と疑問に思ったことはありませんか?
FXの中でも人気ある銘柄ペアのポンド円、トレードをしてみようと考える初心者の方も少なくありません。
しかし、人気な銘柄ではありますが値動きが大きく難易度は決して優しくはないペアです。
そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。
- ポンド円の特徴
- ポンド円のトレードポイント
- ポンド円はFX初心者でも取扱えるのか
値動きが大きい特徴をしっかりと捉えることで、利幅も大きく狙えるチャンスある銘柄ペアです。
ポンド円でトレードを始めてみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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Contents
FXのポンド円とは
ポンド円とは、イギリスの法定通貨のポンドと日本の法定通貨の円を組み合わせたFXの通貨ペアです。
かつて1900年代前半には世界の基軸通貨として活躍したポンドと、現代でもドルとユーロに次ぐ取引量がある日本円を組み合わせた、人気の通貨ペアとなります。
値動きが大きく日本円をペアとすることから国内でも取引に使うトレーダーも多く、国内海外どちらのFX業者でも取扱われています。
クロス円の通貨ペア
ポンド円は名前の通り、ポンドと日本円を取引する銘柄ペアではありますが、実際には直接ポンドと円の取引が行われているわけではありません。
FXの外国為替市場においては世界の基軸通貨である米ドルを介して取引が行われるため、日本円で米ドルを買い、米ドルでポンドを買うことで取引が行われているのです。
この米ドルが直接絡む銘柄ペアについてはドルストレートと呼び、米ドルが絡まない銘柄ペアにおいてはクロス円と呼びます。
人気通貨ペアの1つ
世界の基軸通貨は現在米ドルですが、かつて1944年以前の基軸通貨はイギリスのポンドでした。
そのポンドは現在でも米ドルやユーロ、日本円に次ぐ取引量を持ち需要ある通貨としてFX内でも人気を集めています。
さらにポンド円は日本円が絡むことからも馴染みある銘柄として、多くのトレーダーが選び取引を行っています。
FX業者が取扱う銘柄ペアは国内業者なら20~30種類、海外業者なら40種類を超える取扱いがありますが、その中でもポンド円は多くの業者で取り扱われており、取引量が上位5位以内に入ってることが多いです。
FXのポンド円の特徴
ポンド円は銘柄ペアとしていくつかの特徴を持ちます。
- 欧州経済圏のユーロと連動しやすい
- ボラティリティが大きい
- 比較的情報を集めやすい
- FX初心者には難易度が高いペア
それぞれ順番にポンド円の特徴を紹介していきましょう。
欧州連合のユーロと連動しやすい
ヨーロッパを中心に形成する欧州連合EUの基軸通貨ユーロとイギリスのポンドは、連動しやすい特徴を持ちます。
というのも現在は離脱しましたが以前はイギリスもEUに加盟しており、地理的に近く経済的にも結びつきが強いことからユーロとポンドは連動する動きを見せます。
そのため、ポンド円で上昇トレンドが起きる時はユーロ円でも上昇トレンドが起きやすくなります。
ただし、常に連動するわけではなく、他の通貨ペアに比べると連動しやすいという点は覚えておきましょう。
ボラティリティが大きい
価格変動の度合いを意味するボラティリティが、ポンドは大きいといった特徴を持ちます。
こちらポンド円の日足チャートとなりますが、ヒゲを残すほど大きく動いた1日の足を見てみると、184.9円から178.5円と6円以上価格が動いており、他の日も3円近く動くことが平気であります。
メジャーな通貨ペアとして取引量も多いため、トレーダーにとってはチャンスが多い銘柄ペアなため人気を集める側面も持つのです。
ボラティリティが小さい銘柄ペアだと満足にトレードできないこともあるため、ボラティリティの大きさで見ると有利な銘柄ペアとなります。
比較的情報を集めやすい
FXの通貨の中には、ネットで調べても情報を集めづらい国の通貨も存在します。
しかし、米国や日本の情報に次いで欧州イギリスの情報は収集しやすく、マイナーな銘柄ペアに比べるとファンダメンタルズ分析などを行いやすいです。
特にFXにおいて価格を大きく動かす世界各国の経済指標では、イギリスの発表もしっかりと確認できます。
トレードにおいて情報はかなり重要なものとなるため、情報を比較的得やすいポンドはトレードの戦略を立てられる銘柄ペアとなります。
▶海外FXで指標発表時の取引がなぜ禁止されているのかこちら解説
FX初心者には難易度が高いペア
ボラティリティが大きくトレードでの情報を得やすいポンド円ですが、これからFXを始める初心者の方にとって、いきなりおすすめできる銘柄とは言えません。
というのもボラティリティが大きく値動きが早いことからトレードで対応できず、一度の失敗で大きな損失を抱えてしまう可能性があるためです。
それと、情報が得やすいと言っても米ドル円の方が情報を得やすく、FX初心者の方だと総合的にトレードの難易度が低くなります。
