為替レートが一定期間上昇と下落を繰り返す
  2. レンジ相場が永遠と続くことはない
  3. レンジブレイク後は値動きが大きくなりやすい

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.為替レートが一定期間上昇と下落を繰り返す

レンジ相場は、一定期間価格が上昇と下降を繰り返す特徴があります。

為替レートがレジスタンスラインもしくはサポートラインを抜ける(以後、レンジブレイク)までは、大きな値動きを見せることが少ないでしょう。

レンジ相場では、レジスタンスラインやサポートラインに近付いたタイミングで、反発する値動きを予測し、取引するのが一般的です。

2.レンジ相場が永遠と続くことはない

レンジ相場は永遠と続くわけではなく、いずれレンジブレイクが発生します。

その後、上昇トレンドや下降トレンドが発生して大きな値動きをするケースも少なくありません。

特に経済指標の発表や要人発言があると、値動きが大きくなりやすいので注意が必要です。

3.レンジブレイク後は値動きが大きくなりやすい

レンジブレイク後は、大きな利益を狙いやすいことから注文が殺到し、値動きが大きくなる傾向があります。

例えば、レジスタンスラインを超えると、上昇トレンドの発生を期待するトレーダーが大量の買い注文を入れ、価格が急激に上昇する可能性が高まります。

ただし、レンジブレイク後に、必ずしも値動きが大きくなるわけではないので、取引時にはチャート分析をしたり損切りラインを設定したりするように意識しましょう。

FXのレンジ相場を活用したトレード手法

レンジ相場では逆張りの方が利益を狙いやすいといわれています。

逆張りとは、チャートの値動きに逆らって取引する方法のことです。

レンジ相場は一定の範囲内で価格が上下するので、レジスタンスライン付近で売りエントリー・サポートライン付近で買いエントリーをすると利益が狙いやすくなります。

ただし、レンジ相場は永続的ではなく、ブレイクやだましによって損失が出る可能性があるため、取引する際はあらかじめ損切りラインを設定しておくことが大切です。

インジケーターでレンジ相場を見極める方法

レンジ相場は、以下のインジケーターを使うと見極めやすくなります。

  1. 移動平均線
  2. ボリンジャーバンド
  3. RSI

インジケーターごとのレンジ相場の判断方法を見ていきましょう。

1.移動平均線

移動平均線とは、一定期間の価格の平均値を結び、折れ線グラフとして表示するインジケーターです。

移動平均線の向きや角度で、相場の方向性や強さを把握できます。

下図のように、移動平均線がほぼ横ばいで推移している場合はレンジ相場、角度をつけて上向きもしくは下向きに推移している場合はトレンド相場と判断できます。

2.ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドは、移動平均線と2本の標準偏差で構成されたインジケーターです。

ボリンジャーバンドの収縮と拡大によって、トレンドの方向性を判断できます。

下図の丸で囲んだ部分は、右側よりもボリンジャーバンドが収縮し、平行に近い形状になっています。

このような状態が見られたときは、レンジ相場であるといえるでしょう。

4時間足3

また、ボリンジャーバンドを活用してエントリーポイントを探ることも可能です。

一般的に、ボリンジャーバンドの+2σ(一番高値のライン)と−2σ(一番安値のライン)の間に価格が収まる確率は95.45%といわれています。

そのため、+2σに近づいたら下落、−2σに近づいたときは上昇する可能性が高いので、以下のような売買サインとしても使えるでしょう。

シグナルサイン 売買方向
+2σに価格がタッチ 売りエントリー
−2σに価格がタッチ 買いエントリー

ボリンジャーバンドについてはこちらで詳しく解説!

3.RSI

RSIは「Relative Strength Index」の略称で、相場の過熱感がわかるインジケーターです。

0から100%の範囲で動く指標で、70%以上の場合は買われ過ぎ、30%以下の場合は売られ過ぎを示唆します。

下図のように、30%から70%の範囲内で推移している場合は、レンジ相場と判断できます。

ボリンジャーバンドと同様に、エントリーポイントを探す際にも活用できます。

RSIが70%以上の場合は下落する可能性が高く、逆に30%以下の場合は上昇する可能性が高いとされています。

そのため、以下のような売買サインとしても使えるでしょう。

シグナルサイン 売買方向
RSIが70%以上 売りエントリー
RSIが30%以下 買いエントリー

FXトレードに活用できるインジケーターはこちらで詳しく解説!

