海外FX取引

海外FXでは約定拒否が起きにくいって本当? 約定率や約定スピードについても解説

「FXの取引で約定拒否されたくない」
「海外FXで約定拒否されないFX業者を探している」

FXの取引で利益を安定的に得るためには、約定拒否されないのが前提です。

ただ、SNSやインターネットの掲示板でも、時々約定拒否されて嘆いている人がいます。

特にスキャルピングやデイトレードをしているから、約定拒否されないFX業者を知りたいと考えている人も多いのではないでしょうか?

そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。

  • 約定拒否やリクオートなどとの違い
  • 約定拒否をされると困る点
  • 海外FXが約定拒否されにくい理由

記事の後半では、約定拒否が発生しにくいFX業者も紹介するので、もう悩む必要はありません。

ぜひ、参考にしてみてください。

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約定拒否とは? リクオートやスリッページとの違い

注文方式による違いはあるものの、FX業者は顧客から受けた注文をインターバンクへ流します。

ただ、FXの相場では、いつも注文が成立するとは限りません。経済指標の悪化・要人発言・機関投資家による仕掛けなどにより、価格が大きく動いた場合、FX業者が注文を受け付けないケースもあります。

このようなケースは約定拒否と呼ばれています。

約定拒否をする理由は、価格が大きく動いた時に注文を受け付けると、FX業者が大きな損失を被るからです。

また顧客が出した注文に対して、インターバンク市場に相対する注文がなかった場合も、約定拒否されます。

そして、約定拒否とよく混同しやすい言葉にリクオートやスリッページがあります。

リクオートは、顧客が注文した価格では約定されずに、FX業者側から別の価格を提示してくる行為を指します。

例えば、1ドル100円でロング注文したところ、FX業者から100.01円を提示されるようなケースです。

スリッページは、顧客が注文した価格と約定した価格にずれが発生する現象です。

つまり、約定拒否やリクオートとは異なり、注文自体は成立しています。

このように、FXでは常に注文した価格で売買が成立するわけではありません。利用するFX業者によっては、約定拒否やスリッページなどが起きるリスクも把握しておきましょう。

スリッページの原因は対策はこちら!

約定拒否されると困る点

そもそも、なぜ約定拒否されると困るのでしょうか?

この章では、約定拒否されると困る点について解説します。

  1. エントリーに失敗して利益を得られるチャンスを逃す
  2. 利確や損切りが遅れる

特に、スキャルピングやデイトレードをする人は、必ず把握しておきましょう。

1. エントリーに失敗して利益を得られるチャンスを逃す

利益を得られるチャンスと考えてエントリーしても、約定拒否をされると、当初の価格でポジションを保有できなくなる可能性があります。

特に、エントリーしてすぐに想定通りの方向に価格が大きく動いた場合は、二度とチャンスが来なくなるかもしれません

例えば、1ドル140円でドル円を1ロット分ロング注文したにもかかわらず、約定拒否されたケースで考えてみましょう。

約定拒否された後にエントリーできないまま、ドル円の価格が145円まで上昇した場合、50万円の利益を逃します。

(145円-140円)×1ロット(10万通貨)=50万円

実際、約定拒否は値動きが激しくなる時間帯に発生する可能性が高いので、このようなことが起きてもおかしくありません。

そのため、長期的に安定した利益を得るには、約定拒否されないFX業者を選ぶ必要があります。

2. 利確や損切りが遅れる

約定拒否は、エントリーだけでなく決済をする際も発生する可能性があります

約定拒否が発生すると、利確や損切りの遅れにつながるので、注意が必要です。

例えば、含み損のあるポジションを決済した時に約定拒否されると、再度注文するまでの間に価格が逆行してしまう可能性があります。

特にスキャルピングでは、1秒の遅れが大きな損失に直結するため、約定拒否されやすいFX業者は避けなければなりません。

損切りの決め方はこちらで解説!

海外FXが国内FXよりも約定拒否される確率が低い理由

FXの取引をする際に国内FXと海外FXのどちらを選ぶか悩んでいるかもしれません。

実は、約定拒否をされる確率が低いのは海外FX業者です。

海外FX業者の方が約定拒否をされる確率が低い理由は、採用されている注文方式が国内FX業者とは違うからです。

まず、DD方式を採用している国内FXでは、顧客の注文を以下の手順でインターバンク市場へ流します。

  1. 顧客が注文
  2. FX業者のディーラーが注文をカバーするか検討する
  3. 顧客と同じ注文をインターバンクのカバー先金融機関に出す

注意しなければならないのは、顧客からの注文をカバー先金融機関に流すかどうかの決断がFX業者のディーラーに委ねられる点です。

つまり、DD方式では仕組み上、ディーラーが約定を拒否できます。

一方、海外FX業者ではNDD方式を採用しているFX業者がほとんどです。

NDD方式では、顧客の注文を以下のいずれかの方法でインターバンク市場へ流します。

STP方式の場合 FX業者が自動的にインターバンク市場へ注文を流す
ECN方式の場合 FX業者を経由せず、直接インターバンク市場へ注文を流す

NDD方式の場合、どちらのケースも自動的にインターバンク市場へ注文を流すので、FX業者のディーラーが約定拒否をするリスクはほとんどありません。

そのため、約定拒否を避けたいなら海外FX業者を利用しましょう。

DD方式やNDD方式について詳しくはこちら!

