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FXのフィボナッチとは?フィボナッチリトレースメントの引き方や使い方も解説

2023年10月27日

FXのフィボナッチとは?

トレーダー
フィボナッチって何?
トレーダー
フィボナッチってどうやって使うの?

といった疑問をもっていませんか?

フィボナッチは、一定規則に従って並ぶ数字のことです。

FX相場では、フィボナッチを応用した複数のテクニカル指標があり、価格が反転するポイントを見つける際に役立ちます。

この記事では、以下の内容について詳しく解説します。

この記事でわかること

  • フィボナッチの概要
  • フィボナッチを応用したトレード手法
  • フィボナッチリトレースメントの使い方

フィボナッチを応用したトレード手法を身に付ければ、押し目買いや戻り売りのタイミングをつかみやすくなるでしょう。

FXトレードにフィボナッチを活用したいと考えている人は、ぜひ参考にしてみてください。

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FXのフィボナッチとは

FXにおけるフィボナッチとは、イタリアの数学者レオナルド・フィボナッチが提唱したフィボナッチ数列と、それから導き出されるフィボナッチ比率を応用したテクニカル分析手法の総称です。

相場の押し目や戻り目を予測するために用いられることが多いです。

ここでは、フィボナッチ数列とフィボナッチ比率について詳しく解説します。

フィボナッチ数列とは

フィボナッチ数列とは「前の2つの数字を足すと次の数字になる」という規則で続いていく数列のことです。

具体的には「0、1、1、2、3、5、8、13…」と続いていきます。

フィボナッチ数列は、フィボナッチ比率を導くための基礎となります。

フィボナッチ比率とは

フィボナッチ比率とは、フィボナッチ数列から導き出される比率のことです。

フィボナッチリトレースメントといったフィボナッチを使ったテクニカル指標は、フィボナッチ比率が応用されています。

フィボナッチ比率は、フィボナッチ数列の各数字を1つ後ろや2つ後ろの数で割ることで算出できます

1つ後ろの数で割ると「1÷2=0.5」「2÷3=0.67」「3÷5=0.6」といった計算式が続き、21÷34以降は以下のように0.618が続くのが特徴です。

21÷34=0.618
34÷55=0.618
55÷89=0.618

2つ後ろの数で割れば「2÷1=2.0」「3÷2=1.5」といった数値になり、55÷34以降は1.618になります。

55÷34=1.618
89÷55=1.618
144÷89=1.618

1:1.618の比率は黄金比とも呼ばれ、美しい比率として建築や芸術に用いられてきた歴史があります。

フィボナッチ比率を応用したFXトレード手法

フィボナッチ比率を応用したFXトレード手法には、以下のようなものがあります。

  • フィボナッチリトレースメント
  • フィボナッチエクスパンション
  • フィボナッチタイムゾーン
  • フィボナッチ​​アーク

それぞれ詳しく解説します。

フィボナッチリトレースメント

フィボナッチリトレースメントとは、フィボナッチ比率を応用した代表的なテクニカル指標です。

現在発生しているトレンドの直近の安値と高値を結ぶと、フィボナッチ比率が自動で描画され、価格反転が起こるポイントを視覚的に判断しやすくなります。

下図のように、上昇トレンドが発生している相場では、直近の安値Aと高値Bでフィボナッチリトレースメントを引くと、反落が起こりやすい価格帯を予測しやすくなります。

フィボナッチリトレースメントの引き方

特に価格の反転が起こりやすいとされているのは「23.6%」「38.2%」「61.8%」です。

フィボナッチリトレースメントについてはこちらで詳しく解説!

