と考えていませんか?
FXでは最初にどの通貨ペアで取引するのか選択しなければなりません。
おすすめの通貨ペアは「USD/JPY(米ドル/円)」「EUR/USD(ユーロ/ドル)」「AUD/JPY(豪ドル/円)」の3つです。
本記事では、以下の内容について詳しく解説します。
この記事でわかること
- 通貨ペアに関する基礎知識
- 通貨ペアの選び方
- 初心者におすすめの通貨ペア
最後まで読めば、初心者がどの通貨ペアで取引すれば良いのか分かります。
ぜひ、参考にしてみてください。
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Contents
海外FXの通貨ペア
FXは通貨ペアである2種類の通貨を売買し、その差額で利益を得ます。
海外FXでは国内FXに比べて通貨ペアの数が多いのが特徴です。
1章ではFXの通貨ペアについて詳しく解説します。
通貨ペアとは?
通貨ペアとは、FXの取引における通貨の組み合わせです。
たとえば、海外FXでは米ドル/円を「USD/JPY」と表現します。
ここでは通貨ペアについて詳しく解説します。
メジャー通貨とマイナー通貨
通貨ペアには「メジャー通貨」と「マイナー通貨」があります。
メジャー通貨とマイナー通貨の違いは、流動性の高さです。
メジャー通貨の流動性 | 取引量が多いため、売買が成立しやすくなる |
マイナー通貨の流動性 | 取引量が少なく流動性が低いため、売買が成立しにくくなる |
流動性が高いほど、注文が成立しやすく値動きも緩やかになるので、初心者でも取引しやすくなります。
一方、流動性が低い通貨ペアは取引する人が少ないので、ちょっとしたニュースで大きく価格が動きやすくなります。
さらに流動性が高い通貨と低い通貨では、値動きの幅も全く異なるので注意しなければなりません。
例えば流動性の高いEUR/USD(ユーロ/ドル)と流動性が低いTRR/JPY(トルコリラ/円)を例に解説します。
以下は、2021年1月~2022年7月のEUR/USD(ユーロドル)の週足チャートです。
この期間中、EUR/USD(ユーロドル)の価格は19%も下落しています。
次のチャートは同じ期間のTRR/JPY(トルコリラ/円)の週足チャートです。
TRR/JPY(トルコリラ/円)は、60%も下落しており、下落幅はEUR/USD(ユーロドル)よりも大きいといえます。
このように流動性の低い通貨ペアは、値動きがより大きくなるので、損失額が膨れ上がる可能性が高くなります。
ドルストレートとクロスレート
通貨ペアには「ドルストレート」と「クロスレート」があります。
ドルストレートとは世界の基盤通貨である米ドルと組み合わされた通貨ペアのことです。
たとえば、USD/JPY(米ドル/円)、EUR/USD(ユーロ/米ドル)などです。
一方、クロスレートとは米ドルを含まない通貨ペアを指します。
たとえば、EUR/JPY(ユーロ/円)、AUD/JPY(豪ドル/円)などです。
FXにおいて、クロスレートは基軸通貨である米ドルを介して算出されます。
ユーロ/円で取引を行う場合、ユーロを買うために「円を売って米ドルを買い、米ドルを売ってユーロを買う」という2つの取引が発生します。
クロスレートの場合、2種類のドルストレート(米ドル/円とユーロ/米ドル)を使って、クロスレート(ユーロ/円)を算出可能です。
海外FX業者の通貨ペア数一覧
海外FX業者は国内のFX業者と比べて取り扱っている通貨ペアの種類が多い傾向にあります。
ただし、海外FX業者によっても取り扱う通貨ペアの種類が異なります。
以下は、各業者の通貨ペア数を一覧にしたものです。
FX業者 | 通貨ペアの数 |
BigBoss | 43種類 |
AXIORY | 61種類 |
XM | 57種類 |
Traders Trust | 52種類 |
iFOREX | 89種類 |
LAND-FX | 67種類 |
FBS | 37種類 |
Titan FX | 60種類 |
HFM | 53種類 |
