海外FXトレード手法

FXのフィボナッチエクスパンションとは?特徴や使い方をわかりやすく解説!

「フィボナッチエクスパンションって何?」

「フィボナッチエクスパンションってどうやって使うの?」

と疑問に思ったことはありませんか?

FXのテクニカル分析にはフィボナッチの名前が付く指標がいくつかありますが、それぞれで使い方や得られる情報が異なります。

正しいテクニカル指標の使い方を知らなければ、トレードのミスに繋がり損失を出してしまう危険性があるでしょう。

そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。

・フィボナッチエクスパンションとは

・フィボナッチエクスパンションの使い方

・フィボナッチエクスパンションを使う場面と注意点

フィボナッチエクスパンションの使い方を身に付ければ、自分が持つポジションの利確ポイントを予測でき利益を伸ばしやすくなるでしょう。

フィボナッチエクスパンションを使ったトレードを始めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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FXのフィボナッチエクスパンションとは

フィボナッチエクスパンションとは、黄金比と呼ばれるフィボナッチ数列を用いたテクニカル指標です。

エクスパンションはトレンドがどの程度伸びるのかを予測する際に使われており、利確や損切りのポイントを予測できます。

フィボナッチの名前が付くテクニカル指標にはいくつかの種類があり、フィボナッチリトレースメントに次ぐ人気としてフィボナッチエクスパンションがあります。

フィボナッチエクスパンションの特徴

フィボナッチエクスパンションは、トレンドの起点と終点を結び、さらに反発した地点を結ぶことで設定できます。

表示されるフィボナッチエクスパンションのラインから、トレンドが反発した後にどれだけ再び伸びていくのかを予測可能です。

例えば上昇トレンドの場合、フィボナッチエクスパンションの数値が0%~423%の間で表示され、どのラインまで反発後のトレンドが再び伸びていくのかを予測できます。

一応こちらが、チャートの続きで100%以上のライン表示となり423%まで確認できます。

下降トレンドでフィボナッチエクスパンションを引いた場合には、上トレンドとは逆にどれだけ下がっていくのかを予測できます。

しかし、表示されたフィボナッチエクスパンションを見ているだけでは、どこまでトレンドが伸びていくのかを予測することは難しいです。

そこで多くのトレーダーは反応が起こりやすいラインとして、38%、50%、61%、100%を重要な指標として意識します。

38%~100%ラインでチャートが再び反発する可能性があるため、現在持つポジションの決済(利益確定、損失確定)ラインとして使用される場合が多いです。

ちなみにフィボナッチエクスパンションはトレンドに沿ったエントリーよりも、ポジションを持っている時の利確ポイント探しに使われることが多いです。

100%を超えて価格が推移すれば再びトレンド継続と判断できますが、38%~100%のラインで価格が止まった時には反転の可能性があるため、しっかりと様子を見ながらトレードするのがポイントです。

フィボナッチエクスパンションの使い方

フィボナッチエクスパンション自体の設定は簡単ですが、引き方を知らなければラインを表示させることができません。

引くためのポイントをしっているだけで、すぐにチャートで引けるようになります。

実際にチャート上での引き方からトレードでの使い方を解説していきます。

上昇トレンド(下降トレンド)を見つける

まずはフィボナッチエクスパンションを引くために、直近のチャートからトレンドを見つけましょう。

上昇トレンドもしくは下降トレンドを見つけて、トレンド中の一時的な反発しきったポイントを探します。

今回は上昇トレンドを見つけたので、トレンドの起点である安値を①、トレンドの一旦終わりとなる終点を②、トレンドの反発地点を③とします。

①~③のポイントは中途半端な価格で設定せず、きちんと安値、高値、反発価格を見つけ出しましょう。

安値と高値がきちんと設定されていないとフィボナッチエクスパンションが正しく機能しません。

フィボナッチエクスパンションを引く

次に実際にフィボナッチエクスパンションを引いていきます。

ちなみに、MetaTrader5ではフィボナッチエクスパンションの名前でインジケーターが存在しますが、TradingViewだとフィボナッチエクステンションがフィボナッチエクスパンションとなります。

フィボナッチエクスパンション(フィボナッチエクステンション)を選択したら、①安値、②高値、③反発点の順番でクリックして設定しましょう。

これでフィボナッチエクスパンションのラインが表示されます。

エクスパンションラインから決済ポイントを予測

表示されたフィボナッチエクスパンションのラインから、どのラインで反発するのかで次の行動を決めていきましょう。

フィボナッチエクスパンションの特徴でも解説しましたが、38%、50%、61%、100%が意識されやすいラインです。

特に61%はフィボナッチエクスパンションを引いた際に直前の高値と重なりやすいことからも、61%を超えたら上昇トレンド継続、61%で反発したら上昇トレンドの勢いが弱まっている、と予測できます。

