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FXのロンドン時間の特徴|ニューヨーク時間との違いや利益を狙うコツを紹介

ロンドン時間とは?
FXにおけるロンドン時間とは、ロンドン市場が開場して取引が活発になりやすい時間帯のことです。ロンドン時間の中でも、特定の時間に効果的なトレードを行うことで、より大きな利益を出しやすくなるでしょう。

この記事では、ロンドン時間の特徴やニューヨーク時間との違いについて解説します。この記事を読むことで、ロンドン時間に利益を出しやすいトレードスタイルが理解できます。

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FXの取引ができる時間

FXは、原則として平日および祝日(元日は除く)の24時間いつでも取引が可能です。一般的には、日本時間で月曜日の7時頃から土曜日の7時頃まで取引できます。ただし、FX会社によってはメンテナンス時間が設けられており、その間は取引できないため注意しましょう。

三大市場と呼ばれる東京・ロンドン・ニューヨークの各市場が開いている時間帯は、その市場で主に取引される通貨ペアが活発に動く傾向があります。

東京市場:9時から17時
ロンドン市場:17時から27時(夏時間は16時から26時)
ニューヨーク市場:21時から6時

▶️FXの東京時間の特徴|ニューヨーク時間との違いやトレードのコツも紹介

FXのロンドン時間とは?

FXのロンドン時間とは、日本時間の17時から27時(夏時間は16時から26時)で、世界三大市場の一つであるロンドン市場が開場している時間のことです。

他の市場と開場時間が重なる部分が多く、ユーロやポンドなどの通貨を中心にトレード機会が増えやすい特徴があります。

特に、日本時間21時以降はニューヨーク市場の開場と重なるため、値動きが活発になります。

一方で、日本時間19時頃は、昼休みに入るためトレード量が一時的に落ち着く傾向があることも理解しておきましょう。

FXのロンドン時間の特徴

FXのロンドン時間は、世界的に流通量の多いユーロやドルの取引が活発になる時間帯です。そのため、ロンドン時間の特徴を理解することで、時間に合わせたトレードの方向性を決めやすくなります。ここでは、ロンドン時間の特徴について見ていきましょう。

ユーロ/ドルの取引が活発になる

ロンドン市場ではイギリス通貨のポンドではなく、ユーロが主役通貨となります。また、世界で最も流通している通貨は米ドルで、2番目に流通している通貨がユーロです。

このことから、ユーロ/ドルでトレードしているトレーダーは多く、世界的に見てもロンドン時間に取引が活発になります。利益を狙えるエントリーポイントが多くなりやすいため、ロンドン時間は多くのトレーダーに好まれています。

▶︎海外FXではどの通貨ペアを取引すべき? メジャー通貨とマイナー通貨の違いを解説

夏時間(サマータイム)が導入されている

ロンドン時間は、夏時間(サマータイム)が導入されているため、夏と冬で開場と閉場のタイミングに1時間のずれが生じます。

夏時間(サマータイム)は、3月下旬から10月下旬までとなっており、1年間の約半分を占めています。

ロンドン時間の夏時間(サマータイム)と冬時間を、日本時間にすると下表のとおりです。

名称 現地時間(ロンドン) 日本時間
夏時間(サマータイム) 8時から18時 16時から26時
冬時間(通常時間) 9時から19時 17時から27時

なお、サマータイムが導入されているのはロンドン時間だけではないため、トレードをする市場ごとに確認することが大切です。

開場時間を間違えると、エントリーやポジションの解消ができなくなってしまうので、トレードしている日がサマータイムに該当しないかを必ず確認しておきましょう。
▶︎FXの夏時間と冬時間の違いとは? 取引時間の変更による影響も解説

ロンドンフィキシングが行われる

FXのロンドン時間には、ロンドンフィキシング(フィックス)と呼ばれる「金の価格決め」があります。

ここで決まった金の価格によって、トレード状況が大きく動き、相場が急変することがあります。

ロンドンフィキシングは、ロンドン時間の16時(夏時間は15時)に実施され、日本時間にすると25時(夏時間は24時)です。

これらの時間はロンドン市場だけでなく、ニューヨーク市場の開場時間に該当するため、多くの投資家が注目している時間といえるでしょう。

他の為替市場と開場時間の被りが多い

FXのロンドン時間は、他の為替市場と開場時間との被りが多いため、売買が活発化しやすい時間でもあります。

ロンドン時間と開場時間が重なる市場の一例には、以下の4つがあります。

  • フランクフルト市場
  • チューリッヒ市場
  • パリ市場
  • ニューヨーク市場

フランクフルト、チューリッヒ、パリはヨーロッパ地域としてロンドン時間に含まれる為替市場であることから、ほぼ同様の開場時間となっています。特に、ニューヨーク市場が開場してからトレードが活発になる傾向があります。

ロンドン時間とニューヨーク時間の違い

FXにおいてロンドン時間だけでなく、ニューヨーク時間についても知っておくと、エントリータイミングの判断がしやすくなります。

FXのニューヨーク時間は、日本時間の21時から30時(翌朝6時)です。ニューヨーク市場の開場直後はトレーダーの動きが活発になり、その後だんだんと動きが鈍化していく特徴があります。

また、アメリカの要人発言や経済指標の発表などが世界中の市場に影響を与えるため、トレーダーの注目が集まりやすいこともニューヨーク時間の特徴です。ニューヨーク時間にトレードする場合は、ダウ平均株価やS&P500などの値動きにも注目しておくとよいでしょう。

