


と疑問に思ったことはありませんか?
シドニーやウェリントンのオセアニア地域の市場が開く時間帯を、FXではオセアニア時間と呼びます。
日本時間では早朝時間に当たるため他の時間帯とは異なる値動きが起こりやすく、時間帯の特徴を事前に把握しておくことがトレードのポイントとなります。
この記事では、以下の内容について詳しく解説します。
この記事でわかること
- オセアニア時間とは
- オセアニア時間のメリットとデメリット
- オセアニア時間のトレードポイント
オセアニア時間のトレードは他の時間帯に比べると難しい特徴を持ちますが、窓開きや窓埋めを狙うのであればチャンスとなりやすい時間帯でもあります。
オセアニア時間のトレードに興味がある方は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
FXのオセアニア時間とは
オセアニア時間とは、オセアニア地域のシドニー(オーストラリア)やウェリントン(ニュージーランド)の市場が開く時間帯のことです。
日本時間の午前6時(夏時間は5時)から午前9時までがオセアニア時間となります。
週明けの月曜日であればFXの市場はオセアニアからスタートし、他の曜日であればニューヨーク市場が終わり東京市場が開くまでの時間帯です。
ニュージーランドとオーストラリア市場が開く
オセアニア時間は、オセアニア地域であるオーストラリアのシドニー市場と、ニュージーランドのウェリントン市場が開く時間帯です。
日本時間で見ると午前6時から午前9時までの時間帯として、ニューヨーク市場が閉まった後に開く市場となります。
FXのトレードは平日24時間取引が行えますが、三大市場である東京、ロンドン、ニューヨークの他にオセアニアなどの市場が開いているため、休むことなく取引が可能となっています。
市場参加者が少ない時間帯
オセアニア時間の特徴としては、ニューヨーク市場が閉まると共に多くの投資家も市場から離れることから、市場参加者が少ない時間帯となります。
ニューヨーク市場が閉まった後に開く市場としては東京市場が大きな市場ともなるため、オセアニア時間の取引は流動性が低く、大きな値動きが起こりにくい特徴を持ちます。
流動性の低さからスプレッドが広がりやすく、値動きに特徴が出ないことが多いため予測が難しい時間帯でもあったりします。
週明け月曜日は大きく動くことがある
普段は市場参加者が少ないオセアニア時間ですが、週明け月曜日の早朝には大きな値動きが発生することもあります。
それは、為替市場が閉場する日曜日や土曜日に地政学リスクなどの災害や要人発言などが出た際には、多くの投資家がオセアニア時間から取引をスタートするためです。
早朝から一方向に大きな値動きが発生し暴騰や暴落となります。
そのため普段は静かな時間帯ですが、時に多くの投資家を苦しめるもしくは喜ばせる値動きが出る時間帯でもあります。
FXの各市場開催時間

FXの三大市場とオセアニア市場の開場時間は下記の通りです。
欧米では3月~11月にサマータイムが導入されるため、同期間は開場時間が1時間早まります。
オセアニア時間以外の東京、ロンドン、ニューヨークは世界最大三大市場と呼ばれており、多くの投資家や金融機関が市場に参加をする時間帯でもあります。
それぞれの時間帯で特徴があるため、興味がある人は他の時間帯についても調べてみましょう。
オセアニア時間にトレードを行うメリット
オセアニア時間にトレードを行うメリットがいくつか存在します。
- オセアニア系の通貨の初動を捉えやすい
- 窓開けが起こりやすい
- 早朝トレードを行う人がトレードできる市場
時間帯の特徴を覚えておくことがトレード攻略の一歩目となるため、しっかりと把握できるよう分かりやすく紹介します。
オセアニア系の通貨の初動を捉えやすい
オセアニア時間はオセアニア系の市場が開く時間帯であるため、ニュージーランドドル(NZD)やオーストラリアドル(AUD)の取引が開始される時間でもあります。
開場と共にオセアニア系の通貨の初動の値動きを狙いやすく、ニュージーランドドルやオーストラリアドルをトレードの対象とする人と相性が良い時間となります。
特にオセアニア時間は市場参加者が少ないことから多くの通貨で値動きがあまり出ませんが、その中でもオセアニア系の通貨は比較的に値動きが出る時間帯として、トレードで初動を狙うことが可能です。
窓開けが起こりやすい

