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フラッシュクラッシュとは?起こる原因とFXで損失を防ぐ対策わかりやすく解説

2025年9月17日

フラッシュクラッシュとは?

トレーダー
フラッシュクラッシュってなに?
トレーダー
急落とはなにが違うの?

と疑問に感じたことはありませんか?

フラッシュクラッシュは、短時間で相場が急落(または急騰)し、その後に急反発することもある突発的な値動きのことです。

急に発生する値動きのため、トレーダーにとっては損失が出やすい場面であり、スプレッドが拡大するなどトレードの難易度が上がるといった問題が起こります。

この記事では、以下の内容について詳しく解説します。

この記事でわかること

  • フラッシュクラッシュとは
  • 過去に発生したフラッシュクラッシュ
  • 原因と対策について

急な値動きに対しては事前の対策が有効となるため、フラッシュクラッシュの原因や対策を知ることがまずは重要です。

フラッシュクラッシュの対策を知りたい方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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フラッシュクラッシュとは

フラッシュクラッシュとは、相場がごく短時間のうちに急落(もしくは急騰)する現象のことです。

通常の急落とは異なり、短時間な急落かつ、急反発が起こることもあるのが特徴です。

フラッシュクラッシュは予兆なく起こることが多く、スプレッドの拡大やロスカットにつながることがある点に注意が必要です。

フラッシュクラッシュは短時間の急落

フラッシュクラッシュは、相場がごく短時間のうちに急落もしくは急騰する現象です。

一瞬で大きく動くのが特徴であり、数分~数十分といった短い時間でレートが大きく変動するケースもあります。

急落の速さからリアルタイムでチャートを監視していなければ対応できず、通常の価格変動よりも「突発的で読みにくい値動き」として警戒されます。

急落との違い

急落とフラッシュクラッシュには、しっかりと違いがあります。

急落は、単なる「短時間で大きく下がる」値動き全般を指します。

フラッシュクラッシュは、急落の中でも特に、短時間で一気に動く相場のことを指します。

同時に、フラッシュクラッシュは急落後、急反発が起こることもある特徴を持っています。

急落よりも速い速度の値動きと、反発が起きやすい特徴から、単なる急落ではなくフラッシュクラッシュと呼ばれているのです。

FXで起こると何が問題になるのか

FXでフラッシュクラッシュが発生すると、以下の問題が起こりやすくなります。

・スプレッドが拡大しやすい:売値と買値の差が広がり、希望価格で取引がしにくくなる

・スリッページが起こりやすい:注文した価格と実際の約定価格がずれやすくなる

・想定外のロスカットにつながることがある:急変動で証拠金維持率が一気に低下し、強制決済される恐れがある

このようなリスクがあるため、フラッシュクラッシュが発生した時にはトレード自体が行いにくくなります。

無理に手を出さない方が賢明だったり、事前に対策を考えておくことが重要な相場なのです。

FXで過去に起きたフラッシュクラッシュ事例

FXで過去に起きたフラッシュクラッシュの事例を紹介します。

  • 2016年10月7日のポンド/米ドル
  • 2019年1月3日の米ドル/円
  • フラッシュクラッシュに共通する特徴

フラッシュクラッシュに共通する特徴もまとめたので、順番に確認をしていきましょう。

2016年10月7日のポンド/米ドル

2016年10月7日のポンド/米ドル

2016年10月7日、ポンド/米ドルはアジア時間の薄い取引の中で急落し、短時間で大きく値を崩しました。

報道では、ポンド/米ドルが一時1.18ドル台まで下落し、数分で大きく動いたことが知られています。

急落後は一定程度戻す動きも見られました。

当時はBrexit(イギリスのEU離脱)を巡る不透明感が強く、そこに流動性の低さや注文の偏りなどが重なって、値動きが増幅した可能性が指摘されています。

2019年1月3日の米ドル/円

2019年1月3日の米ドル/円

2019年1月3日には、米ドル円でいわゆる「円高フラッシュクラッシュ」が発生しました。日本の正月休みで市場参加者が少ない時間帯に、米ドル/円が短時間で108円台から104円台(場面によっては103円台)へ急落したとされます。

