と悩んだことはありませんか？
相場の動きに翻弄されてエントリーを躊躇してしまう症状がタジタジ病です。
エントリーの躊躇が症状のため心配無いように思えますが、FXにおいてはチャンスを逃す可能性があるため早期の症状解消が必要となります。
そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。
この記事でわかること
- タジタジ病とは
- タジタジ病が起こる原因
- タジタジ病の治し方
タジタジ病は気づいてしっかり対処すれば治すことが可能な症状のため、タジタジ病かもと感じたら、まずは原因を探すことから始めましょう。
タジタジ病の治し方に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
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Contents
タジタジ病とは
タジタジ病とは、エントリーを躊躇してしまい上手くトレードが行えない状態のことです。
FXにおいてチャンスとなる値動きが大きく出る場面でも、負けてしまうことや含み損を抱えてしまうことに恐怖を感じて、エントリーできずに固まってしまう病です。
タジタジ病が発症してしまう原因にはいくつかの理由がありますが、相場のチャンスを逃してしまうことから、しっかりと治すべき症状の1つとなります。
エントリーを躊躇してしまう病
タジタジ病は、FXを始めとする投資においてエントリーを躊躇してしまう症状のことです。
エントリーを躊躇してしまう原因は人それぞれに異なり、過去のトレードの失敗や資金が減ってしまうことに対する恐怖などがあります。
エントリーができないため大きな損失を被る恐れはありませんが、そもそもトレードができない状態に近いため、トレーダーにとっては痛手となる病であることは確かです。
トレードのチャンスを逃してしまう
タジタジ病が発症した時の最大のデメリットは、チャンスとなる相場の値動きを見逃してしまうことです。
FXでは時に、初心者がチャートを見ていても分かるレベルで、値動きを予測できる場面に出くわすことがあります。
利益を獲得できるチャンスな場面だったとしても、タジタジ病を患うことからエントリーを躊躇してしまい、結果的にチャンスを逃すことになるのです。
ポジポジ病との違い
投資ではタジタジ病の他にポジポジ病も存在します。
ポジポジ病は、常にポジションを持たなければ落ち着かなくなる症状が出てしまう心理状態です。
タジタジ病とは逆の症状であり、相場の値動きを常に見逃したくないという気持ちから、不利な場面においてもポジションを持ってしまうのです。
タジタジ病はチャンスを逃すことが一番大きなデメリットとなりますが、ポジポジ病は不利なポジションを持つことで負け続けてしまうことが大きなデメリットとなる違いがあります。
FXでタジタジ病が起きてしまう原因
FXのタジタジ病には、起こってしまう原因がいくつか存在します。
- 過去のトレードの大きな失敗
- 資金が減ってしまう恐怖
- 明確なトレードルールや手法がない
なぜタジタジ病が発病してしまうのか、1つずつ原因を見ていきましょう。
過去のトレードの大きな失敗
過去のトレードの失敗が、タジタジ病の原因となることがあります。
トレードの失敗による大きな損失、連敗してしまうことによる自信の喪失、などの経験から「また負けてしまうのでは・・・」という気持ちが強くなってしまいます。
その結果、次のトレードで負けた時の感情が強く出てきて、タジタジ病からエントリーを躊躇するようになってしまうのです。
資金が減ってしまう恐怖
自分の大切な資金が減ってしまうことに恐怖を感じて、タジタジ病を発症してしまうこともあります。
FXのトレードで負けるたびに資金が減り、自分が仕事で稼いだ大切なお金を失ってしまう状況に落ち込んでしまいます。
当然ながら多くの人が自分の大切なお金を失うと落ち込むものですが、その落ち込み度合いが強い人だと拒絶反応からエントリーを躊躇するようになるのです。
FXのトレードは必ずしも負けてしまうものではありませんが、お金を失う恐怖が勝った時の喜びよりも強く感じてしまう人は、タジタジ病にかかりやすかったりします。
明確なトレードルールや手法がない
エントリーや決済（エグジット）のルールや手法を設けていない人だと、タジタジ病の原因となってしまう恐れがあります。
トレードルールを設けていない人の場合、毎回のトレードを直感で繰り返すことによって、どのタイミングでエントリーすれば勝率が高いのかを見つけることができません。
その結果、トレードで勝てる自信を失ってしまい、エントリーを躊躇するようになってしまうのです。
タジタジ病に気づいたらまずは自分の原因を探す
FXのトレードで発症するタジタジ病は、しっかりと対処することで治すことが可能です。
ただし、治すためには治療法を全て試すのではなく、自分にとってタジタジ病が出てしまう原因を特定し、その原因を対処する治し方が効果的です。
