「海外FXって、国内FXと何が違うの?」
「初心者が手を出しても大損しない?」
とみなさんは疑問に思った経験がありませんか?
FXでは、売買時に発生した差額で利益を得られます。
海外FXが初めての方は、どのようなメリットやデメリットがあるのか、不安があるかもしれません。
しかし、海外FXはレバレッジの高さやボーナスがもらえるなど、初心者向きのメリットが多くあります。
この記事では、
- 海外FX業者と国内FX業者の違い
- 海外FX業者が安心して取引できる理由
- FX業者の選び方
について詳しく解説します。
おすすめの海外FX業者も紹介するので、これからFXを始める方はぜひ参考にしてください。
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Contents
海外FXは海外に拠点があるFX業者
海外FX業者とは、海外に本社があるFX業者です。
海外FX業者と国内FX業者の違いを下の表にまとめたので、参考にしてください。
日本の金融庁の認可 | 本社所在地 | 最大レバレッジ | |
---|---|---|---|
海外FX業者 | なし | 海外 | 百~数千倍 |
国内FX業者 | あり | 日本国内 | 一律25倍 |
国内FX業者では最大レバレッジが25倍に制限される一方、海外FX業者はレバレッジの制限がありません。そのため、数百倍や数千倍といった高いレバレッジが導入されています。
レバレッジとは梃子(テコ)を意味し、証拠金の何倍もの金額を取引できる仕組みです。
口座残高が1万円ある時の国内FX業者と海外FX業者の取引可能額の違いを、下の表でまとめました。
最大レバレッジ | 取引可能額 |
---|---|
25倍 | 約2,000通貨 |
1,000倍 | 約9万通貨 |
※ドル円(1ドル100円)の場合
国内FX業者で1万円を使ったドル円の取引をする場合、約2,000通貨の売買しかできない一方、海外FX業者なら約9万通貨の取引が可能です。
例えばドル円の価格が1円動いたケースでは、国内FXで2,000通貨の取引をすると2,000円の利益が見込めます。
一方、海外FXでは9万通貨の取引が可能なので、9万円の利益が発生します。
ただし、レバレッジが高いと損失も大きくなるリスクがあるので注意が必要です。
海外の金融ライセンスを取得している業者は信頼性が高い
海外FX業者は、日本の金融庁から認可を受けていないので、不安な方もいるでしょう。しかし、海外FX業者が取得している金融ライセンスを見れば信頼性があるかわかります。
では、金融庁と金融ライセンスは、一体何が違うのかを次の表でまとめました。
主な対象業者 | 規制基準 | |
---|---|---|
日本の金融庁 | 国内FX業者※ | 厳しい |
金融ライセンス | 海外FX業者 | ライセンスごとに変わる |
※一部日本の金融庁の認可を受けている海外のFX業者もあります
日本の金融庁から認可を得るためには、厳しい基準をクリアする必要があります。また、全226条からなる金融商品取引法を遵守しなければなりません。
したがって日本の金融庁は、以下のような海外FX業者の代表的な制度の導入を禁止しています。
- 25倍を超える高いレバレッジ
- ボーナスの付与
- トレーダーの損失を補填する行為(ゼロカットはNG)
そのため、海外FX業者が日本の金融庁から認可を受けると、せっかくのメリットがなくなってしまいます。
そこで多くの海外FX業者は、他の国の金融ライセンスを取得しています。金融ライセンスを取得した場合、その国の規制を遵守しなければなりません。したがって、金融ライセンスを取得しているFX業者なら安心して取引できるでしょう。
日本語に対応しているので英語ができなくても問題ない
海外FXは海外に拠点があるため、英語でやり取りしなければならない印象を持っているかもしれません。
とはいえ、多くの海外FX業者は、日本語に対応しているので問題ありません。公式サイトも日本語に対応しているため、英語ができない方でも簡単に口座開設が可能です。
したがって、以下のようなやり取りもすべて日本語で対応してもらえます。
- 口座開設時の情報入力
- 入出金の手続き
- 取引画面
- カスタマーサポートとのやり取り
さらに、日本語によるカスタマーサービスも提供しており、日本人スタッフが常駐しているFX業者も多くあります。
海外FXの経験がない方は、日本語対応の有無も判断基準に入れましょう。
海外FXを利用する6つのメリット
FXの取引は国内の業者でも可能です。しかし、海外FXには、国内FXにはない独自のメリットが6つあります。
- 最大レバレッジが高い
- 追証なしのゼロカットにより損失を抑えられる
- ボーナスがもらえる
- 口座開設がたった数分で完了する
- 取引についての制限が少ない
- 約定拒否やスリッページのリスクが低い
それぞれ、詳しく解説していきましょう。
1. 最大レバレッジが高い
海外FX業者における最大のメリットは、レバレッジが高い点です。
以下の表にある通り、国内FXと比較すると大きな差があります。
業者 | 最大レバレッジ |
---|---|