▶︎FXのニューヨーク時間の特徴|サマータイムやロンドン時間との違いを紹介

【時間別】ロンドン時間のFXトレードのポイント

ロンドン時間中のトレードには、特定の時間に応じたトレードのコツがあります。ここでは、ロンドン時間のFXトレードにおいて、各時間帯のポイントについて解説します。

ロンドン時間の開始直後:日本時間16時から17時

ロンドン市場の開場直後はトレードが活発になるため、慣れないうちは判断が難しい局面もあるでしょう。

エントリーの判断が難しい一方で、開場直後のトレンドにうまく乗り、細かく注文を入れることができれば利益を狙いやすくなります。

ただし、売買が急激に活発化し、トレードチャンスを逃しやすいので注意しましょう。

ロンドン時間の正午:日本時間19時から20時

ロンドン時間の正午は、ニューヨーク市場の開場に備えてトレーダーが準備を始めるので、一時的に取引が落ち着く傾向があります。

ニューヨーク市場が開場すると、一気に価格が変動する可能性もあるため、この時間帯で一旦利益確定させておいてもよいでしょう。ただし、取引が鈍化している時間帯で、希望価格で約定できないこともあります。

ロンドン時間の午後:日本時間21時から25時

ロンドン時間の午後には、アメリカの経済指標の発表があるため、大幅な値動きに巻き込まれないように注意しましょう。

経済指標の結果予想や、要人発言による為替への影響は、プロのトレーダーでも予想するのが難しいといわれています。

特に、初心者の方がこの時間帯にポジションを持っている場合、相場の動きに振り回されないように注意しましょう。

ロンドン時間の終了間際:日本時間26時から27時

ロンドン時間の終了間際は、トレードが徐々に落ち着き、値動きが安定しやすいのが特徴です。

取引量が減るので、他の時間帯よりも注文が入りづらく、トレードが難しい傾向があります。

また、ロンドン時間の終了間際は、日本時間の深夜にあたるため、眠気などの影響で正常な判断ができないでしょう。

想定外のエントリーをしてしまわないよう、自身の生活リズムや体調を考慮したトレードを心がけておきましょう。

ロンドン時間の休日にトレードする際の注意点

FXのロンドン時間には休日があり、通常時と異なる値動きをするケースがあります。

ここでは、ロンドン時間の中心となるイギリスの代表的な休日を紹介します。

休日 時期・日付
元日 1/1
グッドフライデー 3/22から4/25
※イースター(復活祭)の前の金曜日
イースターマンデー 3/22から4/25
※イースター(復活祭)の後の月曜日
サマー・バンクホリデー 8月最終月曜日
※地域によって異なる
クリスマス 12/25
ボクシングデー 12/26

ロンドン市場以外で取引をすることも可能ですが、いずれにしても通常時よりも取引量が減少する傾向があります。そのため、注文が約定しにくく、思ったようなトレードができない可能性もあるため注意しましょう。

ロンドン時間にFXトレードで利益を狙うコツ

FXトレードで勝つ確率をあげたい場合、取引する時間に合わせてトレードの方向性を調整することが大切です。ここでは、ロンドン時間にFXトレードで利益を狙うコツについて見ていきましょう。

得意な時間帯を見つけて短期集中でトレードする

ロンドン時間は、東京市場やニューヨーク市場など複数の市場と開場時間が重なるため、トレードが活発になりやすい時間帯に波があります。そのため、得意な時間帯に絞ってトレードする方法がおすすめです。

ロンドン時間は、日本時間の夕方から深夜までになりますが、その間にトレードが活発になりやすい時間帯が複数あります。チャート分析と経済ニュースの両方に注意しながら、何時間も集中してトレードするのは、経験豊富なトレーダーでも至難の業です。

最も集中できる1〜2時間を見つけて、その時間にトレードすると、利益を出しやすいでしょう。

時間帯に応じてトレードスタイルを変える

FXのロンドン時間はトレードが活発な時間帯が多い一方で、取引が落ち着く時間帯があります。効率的に利益を出すためには、ボラティリティ(値動きの激しさ)に応じてトレードスタイルを変えることをおすすめします。

例えば、短時間で大きく値動きをする時間にトレードする場合は、エントリーから利益確定まで数時間で行うスキャルピングという手法が適しています。一方で、値動きがほとんどない時間にスキャルピングをしても、大きなリターンは期待できません。

FXのトレード手法には、注文時間の幅に応じたスキャルピングやデイトレードなどの方法があるので、時間帯に応じて柔軟に対応していきましょう。

おすすめのトレード手法の詳細はこちらで詳しく解説!

主要経済イベントや要人発言の前後は無理に取引しない

ロンドン時間に関わらず、主要な経済イベントや要人発言があった時は、値動きが活発になりやすい傾向があります。

主要国の政策発表や、世界情勢によってトレンドに逆らった急騰・急落が起きる可能性もあるので、経済ニュースにも注目しておくことが大切です。

FX初心者のうちは、変則的な相場が予想される金融イベント・経済発表前後のトレードを控えるのも手段の一つです。

まとめ:FXトレードの前にロンドン時間を正しく理解しておこう

ロンドン時間は、ニューヨーク市場やヨーロッパ各国の市場が開場する時間と被っており、FXのトレードが活発になりやすい時間帯です。

ロンドン時間で利益を出しやすくするには、得意な時間帯に集中してトレードすることや、時間帯に合わせてトレードスタイルを変えることが大切です。

得意な時間帯とトレードスタイルが確定したら、レバレッジをかけてトレードしましょう。利益を出しやすい時間帯にレバレッジをかけてトレードすることで効率的に利益を出しやすくなります。

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