といった疑問をもっていませんか?
FXのスキャルピングに有効な手法を調べていく中で、順張りでトレードした方がいいのではないかという疑問をもっている方もいるでしょう。
しかし、スキャルピングに順張りがおすすめな理由や、実際にトレードに取り入れる方法まではわからない方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。
- スキャルピングに順張りがおすすめな理由
- スキャルピングで順張りをする際のトレード手法
- スキャルピングで順張りをする際のコツ
スキャルピングにおける順張りの方法やコツを押さえれば、FXで利益を狙いやすくなるでしょう。
スキャルピングで利益を狙いたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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Contents
FXのスキャルピングとは?
スキャルピングは、数秒から数分の短い期間で細かく取引を繰り返すFXのトレードスタイルです。
1回のトレードで狙える利益と損失の値幅は少ない傾向がありますが、何度もトレードを繰り返すことで利益を狙える可能性があります。
数秒間のトレードで一瞬の値動きを狙うスキャルピングは、瞬発力や判断力が求められる反面、慣れれば利益を狙いやすいことから中級者や上級者に人気の手法です。
なお、スキャルピングには主に1分足でトレードする1分足スキャルピングと、5分足でトレードする5分足スキャルピングがあります。
5分足チャートの方が値動きが緩やかであるため、5分足スキャルピングの方が落ち着いて取引しやすいのが特徴です。
一方、1分足の方が値動きが活発である分、エントリーチャンスが多いメリットがあります。
FXの順張りとは?
順張りとは、チャートのトレンドにあわせて取引する方法です。
チャートが上昇傾向であれば「買い注文」、下落傾向であれば「売り注文」を入れます。
例えば、1ドル=100円のときに101円、102円と上がった流れで「買い注文」を入れるイメージです。
一方、チャートのトレンドに逆らって、上昇傾向のときに「売り注文」、下落傾向のときに「買い注文」するのが逆張りです。
FXのスキャルピングに順張りがおすすめな理由
FXのスキャルピングには、以下の3つの理由から順張りがおすすめです。
- エントリーポイントがわかりやすい
- 損切りの判断がしやすい
- エントリーチャンスが増える
一つずつ詳しく見ていきましょう。
1.エントリーポイントがわかりやすい
スキャルピングで利益を狙うには、数秒から数分の短い間にエントリーや利益確定の判断をしなければなりません。
このような瞬発力や判断力が求められるスキャルピングは、エントリーポイントがわかりやすい順張りと相性が良いとされています。
順張りは、トレンドに沿ったトレードを前提とし、トレンド転換を無理に予測する必要がないのでシンプルな手法といえます。
また、上昇トレンドでは「買い注文」、下落トレンドでは「売り注文」と注文内容がわかりやすいのも利点の一つです。
2.損切りの判断がしやすい
スキャルピングと順張りの相性が良いとされる理由には、順張りの方が損切りの判断がしやすい特長があることも挙げられます。
例えば、下図のように下落傾向のときに「売り注文」を入れた場合、直近の高値を超え、トレンドと逆の値動きをしたときを損切りの目安にできます。
順張りであれば、損切りが遅れることが減り、損失の拡大を抑えた取引がしやすいでしょう。
3.エントリーチャンスが増える
エントリーの機会が多いスキャルピングに、順張りを取り入れると、更にチャンスが増えて利益を狙いやすくなります。
順張りは、トレンド相場だけでなく、レンジ相場やトレンドの調整局面でも、利益を狙えます。
そのため、トレンドの転換を狙う逆張りよりも、エントリーチャンスが多いのが利点です。
スキャルピングと順張りを組み合わせて、エントリーチャンスを増やし、効率的に利益を狙いましょう。
スキャルピングで順張りする際の代表的なトレード手法
スキャルピングで順張りする際の代表的なトレード手法には、以下の2つがあります。
- 押し目買い・戻り売りをする
- ブレイクアウトを見定める
一つずつ詳しく見ていきましょう。
押し目買い・戻り売りをする
押し目買いとは、上昇トレンドの一時的な下落タイミング(図A・B・C)に買い注文を入れる手法です。
トレンドラインに近づいたタイミングでエントリーし、トレンドラインを割ったタイミングに決済するのが基本となります。
一方、戻り売りでは、下降トレンドで一時的に上昇したタイミングで売り注文を入れ、トレンドラインを割ったタイミングで決済します。
ただし、ポジションを持ち過ぎると、トレンドが転換した際の損失リスクが高まるので注意が必要です。
トレンド相場がいつまでも続くことはないので、利益確定するタイミングをあらかじめ決めておくことをおすすめします。
ブレイクアウトを見定める
ブレイクアウトとは、レジスタンスライン(抵抗線)やサポートライン(支持線)などを超えるタイミングをいいます。
「レジスタンスライン(抵抗線)」は過去の上値を結んだ線で、「サポートライン(支持線)」は下値同士を結んだラインです。
ブレイクアウト後は、投資家の注目が集まるため、相場の流れが一気に加速する傾向があります。
例えば、下図のように、サポートラインをブレイクアウトしたときは、売りポジションを持つことで利益を狙えます。
トレンド転換を予測する際は、ラインを引いたり、移動平均線やMACDなどのインジケーターを活用したりするとより正確なエントリーができます。
スキャルピングでの順張りにおすすめのインジケーター
スキャルピングでの順張りにおすすめなインジケーターは、以下の4種類です。
- 移動平均線
- ボリンジャーバンド
- MACD
- RSI
インジケーターの使い方を詳しく見ていきましょう。
1.移動平均線
