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FXのペナントとは?見分けた方・引き方・エントリー/損切りまで図解

2025年8月14日

FXのペナントとは?

トレーダー
FXのペナントってなに?

トレーダー
三角保ち合いと何が違うの?

と疑問に思ったことはありませんか?

FXのペナントは、強い値動きのあとに値幅が収束し、トレンド継続を示唆するチャートパターンです。

形自体はシンプルですが、三角持ち合い・ウェッジ・フラッグなど似た形も多く、見分け方を間違えるとダマシに巻き込まれて損切りになることもあります。

この記事では、以下の内容について詳しく解説します。

この記事でわかること

  • ペナントとは
  • ペナントの見分け方と引き方
  • FXでのペナントの使い方

ペナントを覚えると、トレンド相場での判断の引き出しが増え、トレードの再現性を高めるのに役立ちます。

ペナントの見分け方に興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。

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FXのペナントとは

ペナントとは、トレンド相場の途中で現れやすい、トレンド継続を示唆するチャートパターンです。

特徴としては、旗竿(急騰、急落)のあとに、小さな三角形の収束を作り、上昇トレンドでは上昇ペナント、下降トレンドでは下降ペナントが現れやすいのが特徴です。

ペナントは基本的にトレンド相場で出現しやすく、、トレンドに沿ってエントリーを狙うときの判断材料になります。

ペナントはトレンド継続を示唆するチャートパターン

ペナント

FXのペナントは、トレンド相場の途中で現れやすい、トレンド継続を示唆するチャートパターンです。

・急落もしくは急騰などの強い値動きが出る

・値幅が徐々に小さくなり、収束する(小さな三角形を形成)

・収束を抜けて動き出す(ブレイク)

