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FXの調整とは?起こる要因や利益を狙うためのコツをわかりやすく解説

2023年4月11日

FXの調整とは?

トレーダー
FXの調整って何?

トレーダー
調整局面ではどうやってトレードするのがいい?

といった疑問はありませんか?

FX相場は上昇トレンドや下落トレンドに沿って価格が推移する傾向がありますが、一時的にトレンドに反発する値動きの調整が起こることもあります。

調整への知識がないと、急な値動きに動揺して適切なトレード判断ができなくなる可能性があるので、特徴や見分け方を知っておくことが大切です。

この記事では、以下の内容について詳しく解説します。

この記事でわかること

  • FXの調整の意味や特徴
  • 調整局面でのFXトレード手法
  • 調整局面で活用できるテクニカル分析

調整を見極められるようになれば、トレンドを狙ったトレードでより利益を狙いやすくなるでしょう。

FXでの調整の見極め方やトレード手法を知りたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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FXの調整とは

FXの調整とは、相場が一方向に動くトレンドの途中で、一時的に逆方向へ動いたり足踏みしたりする現象を指します。

相場は常に直線で動くわけではなく、上昇や下落を繰り返しながら形成されます。

調整はトレンド終了を示唆するわけではなく、再び元の方向へ動き出すための準備期間として捉えるのが一般的です。

調整が起こる主な理由

調整が起こる主な理由は、市場参加者による利益確定の決済が集中するためといわれています。

上昇トレンドでは、安い価格で買っていたトレーダーが「価格が上がったので利益を確定させよう」と売り注文を出すタイミングがあります。

売り注文が買い注文を上回れば、価格がわずかに押し戻されて一時的な下落(調整)が起こる仕組みです。

価格が高くなり過ぎたことへの警戒感から新規の買いが控えられることも、調整が起こる要因とされています。

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調整とトレンド転換の違い

調整とトレンド転換の違いは、元のトレンドが継続するか、あるいは完全に方向が変わるかです。

調整は一時的な逆行であり、トレンドの勢いを保ったまま元の流れに戻ります。

トレンド転換は、これまでのトレンドを支えていた安値や高値を完全に割り込み、逆方向への値動きが始まることを意味します。

見極めを誤ると、大きな損失につながるため、テクニカル指標を用いて判断することが大切です。

FXで見られる調整の種類

FXで見られる調整には、以下のような種類があります。

  • 上昇トレンド中の一時的な下落(押し目)
  • 下降トレンド中の一時的な上昇(戻り)
  • トレンド中の横ばい(時間調整)
  • 為替介入や経済指標による突発的な調整

一つずつ詳しく解説します。

上昇トレンド中の一時的な下落(押し目)

上昇トレンド中の一時的な下落は「押し目」と呼ばれます。

上昇トレンド中の一時的な下落(押し目)

基本的に調整による下落幅は小さく、上昇の勢いを消すことなく一段上の価格を目指すような値動きが起こります。

上昇トレンド中の調整は、さらなる上昇を期待した市場参加者の買い注文が集まりやすいことから、買いエントリーのチャンスとして活用できます。

下降トレンド中の一時的な上昇(戻り)

下降トレンド中の一時的な上昇は「戻り」と呼ばれます。

下降トレンド中の一時的な上昇(戻り)

価格が継続的に下落している最中に、売っていた投資家の買い戻しによって一時的に価格が跳ね上がる現象です。

下落トレンドの調整は上昇トレンドに比べると小さな反発になりやすい傾向があります。

さらなる下落を予測した市場参加者の売り注文が集まりやすいことから、売りエントリーで利益を狙える局面です。

ただし、戻りは短期間で終了する傾向があるため、上昇トレンドの調整よりもトレードの難易度が高いといわれています。

トレンド中の横ばい(時間調整)

上昇もしくは下落トレンドの調整において、反発と共に明確な方向性のないレンジ相場が一時的に出現することもあります。

トレンド中の横ばい(時間調整)

トレンドの途中で価格が上下に大きく動かず、時間をかけて一定の範囲内を行ったり来たりする状態を時間調整と呼びます。

長いスパンのトレンドの調整として出現しやすく、トレンド転換のサインとして出現する場合もあります。

レンジをどちらかに抜けた際には、再び強いトレンドが発生しやすいです。

レンジ相場の見極め方やトレードのコツはこちらで詳しく解説!