そのため今回のチャートでは、61%を超えたらロングエントリー、61%で反発したら決済といった判断ができます。

ただ必ず61%でチャートが反応するとは限らないため、50%で反発したら決済するといった別のラインでの次の行動も考えておくことがポイントです。

以上のように、現在発生するトレンドに沿ったポジションを持っている場合、フィボナッチエクスパンションを使うことで決済のポイントを予測してトレードに役立てられます。

フィボナッチエクスパンションが使える場面

フィボナッチエクスパンションはいつでも使えるわけではありません。

テクニカル指標として機能しやすい場面が存在します。

・明確なトレンドが発生した時

・トレンド中の反転が起きた時

それぞれ解説していきます。

明確なトレンドが発生した時

フィボナッチエクスパンションはチャートのトレンドに対して今後どれだけトレンドが続くのかを予測するテクニカル指標です。

トレンド系のテクニカル指標として、明確に上昇もしくは下降がわかるトレンドが発生していなければ機能しません。

特に小さなトレンドに対してだと、トレンド自体に力が無いため予測を立てたとしてもトレンド方向に動かない場合も多いです。

フィボナッチエクスパンションを引くときには、きちんと明確にトレンドと分かる場面で引くようにしましょう。

トレンド中の反転が起きた時

フィボナッチエクスパンションをトレンド中に引くことと同時に大切なのが、トレンド中の反転が起きた場面を見つけることです。

フィボナッチエクスパンションは上昇トレンドの場合、起点となる安値、終点となる高値、反発した反発点、この3点を結ぶことで表示させられます。

トレンドを見つけても反発した点がなければ機能させることができません。

そのためトレンドを見つけると同時に反発したことも確認しておきましょう。

それとポジションを持っている時に使うと決済ポイントが見つけられ、ポジションを持っていない時にはトレンドが反発する可能性があるポイントを見つけられます。

フィボナッチエクスパンションをトレードに取り入れた時には、トレンドと反発点を見つけた上で、可能な限り使ってみるとトレードでの経験を得ることができます。

フィボナッチエクスパンションを使う際の注意点

フィボナッチエクスパンションには使う際に注意すべきポイントも存在します。

・フィボナッチエクスパンションのみを使ったエントリー

・トレンドが発生していない時の使用

・他の時間軸の状況も同時に確認しておく

それぞれ詳しく解説していきます。

フィボナッチエクスパンションのみを使ったエントリー

フィボナッチエクスパンションが示すラインは、決してそのポイントでチャートが反発するわけではありません。

トレンドの勢いやファンダメンタルズにチャートは大きな影響を受けるため、中途半端な位置で反発したり無視することもあります。

現在のチャートやトレンドの勢いを知るためにも他のテクニカル指標と組み合わせて使うようにしましょう。

組み合わせ安いテクニカル指標としては、トレンドの強さがわかりやすい移動平均線、MACD、RSIなどがあります。

正しくトレンドが続いているのかを確認しながらフィボナッチエクスパンションを組み合わせることで、トレードの勝率を高めていきます。

移動平均線などをはじめとしたテクニカル分析については別の記事でも解説しているのでよければ参考にしてみてください。

▶FXでおすすめのテクニカル分析とは?初心者でも使いやすい7つの分析方法を解説

トレンドが発生していない時の使用

フィボナッチエクスパンションはトレンドが発生していない時には使いにくいテクニカル指標となるため注意しましょう。

トレンドではないレンジ相場においては、全く機能しない恐れがあります。

レンジ相場自体もFX初心者の方にとっては難しい場面でもあるため、トレードを避けるのも1つの選択です。

エントリーからイグジットである決済までが1つのトレードとして成立するため、できるだけトレードが行いやすい状況を見つけて入るようにしましょう。

他の時間軸の状況も同時に確認しておく

FXには1つの時間軸だけではなく、複数の時間軸のチャートを見てトレンドや相場の状況を把握するマルチタイムフレーム分析があります。

例えば、1時間足で上昇トレンドが発生していた場合に、4時間足を見ると下降トレンド中の一時的な反発上昇であったり、週足で見るとその下降トレンドが実は大きな上昇トレンド中の下落といった場面もあるのです。

トレンドは基本的に時間軸が長いチャートの影響が強く、1つの時間軸だけで伸びたトレンドを確認していると実は弱かったというパターンもあります。

トレンドが重要となるフィボナッチエクスパンションはしっかりと複数の時間足でトレンドが揃っているのかを確認しましょう。

▶FXで4時間足を使うトレード手法|エントリーポイントと注意点を紹介

まとめ:フィボナッチエクスパンションで理想の利確ポイントを見つけよう

フィボナッチエクスパンションはフィボナッチ数列を使ったテクニカル指標で、トレンド中の反発からどこまでトレンドが続くのかを予測できます。

トレンド中にポジションを持っている時に使いやすく、FXでも難しい利確ポイントを初心者の方でも明確に予測できるようになるでしょう。

ちなみにフィボナッチエクスパンションと同種のテクニカル指標でもあるフィボナッチリトレースメントを解説した記事もあるため、よければ参考にしてみてください。

▶FXのフィボナッチリトレースメントとは?特徴や使い方をわかりやすく解説!

もし、フィボナッチエクスパンションや他のテクニカル指標を使ってトレードをしていきたい方は、複数のインジケーターを搭載したMT4やMT5が使えるFX業者を選びましょう。

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