ペナント形成後にラインをブレイクすると、トレンド方向に再び大きく動くきっかけになります。

ただし、完成前に入るとダマシに巻き込まれることもあるため、ラインの引き方と完成の判断が重要です(後ほど解説します)。

上昇ペナントと下降ペナント

上昇ペナントと下降ペナント

ペナントには大きく分けて、「上昇ペナント」と「下降ペナント」があります。

・上昇ペナント:上昇トレンド中に出現しやすく、上昇の勢いが一服して収束し、再び上方向へブレイクする形を狙う

・下降ペナント:下降トレンド中に出現しやすく、下落の勢いが一服して収束し、再び下方向へブレイクする形を狙う

どちらも「直前に強い値動き(旗竿)があるか」をセットで確認するのがポイントです。

ペナントが出やすい局面

ペナントには出やすい局面がいくつか存在します。

・トレンドがはっきり出ている最中

・急騰や急落のあとに、一旦利確や戻りで小さく揉み合う場面

・押し目買いや戻り売りが入りやすく、次の方向感を待っている場面

基本的にはトレンド中に出現しやすく、とくに勢いが一服して小さく揉み合う場面で形が作られやすいのが特徴です。

そのため、まずは「いまトレンドが出ているか」を前提条件として確認しましょう。

トレンドの判断方法はこちらで解説

ペナントの見分け方

チャート上でペナントを見分けるポイントを解説します。

ペナントを見分けるポイントを「5つのチェックリスト」にまとめ、似ているパターンとの違いもあわせて確認していきましょう。

見分け方のチェックリスト【5つ】

ペナントは三角形の収束を作るため、三角保ち合いなどと見た目が似ています。

そこでまずは、次の5つをチェックして「ペナント」かどうかを判断しましょう。

1.直前に強い値動き(旗竿)がある

急騰・急落など、短時間で大きく動いたあとに出やすいのがペナントの特徴です。旗竿が見当たらない場合は、三角保ち合いなど別の保ち合いパターンの可能性があります。

2.高値が切り下がり、安値が切り上がって収束している

上値抵抗線と下値支持線が近づいていき、値幅が小さくなる(小さな三角形になる)形を探します。

3.収束の期間が短い

ペナントは「勢いの一服」で形成されることが多く、長期間続く保ち合いとは性質が異なります。長く続く場合は別パターンとして見直した方が安全です。

4.収束するにつれて値幅が徐々に小さくなっている

収束しているように見えても、上下に大きく振れている場合はペナントではなく、レンジに近い形になりやすいです。

5.基本はトレンド方向のブレイクを狙う形になっている

ペナントはトレンド継続型のため、基本は直前のトレンド方向へのブレイクを想定します。逆方向への抜けはダマシになりやすいので、警戒しておきましょう。

特に重要なのは「旗竿があるか」と「短期で収束しているか」の2点です。

上記5つの満たすほど、ペナントとして考えやすくなるため覚えておきましょう。

三角保ち合い・ウェッジ・フラッグとの違い

ペナント・三角保ち合い・ウェッジ・フラッグ

ペナントと似た形として、三角保ち合い、ウェッジ、フラッグが存在します。

類似チャートパターン

特徴の違い

三角保ち合い

旗竿がない状態でも出現し、保ち合いの期間が長くなることもある

ウェッジ

2本のラインが同じ方向に向きながら収束することが多い

フラッグ

平行な2本のラインの中でチャートが推移する

このように、それぞれのチャートパターンで特徴の違いがあるため、チャート分析時に間違えないようしっかり覚えておきましょう。

他のチャートパターンについてはこちらで解説

ペナントの引き方

実際のチャートでペナントを引く方法を解説します。

  • ラインの引き方
  • 完成の判断基準

ラインの引き方から完成の判断基準まで、順番に確認していきましょう。

ラインの引き方

ペナントの引き方

ペナントは、上値抵抗線(上のライン)と下値支持線(下のライン)の2本を引いてパターンを確認します。

1.上値抵抗線を引く:収束中の高値同士を結ぶ

2.下値支持線を引く:収束中の安値同士を結ぶ

3.上値抵抗線と下値支持線で、収束(小さな三角形)を確認する

ラインを引く際に、ヒゲまで厳密に拾おうとすると、ラインがブレやすくなります。

初心者の方はまず、「全体の流れが収束している」形を優先してラインを引いてみましょう。

完成の判断基準

ペナント完成の判断基準

ペナントの完成は、ラインを引いた段階ではなく、チャートがラインをブレイクしたタイミングで判断します。

そのため、「ブレイクが成立したか」を基準に完成を判断するのが基本で、以下のポイントを押さえておくと良いです。

・ローソク足の確定でラインブレイクを判断する

・ヒゲのみの突破はダマシになりやすい

ローソク足が確定し、終値がラインの外で確定していれば、ブレイク成立と判断しやすくなります。

また、ブレイク後の戻りであるロールリバーサル(ラインブレイク後に戻ってくる動き)を待つと、ダマシ回避やトレードの精度を上げられます。

FXのペナントの使い方

ペナントは、トレンド相場の途中で現れやすい継続型のチャートパターンです。

基本は、トレンド方向へのブレイクを待って順張りで狙い、ダマシを避けるためにローソク足の確定やロールリバーサルを活用します。

ここでは、エントリーの手順から損切りの考え方、利確目標まで、初心者向けに順番に解説していきます。

基本の順張り

ペナントの基本的な使い方は、トレンド方向へのブレイクを狙う順張り

ペナントの基本的な使い方は、トレンド方向へのブレイクを狙う順張りです。

直前のトレンド方向を確認し、ブレイクする方向に売買を行うシンプルな使い方です。

・上昇ペナント:上昇トレンド継続を狙う買いによるトレード

・下降ペナント:下降トレンド継続を狙う売りによるトレード

トレンド途中で収束部分を見つけたらラインを引き、ブレイクを待ってエントリーを検討しましょう。

ただ、ヒゲだけの抜けはダマシになりやすいので、基本は終値でラインの外にブレイクしたかを基準に判断します

順張りの解説はこちら

精度を上げる入り方(ロールリバーサル)

