海外FXトレード手法

FXトレードの両建てとは?メリットやデメリット、注意点を解説

「業者で禁止している両建てがあるけれど、なんでバレるの?」

「バレるとペナルティはあるの?」

と両建てする前に悩んでいませんか?

海外FXの両建て方法は3種類ありますが、業者によっては禁止しているものがあります。

もし禁止された両建てがバレた場合、ペナルティとして出金拒否や口座凍結などが課せられることもあります。

そこでこの記事では、

  • 両建てのメリットとデメリット
  • 海外FXの両建て方法3つ「両建てって何?」
    「両建てしてみたいけど、どうやってすればいいの?」
    といった疑問をもっていませんか?

    FXの手法に関する情報を集めているときに、両建てというワードを目にし、どのような手法か気になっている方は多いでしょう。

    中には、両建ての方法をわかっていても、取引にどのような影響を与えるかを理解していない方もいるのではないでしょうか。

    そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。

    • 両建ての意味
    • 両建てのメリットとデメリット
    • 両建てする際の注意点

    この記事を読めば、両建ての概要がわかり、自分が使うべき手法なのかが判断しやすくなるでしょう。

    両建てを取り入れようとしている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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    Contents

    FXの両建てとは?

    両建てとは、同じ通貨ペアで買いと売りのポジションを同時に保有することです。

    そのため、相場がどちらに動いたとしても、一方のポジションでは含み益、もう一方のポジションでは含み損が発生することで、損失が発生しない状況をつくれます。

    例えば、1ドル120円で両建てをしたあとに、為替レートが123円に上がった場合、それぞれのポジションの含み損益は、以下のようになります。

    買いポジション 3円の含み益
    売りポジション 3円の含み損

    この場合の収支は、「3円の含み益」+「3円の含み損」で「プラスマイナスゼロ」となります。

    したがって、両建てとは、どちらかのポジションを決済しない限り、含み損益をゼロにしておける手法といえます。

    FXで両建てするメリット

    FXで両建てをするメリットは以下の3つがあります。

    1. 含み損の拡大を一時的に抑えられる
    2. 相場の様子見ができる
    3. 含み損を翌年まで繰り越せる

    それぞれ詳しく見てきましょう。

    1.含み損の拡大を一時的に抑えられる

    買いポジションを保有中に相場が下落すると、含み損が拡大します。

    そのときに、売りポジションを新しく保有すれば、含み益が発生して、損失の拡大を抑えられます。

    具体例として、米ドル/円の取引で1ドル130円のときに10万通貨の買いポジションを持った場合を見ていきましょう。

    1ドル128円に変動すると、130円-128円×1万通貨=2万円の含み損が発生し、さらに価格が変動して1ドル126円になれば、4万円まで含み損が拡大します。

    しかし、1ドル128円になったタイミングで1万通貨の売りポジションを保有すれば、1ドル126円になった場合は2万円の含み益が得られます。

    含み損4万円を含み益2万円で相殺し、合計の含み損は一時的に4万円から2万円に減らすことが可能です。

    ただし、後述するマイナススワップやスプレッドが原因で、思ったよりも損失を抑えられないこともあるため、損切りを選択した方が良いケースもあります

    損切りラインの決め方はこちらで詳しく解説!

    2.相場の様子見ができる

    両建てにより一時的に含み損の拡大を抑えられれば、精神的な負担を軽減できます。

    そうすることで、一度冷静になって相場を分析する時間がつくれます。

    ただし、いずれは両建てを解除しなければならないため、自分の資金や相場の状況などを確認し、戦略を立て直すことが大切です。

    3.含み益を翌年まで繰り越せる

    年末に含み益があり、課税を1年遅らせたいというときに、両建てを活用するケースもあります。

    FXでは、12月31日までに確定した利益が課税対象となるため、含み益には税金がかかりません。

    両建てをしておけば、含み益の減少を防ぎながら、翌年まで繰り越せます。

    会社員の場合は、FXや副業などで得た所得の合計が年間20万円を超えると、確定申告が必要となります。

    例えば、以下のケースで両建てをする流れを見ていきましょう。

    • 副業でFXをしている方
    • 12月時点で年間19万円の利益が確定
    • 12月時点で5万円の含み益が出ている買いポジションを保有

    現在はトレンドが落ち着いたため、利益を確定したいところですが、決済すると年間の利益が20万円を超え、確定申告が必要になります。

    この場面で、買いポジションと同じロット数で売りポジションを保有して両建てをすれば、利益を固定しながら含み益を翌年まで繰り越せます。

    たとえ、相場が変動し、買いポジションの含み益が4万円に下がったとしても、売りポジションの方では1万円の含み益が発生しているため、トータルでは5万円の含み損を維持することが可能です。

