


といった疑問はありませんか?
IFO注文とは、新規注文と決済注文を同時に予約できる注文方法です。
うまく使いこなすためには、注意点と適切な設定方法を知ることが大切です。
この記事では、以下の内容について詳しく解説します。
この記事でわかること
- IFO注文の概要
- IFO注文のメリット・デメリット
- IFO注文を発注する手順
IFO注文を活用できるようになれば、リスク管理をしながら利益を確保しやすくなるでしょう。
IFO注文を使ってみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
IFO注文とは
IFO注文とは、新規注文と利益確定・損切りという2つの決済注文を同時に予約できる注文方法のことです。
新規注文が約定すると、あらかじめ設定しておいた決済注文が自動的に発動するため、発注から決済までを半自動で進められます。
IFD注文とOCO注文を組み合わせた仕組みになっており、それぞれの役割を理解することで、IFO注文の構造がより分かりやすくなります。
新規発注・利確決済・損切り決済を同時に出せる注文方法
IFO注文は買いもしくは売りの新規発注、利確の指値注文と損切りの逆指値注文を予約できます。
新規注文が約定すると、あらかじめ設定しておいた利益確定の指値注文と、損切りの逆指値注文が自動的に発動する仕組みです。
下図のように1ドル=140円に達したときに新規の買い注文、142円に利益確定の決済、138円まで下落したときに損切り決済が同時に出せます。

▶FXの指値・逆指値注文の意味や活用方法はこちらで詳しく解説!
IFD注文とOCO注文を組み合わせた注文方法
IFO注文は、IFD注文とOCO注文を組み合わせた注文方法です。
IFD注文は、新規注文と決済注文をセットで予約できる注文方法です。
1ドル=140円のときに138円に到達したら買いエントリー、142円に達したら売りの決済注文が実行されるように設定できます。
また、1ドル=142円に達したときに新規の買い注文、138円に到達したら売りによる決済を同時に設定できます。

IFD注文の決済注文は「利益確定」か「損切り」のどちらか一方しか設定できません。
利益確定の注文を入れておくと、損切りの注文は設定できないため、相場が予想と反対に動いてしまった場合に自身で損切りをする必要があります。一方、OCO注文は指値注文と逆指値注文を同時に出せる方法で、どちらか一方が約定すると、もう片方の注文は自動的にキャンセルされる仕組みです。
1ドル=150円のときに151円に達したら売りの新規注文、149円に到達したら買いの新規注文を同時に出すことができます。

新規注文としても決済注文としても使えますが、IFO注文の中では「決済注文」としての役割を担っています。
IFO注文では、前半部分でIFD注文の仕組みを使って新規注文を出し、その新規注文が約定したあとの決済部分でOCO注文の仕組みを使って、利益確定と損切りの両方を同時に予約できるのです。
▶IFD注文の仕組みや使い方はこちらで詳しく解説!
▶OCO注文の仕組みや使い方はこちらで詳しく解説!
IFO注文のメリット
IFO注文のメリットには、以下のようなものがあります。
- 半自動化でトレードできる
- リスク管理がしやすい
- 利益を確保しやすい
それぞれ詳しく解説します。
半自動化でトレードできる
IFO注文のメリットは、新規注文から決済までの流れを一度の設定で予約できるため、トレードを半自動化できる点です。
日中は仕事で忙しく、リアルタイムで相場を確認できない方でも、あらかじめ設定しておけば発注から決済までを自動で進めてくれます。
リスク管理がしやすい
IFO注文では、新規注文を出す際に損切りの価格も同時に設定できます。
あらかじめ損失の上限を決めておけるため、想定外の大きな損失を防ぎやすくなります。
チャートを見ていない間に相場が大きく動いてしまった場合でも、設定価格で自動的に損切りされるので、リスクをコントロールしやすいでしょう。
利益を確保しやすい
IFO注文では、利益確定の価格もあらかじめ設定できるため、目標としていた利益を確保しやすくなります。
少し利益が出ると、損失に転じることを恐れて早めに決済してしまう方も少なくありません。
IFO注文を使えば事前に決めた価格まで自動で利益を伸ばしてくれます。
感情に左右されず、計画通りに利益を確保できるのは、IFO注文のメリットといえるでしょう。
IFO注文のデメリット
IFO注文には、以下のようなデメリットがあります。
- 新規注文が約定しないと機能しない
- 利益を伸ばしにくい
- スリッページで損失が拡大する可能性がある
それぞれ詳しく解説します。
新規注文が約定しないと機能しない
IFO注文は、最初の新規注文が約定しないと、その後の決済注文も発動しません。
指定レートに価格が到達しなければ、いつまでも注文が成立しない状態が続くこともあります。
現在のレートから大きく離れた価格を新規注文に設定すると、機会損失につながる可能性があるので注意が必要です。
利益を伸ばしにくい
利益確定の価格をあらかじめ固定するため、想定以上に相場が良い方向へ動いた場合でも、事前の設定価格で自動的に決済されます。
152円で利益確定を設定していた場合は、実際に154円まで上昇したとしても、152円を超えた分の利益を受け取ることはできません。
スリッページで損失が拡大する可能性がある
指値や逆指値による注文は、重要な経済指標の発表時や相場が急変したタイミングなどで、想定していた価格と実際の約定価格がずれてしまう「スリッページ」が発生する可能性があります。
特に損切りの注文でスリッページが起きると、想定より大きな損失を抱えてしまうことがあります。
相場が大きく動きやすい時間帯やタイミングは、IFO注文での取引を避けるのがおすすめです。
MT4でIFO注文を発注する手順
MT4でIFO注文を発注する手順は、以下の通りです。
- 新規注文画面を開く
- 通貨ペア・数量を選択する
- 注文種別を「指値注文(Pending Order)」に変更する
- 新規注文の価格と有効期限を入力する
- 決済逆指値(S/L)と決済指値(T/P)を入力する
- 発注ボタンをクリックする
順番に詳しく解説します。
1.新規注文画面を開く
まずは、MT4の新規注文画面を開きます。
画面上部のツールバーにある「新規注文」のアイコンをクリックすると、オーダー発注画面が表示されます。

