


といった疑問をもっていませんか?
DMAは、移動平均線をずらして表示させるテクニカル指標です。
主にディナポリ手法で使われる移動平均線で、相場の押し目や戻り目を視覚的に捉えるのに適しています。
この記事では、以下の内容について詳しく解説します。
この記事でわかること
- DMAとは
- DMAを用いたディナポリ手法
- DMAを使うメリットとデメリット
DMAは、使える場面が限られているため、特徴やメリット・デメリットを把握して自身のトレードスタイルにあうか見極めましょう。
DMAに興味がある方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。
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Contents
DMA(先行移動平均線)とは
DMA(Displaced Moving Average)とは、移動平均線の位置をずらしたテクニカル指標で、先行移動平均線と呼ばれることもあります。
移動平均線の位置をずらすことで、以下のようにチャートが見やすくなります。

DMAは設定次第で、先行させることも遅行させることも可能です。
DMAのずらし設定はOffset(オフセット)から変更することができ、通常は「3」のオフセットで先行させます。
オフセットを「-3」に設定することで、遅行させることもできます。

DMAは先行させて使うことが多いですが、使い方として遅行させられることも覚えておくと良いでしょう。
DMA(先行移動平均線)を用いたディナポリ手法
DMAは、ディナポリ手法を考案したジョー・ディナポリ氏が考案したテクニカル指標です。
ディナポリ手法はトレンドを活用したテクニカル分析のため、トレンドの視認性を高めるためにDMAが使用されています。
DMAを用いたディナポリ手法では、スラストを確認することで、力強いトレンドの発生を見極めることができます。
スラストを見極める際は、DMAとローソク足の位置関係に注目し、DMAよりもローソク足が上にある状態が8本以上続けば強い上昇トレンドと判断できます。
8本以上の継続を確認した後、ローソク足がDMAに触れる押し目で買いエントリーをするのが効果的です。

DMAよりもローソク足が下にある状態が8本以上続けば、強い下降トレンドと判断できるため、戻り目で売りエントリーをしましょう。
DMA(先行移動平均線)を使うメリット
DMAを使うメリットには、以下のようなものがあります。
- チャートの視認性が上がる
- 他のテクニカル分析と組み合わせやすい
それぞれ詳しく解説します。
チャートの視認性が上がる
DMAはローソク足に先行(もしくは遅行)する形でチャート上に表示させられるため、ローソク足の視認性が上がります。

