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FXでEA(自動売買)を使うメリット・デメリット|おすすめの購入先と導入方法を紹介

2022年10月14日

FXでEA(自動売買)を使うメリット・デメリットとは?

トレーダー
FXのEA(自動売買)って何?

トレーダー
どんなEAを使ったらいい?

といった疑問はありませんか?

FXのEAとは、FXトレードを自動化するプログラムのことをいいます。

EAをうまく活用するには、EAの知識や選び方のポイントを押さえておくことが大切です。

この記事では、以下の内容について詳しく解説します。

この記事でわかること

  • FXでEAを活用するメリット・デメリット
  • FXでEAを導入する流れ
  • EAを活用したFXトレードで利益を狙うポイント

EAをうまく活用すれば、FXトレードをする時間が確保できない人でも効率的に利益を狙えるようになるでしょう。

EAを使ってトレードをしたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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FXのEA(自動売買)とは

FXのEAとは自動売買プログラムのこと

EAとは、自動売買プログラムのことをいい、Expert Adviserの略称です。

FX取引をする際は、チャートを見ながらトレードをするのが基本ですが、EAを活用すればチャートを見なくても自動でトレードできるようになります。

FXに活用できるEAツールの主な種類は、選択型と開発型です。

それぞれの特徴を詳しく紹介します。

選択型

選択型は、既製品のEAから選ぶタイプのことです。

自身で作成する必要がないので、FX取引の細かい知識がなくても取引を始められます。

そのため、選択型EAはFX初心者に向いているといえるでしょう。

開発型

開発型は、自分や他のトレーダーなどが作成したEAで、MT4・MT5に組み込んで稼働させるタイプがほとんどです。

プログラミング言語を使っているので、作成したり設定を変えたりするのが難しい傾向があります。

そのため、開発型は上級者向けのEAといえます。

FXでEAを活用するメリット

EAを使うメリット

FXでEAを活用するメリットは、以下の通りです。

  1. 忙しくてもFX取引ができる
  2. FX初心者でも利益を狙いやすくなる
  3. 感情に流されずにトレードできる

それぞれ詳しく紹介します。

1.忙しくてもFX取引ができる

チャートに張り付かなくてもいい

EAを使えば、FXトレードを自動化できるので、忙しい方でも取引を始められます。

チャートを見続ける必要がなくなるため、精神的な負担が軽くなるメリットもあります。

FX取引に時間をあまり割けない方や、相場変動によるストレスを軽減したい方は、EAを活用してみましょう。

2.FX初心者でも利益を狙いやすくなる

EAは事前に設定された取引ルールに沿って機械的にトレードするので、FXに関する知識が少ない初心者でも利益を狙える可能性があります。

実績のあるEAを選べば、FX初心者でも上級者に近いトレード結果を得やすくなります。

自身で相場分析をしてもなかなか利益を狙えない方は、EAを活用してみましょう。

3.感情に流されずにトレードできる

感情的にならず冷静な判断ができる

EAを使うと機械的にトレードを繰り返すことになるので、感情がトレードに及ぼす影響を少なくできます。

感情に流されてFXトレードをすると、冷静な判断ができなくなることで大きな損失を出してしまう可能性があります。

感情に左右されて冷静な相場分析ができない人は、EAを活用するのがおすすめです。

FXでEAを活用するデメリット

EAを使うデメリット

EAには以下のようなデメリットがあります。

  1. 相場の急変に対応しにくい
  2. トレードスキルが向上しにくい
  3. うまく利益を狙えない可能性がある

それぞれ詳しく紹介します。

1.相場の急変に対応しにくい

為替相場は様々な要因で変動し続けます。

EAのプログラムに組み込まれたトレードルールでは、相場の急変に対応できず、大きな損失を受ける可能性があります。

EAを使って安定的な利益を狙うには、相場状況やトレード成績を定期的に確認し、必要に応じてEAの設定を見直すことが大切です。

加えて、成績が良いEAであっても、ロット数を上げ過ぎるのは避けましょう。

ロット数を上げると、少しの値動きで大きな損失を受けてしまうリスクが高まります。

米国雇用統計や消費者物価指数といった経済指標の発表前後は、相場の急変が起こりやすくなるため、ロット数を下げたりポジションを整理したりするようにしましょう。

FXで相場の急変が起こる理由はこちらで詳しく解説!