国内FX | 25倍 |
海外FX | 数百倍~数千倍 |
最大レバレッジが変わると、取引に必要な資金額(必要証拠金)も変動します。
実際に必要証拠金がどれほど変わるのか、国内FX(25倍)と海外FX(1,000倍)で1ロット(10万通貨)取引した例を元に計算してみましょう。
国内FX(25倍) | 110円×10万通貨÷25=44万円 |
---|---|
海外FX(1,000倍) | 110円×10万通貨÷1,000=1万1,000円 |
※1ドル110円の場合
10万通貨の取引をする際、国内FXでは44万円の証拠金が必要である一方、レバレッジ1,000倍の海外FXなら1万1,000円のみ。
このように、海外FXなら多くの資金を用意しなくても取引できます。
2. 追証なしのゼロカットにより損失を抑えられる
追証がある国内FXでは、含み損が膨らみ証拠金維持率が一定の水準まで下がると、追加で入金を求められます。
一方、ほとんどの海外FX業者では追証なしのゼロカットを導入しているので、口座資金を超える損失は発生しません。
海外FXでは証拠金維持率が一定の水準まで下がると、強制的にポジションが決済されます。
この際、含み損が口座の資金を上回っていた場合、口座残高はマイナスになります。
ただ、口座残高がマイナスになっても、追加で証拠金の入金を求められません。なぜならFX業者が、マイナス分を負担してくれるからです。
例えば口座残高が10万円、ロスカットにより損失が20万円発生したと仮定します。
この時、トレーダーの口座資金はマイナス10万円となります。
10万円(口座残高)-20万円(損失)=-10万円
そして、次回入金時にFX業者側がマイナス残高を0円にします。ただし、業者によってゼロカットのタイミングは異なります。
1営業日が経過したら自動的にゼロカットを行う業者もあれば、トレーダーからメールをする必要があるなどさまざまです。
含み損が膨らんだ場合、国内FXでは追証により借金を抱えるリスクがありますが、ゼロカットを導入している海外FX業者ではその心配はありません。
3. ボーナスがもらえる
多くの海外FXではボーナスキャンペーンを開催しています。
代表的なボーナスは以下の3種類です。
- 口座を開設しただけでもらえる口座開設ボーナス
- 入金時にもらえる入金ボーナス
- 取引量に応じてもらえる取引ボーナスやポイント
一部の海外FX業者では入金額の100%を受け取れる100%入金ボーナスを開催しています。
10万円を入金した場合、10万円分のボーナスをもらえます。
このボーナスは、トレードの証拠金として使えるので、より多くのロットで取引ができるようになるでしょう。
一方、口座開設ボーナスと取引ボーナス(ポイントプログラム)については、対応している業者も少ない傾向があります。
資金が少ない方は口座開設ボーナス、取引量が多い方は取引ボーナス(ポイントプログラム)があるFX業者を選びましょう。
4. 口座開設がたった数分で完了する
海外FX業者の口座開設は、たった数分で完了します。
なぜなら、本人確認書類などの提出を後回しにできるFX業者もあるからです。
例えば、BigBossであれば、申し込み情報の入力とメールアドレスの認証をするだけで口座開設が完了します。
しかし、国内FXでは以下の流れにより口座開設をしなければなりません。
- 口座開設の申し込み、必要項目の記入
- 本人確認書類、マイナンバーの登録
- FX会社による審査
- ログインID・パスワードをメールで受け取る
書類のアップロードを省けなかったり審査の時間も長くかかったりするので、最短でも翌営業日になるFX業者がほとんどです。
5. 取引についての制限が少ない
海外FX業者は、取引について制限をあまり設けていません。
トレーダーから受けた注文を自動的に市場に流しているので、スキャルピングの制限も少ないといえるでしょう。
ただ、国内FX業者ではスキャルピングのような、短期間で繰り返しの取引を制限しているFX業者がほとんどです。
国内FX業者がスキャルピングに制限をつけている理由は2つ。
- トレーダーから受けた注文をすべて市場に流せず、大きな損失を負うリスクがある
- 業者のサーバーに負担がかかるから
国内FX業者ではトレーダーから受けた注文を、ディーラーが市場に流す仕組みです。
しかし、スキャルピングの場合、ディーラーが市場に流す前に決済されるケースもあります。
国内FXの仕組み上、トレーダーが大勝ちした場合、市場に流さなかった注文を抱えている業者は損失を被ります。
スキャルピングを放置すると損失が大きくなるため、制限せざるを得ません。
6. 約定拒否やスリッページのリスクが低い
海外FXでは、約定拒否やスリッページがあまり発生しません。
約定拒否 | トレーダーが出した取引の注文を拒否すること |
---|---|
スリッページ | トレーダーが出した注文の価格から離れた価格で約定すること |
約定拒否とスリッページが多いFX業者で取引をしているトレーダーは、不利な価格で注文が成立しやすいため、損をする確率が高くなります。
では、約定拒否やスリッページがあまりない業者をどのように探せばよいのでしょうか?