移動平均線はトレンド系のインジケーターで、指定期間の平均価格を計算し、折れ線グラフ化したものをいいます。
移動平均線では、長期線と短期線の動きで、以下のようにトレンド転換を予測することが可能です。
手法 | シグナルサイン | 売買方向 |
ゴールデンクロス | 短期線が長期線を下から上に抜ける | 買いのシグナル |
デッドクロス | 短期線が長期線を上から下に抜ける | 売りのシグナル |
移動平均線は他のインジケーターにも応用されており、FXのトレンドを読む上での基本となっています。
2.ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドは、移動平均線と2本の標準偏差で構成されたトレンド系インジケーターで、主にトレンド予想に利用されます。
価格が+2σ(一番高値のライン)と−2σ(一番安値のライン)の間に収まるという考え方に基づく指標で、価格がライン内に収まる確率は95.45%といわれています。
ローソク足がボリンジャーバンドの平均偏差ラインに近づいたときに反発する可能性が高いので、順張りと逆張りのどちらでも活用できるのが特徴です。
3.MACD
オシレーター系インジケーターのMACD(マックディー Moving Average Convergence/Divergence)は、直近の値動きの比重を大きくした「EMA(指数平滑移動平均)」の短期と中長期の数値から算出される指標です。
MACDラインとシグナルラインの2つの指標を使って分析するのが基本です。
手法 | シグナルサイン | 売買方向 |
ゴールデンクロス | MACDラインがシグナルラインを下から上に抜ける | 買いのシグナル |
デッドクロス | MACDラインがシグナルラインを上から下に抜ける | 売りのシグナル |
4.RSI
RSI(アールエスアイ Relative Strength Index)とは、一定期間の為替レートの上昇幅と下落幅の合計を算出し、上昇幅の合計が値動きの全体の何%に値するかを指数化したオシレーター系のインジケーターです。
RSIが70%以上の場合は価格が下落、30%以下の場合は上昇する可能性が高いとされているため、以下のような売買サインとしても使えるでしょう。
シグナルサイン | 売買方向 |
RSIが70%以上 | 売りエントリー |
RSIが30%以下 | 買いエントリー |
▶RSIの使い方や手法はこちらで詳しく解説!
▶インジケーターの詳細はこちらで詳しく解説!
スキャルピングで順張りをする際のコツ
スキャルピングで順張りをする際のコツは、以下の通りです。
- 利益確定のタイミングを決めておく
- 損切りラインを決めておく
- マルチタイムフレーム分析で相場を把握する
- 経済指標や要人発言を確認する
FXで大きな損失を受けないためにも、それぞれのコツを押さえておきましょう。
1.利益確定のタイミングを決めておく
順張りは、想定通りの方向にトレンドが続く限り、含み益を増やしていけます。
そのため、含み益を伸ばしたいという気持ちから、利益確定の判断ができなくなることがあります。
ただし、利益確定を先延ばしにし、その間に急激なトレンド転換が起きてしまえば、大きな利益を狙えなくなってしまうでしょう。
着実に利益を狙いたいなら、エントリーする際に利益確定のタイミングを決めておくと良いでしょう。
2.損切りラインを決めておく
スキャルピングで順張りをする際は、利益確定のタイミングとあわせて、損切りラインも決めておきましょう。
ラインを引いたりインジケーターを使ったりして相場を分析しても、必ずしも想定通りに価格が変動するとは限りません。
想定外の値動きに巻き込まれ、大きな損失を受けないためにも、適切に損切りすることが大切です。
ところが「損失を確定させたくない」という気持ちから、決済できないケースも考えられます。
含み損を抱えたときに冷静に損切りするためには、エントリーをする前に損切りラインを決めるのがおすすめです。
トレード中に感情的になってしまうのであれば、逆指値などを活用して自動的に損切りができる設定をしておくのも良いでしょう。
▶損切りルールの決め方はこちらで詳しく解説!
▶逆指値注文の設定方法の詳細はこちらで詳しく解説!
3.マルチタイムフレーム分析で相場を確認する
マルチタイムフレーム分析とは、複数の時間足を使って相場を分析する手法です。
為替相場は長い時間足のトレンド方向に、進みやすい傾向があります。
そのため、5分足では上昇トレンドに見えても、4時間足などの上位足では下降トレンドになっている場合は、5分足だけを見てトレードするとだましに遭う可能性が高まるでしょう。
一方、複数の時間足でトレンドの方向が一致している場合は、だましのリスクが低いという判断材料として活用できます。
4.経済指標や要人発言を確認する
経済指標の発表や要人発言は、為替相場が大きく変動する要因となります。
経済指標や要人発言を確認せず、取引していると、想定外の値動きに巻き込まれ、大きな損失につながる可能性があります。
経済指標の発表や要人発言のあとの相場は、経験豊富なトレーダーでも予測が困難といわれているので取引を避けて相場が落ち着くのを待つのも一つの手段です。
▶為替相場に影響を与える要因と分析方法はこちらで詳しく解説!
▶FXで重要な経済指標はこちらで詳しく解説!
まとめ:スキャルピングの順張りトレードで利益を狙おう
順張りは、エントリーポイントや損切りのタイミングがわかりやすいため、判断力や瞬発力を求められるスキャルピングとの相性が良いとされています。
スキャルピングに順張りを取り入れる際は、ラインを引いたり、インジケーターを使ったりして視覚的に相場を分析しやすくすることが大切です。
これからFXを始めようと考えている人は、複数のインジケーターや自動売買が利用できるMT4やMT5を採用しているFX業者を選びましょう。
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