    翌年に2つのポジションを決済すれば、5万円の含み益を維持したまま、確定申告を回避できるでしょう。

    ただし、所得が基準以下であっても住民税の申告は必要となるため、1円でも利益が出たら市役所や区役所などで手続きが必要です。

    FXの税金の払い方はこちらで詳しく解説!

    FXで両建てするデメリット

    FXで両建てするデメリットは、以下の4つあります。

    1. マイナススワップが発生する可能性がある
    2. スプレッドの負担が増える
    3. ロスカットのリスクが高まる
    4. 大きな利益を狙えない

    一つずつ詳しく見ていきましょう。

    1.マイナススワップが発生する可能性がある

    スワップポイントとは、2つの通貨を交換するときに生じる金利差のことで、金利が低い通貨を売って金利の高い通貨を買ったときは利益を狙えます。

    一方、金利の高い通貨を売って金利の低い通貨を買ったときは、マイナススワップという損失が出てしまいます。

    両建ての場合は、プラスとマイナスのスワップポイントが一緒に発生するため、相殺されてしまい、利益が残ることはほとんどないでしょう。

    マイナススワップの金額の方が大きいことも多くあるため、損失が出るケースもあります。

    2.スプレッドの負担が増える

    スプレッドとは、トレードごとに発生する買値と売値の価格差のことで、実質的な取引コストです。

    両建ては、買いと売りの両方のポジションを保有するので、スプレッドも単純に2倍かかります。

    経済指標の発表前など、スプレッドが広がりやすい時間帯に両建てで取引すると、取引コストがかかることで利益が狙いにくくなるでしょう。

    3.ロスカットのリスクが高まる

    ロスカットとは、含み損が拡大し、証拠金維持率が一定の水準まで下がったときに、ポジションを強制決済される仕組みです。

    証拠金維持率は「純資産÷必要証拠金×100(%)」で求められ、必要証拠金が大きくなるほど、証拠金維持率は下がりやすくなり、ロスカットのリスクが高まります。

    FX業者の中には、両建てしたときに買いと売りのポジションそれぞれに対し、証拠金を必要とするところがあります。

    両建てにより、多くの証拠金が必要になれば、価格が大きく変動したときのロスカットのリスクが高まるでしょう。

    なお、BigBossで両建てをした場合は、必要証拠金が相殺されます。

    ロスカットのリスクを抑えながら両建てをしたい方は、BigBossで口座開設をしてみましょう。

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    4.大きな利益を狙えない

    両建ては、損失拡大を抑えられる反面、大きな利益を狙うのは難しいでしょう。

    相場が動いたときに一方のポジションがプラスになっても、もう片方がマイナスになってしまうからです。

    たとえ、大きな含み益が出ても、含み損で相殺されるため、期待した利益を得られないでしょう。

    また、必要証拠金が増えると、保有できるポジションも減ってしまうので、その分利益も狙いにくくなります。

    FXトレードで両建てをする際の注意点

    FXトレードで両建てをする際は、両建てを禁止している業者があることや、初心者にはおすすめできない手法であることを押さえておかなければなりません。

    ここでは、FXトレードで両建てをする際の注意点を解説します。

    両建てを禁止しているFX業者がある

    両建ての方法には、主に以下の3つがあります。

    1. 同一口座内での両建て
    2. 複数口座間での両建て
    3. 異なるFX業者間での両建て

    これらの中でも、2と3の両建てを禁止しているFX業者は多くあります。

    禁止されている両建てを行っていることが業者にばれると、以下のようなペナルティが課せられる場合があります。

    • 利益の没収
    • 最大レバレッジの制限
    • 出金拒否
    • 口座凍結

    これらのペナルティを避けるためにも、利用する業者の両建てに関するルールを確認しておきましょう。

    BigBossの両建てのルールはこちらで詳しく解説!

