


といった疑問はありませんか。
このような疑問を持ったことはありませんか?
ユーロズロチ(EUR/PLN)とは、ユーロとポーランドの通貨ズウォティを組み合わせた通貨ペアです。
ユーロズロチはレンジ相場になりやすく、売りでスワップポイントを受け取れる場合がありますが、相場の急変には注意しなければなりません。
そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。
この記事でわかること
- ユーロズロチの特徴
- ユーロズロチの価格が動く3つの理由
- ユーロズロチの今後の見通しと注意点
ユーロズロチの売り取引では、値下がりによる為替差益とスワップポイントの両方を得られる場合があります。
ユーロズロチに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
ユーロズロチ(EUR/PLN)とは

ユーロズロチ(EUR/PLN)とは、ユーロ圏の共通通貨ユーロと、ポーランドの法定通貨ズウォティを組み合わせた通貨ペアです。
日本では「ユーロズロチ」と呼ばれることが多く、FXでは「EUR/PLN」と表記されます。
EUR/PLNのレートは、1ユーロを何ズウォティと交換できるかを表し、たとえばレートが4.2500の場合は「1ユーロ=4.25ズウォティ」です。
EUR/PLNが上昇するとユーロ高・ズウォティ安、下落するとユーロ安・ズウォティ高を意味します。
なお、ポーランドはEU加盟国ですがユーロを導入しておらず、自国通貨のズウォティを使用しています。
ユーロズロチの特徴

ユーロズロチには以下の2つの特徴があります。
- 売りでスワップポイントを受け取れる場合がある
- ユーロとズロチの連動性からレンジ相場になりやすい
スワップポイントと値動きの特徴を、それぞれ詳しく見ていきましょう。
売りでスワップポイントを受け取れる場合がある
ユーロズロチは、売りポジションを保有するとスワップポイントを受け取れる場合があります。
ユーロズロチを売る取引は、ユーロを売ってポーランドズロチを買う取引です。
ポーランドの政策金利がユーロ圏を上回っている局面では、その金利差などをもとにプラスのスワップポイントが設定されることがあります。
プラスのスワップポイントが続けば保有日数に応じて受取額を積み上げられますが 、受取方向や金額はFX業者と時期によって異なるため、最新の金利やお使いの業者の情報を調べる必要があります。

ユーロとズロチの連動性からレンジ相場になりやすい
ユーロズロチは、一定の価格帯を上下するレンジ相場になりやすい傾向があります。
ポーランドはユーロ圏との経済的な結び付きが強く、ユーロとズロチが共通の経済要因に反応する場面があるためです。
両通貨が同じ方向へ動くと相対的な強弱の差が広がりにくくなり、ユーロズロチも一定の範囲で推移しやすくなります。
ただし、金融政策の変化や地政学リスクが高まると、レンジの上限や下限を大きく抜けることがあるため注意しましょう。
ユーロズロチの価格が動く3つの理由

ユーロズロチの価格は、ユーロとポーランドズロチのどちらがより強く買われるかによって変動します。
- ECBとポーランド国立銀行の金融政策
- ポーランドとユーロ圏の経済状況
- ウクライナ情勢などの地政学リスク
それぞれがユーロズロチに与える影響を確認していきましょう。
ECBとポーランド国立銀行の金融政策
ユーロズロチの価格を動かす大きな理由は、ECBとポーランド国立銀行の金融政策です。
一般的に政策金利が引き上げられると、その通貨は買われやすくなり、反対に政策金利が引き下げられると売られやすくなります。
たとえば、ECBが利上げし、ポーランド国立銀行が利下げすれば、ユーロ高・ズロチ安によってユーロズロチは上昇しやすくなります。
反対に、ポーランドの金利が相対的に上昇すれば、ユーロズロチの下落材料になります。
2026年8月時点では、ポーランドの政策金利は3.75%、ECBが金融政策で重視する金利は2.25%です。
ポーランド側の金利が1.50ポイント高いことは、ユーロを売ってズロチを買うポジションに、プラスのスワップポイントが設定される要因の一つです。

ポーランドとユーロ圏の経済状況
ユーロズロチの価格は、ポーランドとユーロ圏のどちらの経済が相対的に強いかによっても変動します。
ポーランドの景気がユーロ圏より強ければ、ズロチが買われてユーロズロチは下落しやすくなります。
反対に、ポーランドの景気悪化が意識されると、ズロチが売られてユーロズロチの上昇材料になります。
ポーランドはEU域内との貿易が多く、2026年1~4月は輸出額の75.1%をEU向けが占めました。
そのため、ユーロ圏の景気変化はポーランド経済にも影響します。
ユーロズロチを分析するときは、両地域のGDPや物価、雇用、鉱工業生産などを比較しましょう。
ウクライナ情勢などの地政学リスク

ウクライナ情勢などの地政学リスクも、ユーロズロチの価格を大きく動かす要因です。
ポーランドはウクライナと国境を接しているため、周辺地域の緊張が高まるとズロチが売られ、ユーロズロチが上昇する場合があります。
実際に2022年2月末から3月初めにかけて、ロシアによるウクライナ侵攻の影響でズロチが大きく下落し、ユーロズロチは一時的に上昇しました。
ただし、地政学リスクはユーロにも影響するため、必ずユーロズロチが上昇するとは限りません。
ニュースだけで方向を判断せず、実際の値動きも確認することが大切です。
ユーロズロチの今後の見通し【2026年】