為替介入や経済指標による突発的な調整

各国の政策や経済ニュースをきっかけに、強制的な調整が起こることもあります。

代表的なのは、中央銀行による為替介入です。

過度な円安が進んでいる際に、政府が円を大量に買う介入をすると急激な逆行(調整)が発生する可能性が高まります。

2022年9月から10月にかけて、円安に傾き過ぎた市場の調整として約9.2兆円規模の為替介入が実施されて米ドル円は急落しました。

為替介入による突発的な調整

重要な経済指標の発表内容が予想と異なった場合も、投資家のポジションが一斉に解消されて調整が起こることがあります。

想定外の値動きに巻き込まれないためにも、経済指標カレンダーや国際ニュースをチェックして経済イベント時のトレードを避けるようにしましょう。

FXで重要な経済指標はこちらで詳しく解説!

FXの調整局面では押し目買い・戻り売りが効果的

FXの調整局面では、押し目買い・戻り売りをすることで、その後のトレンドに乗って利益を狙える可能性があります。

押し目買いとは、上昇トレンド中の一時的な下落を狙って買う手法のことです。

一方、戻り売りとは、下降トレンド中の一時的な上昇を狙って売る手法のことをいいます。

調整局面での押し目買い・戻り売り

押し目や戻りがそのままトレンド転換につながることもあるため、焦って飛びつかずに反発・反落後の値動きや直近の高値安値をチェックしてから判断するようにしましょう。

FXの押し目買い・戻り売りの方法はこちらで詳しく解説!

FXで調整を狙う際に役立つテクニカル分析

FXで調整を狙う際は、以下のテクニカル分析を活用しましょう。

  • エリオット波動
  • フィボナッチ・リトレースメント
  • フラッグ
  • トレンドライン

それぞれ詳しく解説します。

エリオット波動

エリオット波動とは、FX相場には5つの推進波と3つの調整波という一定のサイクルがあり、投資家の心理を反映して繰り返されるというテクニカル分析の理論です。

推進波のうち2波と4波が調整局面に該当します。

エリオット波動の見方

エリオット波動を用いると、現在のトレンドが何番目の波に位置しているのかを把握でき、次に調整が来るタイミングや調整が終わったあとの値動きを予測できるようになります。

例えば、第3波で急騰したあとに第4波の調整が始まると予測できれば、安易に高値掴みをすることなく、次の第5波に向けた買いエントリーのタイミングを待つことができます。

エリオット波動の見つけ方やトレード手法はこちらで詳しく解説!

フィボナッチ・リトレースメント

フィボナッチ・リトレースメントは、トレンドの上げ幅または下げ幅に対して、どれくらいの割合で戻るかを予測する指標です。

フィボナッチ・リトレースメントの見方

フィボナッチ比率に基づいた「23.6%」「38.2%」「50.0%(半値)」「61.8%」といった数値は、反発・反落が起こりやすい目安とされています。

強い上昇トレンドの最中に価格が下落し始めた際に、38.2%のラインで反発を確認できれば、調整の終点であると判断してエントリーの根拠にできます。

反発・反落が起こりやすい価格帯を視覚的に判断できるため、初心者でも使いやすい指標です。

フィボナッチリトレースメントについてはこちらで詳しく解説!

