「海外FXはストップ狩りされやすいって本当?」
「ストップ狩りを避けられる方法を知りたい...」
多くのトレーダーは、相場環境が急激に変動した際に大きな損失を被る事態に備えて、ストップロスを設定しています。
しかし、ストップロスを設定していれば、100%安心して取引できるわけではありません。
なぜなら、機関投資家やFX業者によるストップ狩りが行われるケースがあるからです。
そのため、個人トレーダーとしてはストップ狩りに巻き込まれないように対策しておく必要があります。
そこでこの記事では、
- 意図的なストップ狩りが起きる理由
- ストップ狩りの仕組み
- ストップ狩りの対策
について詳しく解説します。
透明性の高い環境で取引できるおすすめの海外FX業者も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
約定力の高い環境で取引できる!
Contents
ストップ狩りとは?
ストップ狩りは、意図的に価格を操作してトレーダーの損切り注文を誘発させる行為です。
FXでは「損切りが重要」とよく言われるため、多くのトレーダーは損切り注文を自動的にできる「ストップロス」を設定しています。
ストップロスは損失の拡大を防ぐメリットがある反面、執行されると損失が確定してしまう側面もあるので注意が必要です。
ストップ狩りを行うのは、次の2パターンがあると言われています。
- 機関投資家によるストップ狩り
- FX業者によるストップ狩り
両者の違いを見ていきましょう。
1. 機関投資家によるストップ狩り
金融機関や投資会社などの機関投資家は大量の資金を持っています。個人とは異なり、相場を動かすほどの資金力があるので、時には価格を大きく動かすケースも珍しくありません。
一方で資金力の少ない個人トレーダーは、ストップロスを置かなければ、エントリーと逆方向に動いた際に大きな損失を被る恐れがあります。
したがって、損失拡大リスクを回避するために、ストップロスを設定します。
ストップロスを事前に設定しておけば、自動的に注文を決済するので、想定外の損失を被る心配がほとんどありません。
ところが機関投資家の中には、個人投資家のストップロス注文を執行させて大きな利益を狙おうとする人もいます。
例えば、現在のドル円の価格が100.5円の状況で考えてみましょう。
この際、切りの良い価格帯である100円周辺には、個人投資家の買いポジションのストップロスが多く集まりやすくなります。
機関投資家の中には、もっと価格を下げてから買いポジションを追加で持てば、今後上昇した際にさらに多くの利益が得られると考えるのです。
そこで、まず個人投資家のストップロス注文が執行されるように、ドル円を大量に売ります。
そして、個人投資家のストップロス注文が執行された後すぐに追加で買い注文をすれば、当然価格は上昇するでしょう。
この方法を使えば、自分よりも大口の投資家が大量の売り注文をしない限り、高い確率で利益を得られます。
ここまでの話を聞くとずるいと感じるかもしれませんが、違法性はありません。なぜなら、1つの戦略として捉えられることが多いからです。
2. FX業者によるストップ狩り
一部の悪質なFX業者は意図的にストップ狩りを行っている可能性が指摘されています。
FX業者によるストップ狩りとは、顧客のストップロス注文を執行させて損させるために、価格を操作する方法です。
実際に、Twitterやインターネットの掲示板では、FX業者がストップ狩りをしたという口コミがいくつか見つかります。
とはいえ、FX業者がストップ狩りをした証拠をはっきりつかむのは難しいのが現状です。
また意図的でなくても、取引プラットフォームのサーバーの処理能力が低いFX業者を使っている場合は、サーバーダウンに注意しなければなりません。
このようなFX業者では、時間差により価格がずれた結果、ストップロスにかかるケースもあります。
ストップ狩りを避ける4つの手段
ストップ狩りを事前に察知するのは困難ですが、いくつか回避する手段があります。
- DD方式を採用しているFX業者での取引を避ける
- 経済指標の発表時間および取引量が少ない時間帯の取引は避ける
- 流動性の低い通貨ペアは取引しない