フィボナッチエクスパンション

フィボナッチエクスパンションとは、現在のトレンドがどこまで継続するかを予測する際に使う指標です。

フィボナッチエクスパンションを活用すれば、トレンド相場における利確や損切りポイントを判断しやすくなります。

下図のように安値A、高値B、反発点Cの3点を描画したら、Cからどこまでトレンドが伸びるかを予測することが可能です。

フィボナッチエクスパンション

フィボナッチエクスパンションの78.6%付近では、一時的に上昇が止まっていることがわかります。

フィボナッチエクスパンションの詳しい解説はこちら

フィボナッチタイムゾーン

フィボナッチタイムゾーンとは、時間軸に対してフィボナッチ数列に基づいた間隔で垂直線を描画するテクニカル指標です。

下図のように、始点Aと終点Bを指定することで表示されます。

フィボナッチタイムゾーン

各垂直線で価格の反転が起こる可能性が高いと予測できます

フィボナッチ​​アーク

フィボナッチアークとは、フィボナッチ比率に基づいた半円状の曲線を描き、相場の反転ポイントを時間と価格の両面から予測する指標です

下図のように、上昇トレンドの場合は高値Aから安値Bにかけて引っ張るように描画します。

フィボナッチアーク

Aから下落していますが、38.2%付近(オレンジ色のライン)と重なったあたりで反発していることがわかります。

下落トレンドの場合は、安値から高値にかけて引っ張るように描画すれば、戻り売りのタイミングを予測することが可能です

フィボナッチリトレースメントの引き方

ここでは、MT4を例にフィボナッチリトレースメントの引き方を解説します。

上昇トレンドの場合

上昇トレンドの場合は、0%ラインが高値、100%ラインが安値になるように引きます

MT4を起動したら、下図のように「挿入」「フィボナッチ」「リトレースメント」の順番でクリックしましょう。

フィボナッチリトレースメントの引き方

上昇トレンドの場合は、安値(A)から高値(B)に向かってドラッグすると線を引けます。

上昇トレンドのフィボナッチリトレースメントの引き方

下降トレンドの場合

下降トレンドの場合は、0%ラインが安値、100%ラインが高値になるように引きます

上昇トレンド時と同様に「挿入」「フィボナッチ」「リトレースメント」の順番でクリックし、高値(A)から安値(B)までドラッグすると下図のように自動で描画できます。

下降トレンドのフィボナッチリトレースメントの引き方

フィボナッチリトレースメントの使い方

フィボナッチリトレースメントは、以下の手順で使います。

  1. 直近のトレンドにフィボナッチを引く
  2. 各フィボナッチ数値での反発で予測する
  3. 押し目を狙ってエントリーする

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.直近のトレンドにフィボナッチを引く

フィボナッチリトレースメントを引く際は、まず直近のチャートで形成済みのトレンドを探します

下図のように、上昇トレンドでは安値Aを100%ライン、高値Bを0%ラインとして結びましょう。

フィボナッチリトレースメントの38.2%まで下落

このケースでは、フィボナッチリトレースメントの38.2%まで下落後に反転上昇しています。

下図のように、下降トレンドが発生しているときは、高値Aを100%ライン、安値Bを0%ラインとしましょう。

フィボナッチリトレースメントの50%付近が抵抗帯として機能

フィボナッチリトレースメントの50%付近が抵抗帯として機能していることがわかります。

2.各フィボナッチ数値での反発で予測する

フィボナッチリトレースメントでは、多くのトレーダーが注目する「23.6%」「38.2%」「61.8%」のラインでの反発を予測するのが一般的です。

各フィボナッチ数値での反発で予測する

下落幅が小さいほど、上昇方向の勢いが強いと判断できます。

3.押し目を狙ってエントリーする

値動きの予測を立てたあとは、反発を予測してトレードします。

下落幅が小さいほど上昇への勢いは強いため、23.6%あるいは38.2%で買いエントリーをすると、多くの利益を狙える可能性があります

押し目を狙ってエントリーする

価格レートがラインまで到達したら、買いエントリーしてみましょう。

ただし、フィボナッチリトレースメントのライン上できれいに反発するとは限りません。

ラインから少しずれたポイントで反発することもあるので、値動きを観察してからエントリーするのが良いでしょう。

編集部 田中
筆者は、ラインに触れた瞬間に買いエントリーをして、価格がラインを割り込んで含み損を抱えてしまった経験があります。そこで、下位足で反転の兆しを確認してからエントリーする手法に変えたところ、失敗を減らすことができました。

FXでフィボナッチリトレースメントを活用するときの注意点

FXでフィボナッチリトレースメントを活用する際は、以下の点に注意が必要です。

  • 突発的な値動きには反応しにくい
  • レンジ相場ではほとんど使えない
  • 相場状況に応じてラインを引き直さなければならない

一つずつ詳しく解説します。

突発的な値動きには反応しにくい

経済指標の発表や要人発言があるタイミングは、突発的な値動きが発生する可能性があります。

そのような相場では、フィボナッチリトレースメントが機能しにくくなるため、トレードを避けることをおすすめします。

価格の急変に巻き込まれないためにも、国際ニュースや経済指標カレンダーなどで情報収集をしましょう

レンジ相場ではほとんど使えない

フィボナッチリトレースメントは、発生したトレンドに対して次にどのように動くのかを予測するテクニカル指標です。

そのため、ある程度の規模のトレンドが発生していなければ、活用するのが難しいです。

レンジ相場が発生しているときに取り入れると、だましに遭って大きな損失を受ける可能性があります。

トレンドが発生しているのかを判断するときは、移動平均線や一目均衡線といったトレンド系テクニカル指標を活用しましょう

一目均衡表についてはこちらで詳しく解説!

相場状況に応じてラインを引き直さなければならない

フィボナッチリトレースメントは、相場状況に応じて引き直さなければなりません。

相場状況が変われば、基準となる高値や安値が更新される可能性があります

ラインを引き直さなければ、分析の精度が低下し、売買判断を誤る原因になります。

分析精度を高めるためにも、高値や安値の更新が確認できたときはラインを引き直すようにしましょう。

まとめ:エントリーや決済の判断にフィボナッチを取り入れてみよう

FXにおけるフィボナッチとは、フィボナッチ数列から導かれるフィボナッチ比率を応用したテクニカル分析手法の総称のことです。

代表的な指標のフィボナッチリトレースメントは、トレンド発生中の反転ポイントの予測に役立てることができます。

ただし、トレンドが発生していなければ活用できないので、トレンド系テクニカル指標と併用することをおすすめします。

フィボナッチリトレースメントと、他のテクニカル指標を併用したい方は、複数のインジケーターを搭載したMT4やMT5が使えるFX業者を選びましょう。

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▼この記事を書いた人

BigBossコラム編集部

BigBossコラムは、Big Boss Ltd.が運営・管理するインターネットメディアです。Big Boss Ltd.は2024年にベストFXブローカーにも選ばれた海外FX業者のBigBossも運営しています。BigBoss編集部はFXや株、仮想通貨などの金融知識が豊富なメンバーで構成されています。記事の作成は、編集部の実際の経験や知識をもとに執筆しています。掲載内容についても、定期的に記事をリライトし、最新の情報への更新を行うなど、ユーザーファーストで情報を発信していきます。

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