


といった疑問はありませんか?
アリゲーターは、3本の移動平均線で構成されたテクニカル指標です。
3本の移動平均線の位置関係を見ることで、トレンドの発生や方向性を確認できます。
この記事では、以下の内容について詳しく解説します。
この記事でわかること
- アリゲーターの概要
- アリゲーターのFXトレードの手法
- アリゲーターと併用できるインジケーター
アリゲーターのトレード手法を身に付ければ、トレンドに乗った取引で大きな利益を狙いやすくなるでしょう。
アリゲーターをFXトレードに取り入れたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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Contents
FXのアリゲーターとは
アリゲーターとは、3本の平滑移動平均線で構成されたトレンド発生を確認できるテクニカル指標です。
平滑移動平均線とは、移動平均線のなかでも、直近の値動きに比重を置いて計算されたものです。
アリゲーターは、米国トレーダーのウィリアムズ・アリゲーターが考案し、3本の平滑移動平均線の動きがワニの顎(Jaw)、歯(Teeth)、唇(Lips)に似ていることから名付けられました。

アリゲーターを構成する3本の平滑移動平均線は、以下の期間に設定されることが多いです。
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平滑移動平均線 |
期間設定 |
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緑(唇) |
5期間SMMA(3期間分先の状態を表示) |
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赤(歯) |
8期間SMMA(5期間分先の状態を表示) |
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青(顎) |
13期間SMMA(8期間分先の状態を表示) |
3本の平滑移動平均線が一定の距離を保ちながら並んでいるときは、ワニの口が開いている状態とされ、トレンド発生を示すサインとなります。
3本の平滑移動平均線が収束し、ワニの口が閉じたような状態になると、トレンド終了を表します。

アリゲーターを使ったFXトレード手法
アリゲーターでは、3つの平滑移動平均線の位置関係でトレンドの発生と方向性を確認できます。
下図のように3つのラインが収束後に一定の距離を保ちながら並ぶ現象が見られたら、トレンド発生を狙った順張りトレードを入れるのが効果的です。

売買方向は、3つのラインの並び方・方向で見極められます。
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ラインの並び方 |
ラインの方向 |
売買方向 |
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上から緑→赤→青 |
上向き |
買い |
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上から青→赤→緑 |
下向き |
売り |
アリゲーターを使ったFXトレードの手順
アリゲーターを使ったFXトレードの基本的な手順は、以下の通りです。
- 3本ラインの収束を確認する
- 3本のラインが横並びになったらエントリーする
- 3本のラインが収束したら決済する
順番に詳しく解説します。
1.3本ラインの収束を確認する
まずは以下のようなワニの口が閉じる3本ラインが絡み合う状態を待ちます。

口を閉じた状態から開いた状態に移行したタイミングでエントリーできれば、トレンドの初動に乗って大きな利益を狙える可能性があります。
口が開いたタイミングを逃さないためにも、口が閉じた状態を待ちましょう。
2.3本のラインが横並びになったらエントリーする
ワニの口が開くように、3本のラインが一定間隔を保ちながら横並びになったら、トレンド方向にエントリーします。

3本のラインが上から青→赤→緑の順、かつ下向きに伸びているため、売りエントリーを入れます。
アリゲーターは、トレンドの発生と方向を確認できるため、トレンド方向にエントリーをする順張りが効果的です。
トレンドに乗るためにも、口が開いたタイミングを狙ってエントリーをしましょう
3.3本のラインが収束したら決済する
3本のラインが収束し、ワニの口が閉じたら決済します。

