一部の海外FX業者では、ビットコインを始めとした仮想通貨を取引できます。とはいえ、仮想通貨を取引する場合、仮想通貨取引所を利用するのが一般的でしょう。
海外FX業者で仮想通貨FXの取引をするメリットがあるのか、疑問に感じている方も多いのではないでしょうか?
そこでこの記事では、
- 仮想通貨FXの概要
- 海外FX業者で取引するメリット・デメリット
- 仮想通貨FXの注意点
について詳しく解説します。
仮想通貨FXにおすすめのFX業者も5つ紹介するので、ぜひ参考にしてください。
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Contents
基礎から解説! 仮想通貨FX(ビットコインFX)とは?
仮想通貨やビットコインが何なのかよくわからない方もいるかもしれません。そこで、最初に仮想通貨やビットコインの基礎知識から解説します。
仮想通貨とは電子データのみでやり取りされる通貨
仮想通貨とは、電子データのみでやり取りされる通貨です。ドルや円といった法定通貨とは異なり、特定の国家などによって価値が裏付けられているわけではありません。
また、紙幣や硬貨のような実体がなく、インターネット上でやり取りされる特徴を持っています。
したがって、インターネットがつながっている環境であれば、世界のどこからでも送金や決済が可能です。
2022年時点で、仮想通貨は世界中に5,000種類以上あるといわれています。その中で最も歴史が古く取引量が多い人気の仮想通貨がビットコインです。
以下の表は、ビットコインとその他の仮想通貨や為替の時価総額(発行された通貨の合計量)を比較したものです。
比較対象 | 時価総額 |
---|---|
ビットコイン | 86兆898億7,620万2,798円 |
イーサリアム | 36兆540億6,277万3,474円 |
トヨタ自動車の株式 | 31兆7,408億800万円 |
※仮想通貨は2022年3月10日20時、株式は2022年3月10日15時時点
※仮想通貨はCoinMarketCap、株式はYahoo!ファイナンスから引用
ビットコインやイーサリアムの時価総額は、すでにトヨタ自動車の株式時価総額を上回っており、今後も増加する可能性があります。
なお、ビットコイン以外の仮想通貨であるイーサリアムやリップルなどは、総称してアルトコインと呼ばれています。
仮想通貨FXでは、仮想通貨と別の通貨をトレードする
仮想通貨を取引する際、代表的な取引方法は以下の2つです。
- 現物取引
- 仮想通貨FX
現物取引とは、ビットコインなど仮想通貨をそのまま購入あるいは売却する取引のこと。
仮想通貨を購入すれば、そのまま保有可能です。
その一方、仮想通貨FXと呼ばれる方法もあります。
仮想通貨FXは、実際に仮想通貨を売買するのではなく、元手となる資金を担保に価格がどちらに動くか予想する取引方法です。
仮想通貨FXとFXでは、取引の仕組みに大きな違いはありません。
仮想通貨は取引所だけでなく、一部の海外FX業者(仮想通貨CFDの商品名で呼ばれる業者もある)でも取引可能です。
仮想通貨FXの3つのメリット
仮想通貨FXで取引した場合、現物の取引と比べてどのようなメリットがあるのか気になる方も多いでしょう。
仮想通貨FXを取引するメリットは3つあります。
- レバレッジをかけられるので現物取引よりも大きな利益を狙える
- 買いだけでなく売りからでも利益を得られる可能性がある
- 24時間365日取引が可能
順番に見ていきましょう。
1. レバレッジをかけられるので現物取引よりも大きな利益を狙える
仮想通貨FXでは、レバレッジをかけて取引ができるため、現物取引よりも大きな利益を狙いやすいです。
レバレッジとは、保有資金の何倍もの金額を取引できる仕組みです。
たとえば、自己資金が100万円、ビットコインの価格が1BTCあたり100万円のケースで考えてみましょう。
現物取引の場合、1BTCを購入したければ100万円が必要です。
