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ユーロトルコリラの特徴|為替レートの変動要因や今後注目すべきポイントを解説

「ユーロ/トルコリラの特徴がわからない…」
「ユーロ/トルコリラの取引で注意することってある?」
と悩んでいませんか?

トルコリラはマイナー通貨であるため、調べても取引のポイントがわからず、困っている方は多いのではないでしょうか。

中には、ユーロ/トルコリラの取引を始めたいと思い、過去の値動きの特徴や変動要因などの情報を集めている方もいるでしょう。

そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。

  • ユーロとトルコリラの特徴
  • ユーロ/トルコリラのこれまでの値動き
  • ユーロ/トルコリラの取引で今後注目すべきこと

ユーロ/トルコリラの特徴やこれまでの相場変動の要因を知っておけば、利益を狙いやすくなるでしょう。

ユーロ/トルコリラの取引を始めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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ユーロの特徴

ユーロは、1993年11月に発足したEUの通貨統合に伴い、1999年1月に取引が開始された通貨です。

2022年の調査では、世界の外国為替取引額が米ドルに次いで2位となっています。

FX取引で押さえておきたいユーロの特徴は、以下の通りです。

  1. EUの国々の様々な要因で変動する
  2. 米ドルと逆相関の関係になりやすい
  3. ロンドン時間に取引が活発になる

一つずつ詳しく解説します。

1.EUの国々の様々な要因で変動する

2023年6月時点で、ユーロを導入している国は20ヶ国です。

EU加盟国には、ドイツやフランスのような経済大国もあれば、ギリシャのように経済が不安定な国もあります。

ユーロ圏全体で経済が良くても、一国の情勢が不安定になると、ユーロの価格が変動することもあります。

基本的には、ユーロ圏にある全ての国の経済状況や金融政策を把握するのが望ましいですが、経済規模の大きいドイツやフランスの重要な指標を押さえることを優先させましょう。

下図は、ユーロ/トルコリラの為替レートで、ドイツのGDPが発表された2023年8月25日15時(日本時間)に大きな値動きが確認できます。

ドイツのGDPのように、経済規模の大きい国の指標は、ユーロの値動きに大きな影響を与える可能性があるため、発表日時を確認したうえで取引しましょう。

2.米ドルと逆相関の関係になりやすい

2022年のFX市場で最も取引された通貨ペアはユーロ/米ドルです。

そのため、ユーロが買われるときは米ドルが売られ、ユーロが売られるときは米ドルが買われる傾向があります。

ユーロ/米ドルはもちろんのこと、ユーロ/トルコリラの取引をするときも、アメリカの経済状況や国際情勢をチェックしておくと利益を狙いやすくなるでしょう。

3.ロンドン時間に取引が活発になる

ユーロは、ロンドン時間に取引が活発になります。

ロンドン時間は、日本時間の16時から26時(冬時間は17時から27時)で、世界三大市場の1つであるロンドン市場が開場している時間のことです。

特に、日本時間21時以降はニューヨーク市場の開場と重なるため、値動きが活発になる傾向があります。

ロンドン時間の特徴やトレードのコツはこちらで詳しく解説!