買いポジションを保有している場合は売り、売りポジションを保有している場合は買いで決済します。
アリゲーターをFXで使う際の注意点
アリゲーターを使う際は、レンジ相場では活用しにくかったり、チャートの動きに遅れて反応したりする点に注意が必要です。
ここでは、アリゲーターをFXで使う際の注意点を紹介します。
レンジ相場では活用しにくい
アリゲーターはトレンドの発生を見極めるテクニカル指標なので、レンジ相場で活用しにくい特徴があります。
3本の移動平均線の収束によってレンジ相場への移行は予想できますが、エントリーポイントを見極めることはできません。
レンジ相場が継続している局面では、オシレーター系テクニカル指標などを使うようにしましょう。
チャートの動きに遅れて反応する
アリゲーターはチャートの動きに対し、遅れて反応するテクニカル指標です。
つまり、実際にトレンドが発生してからワニの口が開くことになります。
そのため、瞬発力が求められるスキャルピングとの相性があまり良くないといわれています。
アリゲーターと併用できるおすすめのインジケーター
アリゲーターを使う際は、以下のインジケーターと併用して相場分析の精度を高めることをおすすめします。
- RSI
- MACD
- ボリンジャーバンド
それぞれのトレード手法を詳しく解説します。
RSI
RSI (アールエスアイ Relative Strength Index)とは、一定期間の為替相場の上昇幅と下落幅の累計のうち、上昇幅が何%を占めるかを数値化したインジケーターです。
RSIは0~100%の間で変動し、以下の数値を示したときは売買サインとして活用できます。
|
シグナルサイン |
売買方向 |
|
RSIが70%以上を示す |
買われ過ぎ(売りシグナル) |
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RSIが30%以下を示す |
売られ過ぎ(買いシグナル) |
RSIが30%以下を示したあとに、アリゲーターの買いサインが見られた以下のチャートでは、買いで順張りするのが効果的です。

MACD
MACD(マックディー Moving Average Convergence/Divergence)とは、移動平均線を応用したインジケーターです。
MACDラインとシグナルラインの2本の線を使って、以下のように相場分析します。
|
シグナルサイン |
売買方向 |
|
MACDラインがシグナルラインを下抜けする(デッドクロス) |
買われ過ぎ(売りシグナル) |
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MACDラインがシグナルラインを上抜けする(ゴールデンクロス) |
売られ過ぎ(買いシグナル) |
アリゲーターの売りサインとMACDのデッドクロスの両方が確認できた下図のチャートでは、売りで順張りをするのが効果的です。

ボリンジャーバンド
ボリンジャーバンドとは、移動平均線と2本の標準偏差で構成されたインジケーターです。
2本の標準偏差で作られるバンドの収縮・拡大と、ローソク足との位置関係を見ることでトレンド発生を予測できます。

スクイーズ(バンドの収縮)からエクスパンション(バンドの拡大)への移行が確認できたときは、大きなトレンドが発生する可能性が高まります。
その後、バンドウォークが見られたらトレンドの継続が予測できるため、順張りで大きな利益を狙いやすい局面といえます。
バンドウォークとは、中央の移動平均線に戻らず、標準偏差±1σ、±2σに沿って価格が変動する現象のことです。
下図のようにスクイーズからエクスパンション、バンドウォークの発生が確認できたらトレンドに乗った順張りが効果的とされています。

同じく、アリゲーターの売買サインが出ていれば、順張りで利益を狙える可能性が高いと判断できます。
下図では、ボリンジャーバンドとアリゲーターの両方で買いサインが出ているので買いエントリーを入れるのが有効です。

価格がボリンジャーバンドの中央線(移動平均線)を割ったときは、トレンド終了のサインなので利益確定を検討しましょう。
まとめ:アリゲーターを活用してFXトレードで利益を狙おう
アリゲーターとは、3本の平準移動平均線を用いた、トレンド発生の有無を判断するテクニカル指標です。
ワニの口に見立てたテクニカル指標のため、視覚的に判断しやすい特長があります。
アリゲーターを使って利益を狙う際は、RSIやボリンジャーバンドと併用するのがおすすめです。
アリゲーターを取り入れたい方は、30種類以上のインジケーターが利用できるMT4やMT5を採用しているFX業者を選びましょう。
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BigBossコラム編集部