FXでは週末の終値と週明けの始値の価格が異なる、窓が開く現象が起こることがあります。
開いた窓は閉まる(埋まる)傾向にあるため、窓が閉まる方向のトレードが有効的です。
この窓開きが起こるのが週明け月曜日のオセアニア時間であり、窓埋めを狙うトレードを行える時間となります。
(上記チャートの場合だと下落方向に窓が開いたため、上昇方向への窓埋めが起こりやすい)
窓開けから窓埋めを狙うトレードは勝率が高く、効率的にトレードを行うのであれば週明け月曜日のオセアニア時間は、窓が開くとチャンスを狙えるタイミングとして覚えておきましょう。
早朝トレードを行う人がトレードできる市場
FXでトレードを行う人の中には、早朝のみトレードに集中できる場合があります。
会社に出社する前や家事を始める前に、トレードが行える時間帯としてオセアニア時間が活躍します。
ただし、オセアニア時間は市場参加者が少ないためリアルタイムの短期トレードは行いにくい環境ではあります。
そのため、時間帯の影響を受けづらいスイングトレードや、指値や逆指値といった予約注文を出すトレードで利用するのがおすすめです。
オセアニア時間にトレードを行うデメリット
オセアニア時間にトレードを行うデメリットも存在します。
- スプレッドが広がりやすい早朝時間
- ボラティリティに差が出やすい時間帯
- テクニカルが効きにくい時間帯
FXのトレードを行う中でオセアニア時間でのトレードが必要となる場面もあるため、しっかりとデメリットも把握しておきましょう。
スプレッドが広がりやすい早朝時間
オセアニア時間は市場参加者が少ないため、スプレッドが広がりやすい時間帯となります。
値動きが激しいタイミングでのスプレッドの広がり方とは異なり、流動性が少ないことからスプレッドが広がるため、6時~9時前までの間は数pipsのスプレッドが開きっぱなしという場面もあります。
スプレッドが広がるとエントリーも決済も不利となりやすいため、極端にスプレッドが広がる日のオセアニア時間のトレードは気を付けましょう。
ボラティリティに差が出やすい時間帯
オセアニア時間の市場参加者の少なさは、ボラティリティの差としても現れることがあります。
普段は市場参加者が少ないためボラティリティも低くなりやすいですが、週末の土曜日や日曜日に為替市場を大きく動かす情報が出た時には、オセアニア時間のボラティリティが極端に高くなることもあります。
特に窓が大きく開く月曜日はオセアニア時間のボラティリティも高くなりやすく、早朝からトレードを行う投資家が増えることもあります。
そのため、普段はチャートが静かな値動きを繰り返すオセアニア時間ですが、時に急激にチャートが動く時間帯になることも覚えておきましょう。
テクニカルが効きにくい時間帯
オセアニア時間はボラティリティが低く値動きが出ない状況が続きやすく、週末に出たニュースの影響を受けた値動きが出ることがあります。
どちらもテクニカル分析ではチャートの予測を立てにくい場面であり、オセアニア時間はテクニカル分析が効きにくい時間帯となりやすいのです。
そのためテクニカル分析をメインの手法としてトレードを行う人は、オセアニア時間はチャートの値動きを予測しにくい時間帯として覚えておきましょう。
FX初心者がオセアニア時間のトレードで意識すべきポイント
FXでトレードを行う時間帯として、オセアニア時間はスプレッドが広がりやすく、日によって値動きが大きく変わるため難しい時間帯と言えます。
そこで、FX初心者の方がオセアニア時間でトレードを行う際、意識すべきポイントをまとめました。
ぜひトレード前のポイントとして参考にしてみてください。
窓埋めのみを狙ってみる
オセアニア時間のトレードにおいて、勝率を高めやすい場面が窓が開くタイミングです。
窓が開いた後に埋まる方向へのトレードが有効的であり、オセアニア時間にトレードを行うなら窓埋めのみを狙うトレードがおすすめです。
無理にボラティリティが低いタイミングでトレードを行うのではなく、値動きの予測が行いやすいタイミングのみのトレードに徹してみましょう。
トレードを行わない選択も有効
FX初心者の方の場合、トレードが難しいオセアニア時間には、トレードを行わない選択を取ることも有効的です。
早朝の6時~9時までトレードを行わず、他の東京やニューヨーク時間にトレードを行うことで、不利な環境を避けたトレードが行えます。
FXはいつでもトレードを行えますが、いつでもチャンスがあるわけではありません。
無理に自分にとって不利な環境でトレードを行うのではなく、自分が有利に立ち回れる環境のみに絞ってトレードを行うと良いでしょう。
まとめ:オセアニア時間は難しい時間だがチャンスもある時間帯
オセアニア時間とは、オセアニア地域のシドニーやウェリントンの市場が開く時間帯のことで、日本時間では朝の6時~9時までの時間が該当します。
市場参加者が少なく難しい時間帯の相場ではありますが、週明け月曜日のオセアニア時間は窓開きが起こることもあるため、時にはチャンスとなる相場です。
ただし、基本的にはボラティリティが低くトレードを行いにくい相場なため、無理にトレードを行わない選択も有効的であることは覚えておきましょう。
ちなみに、オセアニア時間にトレードを行うなら、できるだけ早朝のスプレッドが狭いFX業者を使うのがおすすめです。
海外FXのBigBossなら他の業者よりも狭いスプレッドを提供しており、オセアニア時間でも比較的有利にトレードを行うことができます。
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BigBossコラム編集部