2026年8月時点のユーロズロチは、4.30付近で推移しています。
2026年に入ってからは一時4.20付近まで下落しましたが、その後は4.35付近まで上昇しました。
直近では上昇が一服しており、方向性を判断するには金融政策や経済状況を確認する必要があります。
2026年8月時点では、ポーランドの政策金利は3.75%、ECBが金融政策で重視する金利は2.25%です。
今後のユーロズロチは、次の3つのシナリオが考えられます。
| シナリオ | 主な条件 | 想定される値動き |
|---|---|---|
| 上昇 | ポーランドの利下げ、ECBの利上げ、ポーランド経済がユーロ圏より弱くなる、地政学リスクの高まり | ユーロ高・ズウォティ安によって上昇しやすい |
| 下落 | ポーランドの利上げ、ECBの利下げ、ポーランド経済がユーロ圏より強くなる、地政学リスクの後退 | ユーロ安・ズウォティ高によって下落しやすい |
| レンジ | 金利差や経済状況に大きな変化がなく、地政学リスクも落ち着いている | 一定の価格帯を往復しやすい |
ポーランドの利下げが進んだり、ウクライナ情勢が悪化したりすると、ユーロズロチの上昇材料になります。
一方、ポーランド経済の成長やズロチの金利上昇は、ユーロズロチの下落材料です。
どちらかの材料が強まらなければ、これまでと同じようにレンジ相場が続くことも考えられます。
取引するときは、ECBとポーランド国立銀行の政策発表に加えて、直近のレンジを抜けたかどうかも確認しましょう。
ユーロズロチを取引するときの注意点

ユーロズロチを取引するときは、以下の3点に注意が必要です。
- スワップポイントを上回る為替差損が発生することがある
- 主要通貨ペアよりスプレッドが広がりやすい
- 取扱いとスワップ条件はFX業者によって異なる
ここではユーロズロチを取引するときの注意点を確認していきましょう。
スワップポイントを上回る為替差損が発生することがある
スワップポイントを受け取れても、それ以上の為替差損が発生すれば取引全体では損失になります。
たとえば、EUR/PLNを4.30で1万ユーロ売り、4.40で買い戻した場合、以下の為替差損が発生します。
・損失額:(4.40-4.30)×1万ユーロ=1,000ズウォティ
実際の損失額は口座通貨へ換算されますが、受け取ったスワップポイントの合計が為替差損を下回れば、利益は残りません。
長期保有するときも、損切り価格と取引数量をあらかじめ決め、含み損が拡大しすぎないようにしましょう。
主要通貨ペアよりスプレッドが広がりやすい
ユーロズロチは、米ドル円やユーロ米ドルなどの主要通貨ペアより、スプレッドが広がりやすい傾向があります。
ユーロズロチは主要通貨ペアと比べて取引参加者が少なく、流動性が低いためです。
スプレッドが広いほど、ポジションを保有した直後の含み損も大きくなります。
特に早朝や重要な経済指標の発表前後、地政学リスクが高まった場面では、スプレッドが通常より広がることがあります。
取引前には公式サイトで公表している最小スプレッドだけでなく、取引画面に表示されている現在のスプレッドを確認しましょう。
取扱いとスワップ条件はFX業者によって異なる
取引前に、売りスワップの受取可否やスプレッド、取引手数料、必要証拠金を確認しましょう。
EUR/PLNの取扱有無やスプレッド、スワップポイントは、FX業者ごとに異なるためです。
ちなみに2026年8月時点で、BigBossはEUR/PLNを取り扱っていません。
BigBossでスワップポイントを狙う場合は、取扱いのある別の通貨ペアを検討する必要があります。
BigBossでスワップポイントを狙える通貨ペアを取引する
BigBossではユーロズロチを取引できませんが、プラスのスワップポイントが設定された別の通貨ペアを取り扱っています。
米ドル円(USD/JPY)の買いでは、プラスのスワップポイントが設定されています。
ただし、米ドル円はユーロズロチと値動きの特徴が異なるため、同じような感覚では取引できません。
スワップポイントの受取額だけでなく、スプレッドや為替差損にも注意が必要です。
BigBossのFXは0.01ロットから取引できるため、取引前に最新のスワップポイントを確認し、少ない取引数量から始めましょう。
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まとめ:政策金利と為替変動の両方を確認しよう
ユーロズロチ(EUR/PLN)は、ユーロ圏の共通通貨ユーロと、ポーランドの法定通貨ズウォティを組み合わせた通貨ペアです。
ユーロズロチはレンジ相場になりやすく、売りでスワップポイントを受け取れる場合があります。
価格は政策金利の差や経済状況、地政学リスクによって変動します。
スワップポイントを狙う場合も、為替差損やスプレッドに注意が必要です。
最新の取引条件を確認し、損失リスクを理解したうえで取引を始めましょう。
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BigBossコラム編集部