2.トレードスキルが向上しにくい

EAで取引している間は、トレーダー自身が相場分析をしているわけではないので、トレードスキルが向上しにくい傾向があります。

トレードスキルを向上させたい人は、EAを活用しながら自身でも裁量トレードをしたり、相場分析の方法を学んだりするようにしましょう。

3.うまく利益を狙えない可能性がある

EAで安定的な利益を狙えるかは、どのEAを使うかによって異なります。

成績があまり良くないEAや設定が複雑なEAを選ぶと、想定していた利益を狙えない可能性があります。

そのような状況を避けるためにも、EAを選ぶ際のポイントや活用方法をしっかり押さえておきましょう。

FXでEAを導入するときの流れ

FXでEAを導入するときの基本的な流れは、以下の通りです。

  1. 自分に合ったEAをダウンロードする
  2. MT4・MT5のデータフォルダにセットする
  3. パラメーター設定をする
  4. 稼働させる

順番に詳しく紹介します。

1.自分に合ったEAをダウンロードする

まずは自分に合ったEAをダウンロードします。

EAは、以下のようなサイトで販売されています。

  • GogoJungle
  • システムトレードのテラス
  • TRADERS-pro
  • MQL5コミュニティ

導入費用や性能はツールによって異なるので、自分に合ったものを選びましょう。

2.MT4・MT5のデータフォルダにセットする

EAをダウンロードしたら、MT4またはMT5にセットします。

パソコンにダウンロードしたEAのファイルをコピーしたうえで、メタトレーダーを起動しましょう。

メタトレーダーを起動したら、左上の「ファイル」から「データフォルダを開く」をクリックします。

MT4・MT5のデータフォルダにセット

データフォルダが表示されるので「MQL4」をクリックします。

データフォルダの「MQL4」をクリック

続いて「Experts」をクリックします。

「Experts」をクリック

空いている箇所にコピーしたEAを貼り付けます。

空いた場所にコピーしたEAファイル(末尾がex4)を貼り付ける

ここまでの手順を完了したら、EAがメタトレーダーにセットされます。

このまま使おうとするとEAが反映されないので、一旦メタトレーダーを閉じる操作が必要です。

3.パラメーター設定をする

メタトレーダーを再び開くと、左にある「ナビゲーター」内の「エキスパートアドバイザー」に先ほど入れたEAが反映されます。

EAを選択したら、そのままチャート画面へドラッグ&ドロップします。

パラメーターの設定

パラメーターを設定できる画面が開くので、入力を進めて「OK」をクリックします。

入力された数値のまま使用する場合は、設定を変えずに「OK」をクリックしましょう。

パラメーターの各値を入れたら「OK」をクリック

4.稼働させる

最後に上部メニューの「自動売買」をクリックします。

上部メニューの「自動売買」をクリック

ここまでの作業が完了すれば、自動的にトレードが行われるように設定できます。

FX口座の開設が済んでいない方は、以下の記事を参考に口座開設をしましょう。

海外FXの口座開設の流れはこちらで詳しく解説!

FXのEAを選ぶときのチェックポイント

FXのEAを選ぶときは、以下のポイントをチェックしましょう。

  1. 優位性のあるロジックで開発されている
  2. 過去の成績に違和感はないか
  3. 使用している取引プラットフォームに対応している

それぞれ詳しく紹介します。

1.優位性のあるロジックで開発されている

EAを選ぶ際は、どのような相場でどういったトレードをするのかのロジックを確認しておきましょう。

下表は、多くのEAで導入されている代表的なロジックです。

トレンドフォロー

相場が上昇トレンドなら買い、下降トレンドなら売り注文を出す

ナンピン

チャートがポジションから逆方向に動いた際に、追加のポジションを取得して平均購入価格を下げる

リピート系

設定した値幅の中で売買を繰り返す

ブレイクアウト

一定の価格帯の上値をブレイクした場合には買い、下値をブレイクした場合には売り注文を出す

朝スキャルピング

日本時間の早朝に大きな値動があったときの戻りを狙って注文を出す

EAを活用して利益を狙うためにも、ロジックが破綻していたり、理解できなかったりするツールを選ぶのは避けましょう。

FXのナンピンの具体的な手法はこちらで詳しく解説!