    FX初心者にはおすすめできない

    両建ては、複数のポジションを保有することとなるので、含み益や含み損、スプレッドの管理が複雑になります。

    両建てをすることで、把握しなければならない情報が多くなれば、混乱して判断ミスを引き起こす原因となるでしょう。

    また、両建ては解除するタイミングも難しいといわれています。

    含み益と含み損でプラスマイナスゼロだからといって、含み損を抱えたままポジションを保有すれば、ますます損失が確定できなくなり、両建てを解除するタイミングを見逃してしまいます。

    ポジションの管理や両建てを解除するタイミングが難しいことから、FX初心者にはおすすめできない手法です。

    まとめ:FXトレードでは両建てを避けるのがおすすめ

    両建ては、含み損の拡大を一時的に抑えたいときや、含み益を翌年まで繰り越したいときに活用できる手法です。

    ただし、スプレッドの負担が増えたり、大きな利益が狙いにくくなったりするデメリットがあるため、あまりおすすめはできません。

    あくまで知識の一つとして、両建てを把握しておくのが良いでしょう。

    FXでより多くの利益を狙いたい方は、高いレバレッジで資金効率を高める方法がおすすめです。

    レバレッジが高いFX業者を探している方には、最大1,111倍のレバレッジが設定できるBigBossをおすすめします。

    BigBossで取引するメリットは3つあります。

    1. 最大1,111倍のレバレッジで取引できる
    2. 取引毎にBigBossPointがもらえる
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    また、プロスプレッド口座ではSTP/ECN方式を採用しており、約定力の高い環境で取引できます。

    ぜひ、口座開設をしてみてください。


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  • 両建てがバレる理由2つ
  • バレたときのペナルティ
  • 両建てができるオススメ海外FX業者

を解説します。

両建てにオススメの海外FX業者もランキング形式で紹介しているので、まだ口座開設してない方も、ぜひ最後までご覧ください。

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「両建て」とはどんな手法?

「両建て」は昔からある手法の一つで、江戸時代の米相場で使われていたほどです。

ですが「聞いたことはあるけれど、意味が分からないから使っていない」と、敬遠している人が多いのではないでしょうか?

ここでは両建てがどんなものか、メリットとデメリットを合わせて解説していきます。

同じ通貨ペアで「買い」と「売り」のポジションを同時に保有すること

両建てとは、同じ通貨ペアで買いポジションと売りポジションを同時に保有すること。

そのため相場がどちらに動いたとしても、一方のポジションでは含み益、もう一方のポジションでは含み損となります。

例えば、1ドル120円で両建てをした後に、レートが123円に上がった場合を考えてみましょう。

それぞれのポジションの損益は、以下の通り。

買いポジション 3円の含み益
売りポジション 3円の含み損

この場合の収支は、「3円の含み益」+「3円の含み損」で「プラスマイナスゼロ」となります。

よって両建てとは、どちらかのポジションを決済しない限り、いつまでも損益をゼロにしておける手法なのです。

メリットは「相場が動いても様子見できる」

両建てのメリットは「相場が動いても様子見できる」ことです。

両建ては相場がいくら動いても損益がプラスマイナスゼロなので、含み損の心配がありません。そのため「エントリーしたいけれど、含み損を抱えるのは嫌だな……」と、悩む場面で活躍します。

例えば、金利政策や経済指標など、相場が大きく動く局面を考えてみましょう。

経済指標などは様々な予測があるため、発表されなければ相場がどちらに動くか分かりません。そればかりか発表中は値動きが激しいので、買いか売りのどちらか一方だけだと、ロスカットされる危険もあります。

ですが発表直前に両建てをしておけば、損益は「プラスマイナスゼロ」にできます。しかも発表内容が確定するとトレンドが形成されて、どちらか一方に動き続けることもありますよね?

