海外FX税金

海外FXは法人口座の方が節税できる?個人と比較した違いを徹底解説!

「法人口座を使って節税したい」
「法人口座を開設するデメリットは? 」
「おすすめの海外FX業者は?」

と悩んでいませんか?

節税対策のために法人口座を開設したいと考える方も少なくないでしょう。

法人化のために必要な口座ですが、多くの海外FX業者でも取り扱いがあります。

ただ、どのように開設すればよいのか、どのくらい節税できるのかわからない方もいるかもしれません。

そこでこの記事では

  • 海外FXの法人口座と個人口座の違い
  • 法人口座を利用するメリット・デメリット
  • おすすめのFX業者

について解説します。

この記事を読めば、海外FX業者の法人口座を利用した方がよいのかどうかわかります。

利益をたくさん得て節税したいと考えている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。

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海外FX業者で個人と法人の税金の違いを一覧で比較

まずは、海外FX業者の個人と法人口座の税金の違いについて理解しましょう。

個人口座と法人口座の税金を一覧表にまとめました。

項目 個人口座 法人口座
設立費用 なし
  • 株式会社の設立時に約20万円かかる
  • 合同会社の設立時に約6万円かかる
税率 15〜最高55%※ 34.59%(法人実効税率)※
経費の範囲 狭い 広い
損失繰越 不可 10年間
損益通算の範囲 狭い(仮想通貨・海外FX業者など) 広い(事業所得や不動産所得など)
含み損益の計上 なし あり
税金の申告のしやすさ 簡単 複雑
赤字が出た場合の申告 課税なし(確定申告も必要なし) 法人住民税7万円を徴収(決算申告の必要あり)

※個人口座の税率は所得税と住民税の合計

※法人口座の税率は資本金1億円以下の中小企業(東京23区)を例とする。

個人口座の税率は、所得が多くなればなるほど高くなる累進課税が適用されます。また、経費や損益通算の範囲が狭いといえます。

一方、法人口座に適用される法人実効税率は34.59%です。また、経費や損益通算の適用範囲が広くなります。

さらに、個人口座では適用外(海外FXの損益)の損失繰越も最大10年利用できるようになり、節税しやすくなります。

海外FX業者の法人口座を開設する5つのメリット

この章では、海外FX業者の法人口座を開設する主なメリットを5つ紹介します。

  1. 経費の計上範囲が広くなる
  2. 支払う税金が安くなる可能性がある
  3. 損失繰越が最大10年になる
  4. 損益通算がしやすくなる
  5. 役員報酬を調整して税金を抑えられる

それぞれのメリットについて順番に見ていきましょう。

1. 経費の計上範囲が広くなる

法人口座の方が経費の計上範囲が圧倒的に広いです。

個人と法人の計上できる経費を見てみましょう。

個人が経費計上できる支出
  • パソコン関連費用
  • 携帯やパソコンの通信費
  • 机・いすなどの備品
  • 書籍代
  • セミナー代
法人のみ経費計上できる支出
  • 接待交際費
  • 住居を役員社宅として経費計上
  • 出張(海外旅行含む)の経費
  • 交通費
  • 生命保険の保険料
  • 退職金

まず個人口座で認められる経費は、FX関係に使ったお金です。

しかし、法人口座の場合、個人口座で認められる経費以外に接待交際費や出張費用なども含められるようになります。

例えば、個人とは異なり、家賃を全額経費にできます。

法人口座は個人口座に比べて経費計上の範囲が広くなるので、所得を圧縮でき、所得税や住民税を節税可能です。

経費にできるものについてこちらで詳しく解説!

2. 支払う税金が安くなる可能性がある

個人口座と法人口座では、税率が異なっています。海外FXでの利益が増えれば、法人口座の税金の方が安くなる可能性があります。

実際に、個人口座・法人口座のそれぞれに適用される税金を見ていきましょう。

まず、個人口座の場合、所得税・住民税(一律10%)・復興特別所得税(2.1%)の3つの税金がかかります。

以下のように所得が増えると、税金も高くなります。

課税される所得金額 税率 控除額
1,000円 から 1,949,000円まで 5% 0円
1,950,000円 から 3,299,000円まで 10% 97,500円
3,300,000円 から 6,949,000円まで 20% 427,500円
6,950,000円 から 8,1111,000円まで 23% 636,000円
9,000,000円 から 17,1111,000円まで 33% 1,536,000円
18,000,000円 から 39,1111,000円まで 40% 2,796,000円
40,000,000円 以上 45% 4,796,000円