2.過去の成績に違和感はないか

自動売買ソフトの優秀さを測るには、過去の成績をチェックすることが大切です。

過去の成績を見るときは、以下の「バックテスト」と「フォワードテスト」をチェックしましょう。

バックテスト

過去の為替データを使い、一定期間にEAを稼働させた場合の成績をシミュレーションする

フォワードテスト

EAをデモ口座、リアル口座で実際に稼働させて成績をテストする

ここでは、EAの成績を確認する際にチェックすべき項目を紹介します。

プロフィットファクター

プロフィットファクターとは、総利益を総損失で割って求められる数値で、EAの収益性を示す指標です。

プロフィットファクターが1.3以上のEAであれば、利益が損失を上回っており、効率的な運用が期待できるといえます。

下表は、2つの自動売買ソフトのプロフィットファクターを比較したものです。

ケース

プロフィットファクターの計算式

(A)総利益200万円、総損失120万円

200÷120=1.67

(B)総利益400万円、総損失320万円

400÷320=1.25

どちらも純利益額は80万円ですが、プロフィットファクターに違いがあります。

プロフィットファクターの高い(A)の方が、少ない資金で利益を上げているため、効率的に利益を狙えるEAと判断できます。

プロフィットファクターの意味や計算方法はこちらで詳しく解説!

最大ドローダウン

ドローダウンとは、投資や資産運用で資産総額がどれほど減ったのかを示す指標です。

以下の計算式で求められます。

ドローダウン=損失額÷資金×100

下落率が最大値を示すドローダウンを最大ドローダウンといいます。

勝率の高い自動売買ソフトでも、最大ドローダウンが大きいと、安定したトレード成績を出しにくいです。

大きな損失を受けないためにも、最大ドローダウンが小さいソフトを選ぶようにしましょう。

ドローダウンの意味や計算方法はこちらで詳しく解説!

検証期間

EAの過去の成績を評価する際は、検証期間の長さもチェックしましょう。

検証期間が1~2年と極端に短いEAは、良い成績を出しやすい時期のみを狙って検証している可能性があります。

長期間にわたる検証結果があるEAは、様々な市場状況でのパフォーマンスを確認でき、ソフトの良し悪しを適切に判断しやすいです。

少なくとも5年、可能であれば10年以上のバックテストを行っているソフトを選びましょう。

3.使用している取引プラットフォームに対応している

導入を検討しているソフトが使用している取引プラットフォームに対応していない可能性があります。

MT5はMT4の次世代版のツールですが、MT4でしか使えないEAもあります。

購入前に対応しているプラットフォームを確認しておきましょう。

FXのEAを自作する方法

FXのEAを自作する際は、取引ルールを決めたうえで作成に移ります。

ここでは、FXのEAを自作する方法を紹介します。

1.EAの取引ルールを決める

EAを作成する際は、どのようなルールで取引をするEAを作るのかを決めます。

具体的には、エントリー条件や決済条件といった取引タイミングを検討します。

その他に、スリッページやスプレッドによってエントリーを制限したり、保有ポジションの上限を決めたりするのもおすすめです。

2.メタエディターにコードを入力する

EAの取引ルールを決めたら、EAの作成に入ります。

MT4・MT5では、メタエディター(プログラムツール)を使ってEAを自作できます。

メタエディター(プログラムツール)は、メニュー項目の「ツール」の「MetaQuotes言語エディタ」を選択することで使えるものです。

新規作成から「エキスパートアドバイザ(テンプレート)」を選んで「次へ」をクリックすれば、コードを入力できる画面に移行します。

EAを自作する際は「mql」という専用のプログラム言語を使用しますが、MT4・MT5ではEAのテンプレートが提供されているので、全てコードを自分で書く必要がありません。