背景としては、年末年始で流動性が落ちていたことに加え、突発ニュースなどをきっかけにリスク回避の動きが強まり、円買いが一気に進んだとみられています。

(2日の米国株式市場のAppleの業績見通しの下方修正による影響など)

フラッシュクラッシュ後は反発して戻す場面もあり、急落・急反発が同時に起こりやすい典型例として挙げられます。

フラッシュクラッシュに共通する特徴

過去のFXの相場における、フラッシュクラッシュには次の共通点があります。

・流動性が低い局面で起こりやすい(早朝・連休・年末年始、取引量が少ない時間帯)

・短時間で大きく動きやすい(数分~数十分での急落/急騰)

・急反発が起こることもある

・スプレッドの拡大、スリッページの増加(取引コストの増加などリスクが増える)

このように、チャートだけを見ると急落と反発上昇が起こった相場に見えますが、実際には取引自体が行いにくい相場となります。

トレーダーにとってフラッシュクラッシュは難しい相場でもあるため、共通する特徴は覚えておきましょう。

フラッシュクラッシュが起こりやすい場面

フラッシュクラッシュはどの相場でも起こり得ますが、特に以下の場面では起こりやすくなるため注意が必要です。

・市場参加者が少なく、流動性が低い時間帯(早朝など)

・連休、祝日、年末年始などで取引が薄いタイミング(米国が休日のタイミングなども)

・重要な経済指標の発表直後(雇用統計や政策金利など)

・要人発言や突発ニュースが出た直後

・相場の不安定要素が重なっている局面(パンデミックなどでリスク回避が強まるとき)

流動性が低い局面や突発的なニュースなどが重なると、フラッシュクラッシュが起こる可能性があります。

このような場面では、フラッシュクラッシュの可能性も想定しておくと安心です。

フラッシュクラッシュが発生する主な原因

フラッシュクラッシュが起こりやすい場面を押さえたら、次は原因も知っておくと対策につなげやすくなります。

どのような原因でフラッシュクラッシュが発生するのか、順番に紹介していきます。

流動性の低下

フラッシュクラッシュの大きな要因として挙げられるのが、流動性(売買の厚み)の低下です。

流動性が低いと、少し大きめの注文でも価格が動きやすくなり、通常よりも値動きが急になりやすいです。

特に、日本時間早朝や米国など大きな市場が休場となり参加者が少ない日時は、注文が薄くなりやすく、相場が不安定になりやすい傾向があります。

その結果、大きな注文が入ると急落(急騰)が一気に進み、フラッシュクラッシュが発生してしまうことがあるのです。

大口注文やストップロスの連鎖

フラッシュクラッシュは大きな値動きとなるため、大口注文がきっかけになることもあります。

さらに、大きく動いたときにストップロス(損切り注文)が連鎖し、売りに売りを呼ぶ状態で値動きが増幅してしまうこともあるのです。

たとえば、大口の注文で下落が始まり、逆指値による損切りが発動すると、売り注文が連続して出やすくなります。

すると、価格がさらに下がり、次のストップロスが巻き込まれるといった形で、急落が加速することもあります。

アルゴリズム取引(高頻度取引の影響)