FXのレンジ相場になりやすい通貨ペア

レンジ相場になりやすい通貨ペアは、その分急激な値動きが少なく、リスクを抑えた取引がしやすい特徴があります。

レンジ相場になりやすい通貨ペアの例は以下の通りです。

  • 米ドル/円(USD/JPY)
  • ユーロ/米ドル(EUR/USD)

このような先進国同士の通貨ペアは、取引通貨量が安定していることから、比較的レンジ相場が発生しやすいとされています。

ただし、値動きの小さい通貨ペアでは、大きな利益が出しにくい傾向もあるため、自分の取引スタイルにあった通貨ペアを選ぶことが大切です。

初心者におすすめの通貨ペアはこちらで詳しく解説!

レンジ相場でのFX取引の注意点

レンジ相場でFX取引をする場合は、以下の4点に注意しましょう。

  1. レバレッジを高くし過ぎない
  2. 損切りラインを決める
  3. マルチタイムフレーム分析で相場を把握する
  4. FX初心者にとっては難易度が高い

それぞれ詳しく解説します。

1.レバレッジを高くし過ぎない

レンジ相場での取引は、獲得できる値幅が小さいので、より多くの利益を狙うためにはレバレッジを高く設定するのが効果的です。

しかし、投資資金と見合わないレバレッジをかけると、大きな損失を受けてしまう可能性があります。

このような状況を避けるには、許容できる損失額を把握したうえで、適切なレバレッジで取引することが大切です。

加えて、ゼロカットシステムのあるFX業者を選ぶことでも、大きな損失を受けるリスクを減らせます。

ゼロカットシステムとは、トレーダーが口座の資金以上の損失を受けたときに、そのマイナス分をFX業者が負担してくれる仕組みのことです。

BigBossでもゼロカットシステムを導入しているので、リスクを抑えて取引したい方は、ぜひ口座開設してみましょう。

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2.損切りラインを決める

レンジ相場で逆張りを狙うときは、ブレイクやだましによって大きな損失を受けないように、損切りラインを決めてからエントリーすることが大切です。

損をしたくない気持ちから、損切りができない場合は、逆指値注文などを使って自動的に損切りできるようにするのもおすすめです。

損切りラインの決め方はこちらで詳しく解説!
逆指値注文の設定方法はこちらで詳しく解説!

3.マルチタイムフレーム分析で相場を把握する

マルチタイムフレーム分析とは、複数の時間足を使って相場を分析する手法です。

例えば、5分足ではレンジ相場に見えても、4時間足などの上位足に切り替えるとトレンド相場となっているケースがよくあります。

マルチタイムフレーム分析のコツは、上位足から順番に分析し、レンジ相場かトレンド相場かを確認することです。

複数の時間足でレンジ相場であると確認できたときは、だましのリスクが低いと判断できるでしょう。

4.FX初心者にとっては難易度が高い

レンジ相場の取引でメインとなる逆張りは、順張りよりも、エントリーポイントがわかりにくく、損切りのタイミングも難しいといわれています。

また、レンジ相場は値幅がレンジ内に限定されているため、トレンド相場に比べて大きな利益を狙いにくい特徴があります。

初心者の場合は、大きな値幅を獲得しやすいトレンド相場で順張りを狙った方が、安定して利益が得られる可能性が高いでしょう。

▶︎順張りと逆張りの違いやトレード方法はこちらで詳しく解説!

まとめ:レンジ相場を見極めて利益を狙おう

レンジ相場とは、一定の範囲内で価格が上がったり下がったりを繰り返すため、レジスタンスライン付近で売る、サポートライン付近で買うといった逆張りが基本となります。

レンジ相場では獲得できる値幅が小さいため、レバレッジをかけた取引が有効です。

レンジ相場で利益を狙いたい方は、レバレッジの高い業者を選びましょう。

レバレッジが高いFX業者を探している方には、BigBossをおすすめします。

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