そのため、チャンスがある場面でトレードを躊躇するようになったり、普段のトレードでもポジションをすぐに持てないなと感じたら、タジタジ病を疑いましょう。
エントリー前の躊躇するタイミングで感じる、感情がタジタジ病の原因である場合が多いです。
タジタジ病の原因を探したら、次に合う治し方で対処してみましょう。
今日からできるタジタジ病の治し方
FXでエントリーできないタジタジ病には、いくつかの治し方があります。
全ての原因に効果的な治し方もあれば、特定の原因でしか効果ない治し方もあるため、一度全ての治し方に目を通してみるのがおすすめです。
では実際に、今日から試せるタジタジ病の治し方を紹介していきます。
小ロットでトレードを繰り返す
タジタジ病の治し方として、実際のトレードを使った治し方に「小ロットでトレードを繰り返す」があります。
トレードで負けてしまう、もしくは資金を失ってしまう恐怖に対して、小ロットでトレードを繰り返して経験を積み上げていくのです。
小ロットによるトレードなら、精神的な負担も少なく、1回のトレードにおける損失額も少なく済みます。
少しずつ相場に慣れて恐怖心を減らせるように、小ロットでトレードを繰り返してみましょう。
適切なポジション量を見つける
自分の資金量やメンタルが乱されないトレードが行える、ポジション量を見つけることがタジタジ病の治療に繋がります。
トレードにおける失敗が恐怖経験となる場合、基本的には大損失が根本にあり、エントリー時のロット数が多すぎる恐れがあります。
そこで、自分の保有する資金から一回のトレードで負けたとしても、許容できる金額を計算してロット数を調整していくことで、適切なポジション量を見つけることができます。
自分に合ったポジション量でトレードを行えば、負けたとしても致命傷になるほどの損失が出なくなり、エントリーの躊躇をしなくなるでしょう。
損失は利益を得るためのリスクと理解する
FXのトレードで勝率100％を誇るトレーダーは存在せず、上級者であっても損失をしてしまうことがあります。
つまり、トレードを行う中で損失はほぼ必ず発生するものであり、利益を得るためのリスクと考えることで、損失を出してしまう恐怖を拭い去ることができます。
特にボラティリティが高い場面において、一時的に含み益になることもあれば含み損となることもあり、値動きがある以上は利益も損失もリスクとして発生するのです。
FXでは損失が発生するのは当然であり、それを受け入れた上で利益を狙う意識を持ちましょう。
損切りは「痛み」ではなく「戦略的撤退」
FXで大きな損失を出してしまう人の特徴として、含み損を抱えた時に損切りが行えない場合があります。
タジタジ病の原因でもある大損失は、損切りによって二度と出さない対策を取ることができ、損切りラインの設定がタジタジ病の克服に繋がります。
そして同時に、損切りは損失を出してしまう失敗ではなく、戦略的な撤退であることを覚えておきましょう。
損切りによって計画的な損失を出すことで、次のトレードに使える資金を手元に残すことができ、為替相場からの撤退を防ぐことができます。
FXでは損失を出してしまうことに恐怖を感じてしまう人が多いですが、計画的な損切りによる損失は痛みではなく、戦略の一部と考えることで損切りに対するイメージを変えることができます。
トレードルールを定める
エントリーや決済（エグジット）のルールや手法を設けていない人だと、タジタジ病を発症の原因となってしまう恐れがあると紹介しました。
この対策としては、トレードルールをしっかりと定め、戦略的にトレードが行えるようにしましょう。
エントリー時のルール、利確と損切りの値幅、資金管理のルールをしっかり定めることで、トレードに計画性や戦略性を持たせることができます。
その結果、勝率の高いトレードを繰り返せるようになり、自然とタジタジ病を克服できるようになるでしょう。
チャンスを待つ訓練を行う
トレードルールを定めると同時に、チャンスある場面でのみトレードを行う訓練を行いましょう。
FXのチャートは常に値動きが発生していますが、常にチャンスがあるわけではありません。
自分にとって不利な値動きが出てしまう場面もあるため、自分が勝てる場面にのみトレードを絞ることで、勝てるトレードを繰り返せるようになります。
このようにチャンスを待ってトレードが行えるようになると、自然とエントリーを行う際に自信を持つことができ、タジタジ病が出なくなっていくのです。
まとめ：タジタジ病と気づいたらゆっくり治して行こう
タジタジ病は、エントリーを躊躇してしまい上手くトレードが行えない状態のことで、利益を得られるチャンスを逃してしまう恐れがあるためしっかりと治しましょう。
ただし、無理に克服しようとするのではなく、自分のペースでゆっくりと治していくのがおすすめです。
小額による小ロットトレードから始めたり、無理のないポジション量の設定、トレードルールを定め、エントリーで手が止まらない状況を目指しましょう。
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BigBossコラム編集部