フラッグ

フラッグは、旗の形に似たチャートパターンです。

フラッグの見方

高値同士と安値同士を結んだ線がほぼ平行かつ、発生中のトレンドとは逆方向に引けると、フラッグが出現しているといえます。

フラッグは、一時的な調整の形を視覚的に捉えやすく、ブレイクした瞬間にトレンドが再開するサインとなります。

フラッグの特徴や活用方法はこちらで詳しく解説!

トレンドライン

トレンドラインは、安値同士または高値同士を結び、トレンドに沿ったラインを引くテクニカル分析です。

トレンドラインの見方

上昇トレンドでは安値同士を結ぶサポートラインを引き、下落トレンドは高値同士を結ぶレジスタンスラインを引きます。

サポートラインは価格を下支えするライン、レジスタンスラインは価格の上昇を押さえ付けるラインとして機能します。

上昇トレンドの場合は、価格がサポートラインに触れて反発したタイミングが押し目買いのポイントです。

下降トレンドでは、価格がレジスタンスラインに触れて反落したときに戻り売りをするのが効果的です。

それぞれのラインを抜けたときは、トレンド転換が起こる可能性が高いため、押し目買い・戻り売りで利益を狙うのは避けましょう。

FXのトレンドラインの引き方や活用方法はこちらで詳しく解説!

FXの調整を狙うトレードで失敗しないためのポイント

FXの調整を狙う際は、以下のポイントを押さえておくと勝率が安定しやすくなります。

  • 上位足のトレンド方向に逆らっていないかを確認する
  • 調整が深すぎる場合はトレンド転換を疑う
  • 重要な経済指標やイベント前後の調整は避ける

それぞれ詳しく解説します。

上位足のトレンド方向に逆らっていないかを確認する

調整を狙う際は、現在見ているチャートよりも長い時間足(上位足)のトレンド方向をチェックするようにしましょう。

15分足で調整後の上昇に見えても、日足や4時間足が強い下降トレンドであれば、その上昇は一時的なものに終わり、下降トレンドに転じてしまう可能性があります。

長期的なトレンドの方向を確認し、流れに沿った調整局面だけを狙うのがおすすめです。

複数の時間足で相場分析をするマルチタイムフレーム分析はこちらで詳しく解説!

調整が深すぎる場合はトレンド転換を疑う

価格の調整が深い場合は、トレンド転換が起こる可能性があります。

以下のようなトレンド転換のサインが見られたら、調整を狙ったトレードを避けるようにしましょう。

  • 直近の押し安値・戻り高値の更新
  • トレンドラインのブレイク
  • ダブルトップや三尊などのチャートパターンの出現
  • 移動平均線のデッドクロス・ゴールデンクロス
  • オシレーター(RSIやMACD)のダイバージェンス など

調整を狙う際は、トレンド転換のサインも知っておくことをおすすめします。

覚えておきたいチャートパターンはこちらで詳しく解説!

重要な経済指標やイベント前後の調整は避ける

政策金利の発表や雇用統計などの重要な経済イベントの前後は、テクニカル分析による調整の予測精度が下がりやすくなります。

損失リスクを抑えるためにも、経済指標の発表スケジュールや国際ニュースを確認し、相場の急変が起こりやすいタイミングでの取引を避けるようにしましょう。

筆者は、重要指標の確認不足による急激な価格変動で大きな損失を出した経験から、現在は必ず発表スケジュールを確認するようにしています。
編集部 小林

まとめ:調整局面を狙ったFXトレードで利益を狙おう

FXにおける調整とは、強いトレンドの途中で一時的に価格が逆行したり、横ばいになったりする停滞局面のことです。

調整局面で利益を狙うためには、優位性の高いポイントでエントリーすることが大切です。

エリオット波動やフィボナッチ・リトレースメントなどのインジケーターを適切に活用すれば、調整の深さや反発のタイミングを視覚的に判断できるようになるでしょう。

調整局面での相場分析の精度を高めたい方は、30種類以上のインジケーターが利用できるMT4やMT5を採用しているFX業者を選びましょう。

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▼この記事を書いた人

BigBossコラム編集部

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