- 多くのトレーダーが意識しているポイントにストップロスを置かない
それぞれの手段について、順番に見ていきましょう。
1. DD方式を採用しているFX業者での取引を避ける
FX業者の注文方式は、次の2つに大別されます。
- NDD方式(海外FX業者に多い)
- DD方式(国内FX業者に多い)
DD方式は、顧客からの注文をインターバンクに流すべきか、逐一FX業者のディーラーが判断する方法です。
ディーラーが意図的にスプレッドを広げるなどの操作ができるのに加え、トレーダーからは実態が見えにくいです。
そのため、スプレッドを操作してロスカットを執行させられた結果、損失を被る可能性を否定できません。
もう1つの注文方式であるNDD方式の場合、自動的に注文がインターバンクに流されるので、FX業者側でストップ狩りをするのは不可能です。
このことから、NDD方式を採用しているFX業者であれば、ストップ狩りのリスクはほとんどありません。
2. 経済指標の発表時間および取引量が少ない時間帯の取引は避ける
一般的にストップ狩りが起きやすいとされるのは、価格変動が大きく、スプレッドも拡大しやすい時間帯です。
特に経済指標の発表直後は取引量が多くストップロス注文が一部の価格に集中しやすくなります。したがって、機関投資家が膨大な資金量をバックに注文をすれば、ストップ狩りに巻き込まれるリスクも高くなるでしょう。
一方で、日本時間の早朝や米国の祝日など取引量が少ない時も、機関投資家がストップ狩りを仕掛けやすいタイミングです。
なぜなら、取引量が少ない分、機関投資家の注文が市場に与える影響が大きくなるからです。
したがって、ストップ狩りを避けたいのであれば、経済指標の発表時間や取引量が少ない時間帯は避けるのが無難です。
3. 流動性の低い通貨ペアは取引しない
ストップ狩りは、流動性の低いすなわち市場参加者の少ないマイナー通貨で起こりやすいです。
というのも、流動性が高いドル円のような通貨ペアは資金流通量が多く、いかに機関投資家の豊富な資金力でも相場を動かすのは容易ではありません。
一方、取引量が少ないマイナー通貨やエキゾチック通貨であれば、資金量をバックに価格を動かしやすくなります。
ストップ狩りに遭わないためにも、流動性の低い通貨の取引は避けた方が良いでしょう。
4. 多くのトレーダーが意識しているポイントにストップロスを置かない
機関投資家は多くのトレーダーがストップロス注文を置いている価格帯を狙ってストップ狩りをします。
トレーダーがストップロス注文を設定するパターンは、概ね次の通りです。
- 何度も反転している直近の高値や安値
- 1ドル=140.000円のようにきりの良い価格
このような価格帯にストップロスを置いていると、他のトレーダーと同じくストップ狩りに巻き込まれるリスクが高くなります。
したがって、他のトレーダーよりも少し離した場所にストップロスを設定しましょう。
例えば、買いポジションを保有中で140.000円付近にロスカットを置きたい場合は、139.070円に置いておけばストップロスにかかる確率がアップします。
ストップ狩りを避けられるおすすめの海外FX業者3選
機関投資家によるストップ狩りは戦略の1つなので仕方がない面もありますが、悪質なFX業者のストップ狩りは避けられます。
そこで、ストップ狩りを避けられるおすすめの海外FX業者を3社紹介します。
- BigBoss
- Tradeview
- AXIORY
それぞれのFX業者の特徴について順番に見ていきましょう。
1. BigBoss
BigBossは、レバレッジ1111倍の高レバレッジでトレードできる海外FX業者です。
FX業者 | BigBoss |
設立年 | 2013年 |
金融ライセンス | セントビンセント・グレナディーン諸島金融サービス庁(SVGFSA) |
スプレッド(USD/JPY) | 1.3pips |
注文方式 | NDD方式 |
最大レバレッジ | 1,111倍 |
日本語サポートの営業時間 |
|
※スプレッドは2022年4月14日1時時点
※表に記載されているスプレッドは、往復の取引手数料を含めた実質スプレッドです。
BigBossでは、スタンダード口座・プロスプレッド口座の2種類を提供しており、どちらもNDD方式の口座です。