100万円(ビットコインの価格)÷1(レバレッジ)=100万円
ところが、レバレッジ10倍のビットコインFXを利用した場合、10万円で1BTC保有できます。
100万円(ビットコインの価格)÷10(レバレッジ)=10万円
ビットコインFXは、レバレッジを掛けられる分、最大で10BTC(1,000万円分)のポジションを保有可能です。
当然、買い注文をしてビットコインの価格が上昇すれば、利益も10倍になるでしょう。
ケース | 1BTCを保有 | 10BTCを保有 |
---|---|---|
1BTCが100万円→200万円へ上昇 | 100万円の利益 | 1,000万円の利益 |
つまり、仮想通貨FXは、資金が少なくても多くの利益を狙える方法です。
2. 買いだけでなく売りからでも利益を得られる可能性がある
仮想通貨の現物取引をする場合、買いからしか入れません。仮想通貨の価格が上昇している場面では利益を上げるチャンスが多いですが、ひとたび下落相場になると損失を被るリスクが高くなります。
しかし、仮想通貨FXなら、買いだけでなく売りからでも利益を得られる可能性があります。したがって、仮想通貨の価格が下落基調であっても、利益を得られるチャンスは多くあるでしょう。
以下のようにBTC/USDTが66,000USDTの時に売り注文をして、44,000USDTまで下落した時に売却すれば、255万円(1USDT=116円の時)の利益を得られます。
買いでも売りでも利益を得られる可能性があるため、チャンスが広がるでしょう。
3. 24時間365日取引が可能
投資をする際、仮想通貨だけでなく、FXや株式投資といった手段もあります。しかし、それらの投資は土日になると市場が休場となるため、平日しか取引ができません。
仮想通貨市場は金融機関の休みと関係ないため、仮想通貨FXは24時間365日取引が可能です。
つまり、土日の取引はもちろん、祝日や年末年始もずっと取引ができます。
平日仕事が忙しい方でも、土日なら取引しやすいのではないでしょうか。
仮想通貨FXの2つのデメリット
仮想通貨FXをする際には、押さえておかなければならないデメリットが2つあります。
- ロスカットにより損失を被る可能性がある
- 手数料が高い業者もある
これらのデメリットは、トレード成績にも影響があるため、必ず理解しておきましょう。
1. ロスカットにより損失を被るおそれがある
仮想通貨FXで取引する際、注意しなければならないのは、ロスカットにより損失を被る恐れがある点です。
FXと同じように、含み損の拡大により証拠金維持率が一定の水準まで低下した場合、ポジションが強制的に決済され損失を被ります。
レバレッジをかけられる分、ロット数を増やしすぎると、損失が大きくなるケースもあるので注意しましょう。
2. 手数料が高い業者もある
仮想通貨FXの取引をする際、手数料が高い業者もあります。
仮想通貨取引所の場合 | レバレッジ手数料を取られる |
---|---|
一部の海外FX業者の場合 | 一定の時間保有する毎に手数料が発生する |
仮想通貨取引所で取引をした場合、取引額に一定の割合(例えばDMMビットコインなら0.04%)をかけた金額の手数料が発生します。
一部の海外FX業者で取引をする場合も、一定の時間保有する毎に手数料が発生するので注意してください。
例えば、ある海外FX業者で仮想通貨を取引する場合、4時間ごとにスワップポイント(資金調達手数料)が発生します。
取引する仮想通貨やロット数により変わりますが、1ロットあたり0~数百円の手数料が1日に6回も発生します。
つまり、ポジションの損益にかかわらず、スワップポイントを支払わなければなりません。
加えて、FXと同じくスプレッドもかかります。FXよりも広いスプレッドが提供されるケースもあるので、手数料には気を配りましょう。
仮想通貨とFXの通貨ペアの違いを解説
仮想通貨とFXの通貨ペアでは、特徴が大きく異なります。
FXの経験がある方でも、注意して取引をしなければなりません。