FxProやiFOREXでは70種類を超える通貨ペアで取引ができます。
とはいえ、どの業者もUSD/JPY(米ドル/円)やEUR/USD(ユーロ/米ドル)などメジャー通貨は取り扱っているため、必ずしも通貨ペアが多ければ良いわけではありません。
FX業者を選ぶ際には、通貨ペアの数よりもスプレッドやFX業者のレバレッジが重要です。
なぜなら、通貨ペア数が多くてもレバレッジが低かったりスプレッドが広かったりすると、多くの利益を得にくくなるからです。
マイナー通貨にこだわりがないのであれば、取引条件を重視してFX業者を選びましょう。
通貨ペアの選び方
どの通貨ペアで取引をすればいいのか悩んでいる人もいるでしょう。
通貨ペアを選ぶ際は以下の3つに注目します。
それぞれについて詳しく説明します。
1. 取引量
FXで取引をするのであれば、取引量の多い通貨ペアを選ぶといいでしょう。
取引量が多い通貨ペアのほうが為替の値動きが大きいため利益を狙えるチャンスが多いです。
一方、取引量の少ない通貨ペアは為替の値動きが小さく利益を狙いにくい傾向にあります。
公益財団法人 国際通貨研究所による「国際通貨研レポート(2022)」によると世界の外為市場取引額の通貨ペアのシェア率は以下になります。
通貨ペア | シェア率 |
USD/EUR | 22.7 |
USD/JPY | 13.5 |
USD/GBP | 9.5 |
USD/CNY | 6.6 |
USD/CAD | 5.5 |
USD/AUD | 5.1 |
USD/CHF | 3.9 |
USD/HKD | 2.4 |
USD/その他 | 19.3 |
EUR/その他 | 7.8 |
その他ペア | 3.8 |
USD/EUR(米ドル/ユーロ)は世界シェア率20%超と取引量の多い通貨ペアです。
2. 安定性
通貨の安定性も通貨ペアを考えるうえで重要です。
米ドル、ユーロ、円などの通貨は比較的安定していますが「トルコリラ」や「メキシコペソ」などは国内の情勢不安から通貨価値が安定せず、いつ暴落してもおかしくないと言われています。
したがって、通貨価値が安定しない通貨ペアでの取引は大きなリスクを伴います。
トルコリラやメキシコペソは金利が高く、スワップポイント狙いで取引をする人も多いですが、リスクを十分に理解したうえで通貨ペアを検討しましょう。
3. スプレッド
スプレッドの狭さも通貨ペアによって変わります。
実際にBigBossの口座別にスプレッドを比較しました。
通貨ペア | 種別 | デラックス口座の
スプレッド |
スタンダード口座の
スプレッド |
プロスプレッド口座の
スプレッド |
EUR/USD | メジャー通貨ペア | 1.6pips | 1.4pips | 1.3pips |
USD/JPY | メジャー通貨ペア | 1.7ips | 1.4pips | 1.1pips |
AUD/USD | メジャー通貨ペア | 1.9pips | 1.7pips | 1.7pips |
GBP/USD | メジャー通貨ペア | 1.8pips | 1.6pips | 1.8pips |
USD/CHF | メジャー通貨ペア | 1.8pips | 1.6pips | 1.4pips |
EUR/AUD | マイナー通貨ペア | 2.3pips | 2.1pips | 1.8pips |
USD/MXN | エキゾチック通貨ペア | 96.8pips | 96.9pips | 94.2pips |
※スプレッドは2024年11月28日12時35分時点
※表に記載されているプロスプレッド口座のスプレッドは、往復の取引手数料を含めた実質スプレッドです。
一般的に、メジャー通貨に比べてマイナー通貨やエキゾチック通貨ペアはスプレッドが広くなります。
たとえば、USD/JPY(ドル円)ではスプレッドが狭い傾向にありますが、マイナー通貨やエキゾチック通貨ペアでは広がりやすいです。
おすすめの通貨ペア3選
FXが初めての方は、どの通貨ペアを選べば良いのかわからない方も多いのではないでしょうか?