ローソク足とDMAか被りづらくなるため、トレンドの視認性が高められることで相場の分析が行いやすくなります。
FXトレードを行うときにチャートの見やすさを優先したい人は、DMAで移動平均線を先行表示させてみると良いでしょう。
他のテクニカル分析と組み合わせやすい
移動平均線をずらして表示するDMAは、移動平均線同様に他のテクニカル分析と組み合わせやすい特長があります。
DMAはテクニカル分析に属するため、相場の過熱感を把握できるオシレーター系テクニカル分析と組み合わせやすいです。
RSI(相対力指数)やストキャスティクスといったオシレーター系テクニカル分析と組み合わせれば、DMAでトレンドを把握しながらオシレーター系でエントリーや決済の判断をするといった使い方ができます。
DMAだけでは相場で分析できる内容に限界があるため、他のテクニカル分析と組み合わせて使ってみましょう。
DMA(先行移動平均線)を使うときの注意点
DMAを使うときは、以下の点に注意が必要です。
-
- 移動平均線と勘違いすると売買判断を誤る
- 未来の価格を把握できるわけではない
- 一部の取引ツールでしか使えない
- ディナポリ手法以外では使える場面が少ない
一つずつDMAのデメリットを紹介していきます。
移動平均線と勘違いすると売買判断を誤る
DMAは移動平均線の位置をずらした線なので、移動平均線と勘違いしてしまうと、相場の勢いを見誤る可能性があります。
DMAを移動平均線と混同すると、エントリーのタイミングを逃すことにもつながりかねません。
DMAと移動平均線を区別するために、チャート上で線の色や太さを変えたり、DMA専用のチャート画面を用意したりして、視覚的に別物として認識できるように工夫しましょう。
未来の価格を把握できるわけではない
DMAは先行移動平均線と呼ばれることがありますが、未来の価格を示しているわけではなく、移動平均線を「先行=ずらす」だけの設定が施された指標です。
そのため、未来の価格を先行して把握できるわけではないことは覚えておきましょう。
あくまでも分析内容としては移動平均線であり、過去のチャートの値動きから今後の値動きの予測を立てられるだけです。
一部の取引ツールでしか使えない
DMAが使える取引ツールは限られています。
海外FXでよく使われるTradingViewもしくはMT4で使うことができます。
国内FX業者が独自に提供する取引ツールではDMAがテクニカル指標として搭載されていないため、DMAを使うならMT4などを使うのがおすすめです。
ちなみに、TradingViewでは「DMA」、MT4では「Dinapoli」で表示させることができます。
ディナポリ手法以外では使える場面が少ない
DMAは、ディナポリ手法以外の場面で使う機会が少なく、他の移動平均線を使った方が効率的にチャートを分析できる場合が多いです。
テクニカル分析では、多くの市場参加者と同じ指標を見ることが大切です。
そのため、特別な意図がない限り、多くのトレーダーが意識する単純移動平均線や指数平滑移動平均線を使った方が相場の共通認識を捉えやすく、精度の高いトレードができる可能性が高まります。
DMA(先行移動平均線)以外の移動平均線
DMA以外の移動平均線には、以下のようなものがあります。
- SMA(単純移動平均線)
- WMA(加重移動平均線)
- EMA(指数平滑移動平均線)
それぞれの特徴を見ていきましょう。
SMA(単純移動平均線)
SMA(Simple Moving Average:単純移動平均線)とは、通常の移動平均線のことであり、一定期間の終値の平均を線で結んだテクニカル指標です。
移動平均線の中ではシンプルな指標で、相場の値動きのトレンドや特徴を把握できます。

シンプルな移動平均線を使いたい場合は、SMAを使うのがおすすめです。
WMA(加重移動平均線)
WMA(Weighted Moving Average:加重移動平均線)とは、直近の価格により重みをおいて平均を算出する移動平均線です。

SMAよりも直近の値動きに敏感に反応するため、トレンド初動の値動きを掴みやすかったり、エントリーや決済のタイミングを見極める際に使いやすいです。
ただし、チャートのノイズなどを拾いだましが増えてしまう場面もあるので注意が必要です。
素早い反応の移動平均線を使いたい方は、WMAを使ってみましょう。
EMA(指数平滑移動平均線)
EMA(Exponential Moving Average:指数平滑移動平均線)とは、直近の価格により重みを置きつつも指数関数を用いた、チャートに反応しやすい移動平均線です。

WMAよりもチャートの動きに敏感に反応し、素早くトレンド転換を察知できます。
ただし、だましが発生しやすく、敏感に反応してしまう素早さがデメリットとなることもあります。
比較的短期トレードとの相性がよく、デイトレードやスキャルピングをする人におすすめです。
まとめ:ディナポリ手法を使うならDMAの特徴を覚えておこう
DMAとは、先行移動平均線と呼ばれることもある、移動平均線の位置をずらしたテクニカル指標です。
チャートやトレンドの視認性が上がるメリットがあり、ディナポリ手法においてスラストを分析する際に使うことができます。
ただし、移動平均線の位置をずらしただけのテクニカル指標であるため、分析できる内容については他の移動平均線と違いはほとんどありません。
DMAをトレードで使うなら対応する取引ツールを選ぶことが大切です。
海外FXのBigBossが提供するMT4なら、テクニカル指標としてDMAが搭載されているのでおすすめです。

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BigBossコラム編集部