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ヘッドアンドショルダーとは?見分け方やネックラインの引き方と使い方を解説!

2025年9月2日

ヘッドアンドショルダーとは?

トレーダー
ヘッドアンドショルダーってなに?
トレーダー
トップとボトムは何が違うの?

と疑問に思ったことはありませんか?

3つの山と谷を描くチャートパターンがヘッドアンドショルダーです。

ヘッドアンドショルダーズトップ(山)とヘッドアンドショルダーズボトム(谷)の2種類が存在し、それぞれトレンド転換の予測を得意とします。

この記事では、以下の内容について詳しく解説します。

この記事でわかること

  • ヘッドアンドショルダーとは
  • ヘッドアンドショルダーの使い方とポイント
  • ヘッドアンドショルダーを使うときの注意点

ヘッドアンドショルダーは、他のチャートパターンよりも分析の信頼度が高く、形状も覚えやすいためFX初心者の方が覚えておくべきパターンの1つとなります。

ヘッドアンドショルダーの使い方に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

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ヘッドアンドショルダーとは

ヘッドアンドショルダー(Head and Shoulders)とは、相場のトレンド転換を示唆するとされるチャートパターンです。

山なりとなるヘッドアンドショルダーズトップと、谷となるヘッドアンドショルダーズボトムの2種類が存在します。

どちらもトレンド転換を示唆するとされ、相場が大きく動く場面で出現しやすいため、覚えるトレーダーも多いパターンです。

ヘッドアンドショルダーズトップ

ヘッドアンドショルダーズトップ

ヘッドアンドショルダーズトップは、上昇トレンドの天井圏で出現しやすいチャートパターンです。

形状は名前の通り左右の肩(shoulders)と中央の頭(head)のように見えるのが特徴で、出現と共に下降トレンドへの転換予測に使えます。

・左肩:一旦高値を付けて押し目(下落)を作る

・頭:左肩より高い高値をつけるが、その後再び押し目を作る

・右肩:頭ほど高値を更新できず、下落していく

チャートパターンとして上記の特徴を持ちつつ、左肩と頭の安値を結んだネックラインを割り込むことで、パターンが完成し下降トレンドへの転換を予測します。

ちなみに、ネックラインは必ず水平ではなく、右上がりや右下がりになるケースもあります。

(押し目の安値同士を結んだ線がネックライン)

ヘッドアンドショルダーズボトム

ヘッドアンドショルダーズボトム

ヘッドアンドショルダーズボトムは、下降トレンドの底値圏で出現しやすいチャートパターンです。

形状はヘッドアンドショルダーズトップを上下反転させたパターンとなり、出現と共に上昇トレンドへの転換予測に使えます。

・左肩(左谷):下落後に一旦反発する

・頭:左谷より深い安値をつけるが、再び反発する

・右肩(右谷):頭ほど安値更新できず、上昇していく

ヘッドアンドショルダーズボトムも、左谷と右谷の反発点を結んだネックラインを上抜けることで、パターンが完成し上昇トレンドへの転換を予測します。

チャートのパターンとしてはヘッドアンドショルダーズトップをひっくり返したものとして覚えやすく、セットで覚えるとトレード戦略の幅が広がります。

(戻り高値同士を結んだ線がネックライン)

ヘッドアンドショルダーと三尊天井の違い

ヘッドアンドショルダーは、日本語では「三尊天井や逆三尊」という別名で紹介されることが多いチャートパターンです。

一般的には、ヘッドアンドショルダーズトップ=三尊天井、ヘッドアンドショルダーズボトム=逆三尊として扱われます。

ただし、解説によっては山(谷)の高さなどの特徴で区別する場合もあるため、呼び方にこだわるよりも、ネックラインのブレイクを軸に「何を根拠に判断するか」を理解しておくことが大切です。

ヘッドアンドショルダーの見分け方

ヘッドアンドショルダーの見分け方

ヘッドアンドショルダーには、他のチャートパターンと区別するための見分け方が存在します。

以下の手順でパターンをチェックすると判断しやすくなります。

①3つの山(谷)になっているか

・トップ:中央の山が最も高く、左右の肩はそれよりも低い形になる

・ボトム:中央の谷が最も深く、左右の谷がそれよりも浅い形になる

②ネックラインが引けるか

・トップ:2つの押し目の安値同士を結んだ線

・ボトム:2つの戻り高値同士を結んだ線

③ネックラインを抜けたか(完成判定)

・トップ:ネックラインを下抜けると完成の目安

・ボトム:ネックラインを上抜けると完成の目安

実際のチャートは、教科書どおりにきれいな形になるとは限らず、値動きによって左右の肩(谷)の高さがズレることもあります。

そのため、形だけで断定せず「中央が最も目立つ(高い、深い)」ことに加えて、ネックラインをブレイクしたかどうかで完成を判断するのがポイントです。

ヘッドアンドショルダーの使い方

FXトレードにおけるヘッドアンドショルダーの使い方を紹介します。

  • ネックラインブレイクでエントリー
  • ネックライン再上抜け/再下抜けで損切り
  • ヘッドアンドショルダーの利確目標値

順番に使い方を確認していきましょう。

ネックラインブレイクでエントリー

ネックラインブレイクでエントリー

ヘッドアンドショルダーでエントリーするときは、ネックラインブレイクがエントリーのサインとなります。

チャートパターンの完成が「ネックラインブレイク」であり、ブレイク直前まではチャートパターンが完成していない状態です。

しっかりとトレンド転換を狙ったエントリーを行うためにも、

・ヘッドアンドショルダーズトップ:ネックラインを下抜けて売り(ショート)