そんな時は、マイナスになっているポジションを損切りし、プラスになっているポジションを伸ばして利確しましょう。

そうすれば、利益を残した状態で終わることができます。

よって相場がどちらに動いても対応できるように仕込んでおけるのが、両建てのメリットと言えます。

デメリットは「マイナススワップ」と「スプレッドを倍で負担」

両建てのデメリットは、2つあります。

【両建てのデメリット】

  1. マイナススワップ
  2. スプレッドの倍負担

一つ目は「マイナススワップ」です。

マイナススワップは、FX業者が公式サイトで公開しているスワップ表で「-」が付いているスワップポイントのことです。

スワップポイントとは?
金利の低い通貨を売って、金利の高い通貨を買った場合に発生する金利差の利益のこと。
買いポジションで発生する「買いスワップ」と、売りポジションで発生する「売りスワップ」の2種類がある。

マイナススワップはポジションを保有している期間中ずっと支払い続けることになるので、注意が必要です。

【BigBossのスワップ表(2022/02/06時点)】

通貨ペア 買いスワップ 売りスワップ 合計スワップ
USDTRY -409.99 256.25 -153.74

仮にBigBossのUSDTRYで両建てすると、毎日-153.74も支払い続けるので、保有しているだけでどんどん資金が減ってしまいます。

2つ目は「スプレッドを倍で負担」です。

両建ては買いと売りの両方のポジションを保有するので、スプレッドも倍必要になります。

仮にスプレッド6pipsの通貨ペアで両建てすると、合計で12pipsとなり、取引コストがかさんでしまいます。

BigBossのスワップポイントについて知りたい方はこちら!

両建ての方法は3つ|海外FXで禁止されているorいない両建てはどれ?

海外FXの両建て方法は、3つあります。

【海外FXの両建て方法】

  1. 同一口座内での両建て
  2. 複数口座間での両建て
  3. 異なるFX業者間での両建て

業者によっては禁止されているものもあるので、どれがダメなのか把握しておきましょう。

方法1:同一口座内での両建て

一つ目は「同一口座内での両建て」で、多くの海外FX業者で認められています。

この両建てができる業者なら、保有し続けるだけで利益が出る「スワップポイント投資」がオススメです。

「スワップポイント投資」とは?
長期間ポジションを保有して、日々受け取るスワップポイントだけを目的とした投資方法。
「安く買って高く売る」のように「売買決済」で得る利益は、二の次として考える傾向がある。

スワップポイント目的の両建ては、買いスワップと売りスワップの合計がプラスなら利益となります。

この手法を「スワップアービトラージ」と言います。

【スワップアービトラージの例】
JPYTRY(トルコリラ/円)の買いスワップと売りスワップの合計が、10万通貨当たり300だったとする。
この通貨ペアで両建てすると、相場変動に関係なく、平日毎日300円ずつもらうことができる。

注意点として、買いスワップと売りスワップの合計がマイナスだと、逆にスワップポイントを支払い続けることになるので、気をつけましょう。

また明らかなスワップ狙いの「スワップアービトラージ」は、業者によっては禁止されています。

発覚すると取引禁止にされる危険もあるので、心配な場合は業者に確認しておきましょう。

方法2:複数口座間での両建て

二つ目は「複数口座での両建て」で、多くのFX業者が禁止しています。

理由は、ゼロカットを悪用して利益を獲得できる可能性があるからです。

「ゼロカット」とは?
口座資金を超える損失を出して残高がマイナスになった場合、そのマイナス分をFX業者が負担してゼロに戻してくれるシステムのこと。
国内FX業者だとマイナス分は「追証(おいしょう)」として請求されるので、借金の原因となりやすい。

ではどのような場合が「ゼロカットの悪用」として見なされるか、例で考えてみましょう。

【ゼロカットを悪用した例】

  1. 口座Xでは買いポジション、口座Yでは売りポジションと両建て。
  2. 相場が大きく動き、口座Xでは200万円の利益が、口座Yでは200万円の損失が出る。
  3. それぞれの口座資金が30万円ずつだとすると、口座Yでは170万円のマイナスが発生。
  4. しかしゼロカットで口座資金を超える損失分は業者負担となり、口座Yのマイナス分はゼロ。
  5. 結果的にトレーダーは口座Yの30万円を失うだけで、代わりに口座Xの利益200万が手に入る。

つまり「複数口座間での両建て」がOKだと、トレーダーに利益のみを取られる形となるので、業者としては損しかありません。

そのため、ゼロカットを導入している業者では禁止にしているところが多いです。

ただし一部の業者では、条件付きでOKにしているところもあります。

ゼロカットの仕組みやメリットを知りたい方はこちら!