一方、法人口座の場合も以下の税金を支払わなければなりませんが、全て合わせても30%前後です。

  • 法人税
  • 住民税
  • 事業税

なお、これら法人の実質的な所得税負担率を表すものとして「法人実効税率」があります。

2022年の法人の実効税率は34.59%(東京23区の資本金1億円以下の中小企業)ですが、年度や会社の規模によっても異なるので、事前に確認しましょう。

ここからは、海外FXでの所得が3,000万円の時に個人口座と法人口座ではどちらが税金が安いのか見ていきましょう。

個人口座の場合

個人口座の場合、以下のように税金を計算できます。

所得税 3000万円×40%–279万6,000円=920万4,000円
住民税 3000万円×10%+5,000円(均等割)=300万5,000円
復興特別所得税 341万4,000円×2.1%=193,284円

したがって、税金は1259万5568円です。

法人口座の場合

次に法人口座の場合の税金を計算すると、以下の結果となりました。

1,500万円×34.59%=1037万7,000円

法人口座の方が、200万円以上税金が安くなります。

つまり、海外FXでたくさん利益を得た場合は、法人口座で取引した方が手元に残るお金も多くなります。

3. 損失繰越が最大10年になる

海外FXの場合、個人では損失繰越ができません。しかし、法人口座であれば損失繰越が最大10年可能です。

多くの損失が出た場合、残り10年間で利益と相殺できるので、支払う税金を長期的に少なくできます。

4. 損益通算がしやすくなる

海外FXの個人口座で損益通算が可能な範囲は、他の海外FX業者の損益・仮想通貨取引・アフィリエイト収入など雑所得の損益のみです。

例えば、海外FXで利益が1,000万円発生した場合、個人口座は他の海外FXや仮想通貨で損失がなければ損益通算はできません。

つまり、1,000万円に対して税金がかかります。

一方、法人口座であれば、不動産所得や事業所得など他の所得と損益を合算できます。

例えば、海外FXの利益が1,000万円でも、他の事業で500万円の損失があれば、課税対象は500万円です。

したがって、大きな節税効果が期待できます。

損益通算できるもの・できないものを詳しく解説!

5. 役員報酬を調整して税金を抑えられる

法人口座の場合、海外FXの利益額から自分に役員報酬を支払う場合、所得税の対象になるため注意が必要です。

しかし、家族などを役員にして役員報酬を分散すれば、所得税の総額を抑えられます。

海外FX業者の法人口座を開設するデメリット

海外FX業者の法人口座を開設する際は、以下のデメリットについても把握しておきましょう。

  1. 赤字でも支払いが必要
  2. 会社設立に費用や手間がかかる
  3. 利益を自由に使えなくなる
  4. 決算申告が複雑になる

それぞれのデメリットについて順番に解説します。

1. 赤字でも支払いが必要

個人は、利益が出なければ税金はかかりません。

しかし、法人の場合、年間損益が赤字であっても法人住民税(均等割7万円)の支払いは必要です。

また、税理士を雇うケースがほとんどなので、税理士報酬もかかります。

利益が出なければ、自分の貯蓄から支払わなければなりません。

2. 会社設立に費用や手間がかかる

会社を設立する場合、株式会社は約20万円、合同会社は約6万円の費用が必要です。

また、多くの必要書類を揃えた上で、定款作成や登記申請を行う手間もかかります。

個人と比較すると時間もお金も必要ので、注意しましょう。

3. 利益を自由に使えなくなる

個人口座の場合、FXで得た利益は自由に出し入れできます。

しかし、法人化すると、FXで得た利益は自分ではなく会社のものになるため、自由に引き出せません。

あらかじめ設定した役員報酬のみを受け取れます。

より多くの利益を使いたいのであれば、役員報酬を上げる必要があります。

ただし、役員報酬は簡単に変更できないので、慎重に決めなければなりません。

4. 決算申告が複雑になる

法人口座を作った場合、決算書の申告が必要です。

個人の確定申告よりも処理が複雑なため、税理士を雇う必要があり、費用がかかります。

また、法人の場合、5年に1回の頻度で税務調査が入る可能性があります。

税務調査の対策にも手間や費用がかかるので注意しましょう。

海外FXで法人口座を開設するタイミングとは?