- 値動きが大きい
- 長期的に上昇する可能性がある
- 値動きの予測が難しい
それぞれの特徴について解説します。
1. 値動きが大きい
仮想通貨を取引する際に注意しなければならないのは、値動きの大きさです。
たとえば、以下の図はBTC/USDTの日足です。1日の下落率を見ると、6月に約30%、12月に約20%下落しています。
値動きが大きい分、負けた時の損失も大きくなる恐れがあるので、注意が必要です。
次に以下の図は、同じ時期のポンド円チャート。ポンド円はFXの通貨ペアでも殺人通貨と呼ばれるほど、値動きが大きい傾向があります。
しかし、大きな下落とはいえ、下落率は2%ほどにとどまっています。
仮想通貨はFXよりも遙かに値動きが大きいため、利益も損失も大きくなる点には注意しましょう。
2. 長期的に上昇する可能性がある
ビットコインが誕生したのは2008年です。円やドルなど歴史のある通貨よりも日常生活に浸透しているとはいえません。
今後、ビットコインが日常生活に浸透すれば、価格が長期的に上昇する可能性もあるでしょう。
実際に一部の大手金融会社は、ビットコインの価格が長期的に15万ドルまで上昇すると予測しています。
ただし、過去には何度も暴落を繰り返しています。仮想通貨FXをする際は、ロットの上げすぎに注意しなければなりません。
3. 値動きの予測が難しい
仮想通貨の値動きは予測が難しいといわれています。国や政府が発行している法定通貨の場合、その国の政治・経済状況を調べれば、ある程度価格の推移を予測するのも可能です。
たとえば、その国の金利政策や経済指標の結果を予測して取引ができます。さらに数十年以上の歴史もあるので、チャート分析もしやすいでしょう。
ところが、ビットコインは、FXの通貨のように国や銀行が管理しているわけではありません。
値動きの幅も大きく、突発的に価格が動くケースもあるため、FX以上に価格の予測が難しいといえます。
そのため、よく分析して取引をした方がよいでしょう。
海外FX業者で仮想通貨FXの取引をする3つのメリット
一部の海外FX業者では、仮想通貨FXの取引ができます。とはいえ、国内外の仮想通貨取引所でも仮想通貨FXの取引が可能です。
そのため、海外FX業者で仮想通貨FXをする理由があるのか疑問に感じているかもしれません。
実は、海外FX業者で仮想通貨FXの取引をするメリットは3つあります。
- ゼロカットが適用されるので追証がない
- 手数料が安い業者もある
- FXと同じように取引できる
それぞれのメリットについて詳しく解説します。
1. ゼロカットが適用されるので追証がない
海外FXを利用した場合、仮想通貨FXについても同様にゼロカットが適用されるため、追証は請求されません。
ゼロカットシステムとは、口座残高以上の損失が発生した際に、損失分をFX業者が負担する制度です。
追証も請求されないため、借金を負うリスクがありません。
一方、国内の仮想通貨取引所には追証があるため、入金したお金以上の損失が発生する恐れもあります。
その結果、借金を負うリスクもあるので注意してください。
ビットコインを始めとした仮想通貨の値動きはFXよりも遙かに大きいため、ゼロカットシステムを導入している海外FXの方が安心して取引できるでしょう。
2. 手数料が安い業者もある
仮想通貨を取引する際、注意しなければならないのがスプレッドをはじめとした手数料の高さです。
FXよりもスプレッドが広く、他にも手数料がかかるケースもあります。
一方で、一部の海外FX業者では、取引所よりも手数料が抑えられています。
実例を元に解説しましょう。仮想通貨CFDを取り扱っているBigBossは、スプレッドも他社より狭く、手数料もかかりません。
業者 | ビットコイン※ | イーサリアム※ |
---|---|---|
BigBoss | 24.38pips | 2.12pips |
DMMビットコイン | 34.56pips | 2.29pips |
GMOコイン | 27.40pips | 6.08pips |