方法3:異なるFX業者間での両建て

三つ目は「異なる業者間での両建て」で、ほとんどの業者が禁止しています。

なぜなら、前述の「複数口座間での両建て」で挙げたゼロカットシステムだけでなく、ボーナスも悪用される危険性があるからです。

ボーナスとは?
口座資金として使える残高のこと。
口座開設で付与される「口座開設ボーナス」や、入金額に応じて付与される「入金ボーナス」など、業者によって様々な種類がある。

ではどのような場合が「ボーナスの悪用」として見なされるか、例で考えてみましょう。

【ボーナスを悪用した例】

  1. 海外FX業者XとYでそれぞれ口座開設し、口座開設ボーナスの10万円を入手。
  2. Xの口座では買いポジション、Yの口座では売りポジションと両建て。
  3. 相場が動いてXで50万円の利益、Yで50万円の損失が発生。
  4. Yでは40万円のマイナス分が発生しているが、Yのゼロカットによってマイナス分はゼロ。
  5. 結果的にトレーダーは業者Yの口座開設ボーナス10万円だけを失うだけで、元手なしで業者Xの利益50万円が手に入る。

つまりトレーダーはボーナスを元手にしているだけなので、ゼロカットと組み合わせることによって、資金ゼロでもリスクなしで利益を獲得できるのです。

逆に業者はトレーダーが発生させたゼロカット分を負担するだけなので、損しかありません。

そのためボーナスを提供している業者では、「異なる業者間での両建て」を禁止にしているところが多いのです。

ただし一部の業者では、条件付きでOKにしているところもあります。

海外FXの提供する5種類のボーナスを知りたい方はこちら!

異なる業者間の両建てはなぜバレる?理由は2つ

両建てで禁止されている方法があると聞いても、「異なるFX業者間で両建てしているのに、なぜバレるの?」と疑問に思うかもしれません。

その理由は2つあります。

【異なる業者間の両建てがバレる理由】

  1. 取引プラットフォームが共通だから
  2. 仲介業者「ブリッジ」の存在

理由1:取引プラットフォームが共通だから

一つ目は、海外FX業者の多くがMT4やMT5など共通の取引プラットフォームを使っている場合が多いからです。

取引プラットフォームが共通なら、業者は他社の取引履歴も見れるため、ユーザーが両建てしていることに気づけるのです。

また、定期的に取引履歴を検証するシステムも導入されています。

そのため、異なる業者間での両建てはすぐバレるのです。

理由2:仲介業者「ブリッジ」の存在

二つ目は「仲介業者『ブリッジ』の存在」です。

ブリッジとは?
FX業者と価格を提示するリクイディティ・プロバイダー(銀行などの金融機関)の橋渡し(ブリッジ)をする仲介業者のこと。

FX業者はブリッジを通して注文しているため、このブリッジを通じてバレるのです。

例えば、A社で買いポジション、B社で売りポジションという形で両建てをしたとします。

しかし、AもBも同じブリッジを経由して注文を出していたら、サーバーが同じなので、両建てがすぐ発覚します。

そのためブリッジによっても、異なる業者間での両建てがバレるのです。

両建てがバレた時のペナルティとは?

禁止されている両建てがバレると、高確率で下記4種類のペナルティが課せられます。

【両建てがバレた際のペナルティ】

  1. 利益の没収
  2. 最大レバレッジの制限
  3. 出金拒否
  4. 口座凍結

両建てがバレた場合、最初に考えられるのが「利益の没収」です。

他にも、設定できる「最大レバレッジの制限」も考えられます。

また悪質と判断されると、「出金拒否」や「口座凍結」という重いペナルティもありえます。

口座凍結とは?
取引や入出金など、あらゆる行為ができなくなる口座状態のこと。
一度でも口座凍結になると、どんな理由があっても再利用することは不可能であり、一切出金もできない。

どのような両建てが禁止されているかは、業者によって違いがあります。そのため、どうしても両建てをしたいなら、取引ルールや利用規約を確認してから行いましょう。

海外FXで出金拒否になるケースを知りたい方はこちら!