どちらの口座も透明性が高い注文方式のため、ストップ狩りは発生しません。
また、BigBossは世界的にも信頼の高いEquinix社のトレーディングサーバーを採用しており、安定的な高速通信を実現しています。
約定拒否やリクオートなどが発生し、意図しない価格で決済されるリスクはほとんどありません。
そして、BigBossではグループ会社を通して他の国のトレーダーにもサービスを提供しているため、セントビンセント・グレナディーン以外の金融ライセンスも取得しています。
BigBossのグループ会社が取得しているジョージアとカナダの金融ライセンスの発行元は、オフショア地域よりも規制が厳しいです。審査も厳しくこれらの国のライセンスを取得している海外FX業者は多くないため、信頼性の高い海外FX業者だと言えます。
ぜひ口座開設してみてください。
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2. Tradeview
出典:Tradeview
Tradeviewは2004年設立の歴史ある海外FX業者です。
FX業者 | Tradeview |
設立年 | 2004年 |
金融ライセンス | ケイマン諸島(CIMA) |
スプレッド(USD/JPY) | 1.3pips |
注文方式 | NDD方式 |
最大レバレッジ | 500倍 |
日本語サポートの営業時間 | メール対応(24時間) |
※スプレッドは2022年9月11日午後3時現在
※ライブチャット(平日8:30~16:00)は英語のみ対応
信頼性の高いNDD方式で取引ができ、特にスプレッドの狭さには定評があります。
また営業年数が長く、上級者トレーダーからの信頼も高いです。
口座残高が1000万円以下なら最大500倍のレバレッジで取引できるので、資金を多く持っていなくても取引しやすいでしょう。
ただし、日本語でのライブチャットサポートには対応していません。
したがって、基本的には日本語でメールを送り返信を待つ必要があります。
3. AXIORY
出典:AXIORY
AXIORYは、2011年設立の海外FX業者で、透明性の高い取引環境で取引ができます。
FX業者 | AXIORY |
設立年 | 2011年 |
金融ライセンス | ベリーズ国際金融サービス委員会(IFSC) |
スプレッド(USD/JPY) | 0.9pips |
注文方式 | NDD方式 |
最大レバレッジ | 400倍 |
日本語サポートの営業時間 | 平日9時30分~23時30分(ライブチャット) |
※スプレッドは2022年9月11日午後3時現在
AXIORYは透明性の確保に力を入れており、約定率などのデータを積極的に公表してユーザーからの信頼獲得につなげています。
また、中級者以上のトレーダーに好まれるナノ口座やテラ口座は取引手数料が安いです。
しかし、他社よりもレバレッジが低いため、資金の少ない人はリスクを取って取引しにくいです。十分な資金を持って取引する人向きのFX業者といえるでしょう。
まとめ:ストップ狩りを避けたいなら海外FX業者がおすすめ
海外FX業者で利益を得るには、ストップ狩りを避けるのが前提条件です。
DD方式のFX業者=必ずストップ狩りされるわけではないですが、注文方式の仕組み上、安心して取引ができません。
よって、透明性の高いNDD方式(ECN方式を含む)を採用している海外FX業者を選びましょう。
NDD方式を採用していて、約定力が高い環境で取引したいなら、BigBossがおすすめです。
BigBossで取引するメリットは3つあります。
- 最大1,111倍のレバレッジで取引できる
- 取引毎にBigBossPointがもらえる
- 約定力が高いSTP/ECN方式を採用
BigBossでは最大1,111倍の高いレバレッジで取引できます。さらに取引毎にBigBossPointを獲得でき、ボーナスに交換可能です。
また、プロスプレッド口座ではSTP/ECN方式を採用しており、約定力の高い環境で取引できます。
ぜひ、口座開設をしてみてください。
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