※BigBossはいずれもJPYT建て、他の業者は円建て
※スプレッドは変動制。
※2022年3月11日17時30分時点のBigBossと国内取引所のスプレッド
ビットコイン・イーサリアムともにBigBossの方が、スプレッドが狭いといえるでしょう。
頻繁に取引をする方ほど手数料が高くなるため、なるべく取引コストを抑えられる業者を選びましょう。
3. FXと同じように取引できる
海外FXでは、FXや貴金属と同じように仮想通貨の取引が可能です。一部のFX業者では、仮想通貨をCFD商品として提供しているため、FXと同じ画面で取引できます。
そのため、初めて海外FX業者で暗号通貨を取引する方でも、安心して利用できるでしょう。
また、海外FXで提供されているMT4やMT5といった取引ツールは、高機能でカスタマイズ性も高いといえます。
チャート分析にも不自由しません。国内の取引所のように独自のツールを提供しているわけではないので、慣れれば利用しやすいでしょう。
海外FX業者で仮想通貨FXを行うデメリット
海外FX業者で仮想通貨FXを行う際、いくつかデメリットがあるので注意してください。
- FXの取引よりもレバレッジが低い
- 日本語サポートが十分でないFX業者もある
それぞれのデメリットについて、順番に解説します。
1. FXの取引よりもレバレッジが低い
海外FX業者では、レバレッジ数百倍・数千倍で取引できるケースも珍しくありません。
しかし、数百倍以上のレバレッジが提供されるのは、FXの通貨ペアです。仮想通貨の取引については、レバレッジが低く設定されているため、注意しましょう。
以下の表は、仮想通貨を取り扱っている海外FX業者のレバレッジです。
FX業者 | FXの最大レバレッジ | 仮想通貨の最大レバレッジ |
---|---|---|
BigBoss | 1,111倍 | 一律50倍 |
easyMarkets | 400倍 | 10~50倍 |
iFOREX | 400倍 | 一律10倍 |
Titan FX | 500倍 | 一律20倍 |
すべてのFX業者がFXよりも低いレバレッジでしか取引ができません。
1ロットあたりの取引に必要な証拠金を比較しても、レバレッジ1,111倍のUSD/JPY(ドル円)とレバレッジ50倍のBTC/USDT(ビットコインテザー建て)では、大きな差があります。
通貨 | 価格※ | 1ロットあたりの必要証拠金 |
---|---|---|
USD/JPY | 116.9円 | 11,700円 |
BTC/USDT | 39,800USDT | 93,000円 |
※2022年3月11日22時時点
※FXの通貨・仮想通貨の価格により必要証拠金は変わります。
1ロット以上の取引をしたい場合は、ロスカットを避けるためにも、最低20万円以上は用意しましょう。
とはいえ、資金が少ない場合は、小さめのロットからでも取引が可能です。値動きが激しい分、ロットが小さくても、そこそこの利益を得られる可能性はあるでしょう。
2. 日本語サポートが十分でないFX業者もある
一部の海外FX業者では、日本語サポートが十分ではありません。
公式サイトが英語のページしかなかったり、日本語でのサポートを受け付けていなかったりした場合、安心して取引ができないでしょう。
しかし、多くの海外FX業者では、日本人スタッフが在籍しているのでご安心ください。
例えば、仮想通貨の取引ができる以下のような海外FX業者も日本語に対応しています。
- BigBoss
- easyMarkets
- iFOREX
- Titan FX
- Tradeview
分からない点があっても、丁寧に対応してくれるので、海外FX初心者の方でも心配ありません。
仮想通貨FX(ビットコインFX)におすすめの海外FX業者5選
仮想通貨FXが取引できる海外FX業者は多くありません。またFXの取引とは違う点もあるため、どの業者を利用すれば安心なのかわからない方も多いのではないでしょうか?