両建てができるオススメ海外FX業者5社

「両建てしたい!」と考えている人の為に、オススメの海外FX業者5社をランキング形式でご紹介します。

順位と各社の両建てへの対応は、以下の通りです。

【両建てオススメ海外FX業者ランキング】

順位 業者名 同一口座内 複数口座間 異なるFX業者間
1位 BigBoss × ×
2位 TradersTrust
3位 TRADEVIEW
4位 Axiory
5位 XM × ×

次からは、特徴を含めて1社ずつ解説していきます。

1位:BigBoss(ビッグボス)

1位のBigBoss(ビッグボス)は、ゼロカットを採用しているため、同一口座内の両建てのみできます。

同一口座内であれば、ゼロカットやボーナスを利用した両建ても特に規制ありませんので、堂々と両建てが行えます。

ただし指標発表時等の両建てや同じ局面で何度も行う場合は、ペナルティが課せられるので注意しましょう。

同一口座内の両建て
複数口座間の両建て ×
異業者間の両建て ×
ゼロカット あり
最大レバレッジ 1,111倍
スプレッド(USD/JPY) 1.4pips(2022年2月16日10:29時点)
公式HPトップページにてご確認ください
取引プラットフォーム MT4、MT5、BigBoss QuickOrder(BBQ)
ロスカット 20%
ボーナス
  • 期間限定100%入金ボーナス
  • BigBossPoint
日本語サポート あり

BigBossの特徴は、取引するごとにもらえる「BigBossPoint」の存在です!

例えば、FXを1ロット取引すると、16BBPが付与されます。

受け取ったBigBossPointは、6BBP=1ドルのボーナスに交換できるので、証拠金を増やしやすくなります。

取引量が増えるほど多くのボーナスに交換できるので、ぜひBigBossで口座開設しておきましょう。

【BigBossの特徴】

  • 両建ては同一口座内のみ
  • レバレッジ1,111倍とハイレバ取引が可能
  • 追証なしのゼロカットあり
  • 口座開設は最短3分で完了
  • 取引毎にBigBossPointがもらえる
  • 日本語サポートもバッチリ

最大レバレッジ1,111倍で取引が可能なFX業者はこちら!

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2位:TradersTrust(トレーダーズ・トラスト)

2位のTradersTrust(トレーダーズ・トラスト)は、公式サイトで「両建て取引に規制を設けない」と明言しており、すべての両建て取引が可能となっています

しかし、ボーナスを利用した両建てはボーナス規約によるので、注意が必要です。

また何度も同じ場面で両建てをしていると、出金拒否などのペナルティが課せられることがあります。

同一口座内の両建て
複数口座間の両建て
異業者間の両建て
ゼロカット あり
最大レバレッジ 3,000倍
スプレッド(USD/JPY) 1.5pips~
取引プラットフォーム MT4
ロスカット 50%
ボーナス
  • 口座開設ボーナス
  • 200%&100%ご入金ボーナス
日本語サポート あり

TradersTrustは、レバレッジ3,000倍と高く設定でき、両建て取引にも制限がありません。そのため、資金が少ない方でも気軽に両建て取引ができます。

ですがロスカットが50%と高めに設定されているので、資金管理に気を配る必要があります。

【TradersTrustの特徴】

  • 両建て取引に制限なし
  • レバレッジ3,000倍と高い
  • ロスカット50%なのでロスカットされやすい
  • 入金ボーナスが多い

TradersTrustの公式サイトはこちら

3位:TRADEVIEW(トレードビュー)

3位のTRADEVIEW(トレードビュー)には、両建て禁止に関する規制がありません。そのため、すべての両建て取引が可能となっています。

ただし、ボーナスを利用した両建てはボーナス規約によるので、注意が必要です。

また何度も同じ場面で両建てをしていると、口座凍結などの重いペナルティが課せられる場合もあります。

同一口座内の両建て
複数口座間の両建て
異業者間の両建て
ゼロカット あり
最大レバレッジ 500倍
スプレッド(USD/JPY) 1.8pips~
取引プラットフォーム
  • MT4
  • MT5
  • cTrader
  • Currenex
ロスカット 100%
ボーナス なし
日本語サポート あり(※メールのみ)