約定拒否されないために見るべき3つのポイント

ほとんどの海外FX業者ではNDD方式を採用していますが、全く約定拒否をされないとは限りません。

そのため、以下のポイントを確認した上でFX業者を選ぶ必要があります。

  1. 約定率が100%に近い
  2. 約定スピードが速い
  3. 取引インフラへの不安がない

それぞれのポイントについて順番に見ていきましょう。

1. 約定率が100%に近い

海外FXで約定拒否を避けるためには、約定率が100%に近い業者を選ぶ必要があります。

約定率は「約定数÷注文数」で求められます。

例えば、100回注文をして98回約定した場合の約定率は98%です。

また、経済指標の発表前後など取引量が増える時間帯は、他の時間よりも約定拒否されるリスクが高くなります。

取引量が多い時間帯でも約定率が安定して高いのかを確認しておきましょう。

2. 約定スピードが速い

約定率が高ければ約定拒否は避けやすくなりますが、それだけで安定的に利益を得られるわけではありません。

約定スピードも重要な要素です。約定スピードとは、注文してから約定するまでのスピードです。

仮に約定スピードが遅ければ、思うように利益を得られなくなります。

例えば、1ドル150円で保有したロングポジションを決済する際、151円と150.95円では得られる利益が大きく変わる可能性があります。

特に、取引量が多くなるロンドン市場やニューヨーク市場が開く時間帯は、約定スピードの速さが損益に直結するので重要な要素です。

3. 取引インフラへの不安がない

FX業者によって、取引に利用するサーバーの設置場所やサーバー自体のスペックなど取引インフラの環境が異なります。

例えば取引インフラの環境が悪ければ、レートの配信が遅延したり、注文が殺到した時にサーバーがパンクしたりするリスクもあります。

そうなれば、スムーズに注文が通らないので、損失を被るかもしれません。

取引インフラが整っている環境で取引をしたいなら、Equinix社のサーバーを採用している業者を選びましょう。

Equinix社は、高速接続が可能なデータサーバーを提供しており、レートの配信遅延を大幅に減らせます。

また、世界24カ国にサービスを展開しており、AmazonやGoogleも採用しているため信頼性は高いです。

このように約定率だけでなく、約定スピードや取引インフラも含めて、FX業者を選びましょう。

約定拒否されるリスクの低い海外FX業者3選

約定拒否を避けたいけど、どのFX業者を選べば良いか悩んでいませんか?

そこで、約定拒否されるリスクが低く、取引条件も良い海外FX業者を3社紹介します。

  1. BigBoss
  2. AXIORY
  3. Titan FX

それぞれのFX業者について順番に見ていきましょう。

1. BigBoss

BigBossは、自社のサーバーをEquinix社のデータセンターに置いているため、約定力の高い環境で取引できます。

約定拒否はもちろん、スリッページやリクオートが発生するケースもほとんどありません

また、機関投資家やヘッジファンドなどの大口注文でも、安定して約定できます。

最大レバレッジが1,111倍、取引毎にもらったBigBossPointでガチャを引いて多くのボーナスをもらえるといったメリットもあります。

ぜひ、この機会に口座開設してみてください。

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2. AXIORY

出典:AXIORY

AXIORYは、公式サイト上で、定期的に約定率や約定スピードなどの情報を公開しています。

AXIORYの約定率が99.99%と高い理由は、Equinix社のサーバーを採用しているからです。

また、AXIORYのエンジニアは異常が発生していないか24時間365日監視し続けています

ただし、最大レバレッジが400倍と他の業者よりも低いため、資金の少ない人は取引しにくいでしょう。

3. Titan FX

出典:Titan FX

Titan FXもEquinix社のサーバーを採用しており、データセンターをニューヨークに置いています。

そのため、主要なリクイディティサーバーとの接続に遅延が発生しにくく、約定拒否はもちろんスリッページのリスクも低いです。

ただ、Titan FXはボーナスキャンペーンを一切開催していません。ボーナスももらいたい場合は、別のFX業者も検討しましょう。

まとめ:海外FXで取引するなら約定拒否を避けよう

海外FXで多くの利益を得るためには、約定拒否を避ける必要があります。約定拒否が多いFX業者では、取引のチャンスを逃してしまいます。

特にスキャルピングやデイトレードをしたい人は、約定率だけでなく、約定スピードや取引インフラの要素も踏まえてFX業者を選びましょう

約定力が安定しており、レバレッジが高いFX業者を探している人には、BigBossをおすすめします。

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