仮想通貨FXに対応しているおすすめの海外FX業者は以下の5社です。
FX業者 | BigBoss | easyMarkets | iFOREX | Titan FX | Tradeview |
---|---|---|---|---|---|
金融ライセンス | セントビンセント・グレナディーン | 英領バージン諸島金融サービス委員会 | 英領バージン諸島金融サービス委員会 | バヌアツ金融サービス委員会 | ケイマン諸島 |
資金の管理方法 | 分別管理 | 分別管理 | 分別管理 | 分別管理 | 信託保全(350万ドルまで) |
最大レバレッジ | 一律50倍 | 10~50倍 | 一律10倍 | 一律20倍 | 5~10倍 |
ビットコインのスプレッド※ | 18.9pips | 100pips | 97pips | 33pips | 4.51pips |
種類 | 30 | 20 | 43 | 24 | 13 |
日本語サポート | あり | あり | あり | あり | あり |
※2022年3月11日17時30分時点かつeasyMarkets以外は変動スプレッド
※BigBossはUSDT建て、その他の業者はUSD建て
ここからは、それぞれの海外FX業者の特徴や取引するメリットについて解説します。なお、紹介するスプレッドは、easyMarketsを除いて変動しています。
リアルタイムでスプレッドを知りたい方は、各業者の公式ホームページなどでご確認ください。
1. BigBoss
金融ライセンス | セントビンセント・グレナディーン |
---|---|
最大レバレッジ | 一律50倍 |
取扱銘柄 |
|
ビットコインのスプレッド※ | 18.9pips |
イーサリアムのスプレッド※ | 1.73pips |
スプレッド以外の手数料 | なし |
取引時間 | 毎日6:05~翌朝6:00(冬時間は1時間遅くなる) |
※2022年3月11日17時30分時点
※USDT建て
BigBossは2013年設立の海外FX業者です。BigBossで仮想通貨FXを取引するメリットは以下の通りです。
- 暗号通貨の取り扱い銘柄が30種類もある
- レバレッジ50倍で取引が可能
- スプレッドが狭く手数料も無料
- 1ロットの取引毎にBigBossPointがもらえる
ビットコインだけでなく、イオス(EOS)やバイナンスコイン(BNB)などマイナーなコインも多く取り扱っています。
さらに、レバレッジも50倍と比較的高い水準なので、資金の少ない方でも利益を得られるかもしれません。
加えて、スプレッドが狭いため、スキャルピングやデイトレードにもおすすめの業者です。
取引するほど、多くのBigBossPointがもらえるので、ぜひ口座開設してください。
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2. easyMarkets
引用元:easyMarkets
金融ライセンス | 英領バージン諸島金融サービス委員会 |
---|---|
最大レバレッジ | 10~50倍 (50倍はBTC/USDのみ) |
取扱銘柄 |
|
ビットコインのスプレッド※ | 100pips |
イーサリアムのスプレッド※ | 6pips |
スプレッド以外の手数料 | なし |
取引時間 |
|
※2022年3月11日17時30分時点
※USD建て
easyMarketsが設立されたのは2001年と、海外FX業者の中でも老舗の部類に入ります。
easyMarketsでは、2017年より暗号通貨の取り扱いを開始しており、メリットは以下の通りです。
- 固定スプレッドを提供している
- BTC/USDは50倍のレバレッジ
easyMarketsのスプレッドは、BTC/USDは100pips、ETC/USDは6pipsと平均的な水準です。
しかし、固定スプレッドを提供しているため、取引コストは計算しやすいといえるでしょう。スプレッド以外の手数料もかかりません。
ただし、最大レバレッジ50倍で取引ができるのは、ビットコインのみ。他の仮想通貨のレバレッジは10~20倍と高くないので注意してください。
3. iFOREX
引用元:iFOREX
金融ライセンス | 英領バージン諸島金融サービス委員会 |
---|---|
最大レバレッジ | 一律10倍 |
取扱銘柄 |
|
ビットコインのスプレッド※ | 97pips |
イーサリアムのスプレッド※ | 6.5pips |
スプレッド以外の手数料 | なし |