TRADEVIEWの特徴として、取引プラットフォームが4種類と豊富に用意されています。

ですがボーナスはなく、ロスカット水準も100%とかなり高いので、資金が少ないとすぐロスカットされる危険があります。

また日本語サポートがメールのみなので、資金と経験をある程度持っている中級者向けの業者と言えるでしょう。

【TRADEVIEWの特徴】

  • 両建て取引に制限なし
  • 取引プラットフォームが豊富
  • ロスカット100%とロスカットされやすい
  • ボーナスがない
  • 日本語サポートがメールのみ

TRADEVIEWの公式サイトはこちら

4位:Axiory(アキシオリー)

4位のAxiory(アキシオリー)は、両建て禁止に関する規制がありません。そのため、すべての両建て取引が可能となっています。

ただし、ボーナスを利用した両建てはボーナス規約によるので、注意が必要です。

また悪質とみなされた両建てには個別で連絡が来るので、その場合は出金拒否などのペナルティが課せられる場合もあります。

同一口座内の両建て
複数口座間の両建て
異業者間の両建て
ゼロカット あり
最大レバレッジ 400倍
スプレッド(USD/JPY) 1.3pips~
取引プラットフォーム
  • MT4
  • MT5
  • cTrader
ロスカット 20%
ボーナス あり(不定期)
日本語サポート あり

Axioryは、MT4・MT5以外に、cTraderも使える貴重な業者です。

しかしレバレッジが400倍と他社よりも低めで、ボーナスの提供も不定期なことから、資金が少ない方には厳しい取引環境でしょう。

よって、取引プラットフォームにこだわりたい人向けの業者と言えます。

【Axioryの特徴】

  • 両建て取引に制限なし
  • 取引プラットフォームでcTraderが使える
  • レバレッジ400倍と低め
  • ボーナスが不定期

AXIORYの公式サイトはこちら

5位:XM(エックスエム)

5位のXM(エックスエム)は、複数口座間や異業者間での両建てが明確に禁止されています。そのため、同一口座内の両建てのみ可能です。

同一口座内の両建て
複数口座間の両建て ×
異業者間の両建て ×
ゼロカット あり
最大レバレッジ 1,000倍
スプレッド(USD/JPY) 1.7pips~
取引プラットフォーム
  • MT4
  • MT5
ロスカット 20%
ボーナス
  • 新規口座開設ボーナス
  • 100%+20%入金ボーナス
  • ロイヤリティプログラム
日本語サポート あり

XMはボーナスの種類が豊富で、以下のようなものがあります。

  • 口座開設するだけでもらえる「新規口座開設ボーナス」
  • 入金額の20%か100%のボーナスがもらえる「100%+20%入金ボーナス」
  • 取引量に応じてポイントが付与される「ロイヤリティプログラム」

ボーナスがあれば、資金が少ない方でも安心して取引をスタートできます。

【XMの特徴】

  • 両建ては同一口座内のみ
  • レバレッジ1,000倍
  • ボーナスが多い

XMの公式サイトはこちら

まとめ:両建てするなら規約や取引ルールの確認が必須

両建ては、方法によって業者が禁止していなければ海外FXでも使うことができます。

何度も使う手法ではありませんが、方法を知っていれば、大事な場面で武器となるはずです。一部の両建ては、ゼロカットやボーナスの併用により禁止されています。

そのため両建てするなら、規約や取引ルールをよく確認してから行いましょう。

また、もし海外FXで両建てを行いたいのであれば、レバレッジ1,111倍のBigBossがおすすめです!

 

BigBossで取引するメリットは3つあります。

  1. 最大1,111倍のレバレッジで取引できる
  2. 取引毎にBigBossPointがもらえる
  3. 約定力が高いSTP/ECN方式を採用

BigBossでは最大1,111倍の高いレバレッジで取引できます。さらに取引毎にBigBossPointを獲得でき、ボーナスに交換可能です。

また、プロスプレッド口座ではSTP/ECN方式を採用しており、約定力の高い環境で取引できます。

ぜひ、口座開設をしてみてください。

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