トルコリラの特徴

トルコの通貨であるトルコリラは、以下のような特徴があります。

  • 政策金利が高い
  • トルコリラの価格は下落傾向にある

一つずつ詳しく解説します。

政策金利が高い

トルコリラの最大の特徴は、政策金利が高いことです。

FXでは為替差益だけでなく、スワップポイント(通貨ペア間の金利差)で利益を狙う取引も可能です。

例えば、低金利通貨を売り、高金利通貨を買うと、ポジションを保有している限り、金利差分の利益をスワップポイントとして受け取れます。

トルコリラよりも金利の低いユーロと取引することで、多くのスワップポイントを狙える可能性があります。

トルコリラの価格は下落傾向にある

トルコの政策金利が高いことから、スワップポイントで利益を得たいと考えている人は、慎重にトレードしましょう。

トルコリラは、上図のユーロ/トルコリラの為替レートからわかるように、価格が下落傾向にあります。

通常インフレ率が高い国は、中央銀行が金利の引き上げを実施しますが、トルコはインフレが続く中でも金利の引き下げを継続したことがあります。

このような異例の金融政策から、インフレが加速し、トルコリラの価格の下落につながったと考えられるでしょう。

スワップトレードをする場合、ポジション保有後も価値が下がり続けるリスクを考えなければなりません。

ユーロ/トルコリラのこれまでの為替レートの変動要因

上図は、2017年7月から2023年9月のユーロ/トルコリラの為替レートです。

中でも、大きな変動が見られたのは以下の3つの時期で、いずれもトルコリラの大幅な下落が見られます。

  1. 2018年8月
  2. 2021年11月
  3. 2023年6月

トルコリラの価格が下がった要因を一つずつ詳しく見ていきましょう。

1.2018年8月

2018年8月は、トルコショックにより、トルコリラの価格が急落しました。

トルコショックとは、トルコ在住の米国人牧師の拘束問題をきっかけに、アメリカとの関係悪化が嫌気されたことで、トルコリラが1日で大幅に下落した通貨危機を指します。

トルコショックは、他の新興国の通貨にも影響を及ぼし、アルゼンチンペソやブラジルレアルなども下落しました。

世界中の投資家が取引そのものに慎重になり、株式への投資を控える動きにもつながったため、世界の株式市場に影響を与えた出来事でもあります。

2.2021年11月

2021年11月にトルコのエルドアン大統領は「国民から金利負担を取り除く」と発言し、トルコ中央銀行は金融政策決定会合で金利の引き下げを決定しました。

国内外から金利の引き下げに批判的な意見が強まっている中で、中央銀行は利下げを発表し、市場の失望からトルコリラが売られ、最安値を更新しました。

3.2023年6月

5月29日にトルコ大統領選で、低金利を支持するエルドアン大統領の続投が決定すると、インフレが続く中で低金利政策が継続するとの予想から、トルコリラを手放す投資家が後を絶ちませんでした。

その後、新しい財務大臣に米投資銀行ストラテジストで元副首相であるシムシェキ氏、トルコ中銀総裁には米ファースト・リパブリック・バンクで共同最高経営責任者(CEO)を務めたエルカン氏が就任したことで、市場の正常化に向けて大幅利上げの期待が高まりました。

6月22日のトルコ中銀会合では政策金利を8.5%から15.00%への引き上げを決定しましたが、市場予想は20.00%程度だったことから失望売りが優勢となり、ユーロ/トルコリラは6月27日に史上最高値28.5762となり、トルコリラの価格が大きく下落することになりしました。

ユーロ/トルコリラの取引をするうえで今後注目すべきこと

ユーロ/トルコリラの取引をするうえで、今後注目すべきことは、以下の3つです。

  1. トルコの政策金利
  2. ECBの政策金利
  3. ロシアのウクライナ侵攻

一つずつ詳しく解説します。

1.トルコの政策金利

ユーロ/トルコリラのこれまでの為替レートは、トルコの政策金利により、大きな変動を見せています。

そのため、今後の値動きも、トルコの政策金利に大きく左右されるといえるでしょう。

トルコの金利は高く見えるものの、金利がインフレ率を上回っていなければ、トルコリラの価値は下がってしまいます。

トルコ中央銀行は2023年6月より、利上げを進めていますが、今後も実質金利がマイナスであり続ければ、トルコリラの需要が高まる可能性は低いでしょう。

2.ECBの政策金利

ECB(欧州中央銀行)とは、ユーロ圏に属する20ヶ国の中央銀行としての役割を果たすものです。

ECBの政策金利は、ユーロの価値に影響を与える可能性があるため、発表日時や動向を確認したうえで取引することが大切です。

あわせて、ECBのラガルド総裁の発言もチェックしておくと良いでしょう。

3.ロシアのウクライナ侵攻

ロシアのウクライナ侵攻は、各国の経済状況や国際情勢に大きな影響を与えました。

両国と密接なトルコ・ユーロ圏の経済は不透明感が増し、トルコリラとユーロの価格が下落した要因にもなっています。

ウクライナとロシアの対立が続けば、トルコリラ・ユーロにさらなる影響を与える可能性があるでしょう。

ロシアのウクライナ侵攻は、ユーロ/トルコリラに限らず、FX取引をするうえで今後も確認すべきことです。

まとめ:ユーロ/トルコリラの特徴を押さえて利益を狙おう

ユーロ/トルコリラは、トルコリラの金利政策やEUの経済指標により、大きな値動きを見せる傾向があります。

トルコリラは価格の下落が継続する可能性があるため、取引する際は、今後のトルコの政策金利を追いながら戦略を立てましょう。

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