取引時間 | 日曜日1:15~翌日曜日21:15 |
※2022年3月11日17時30分時点
※USD建て
iFOREXは、ギリシャに本拠地があり20年以上の歴史を持つ海外FX業者です。
iFOREXで仮想通貨を取引するメリットは2つあります。
- 取扱銘柄が43種類もある
- イーサリアムのスプレッドが狭め
iFOREXは、他の業者よりも取り扱い銘柄が多いです。マイナーなコインも多いため、取引のチャンスは広がるでしょう。
また、イーサリアムのスプレッドも狭い水準です。
ただし、日曜日は4時間ほど取引ができない時間帯があるので、注意しましょう。
4. Titan FX
引用元:Titan FX
金融ライセンス | バヌアツ金融サービス委員会 |
---|---|
最大レバレッジ | 一律20倍 |
取扱銘柄 |
|
ビットコインのスプレッド※ | 747pips |
イーサリアムのスプレッド※ | 11.75pips |
スプレッド以外の手数料 | なし |
取引時間 | 月から木曜日6:01~翌朝5:59 金曜日6:01~翌朝5:55 (冬時間は1時間遅くなる) |
※2022年3月11日17時30分時点
※USD建て
Titan FXは、日本人トレーダーからの人気が高い海外FX業者です。すべての仮想通貨をレバレッジ20倍で取引できます。
Titan FXのメリットは以下の2つ。
- イーサリアムやリップルの取引も可能
- 月曜日~金曜日の取引時間が比較的長い
Titan FXではビットコインだけでなく、イーサリアムやリップルも取引が可能です。さらにメンテナンス時間が短いため、月曜日から金曜日であれば、比較的長い時間取引ができます。
ただし、土日の取引には対応していないので注意しましょう。
5. Tradeview
引用元:Tradeview
金融ライセンス | ケイマン諸島 |
---|---|
最大レバレッジ | 5~10倍 |
取扱銘柄 |
|
ビットコインのスプレッド※ | 4.51pips |
イーサリアムのスプレッド※ | 0.7pips |
スプレッド以外の手数料 | なし |
取引時間 | 月から金曜日6:05~翌朝5:55(冬時間は1時間遅くなる) |
※2022年3月11日17時30分時点
※USD建て
Tradeviewは、取引環境に力を入れている海外FX業者です。
Tradeviewで仮想通貨FXを行うメリットは2つあります。
- スプレッドが狭い
- メジャーな仮想通貨は揃っている
Tradeviewは、仮想通貨CFDについても、スプレッドが狭いFX業者です。したがって、スプレッドの狭さにこだわるのであれば、検討の余地はあるでしょう。
ただし「土日の取引ができない」「レバレッジが5~10倍と高くない」などデメリットもあるので、注意が必要です。
仮想通貨の取引目的で海外FX業者を選ぶ際のポイント
仮想通貨の取引をする際、レバレッジの高さで業者を選ぶ方も少なくありません。
レバレッジが高ければ、少ない資金で効率的に利益を得られる可能性があります。とはいえ、他にも、海外FX業者を選ぶ際のポイントが6つあります。
- スプレッドや手数料を合わせたコストが高すぎない
- 約定力に問題がない
- 金融ライセンスを取得している
- 顧客から預かった資金を信託保全か分別管理で管理している
- 取り扱っている仮想通貨の種類が多い
- 日本語サポートが提供されている
それぞれのポイントを解説します。
1. スプレッドや手数料を合わせたコストが高すぎない
仮想通貨の取引をする際、スプレッドの狭さやその他の手数料がかからないかという点は重要です。
特に仮想通貨は、FXと比較するとスプレッドが広くなる傾向があります。さらに、スプレッド以外の手数料がかかるFX業者もあるので注意しなければなりません。
取引コストが多くかかる業者を選ぶと、利益があまり残らなくなるでしょう。
また、時間帯によってもスプレッドが変わるため、必ず取引プラットフォームで確認しておきましょう。
2. 約定力に問題がない
仮想通貨の取引をする際、約定力に問題がないかは確認しておきましょう。
FX業者の約定スピードが遅いと、注文がスムーズに成立しないため、チャンスを逃す場合があります。
約定力自体に問題があれば、注文が成立しないリスクもあるので注意が必要です。
約定力が高い海外FX業者を選ぶ際のポイントは以下の2つ。
- NDD方式を採用している
- Equinix社のサーバーを利用している
NDD方式を採用しているFX業者なら、トレーダーの注文を自動的にインターバンクに流すします。