ロールリバーサル

ペナントのブレイク直後に飛び乗るトレードには、ダマシの可能性を考慮した際の不安が残ります。

そこで、トレードの精度を上げる使い方としてロールリバーサル(リテスト)を待つ入り方が有効です。

ロールリバーサルは、ラインブレイク後にチャートが一旦ライン付近まで戻り、そこで反発してから動き出す流れを利用する使い方です。

ロールリバーサルを待つことで、ダマシを避けやすかったり、損切り位置をライン付近に設定しやすく、使いやすさが向上するのでおすすめです。

ロールリバーサルについてはこちらで解説

損切りの設定ライン

ペナントでの損切り設定ライン

ペナントの損切りは、「形が崩れたら撤退する」という考え方が基本です。

目安としては、以下を使います。

・反対側のラインを明確に割った位置:上昇ペナントなら下値支持線割れ、下降ペナントなら上値抵抗線超え

それと、ライン付近が曖昧なときは、直近の高値や安値を損切りラインの基準にすると、損切りの判断がぶれにくくなります。

ただし、損切りラインを浅く設定し過ぎると、通常の値動きで刈られてしまうこともあるため、「どこまで動いたら形が崩れたと言えるか」を基準に決めましょう。

エントリー後の利確目標

ペナントのエントリー後の利確目標

ペナントの利確目標は、旗竿(直前の強い値動き)の値幅を目安に考える方法が分かりやすいです。

・旗竿の値幅(pips)を測り、ブレイク地点から同じ値幅分を伸ばした位置が利確目標

例えば、旗竿が50pipsであれば、利確目標もブレイク地点から50pips先を目標にするイメージです。

ただし、相場は毎回目標どおりに動くわけではありません。

そのため、途中で予想外の値動きが起こる可能性も想定して、利確目標はあくまでも目安とし、状況に合わせて分割利確なども検討しましょう。

ペナント内の往復トレード(上級者向け)

ペナント内の往復トレード

ペナントは本来「ブレイクを狙う」パターンですが、上級者の中には収束中の値動きを利用して、上下で往復を取るトレードを行うケースもあります。

ただし、ペナント内はブレイクが近づくほど値動きが不規則になりやすく、急に抜けて置いていかれることもあります。

初心者のうちは、無理に往復を狙わず、基本通り「ブレイク後の順張り」を優先した方が安全です。

ペナントのダマシを回避するコツ

ペナントの失敗で多いのは、ダマシに巻き込まれたときの判断ミスです。

  • ローソク足の確定を待つ
  • ブレイク時の勢い
  • よくあるダマシによる失敗

ダマシで失敗しないためにも、ペナントのダマシを回避するコツを紹介します。

ローソク足の確定を待つ

ペナントのダマシで多いのは、「抜けたと思って飛び乗ったら戻された」というパターンです。

このダマシを回避するためには、ローソク足のヒゲではなく、実体(終値)の確定でラインを抜けたかを判断しましょう。

特に、収束の終盤ほど小さくとも値動きが荒くなりやすいので、ローソク足の確定を待つだけでも不要なエントリーを減らしやすくなります。

ブレイク時の勢い

ラインブレイクが本物かどうかは、「抜けた瞬間の勢い」でも判断できます。

・抜けた足の実体が小さすぎないか

・抜けた直後にすぐ戻されていないか

このような場合は抜けた瞬間の勢いが弱かったと判断できます。

逆に、直前の揉み合いより、明らかに値動きが大きければブレイク時に勢いがあったと判断できます。

ブレイク時の勢いが弱い時には、一旦エントリーを見送り、ロールリバーサルを待つ方が安全です。

よくあるダマシによる失敗

最後にFX初心者の方がやりがちな、ダマシの失敗例を紹介します。

・完成前にエントリーしてしまう:ライン内で動いている内は未完成なため、失敗につながりやすい

・ヒゲ抜けでエントリーしてしまう:ブレイクがダマシの可能性があるため、ダマシで失敗しやすい

・損切りを曖昧にして引っ張ってしまう:損切りできないと損失が膨れ上がるため、「形が崩れたら撤退する位置」を事前に決めておく

上記のように確定を待つ、勢いを見る、損切り基準を決めておくの3つを徹底するだけでも、無駄な負けを減らしやすくなるので覚えておきましょう。

まとめ:トレンドでペナントを見つけたら継続のチャンス

ペナントは、トレンド相場の途中で現れやすい、トレンド継続を示唆するチャートパターンです。

旗竿のあとに小さな三角形の収束を作るパターンで、上昇ペナントと下降ペナントの2種類が存在します。

どちらも順張りトレードを行う際の分析として相性が良く、ペナントを見つけられたらエントリーチャンスが来るため、ぜひ覚えてトレードで使ってみましょう。

ちなみに、トレンド相場でのトレードに注力するなら、ペナントなどのテクニカル分析を活用しつつもレバレッジの効力をしっかりと効かせるのがおすすめです。

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▼この記事を書いた人

BigBossコラム編集部

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