そのため、FXを始めた段階で選ぶよりも、米ドル円のトレードに慣れた次の銘柄ペアとしておすすめです。
ただ完全におすすめできないというわけではなく、リスクが高くなることからFXを始めたばかりの状態では避けた方が良いという意味です。
もし、初心者の内からポンド円をトレードしたいという場合には、次のトレードポイントをしっかりと押さえてトレードを始めることをおすすめします。
ポンド円のトレードポイント
実際にポンド円をトレードする際には、いくつか押さえておきたいポイントが存在します。
- クロス円の通貨ペアと相関性が高い
- ロンドン時間から値動きが活発化する
- ドル円と比べるとスプレッドが広め
- ボラティリティの大きさを活かすトレード
- 損切りラインの設定は必ず行う
これからポンド円のトレードを始めるという場合には、しっかりと確認してからトレードを始めてみましょう。
クロス円の通貨ペアと相関性が高い
FXには相関性と呼ばれる、片方の変化がもう片方に影響を与える関係性が存在します。
例えば、通貨ペアAが上昇すると通貨ペアBも上昇する場合を相関性があるとし、通貨ペアAが上昇すると通貨ペアCは下落する場合を逆相関性があると言います。
この相関性がポンド円と他のクロス円通貨ペアにおいては高い状態にあります。
米ドル円、ユーロ円、豪ドル円、フラン円などは相関性があることからポンド円の上昇と共に上昇しやすいです。
そのため、特にポンド円と相関性が高いユーロ円についてはお互いチャートを監視しておくことで、ユーロ円が先に動いた時にはポンド円も追随して動く予測を立てるといったトレードができます。
ロンドン時間から値動きが活発化する
FXには東京市場、ロンドン市場、ニューヨーク市場の3大市場があり、各市場の開催時間によって活性化する銘柄ペアが異なります。
ポンド円はイギリスの通貨であるためロンドン市場の時間から値動きが活性化しやすいです。
そのため、東京市場でもある程度の値動きは発生しますがロンドン市場の方が参加者が多いため、ポンド円をトレードする場合にはロンドン市場の開催時刻である17時~27時の参加がおすすめです。
それとロンドンフィキシング(通称:ロンフィク)と呼ばれる金取引の価格決めのイベントもあるため、ロンドン時間の値動きや特徴はしっかりと押さえておきましょう。
ドル円と比べるとスプレッドが広め
買値と売値の差額であるスプレッドが、ポンド円は広めに設定される傾向があります。
特に米ドル円のペアと比べるとスプレッドが広くなりやすく、海外FX業者では2pips前後、国内FX業者でも1pips前後のスプレッドがあります。
トレード回数が増えるとスプレッドの広さでコストが増大するため、スキャルピングやデイトレードといった短期トレードを行う場合には注意しておきましょう。
ボラティリティの大きさを活かすトレード
ポンド円の特徴としてボラティリティが大きいと紹介しましたが、この特徴をトレードに活かしていきましょう。
短期トレードであればスプレッドの広さをカバーできるだけの利確値幅、中長期のトレードであればトレンドを狙うトレードとの相性が良いです。
その中でも特に1回のトレードである程度の値幅が狙えるスイングトレードとの相性が良く、ポンド円のボラティリティの大きさをしっかりと活かせます。
ただし、値動きの反転も急に起こるためしっかりとトレンドについては見極められるように、テクニカル分析を使って判断していきましょう。
▶FX初心者でも使いやすく副業との相性も良いスイングトレードの解説
損切りラインの設定は必ず行う
ボラティリティが大きく1回のトレードで広く利幅を狙う際には、同時に反対方向の含み損に対する値動きも想定しておかなければなりません。
FXは常に勝てるわけでは無く負ける場面もあり、どれだけ損失額を小さく出来るかがトレードの技術力となります。
ボラティリティの大きさはリスクの大きさでもあるため、しっかりとリスクをカバーするためにも損切りラインを設定するようにしましょう。
許容できる値幅や損失額を決めておき、ライン到達での手動損切り、または逆指値注文による自動損切りを設定します。
損切りは全てのトレードにおいて必須のスキルとなるため、もし曖昧な損切りしかできていない人は、今一度損切りを学びなおしてみましょう。
まとめ:ポンド円をトレードするならしっかりとトレード技術を磨こう
ポンド円はイギリスの法定通貨のポンドと日本の法定通貨の円を組み合わせたFXの通貨ペアで、ドル円やユーロドルに次ぐ人気を持ちます。
ボラティリティが大きくしっかりと利益を得られる反面、損失も同様のリスクがあることから、しっかりとトレード技術を身に付けた状態でトレードすることをおすすめします。
テクニカル分析を使いしっかりとエントリーや損切りができるようになれば、ポンド円の大きなボラティリティを活かしたトレードで利益を狙えるようになります。
ただし、それでもFXには一瞬の値動きが大きな損失を抱えてしまうリスクもあるため、最悪の事態を想定してゼロカットを使える業者でトレードをしましょう。
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