・ヘッドアンドショルダーズボトム:ネックラインを上抜けて買い(ロング)

を検討しましょう。

ネックライン再上抜け/再下抜けで損切り

ネックライン再上抜け/再下抜けで損切り

ヘッドアンドショルダーを使うトレードでは、ネックラインを基準に損切りの判断を行えます。

・トップ:チャートがネックラインを再上抜けしたら損切りの目安

・ボトム:チャートがネックラインを再下抜けしたら損切りの目安

トレンド転換サインとなったネックラインに、再びチャートが戻ってくるということは、トレンド転換の否定を含んでいる場合があるためです。

再上抜けと再下抜けはブレイクが否定される動き(ダマシの可能性)となるため、ヘッドアンドショルダーでエントリーした時には損切りサインとして使いましょう。

ヘッドアンドショルダーの利確目標値

ヘッドアンドショルダーの利確目標値

ヘッドアンドショルダーの利確目標の定番は、値幅(高さ)を使った設定です。

・トップ:「頭の高値-ネックライン」の値幅が利確目標

・ボトム:「頭(谷)の安値-ネックライン」の値幅が利確目標

このように、ネックラインを中心に頭(谷)分の値幅をちょうど、利確目標の値幅として使います。

しかし、あくまでもこの利確設定は目標値であり、相場の状況に応じて分割利確や、早期の利確を判断していきましょう。

ヘッドアンドショルダーで精度を上げるポイント

ヘッドアンドショルダーは相場の反転パターンとして有名ですが、実際の相場ではダマシも起こりやすいです。

そこで、トレードの精度を上げるために、以下のポイントを押さえておくと精度を上げやすくなります。

順番に、ヘッドアンドショルダーの精度を上げるポイントを紹介していきましょう。

完成前にエントリーしない

チャートパターンに共通する精度を上げるポイントですが、パターンの完成前のエントリーを控えることが、精度を上げるポイントになります。

ヘッドアンドショルダーの完成判定は「ネックラインのブレイク」です。

そのため、ネックラインブレイクしたら、エントリーするように心がけましょう。

ネックラインをブレイクする前にエントリーしてしまうと、ヘッドアンドショルダーが完成する前のエントリーとなり、テクニカル分析としての精度を下げてしまうことになります。

ネックラインブレイク後のレジサポ転換を確認

トレードの精度を上げるうえで特に有効なのが、ネックラインブレイク後に起こりやすい、レジサポ転換(支持線、抵抗線の入れ替わり)です。

・トップ:下抜け後、ネックラインが抵抗線(レジスタンス)として機能するか

・ボトム:上抜け後、ネックラインが支持線(サポート)として機能するか

ネックラインブレイク後にチャートが一度戻ってくる動きも発生しやすく、ラインもレジサポ転換で機能が変わりやすい場面です。

ヘッドアンドショルダーはネックラインブレイクでその役目が終わるのではなく、ネックラインの転換でしばらくは影響が残るパターンなのです。

類似するチャートパターンも覚える

ヘッドアンドショルダーは形が似ているチャートパターンも多く、ヘッドアンドショルダーしか覚えていないと見分けられない可能性が出てきます。

そこで、以下の似ているパターンもセットで覚えておくと、判断のブレを減らせます。

・トリプルトップ/トリプルボトム

・ダブルトップ/ダブルボトム

・スパイクトップ/スパイクボトム

基本的には類似するチャートパターンのため分析内容も近いですが、しっかりと見分けることでエントリーの判断基準を絞れるため覚えておきましょう。

類似するチャートパターンの詳細はこちら

ヘッドアンドショルダーを使うときの注意点

ヘッドアンドショルダーなどのチャートパターンは、実際の相場で必ずしも想定通りに動くとは限りません。

そこで、以下の2点を意識しておくと、無駄な損失を減らしやすくなります。

  • ダマシがある前提で損切りのシナリオも考える
  • 3つ目の山と谷は形が崩れやすい

順番に確認していきましょう。

ダマシがある前提で損切りのシナリオも考える

ヘッドアンドショルダーは、ネックラインを一度抜けた後にすぐ戻る、ダマシが発生することも珍しくありません。

そこで、エントリー前の段階で「ダマシが発生した場合の撤退ライン(損切りライン)」もセットで決めておくことが大切です。

ネックラインブレイク後に、再び戻ってくるようなら損切りが目安として使いやすいでしょう。

ダマシを完全に避けることは難しいため、損切りを前提にリスク管理を行うことが現実的です。

3つ目の山と谷は形が崩れやすい

ヘッドアンドショルダーズトップの右肩とヘッドアンドショルダーズボトムの右肩(右谷)は、途中で形が崩れチャートパターンとして成立しないこともあります。

そのため、ヘッドアンドショルダーの形成に気づいたときは、3つの山と谷を形成する最中はチャートをしっかり確認するようにしましょう。

この時点でネックラインは引けているため、しっかりと3つ目の山と谷の形成を待ち、形成中は焦って入らずに完成を持つと良いでしょう。

まとめ:ヘッドアンドショルダーはネックラインブレイクで判断する

ヘッドアンドショルダーは、相場のトレンド転換を示唆するとされるチャートパターンです。

山なりとなるヘッドアンドショルダーズトップと、谷となるヘッドアンドショルダーズボトムの2種類が存在し、それぞれに下降トレンドへの転換と上昇トレンドへの転換を予測できます。

有名なチャートパターンではありますが、使い方として覚えておくべきポイントも多く、特にネックラインブレイクが重要な判断材料となるため確認するようにしましょう。

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▼この記事を書いた人

BigBossコラム編集部

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