EAを活用したFXトレードで利益を狙うポイント

EAを活用したFXトレードで利益を狙うには、以下のポイントを押さえておきましょう。

  1. FXの知識を学ぶ
  2. 成績の良いEAを選ぶ
  3. 定期的に運用状況を確認する

それぞれ詳しく紹介します。

1.FXの知識を学ぶ

EAをうまく活用するには、以下のようなFXの基礎知識を身に付けることが大切です。

  • 為替市場の仕組み
  • FXに関する専門用語
  • 相場の分析方法
  • リスク管理の方法

FXの知識が身に付いていない状態では、EAのパフォーマンスを適切に判断することができないでしょう。

自身でEAの設定を最適化することも難しいため、安定したトレード成績を出せない可能性もあります。

EAでFXトレードをする場合でも、まずは基礎知識を学んでからEAを導入しましょう。

FX初心者が押さえておきたい用語集はこちらで詳しく解説!
FXの勉強方法はこちらで詳しく解説!

2.定期的に運用状況を確認する

EAで利益を狙うためには、定期的に運用状況を確認することが大切です。

相場は様々な影響を受けて日々変動しています。

そのため、運用を続けていると、過去のデータに基づいたEAのロジックが機能しなくなることがあります。

そのような事態を避けるためにも、定期的にパフォーマンスを確認し、必要に応じて設定を見直すようにしましょう。

3.十分なトレード資金を準備する

FXトレードには、トレーダーの資金を守るロスカットという仕組みがあります。

ロスカットとは、証拠金維持率が一定水準を下回ったときにポジションが強制決済される仕組みのことです。

証拠金維持率とは、取引に必要な証拠金に対する口座残高の割合のことです。

EAを利用する場合は、事前に設定されたルールに従って自動でエントリーと決済がされるため、気付かぬうちに証拠金維持率が低下していることがあります。

十分な資金を準備せずにEAを使えば、ロスカットによって大きな損失を受ける可能性があります。

損失リスクを抑えるためにも、定期的に証拠金維持率をチェックし、十分な資金を口座に入れておきましょう。

FXのEAに関するよくある質問

最後にFXのEAに関するよくある疑問に回答していきます。

EAをうまく活用するためにも、疑問を解消したうえで利用を始めましょう。

1.EAならほったらかしにしても大丈夫?

EAは、思わぬタイミングでEAが停止する場合もあるので、定期的に稼働状況やトレード成績を確認することが大切です。

トレード成績がよくないときは、EAの入れ替えを検討しましょう。

2.FXの知識がなくてもEAだけで勝てる?

EAを使う場合でも、FXの基礎知識は学んでおきましょう。

成績の良いEAや自分のトレードスタイルに合ったEAを見つけるためには、FXの基礎知識が必要不可欠です。

EAが適切に稼働しているのかを確認するには、チャートの見方やトレード手法の基礎を知っておく必要があります。

EAを使って効率的に利益を狙うためにも、FXの基礎知識を学んだうえで活用するようにしましょう。

FXの仕組みはこちらで詳しく解説!

3.EAの利用に手数料はかかる?

EAの利用に手数料が発生するのかは、ソフトによって異なります。

EAには、無料で利用できるソフトから高額なソフトまで様々な種類があります。

価格と性能が必ずしも比例するわけではないので、予算やトレードスタイルに合ったものを選びましょう。

まとめ:FXで効率的に利益を狙いたいならEAを活用しよう

EAでFXトレードを自動化すれば、チャートを見続ける必要がなくなります。

そのため、EAはFXに時間を割けない人や感情に左右されてトレード成績が安定しない人におすすめです。

EAを使ってFXトレードを始めたい方は、EAツールを導入できるMT4やMT5を採用しているFX業者を選びましょう。

MT4やMT5に対応していて、初期費用を抑えたい人にはBigBossをおすすめします。

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▼この記事を書いた人

BigBossコラム編集部

BigBossコラムは、Prime Point LLCが運営・管理するインターネットメディアです。Prime Point LLCは2024年にベストFXブローカーにも選ばれた海外FX業者のBigBossも運営しています。BigBoss編集部はFXや株、仮想通貨などの金融知識が豊富なメンバーで構成されています。記事の作成は、編集部の実際の経験や知識をもとに執筆しています。掲載内容についても、定期的に記事をリライトし、最新の情報への更新を行うなど、ユーザーファーストで情報を発信していきます。

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