そこで初心者トレーダーにおすすめの通貨ペアを3つ紹介します。
それぞれの通貨ペアの特徴を見ていきましょう。
1. USD/JPY(ドル/円)
まずおすすめは、日常的に使っている円絡みの通貨ペアの中で、最もなじみが深いUSD/JPY(ドル/円)です。
USD/JPY(ドル/円)は比較的値動きが緩やかなので、損するのが怖い方でも取引しやすいといえます。
また、以下のチャートは2022年1月~7月15日の日足チャートですが、時折長期的なトレンドが発生するケースもあります。
スプレッドも狭いため、スキャルピングやデイトレードでも利益を出しやすい通貨ペアの1つです。
2. EUR/USD(ユーロ/ドル)
EUR/USD(ユーロ/ドル)は、取引量が世界で最も多い通貨ペアで、初心者の方にもおすすめです。
EUR/USD(ユーロ/ドル)の値動きが活発化するのは、ロンドン時間の開始時間である日本時間午後4時(冬時間の場合は午後5時)頃からです。
そして、アメリカの市場参加者が増える21時~朝4時頃にかけても激しく動きやすくなります。
次にEUR/USD(ユーロ/ドル)の値動きの推移を見てみましょう。
以下は、2022年1月~7月15日の日足チャートです。
2022年1月時点では1.13ドル付近で推移していましたが、3月以降は強い下降トレンドが形成され、2022年7月15日時点ではついに1.0ドル付近まで下がりました。
EUR/USD(ユーロ/ドル)は、一度トレンドが発生すると長期化しやすく、初心者でも値動きを読みやすい通貨ペアです。
特に上昇局面での押し目買いや下降局面での戻り売りを狙えば、比較的利益を得られる可能性が高くなります。
USD/JPY(ドル円)と同じくらいスプレッドが狭いので、スキャルピングもしやすいです。
3. AUD/JPY(豪ドル/円)
AUD/JPY(豪ドル/円)はオーストラリアドルと日本円の通貨ペアです。
AUD/JPY(豪ドル/円)はUSD/JPY(ドル/円)よりもややスプレッドが広くなりますが、それでも取引しやすい水準です。
また、豪ドルも主要通貨の1つなので、比較的情報は得やすいといえます。
続いてAUD/JPY(豪ドル/円)の値動きを見てみましょう。
2022年1月~7月15日までの日足チャートを見ると、当初は81円台でしたが、2月~4月にかけて95円台まで上昇しました。
その後は一旦反落したものの、再び上昇し、6月には一時97円台まで上昇しています。
AUD/JPY(豪ドル/円)の値動きは、USD/JPY(ドル/円)と似た動きを見せやすいため、チャート分析もしやすいです。
さらにEUR/JPY(ユーロ/円)やGBP/JPY(ポンド/円)よりも値動きが緩やかなので、初心者でも損失を抑えながら取引できます。
おすすめの海外FX業者を解説
ここからは通貨ペアが多い且つおすすめの海外FX業者を3社紹介します。
それぞれの海外FX業者を利用するメリットにも触れるので、ぜひ参考にしてみてください。
1. BigBoss
BigBossは2013年からサービスを展開し始めた海外FX業者です。
FX業者名 | BigBoss |
通貨ペア数 |
|
最大レバレッジ | 2,222倍 |
スプレッド※ |
|
ボーナスキャンペーンの有無 |
|
日本語サポートの対応時間 | 10時~25時(月曜日~金曜日) |
※スプレッドは2024年11月28日13時30分時点
※表に記載されているスプレッドは、往復の取引手数料を含めた実質スプレッドです。
BigBossを選ぶメリットは、次の通りです。
- 最大レバレッジ2,222倍
- 円絡みのエキゾチック通貨ペアを取引できる
- 取引ごとにBigBossポイントがもらえる
ほとんどの海外FX業者では、円絡みのマイナー通貨を提供していません。
しかし、BigBossでは2022年7月よりエキゾチック通貨ペアにおいてクロス円の通貨ペアが追加されました。