現代の市場では、アルゴリズム取引(自動売買)や高頻度取引が広く行われており、相場の変化に対して短時間に売買が集中することがあります。

たとえば、似た条件で売買するプログラムが同時に反応すると、注文が一方向に偏り、値動きが想定以上に加速することがあります。

過去の相場を見ても、アルゴリズム取引が値動きを加速させる要因の一つとして指摘されることもあります。

ただし、通常時はアルゴリズム取引だけで急落や急騰につながるとは限りません。

流動性が低下する場面などと重なると、値動きが増幅しやすくなる場合があるのです。

ファンダメンタルズ要因

フラッシュクラッシュの引き金として、経済指標の結果や要人発言、突発的なニュースなどのファンダメンタルズ要因が関係することもあります。

重要指標の発表前後や突発ニュースが出た直後は、相場参加者の判断が一方向に傾きやすく、短時間で注文が偏り急激な動きにつながるのです。

特に流動性が低い場面で、突発的なニュースが出ると注文の偏りによって、急落や急騰が引き起こされやすくなるため注意が必要です。

フラッシュクラッシュへの対策

フラッシュクラッシュは突発的に起こることがあるため、「完全に防ぐ」ことは難しいです。

しかし、事前に対策をしておくことで、損失リスクを抑えることが可能となります。

実際のFXの相場で、フラッシュクラッシュに対して取れる対策を紹介しましょう。

ポジション管理(ロット・レバレッジ調整)

フラッシュクラッシュ対策の基本は、ポジションを大きくしすぎないことです。

ロット数を抑えてレバレッジを上げ過ぎないようにすると、急変動が起きたとしても証拠金維持率の急低下を防げます。

特に流動性が低い時間帯や重要イベントの前後は、値動きが荒くなることもあるため、普段よりもポジションを軽くしておくと安心です。

ロットの調整についてはこちらで解説

指値や逆指値を使った注文設定

24時間動き続けるFXの相場において、急な値動きに反応することが難しい場合もあります。

そこで、フラッシュクラッシュのような急落に対して、あらかじめ指値や逆指値(損切り)を入れておくと安心です。

事前に決めておいた損切りルールを守ることができ、チャートを見ていない瞬間の値動きにも対応できます。

FXには多様な注文方法があるため、活用して急変動による損失を抑えていきましょう。

FXで使える注文方法の一覧

取引タイミングとイベント対応

フラッシュクラッシュは、相場の流動性が低い局面や、突発的なニュースが重なったときに発生しやすいです。

そのため、リスクが高いタイミングでは以下の対応が有効となります。

・市場参加者が少ない時間帯は、無理に取引しない

・重要指標の前後はポジションを軽くする、もしくは手仕舞う

・週末や連休前後など、相場が不安定になりやすい時期は慎重に判断する

「取引を行わない」こともリスク管理の一つとなるため、無理にエントリーしない判断が行えるようになりましょう。

発生時は落ち着いてポジションを決済する

もし、フラッシュクラッシュに巻き込まれてしまった時には、一度落ち着き、ポジションの整理を行いましょう

まずは落ち着いて、レートの動きや保有ポジション、証拠金の状況を確認します。

その後、損失拡大を防ぐために損切ルールに従い、決済でポジションを閉じましょう。

それか、値動きの速さに焦りや恐怖を感じた時には、すぐさまポジションを閉じる行動も大切となるため覚えておきましょう。

フラッシュクラッシュ後の急反発はチャンスにもなり得る

フラッシュクラッシュは、急落(急騰)のあとに、短時間で価格が戻るような急反発が起こることもあります。

急反発を狙った取引で利益を狙うことも可能ですが、基本的にはおすすめはしません。

フラッシュクラッシュ直後は相場が不安定なため、値動きが安定せず素直な反発が起こるわけではないためです。

特にFX初心者の方なら、無理に手を出さないことが正解な相場となります。

ただし、ある程度トレードに慣れており、しっかりとリスク管理が行える人にはチャンスと言える相場でもあることも確かです。

FXのトレードはすべて自己責任と理解し、リスクを取ることでリターンを狙うこともできるため、このような場面が存在することも覚えておくと役に立つことがあるかもしれません。

まとめ:想定外の値動きに備えてシナリオを考えておこう

フラッシュクラッシュは、相場がごく短時間のうちに急落(もしくは急騰)する現象のことです。

通常の急落とは異なり、短時間の急落かつ、急反発が起こりやすい特徴を持ちます。

市場参加者が少ない時間帯に起こる傾向がありますが、完全にフラッシュクラッシュを予測することは難しいです。

そのため、事前に急落や急騰が来た時の対策を考えておき、フラッシュクラッシュが来ても対応できるシナリオを事前に考えておきましょう。

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▼この記事を書いた人

BigBossコラム編集部

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