一般的に法人口座を開設するタイミングは、給与所得と海外FXの合計所得が、900万円に近づいてきたタイミングといわれています。

なぜなら、所得が900万円を超えると、個人の所得税率(33%)が法人税の税率(30%前後)を超えるからです。

なお、海外FXでの利益が少ない方は、個人のまま取引し続けた方が支払う税金は安く済みます。

法人口座が開設できるおすすめの海外FX業者5選

この章では、法人口座に対応しているおすすめの海外FX業者を5社紹介します。

  1. BigBoss
  2. AXIORY
  3. HFM
  4. Titan FX
  5. FXGT

おすすめの業者の特徴をみていきましょう。

1. BigBoss

運営会社名 Prime Point LLC
住所 1/F, First St Vincent Bank Ltd Building James Street Kingstown St. Vincent and the Grenadines
金融ライセンス SVG FSA:セントビンセント・グレナディーン金融庁(登録番号:380 LLC 2020)
資金の管理方法 分別管理
最大レバレッジ 1,111倍
スプレッド
  • USD/JPY1.3pips
  • EUR/USD1.2pips
  • EUR/JPY1.3pips
ボーナス BigBossPointプログラム
注文方式 NDD方式
対応している取引プラットフォーム
  • BigBoss QuickOrder
  • MT5
  • MT4
スキャルピング OK
両建て OK(ただし同一口座間のみ)

※スプレッドは2022年4月14日1時時点

※表に記載されているスプレッドは、往復の取引手数料を含めた実質スプレッドです。

BigBossは、最大1,111倍のレバレッジで取引ができ、スプレッドも狭い海外FX業者です。約定力も高く、スキャルピングにはぴったりの環境といえます。

さらに、取引毎にボーナスへ交換可能なBigBossPointがもらえるので、多くのロットでの取引もしやすいです。

日本語サポートの対応も丁寧で10~24時まで開いているため、初心者でも安心して利用できます。

ぜひ、口座開設してみてください。

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2. AXIORY

出典:AXIORY

運営会社名 Axiory Global Ltd.
住所 No. 1 Corner of Hutson Street and Marine Parade Belize City, Belize
金融ライセンス IFSC:ベリーズ国際金融サービス委員会(登録番号:000122/15)
資金の管理方法 完全信託保全
最大レバレッジ 400倍
スプレッド
  • USD/JPY0.9pips
  • EUR/USD0.9pips
  • EUR/JPY1.1pips
ボーナス 入金ボーナス(基本、年1回)
注文方式 NDD方式
対応している取引プラットフォーム MT4、MT5、cTrader
スキャルピング OK
両建て OK(制限なし)

※スプレッドは2022年4月14日1時時点

※表に記載されているスプレッドは、往復の取引手数料を含めた実質スプレッドです。

AXIORYの最大のメリットは、完全信託保全を採用している点です。したがって、万が一破綻してもトレーダーの資金は100%守られます。

AXIORYは、プラットフォームも非常に多彩で、MT4だけでなくMT5やcTraderにも対応しています。スプレッドも狭いため、スキャルピングもしやすい環境です。

ただし、レバレッジは400倍と低い水準なので、資金が少なければ大きな利益を狙うのは難しくなります。

3. HFM

出典:HFM

運営会社名 HF Markets (SV) Ltd
住所 Suite 305, Griffith Corporate Centre, P.O Box 1510, Beachmont Kingstown St. Vincent and the Grenadines
金融ライセンス SVG FSA:セントビンセント・グレナディーン金融庁(登録番号:22747 IBC 2015)
資金の管理方法 分別管理
最大レバレッジ 1000倍
スプレッド
  • USD/JPY1.2pips
  • EUR/USD0.8pips
  • EUR/JPY1.3pips
ボーナス
  • 100%入金ボーナス
  • キャッシュバック(1ロット取引毎に2ドルのキャッシュバック)
注文方式 NDD方式
対応している取引プラットフォーム MT4、MT5
スキャルピング OK
両建て OK(ただし同一口座間のみ)