そのため、スワップトレードもより取引しやすくなっています。
さらに、BigBossでは取引ごとにボーナスに交換できるBigBossポイントがもらえます。取引するほど証拠金が増えるので、ぜひ口座開設してみてください。
\取引できる通貨ペアが43種類もある!/
2. XM
出典:XM
XMは日本人に人気が高い海外FX業者です。
FX業者名 | XM |
通貨ペア数 | 57種類 |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
スプレッド※ |
|
ボーナスキャンペーンの有無 |
|
日本語サポートの対応時間 | 24時間(月曜日~金曜日) |
※スプレッドは2024年11月28日13時30分時点
※表に記載されているスプレッドは、往復の取引手数料を含めた実質スプレッドです。
XMのメリットは3つあります。
- 通貨ペアが豊富に揃っている
- ボーナスが豊富
- 最大レバレッジが1,000倍
XMの取扱銘柄は57種類と海外FXでもトップクラスの多さです。
また、口座開設ボーナスや入金ボーナスがあるため、初めから多くの証拠金で取引しやすいです。
最大レバレッジも従来の888倍が1,000倍まで引き上げられ、資金が少ない方でも、より取引がしやすくなりました。
ただし、スプレッドの狭いZero口座はレバレッジが500倍に制限されています。加えて口座残高が200万円を超えると、最大レバレッジが200倍まで制限されるので、ハイリスク・ハイリターンの取引が難しくなります。
3. Traders Trust
Traders Trustは2009年に設立された海外FX業者です。
FX業者名 | Traders Trust |
通貨ペア数 | 52種類 |
最大レバレッジ | 3,000倍 |
スプレッド※ |
|
ボーナスキャンペーンの有無 |
|
日本語サポートの対応時間 | 24時間対応(月曜日~金曜日) |
※スプレッドは2024年11月28日13時30分時点
※表に記載されているスプレッドは、往復の取引手数料を含めた実質スプレッドです(VIP口座の最小スプレッドは0ですが往復3ドルの手数料がかかります)
Traders Trustのメリットは、次の通りです。
- ボーナスが豊富
- 欧州系のマイナー通貨の取引ができる
- 最大レバレッジが3,000倍
Tradrs Trustは口座開設するだけでボーナスがもらえる海外FX業者です。
また、入金ボーナスや取引ボーナスもあるので、最初から証拠金が増やしやすい業者といえます。
しかし、3,000倍のレバレッジで取引できるのは、保有ポジションが1ロットまでです。
ロットを上げていくと、レバレッジが大きく制限されるため注意しましょう。
まとめ:海外FX初心者はメジャー通貨ペアのみの利用で十分
通貨ペアが多ければ、よりトレードチャンスが増えます。とはいえ、必ずしも通貨ペアが多ければ良いわけではありません。
特に初心者は、値動きが激しいマイナー通貨に手を出すと、想定外の損失を被る可能性があります。
したがって、最初はメジャー通貨のみに絞って取引しましょう。
レバレッジが高くクロス円通貨を多く扱っているFX業者を探しているのであれば、BigBossをおすすめします。
BigBossで取引するメリットは3つあります。
- 最大2,222倍のレバレッジで取引できる
- 取引毎にBigBossPointがもらえる
- 約定力が高いSTP/ECN方式を採用
BigBossでは最大2,222倍の高いレバレッジで取引できます。さらに取引毎にBigBossPointを獲得できます。
また、プロスプレッド口座ではSTP/ECN方式を採用しており、約定力の高い環境で取引できます。
ぜひ、口座開設をしてみてください。
\最大2,222倍のレバレッジで取引できる!/