約定拒否やスリッページ(注文と実際の約定価格が異なること)が起きるリスクも減らせるので、安心です。
さらに、世界中の大手金融機関やGoogle・Amazonといった企業も利用しているEquinix社のサーバーであれば、安定性が高いので信頼できるでしょう。
3. 金融ライセンスを取得している
海外FX業者を選ぶ際、必ず確認しなければならないのが、金融ライセンスの有無です。金融ライセンスとは、投資事業を行う業者に対して発行される許可証です。
営業実態があり信頼性の高いFX業者であれば、必ずどこかの国の金融ライセンスを取得しています。
魅力がありそうなFX業者があっても、金融ライセンスを取得していない場合、信用してはなりません。
金融ライセンスを取得しているかは、海外FX業者の公式サイトで確認できます。
たとえば、BigBossであれば、会社概要のページに金融ライセンスの書類を掲載しています。
詐欺業者かどうか見分けるポイントにもなるので、必ず確認しておきましょう。
4. 顧客から預かった資金を信託保全か分別管理で管理している
顧客から預かった資金が、どのように管理されているのかも確認してください。
多くの海外FX業者では、顧客から預かった資金を「信託保全」か「分別管理」により管理しています。
管理方法 | 特徴 |
---|---|
信託保全 | 顧客の資金を別の信託銀行に預けて管理する |
分別管理 | 顧客の資金をFX業者の運営資金とは別の口座で管理する |
最も安全な方法である信託保全で管理している場合、業者が破綻しても確実に預けた資金は返還されます。
一方の分別管理は、必ずしも安全な方法とはいえません。とはいえ、他業者との共同口座を利用して管理したり補償制度があったりする業者もあるので、ご安心ください。
5. 取り扱っている仮想通貨の種類が多い
ビットコイン以外の仮想通貨にも興味がある方は、多くの銘柄を扱っているFX業者を選びましょう。
海外の仮想通貨取引所ほどではないですが、20種類以上の仮想通貨を取引できる海外FX業者もあります。
仮想通貨の中には、ビットコイン以上の値動きが発生した銘柄も多くあるため、利益を得られるチャンスも広がるでしょう。
例えば、BTC/USDTの価格は2021年11月~2022年1月末までの3ヵ月で、69,000USDTから33,000USDTまで約半分下落しています。
しかし、同時期にAXS/USDT(アクシーインフィニティ)を取引していた場合、売りで入ればビットコインよりも利益を得られていた可能性があります。
同時期の値幅は165USDTから45USDTとビットコイン以上の下落率(70%)です。ビットコイン以外の銘柄にも興味がある方は、取扱銘柄の多い海外FX業者を利用しましょう。
6. 日本語サポートが提供されている
仮想通貨FXを利用する上で重要なのは、日本語サポートの提供有無です。
海外FX業者の中には、公式サイトの日本語が不自然で読みにくかったり、サポートスタッフに日本人がいなかったりするケースもあります。
日本語サポートが十分に提供されていないFX業者を利用した場合、疑問点がある際に満足のいく回答が得られないかもしれません。
公式サイトに仮想通貨の情報が少ないFX業者の場合は、サポートの質を確認する必要があります。
そのため、日本人が常駐しており、対応が丁寧なFX業者を選びましょう。ライブチャットで問い合わせをすれば、サポートの体制が十分かどうかすぐに確認できます。
まとめ:仮想通貨FXをするならBigBossで取引しよう
海外FX業者では、ビットコインなど仮想通貨の取引ができます。FXよりも値動きが大きいため、利益を得られる可能性がある反面、損失も大きくなるリスクがあります。
海外FX業者を選ぶ際は、レバレッジだけでなく、スプレッドの狭さや日本語サポートの対応なども含めてよく検討しましょう。とはいえ、どの業者を選べば悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
スプレッドが狭く日本語サポートに対応しているFX業者を探しているのであれば、BigBossをおすすめします。
BigBossは、すべての仮想通貨が最大レバレッジ50倍で取引可能です。土日の取引にも対応しており、メンテナンス時間も少ないため、利益を得るチャンスを逃しません。
スプレッドも狭いため、スキャルピングやデイトレード向きのFX業者を探しているのであれば、ぜひ口座開設してください。
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