2.通貨ペア・数量を選択する
取引したい「通貨ペア」を選択して「数量(ロット数)」を入力します。

チャート画面から新規注文を開いた場合は、表示していた通貨ペアが自動的に選択された状態になっているため、通貨ペアの選び直しは不要です。
3.注文種別を「指値注文(Pending Order)」に変更する
発注画面を開いた時点では「成行注文」が選択されています。
「このレートまで来たら買いたい・売りたい」という条件付きの注文を出したい場合は「指値注文(Pending Order)」に切り替えます。

切り替えると、以下の選択肢が表示されるので、自分のトレードシナリオに合わせて選びましょう。
|
Buy Limit |
現在より低いレートで買う(指値) |
|
Sell Limit |
現在より高いレートで売る(指値) |
|
Buy Stop |
現在より高いレートで買う(逆指値) |
|
Sell Stop |
現在より低いレートで売る(逆指値) |
MT4では、以下の箇所で変更できます。

4.新規注文の価格と有効期限を入力する
新規注文の価格に、約定させたい価格を入力します。
注文の有効期限(Expiry)も、同じ画面で設定できます。
チェックボックスにチェックを入れて期限を指定しておけば、その日時までに指定価格に到達せず約定しなかった場合に、注文が自動的にキャンセルされます。

5.決済逆指値(S/L)と決済指値(T/P)を入力する
「決済逆指値(S/L)」の欄に損切りしたい価格を、「決済指値(T/P)」の欄に利益を確定したい価格を両方入力します。

この2つを同時に設定することで、新規注文が約定したあとの決済まで自動化できるようになります。
片方だけ入力した場合はIFD注文になってしまうため、IFO注文として機能させたい場合は、S/LとT/Pの両方に価格を入力するようにしましょう。
6.発注ボタンをクリックする
すべての項目を入力したら、内容に誤りがないか一度見直してから「発注」ボタンをクリックします。

これでIFO注文の設定は完了です。
発注後の注文は「気配値」または「オーダー」の一覧に表示されるので、正しく反映されているかを確認しましょう。
IFO注文を使うときのポイント
IFO注文を使うときは、トレードシナリオを事前に立てたり、リスクリワードを意識したりすることが大切です。
ここでは、IFO注文を使いこなすためのポイントを紹介します。
トレードシナリオを事前に立てる
IFO注文を使う際は、相場がどのように動いていくことをある程度予測したうえで、新規注文・利益確定・損切りの3つの価格を決めておくことが大切です。
根拠がない状態で価格設定をすると、新規注文がいつまでも約定しなかったり、想定よりも早い段階で損切りにかかったりすることも考えられます。
テクニカル分析を活用しながら、エントリーから決済までの一連の流れをシナリオとして組み立てられると、IFO注文をより効果的に使いこなせるようになるでしょう。
リスクリワードを意識する
IFO注文は、利益確定と損切りの値幅のバランス「リスクリワード」を意識して設定するのがおすすめです。
理想的なリスクリワードは「期待利益÷期待損失=3」とされています。
例えば、損切り幅を20pipsに設定する場合は、利益確定幅をその3倍である60pips程度を目安に設定すると損大利小のトレードを減らせます。
リスクリワードを意識すれば、勝率がそこまで高くなくても利益を残しやすくなるでしょう。
まとめ:IFO注文を使ってトレードを半自動化しよう
IFO注文は、新規注文と利益確定・損切りの決済注文をまとめて予約できる、IFD注文とOCO注文を組み合わせた注文方法です。
新規注文が約定すると決済注文が自動的に発動するため、相場を常に見ていられない方でもリスク管理と利益確保を両立しながらトレードを進められます。
IFO注文を活用したい方は、IFO注文に対応した高性能取引ツールのMT4やMT5を採用しているFX業者を選んでみましょう。
MT4やMT5が使える海外FX業者を探している方には、BigBossをおすすめします。

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BigBossコラム編集部