※スプレッドは2022年4月14日1時時点

※表に記載されているスプレッドは、往復の取引手数料を含めた実質スプレッドです。

HFMは、最大1,000倍のレバレッジで取引できるFX業者です。また、さまざまな入金ボーナスキャンペーンにも対応しており、キャッシュバックも受け取れます。

したがって、資金が少ないトレーダーも取引しやすいでしょう。

ただし、HFMのボーナスにはクッション機能がついていないため、含み損には耐えにくいです。

4. Titan FX

出典:Titan FX

運営会社名 Titan FX Limited (Titan FX)
住所 1st Floor, Govant Building, Kumul Highway Port Vila, Vanuatu
金融ライセンス バヌアツ金融サービス委員会(VFSC) ライセンス番号「40313」
資金の管理方法 分別管理
最大レバレッジ 500倍
スプレッド
  • USD/JPY1.1pips
  • EUR/USD0.9pips
  • EUR/JPY0.9pips
ボーナス なし
注文方式 NDD方式
対応している取引プラットフォーム MT4,MT5
スキャルピング OK
両建て OK(ただし同一口座間のみ)

※スプレッドは2022年4月14日1時時点

※表に記載されているスプレッドは、往復の取引手数料を含めた実質スプレッドです。

Titan FXは、口座残高にかかわらず最大500倍のレバレッジで取引できるFX業者です。また、約定力の高さやスプレッドの狭さに定評があります。

ただし、ボーナスキャンペーンは一切開催していないので、ボーナス目的での利用は避けましょう。

5. FXGT

出典:FXGT

運営会社名 360 Degrees Markets Ltd
住所 Suite C, Orion Mall , Palm Street,

Victoria , Mahe , Seychelles

金融ライセンス FSA:セーシェル金融サービス庁(登録番号:SD019)
資金の管理方法 分別管理
最大レバレッジ 1000倍
スプレッド
  • USD/JPY0.9pips
  • EUR/USD0.8pips
  • EUR/JPY1.7pips
ボーナス
  • 新規口座開設ボーナス
  • 初回100%入金ボーナス
  • 通常50%入金ボーナス
  • 通常30%入金ボーナス
注文方式 NDD方式
対応している取引プラットフォーム MT5
スキャルピング OK
両建て OK(ただし同一口座間のみ)

※スプレッドは2022年4月14日1時時点

※表に記載されているスプレッドは、往復の取引手数料を含めた実質スプレッドです。

FXGTはさまざまなボーナスキャンペーンを提供しています。また口座開設ボーナスを利用すれば、ノーリスクで取引できます。またMT5に対応しており、動作がスムーズな環境で取引可能です。

ただし、MT4の取り扱いがないため、スマホのみで取引する場合でもMT5アプリのダウンロードが必要です。

また、2019年に設立されたFX業者なので、運営歴の短さが気になる方は慎重に検討しましょう。

海外FXの法人口座の開設方法

法人化したいけど、法人口座の開設方法がわからない方も多いのではないでしょうか?

そこで、BigBossを例に法人口座の開設方法を紹介します。

法人口座の開設方法は以下の手順に沿って行います。

  1. 必要書類を揃えておく
  2. 公式サイトにアクセスする
  3. 口座情報や会社情報を入力する
  4. メールアドレスに届くIDやパスワードでログインする
  5. 必要書類をアップロードする

BigBossの法人口座を開設する際には、以下の書類を用意しなければなりません。

  • 登記簿謄本(履歴事項全部証明書) ※
  • 法人の住所証明書(電気、水道、カードなどの請求書) ※
  • 取締役の方全員の身分証明書(免許証又はパスポート)
  • 取締役の方全員の現住所確認物 ※
  • 株主の方全員の身分証明書(免許証又はパスポート)
  • 株主の方全員の現住所確認物

※発行から3ヵ月以内のもの

なお、他の業者の場合は必要書類が異なる可能性があるため、必ず公式サイト上で確認しましょう。

必要書類の準備ができたら、公式サイトにアクセスして、会社情報や個人情報を入力します。メールアドレスにIDとパスワードが届くので、ログインしてください。

最後に必要書類をアップロードすれば、出金を含めたすべての機能が使えるようになります。

法人口座とはいえ、個人口座とほぼ同じ流れで開設できるのでご安心ください。

まとめ:海外FXで取引するなら法人口座を開設しよう

海外FXは「レバレッジが高い」「ボーナスがもらえる」など多くのメリットがありますが、利益が増えると税金の負担も重くなります。

年間の利益が増えたら、法人口座の開設をすることで節税が可能です。

法人口座を利用すれば、経費や損益通算の範囲が広がったり、損失繰越もできるようになったりします。

法人口座に対応していて取引条件もよいFX業者を探しているのであれば、BigBossがおすすめです。

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  1. 最大2,222倍のレバレッジで取引できる
  2. 取引毎にBigBossPointがもらえる
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