その方法は、注文方式の確認です。
FXの注文方式は、大きく分けるとNDD方式とDD方式の2種類。それぞれの違いを表でまとめました。
取引方式 | 約定拒否 | スリッページ |
---|---|---|
NDD方式 | 少ない | 少ない |
DD方式 | 多い | 多い |
DD方式は、ディーラーの意図によりレートの変更が行われ、スリッページが発生するケースもあります。
また、FX業者と顧客が利益相反の関係になっているため、約定拒否をされるリスクもあるでしょう。
顧客のポジション | DD方式のFX業者の損益 |
---|---|
利益 | 損失 |
損失 | 利益 |
もちろん、単純にDD方式が悪質とは断定できません。
しかし、NDD方式を取り入れている海外FX業者の方が、DD方式を採用している国内FXよりも透明性が高く信頼できるといえるでしょう。
海外FXを利用する4つのデメリット
ここまで海外FXのメリットを紹介してきましたが、デメリットもあります。
海外FXを利用するデメリットは以下の4つ。
- 国内FXよりもスプレッドが広め
- 入出金のルールが複雑
- 利益が発生した場合の税金が高い
- 詐欺業者もある
それぞれ詳しく解説していきます。
1. 国内FXよりもスプレッドが広め
海外FXは国内FXよりもスプレッドが広めです。
スプレッドとは、業者が市場のレートに差額をプラスしてトレーダーに提示し、受け取る手数料です。
たとえば、以下の表は2022年2月4日23時のスプレッドを比較したものです。
米ドル/円のスプレッド | |||
---|---|---|---|
海外FX業者 | BigBoss | 1.4pips | 変動制 |
XM | 1.1pips | ||
国内FX業者 | DMMFX | 0.2pips | 原則固定 |
ヒロセ通商 | 0.2pips |
※海外FXのスプレッドはECN方式かつ取引手数料やポイントプログラムで交換できるボーナスを足したトータルコスト
海外FX業者のスプレッドは変動するのに対して、国内FX業者では原則固定です。時間帯や相場状況次第でスプレッドは変動しますが、いずれにしても、国内FXの方が狭いといえます。
海外FXと国内FXでスプレッドが広がるのは、収益源が異なるからです。
NDD方式を採用している海外FX業者の収益源は、トレーダーが支払うスプレッドのみ。そのため、スプレッドを広くしなければ、利益が発生しません。
一方、DD方式を採用している国内FX業者の収入源は、スプレッドとトレーダーの損失です。
DD方式は、ディーラーの一存で負けているトレーダーのポジションのみを市場に流さないことも可能。
そのため、トレーダーの負け分がそのままFX業者の利益になります。
さらに、他のFX業者との顧客を奪い合うために、スプレッドをどんどん狭くしています。
その結果、国内FXの方が狭いスプレッドで取引可能です。
2. 入出金のルールが複雑
海外FX業者の入出金のルールは複雑です。まずは以下の表を見てください。
国内FXの入出金方法 | 国内銀行送金 |
---|---|
海外FXの入出金方法 |
|
海外FXは、国内FXと比べると、さまざまな方法に対応しています。しかし、FX業者によって方法・手数料・口座への反映時間が違うので注意が必要です。
また国内FXよりも出金手数料がかかり、出金日数も長くなります。
特に一部の海外FXでは、以下のようなルールがあります。
- 入金額分は入金と同じ方法でしか出金できない
- クレジットカード・デビットカードは、入金額分までしか出金できない
- 出金する際に優先順位がある
FX業者によってルールも異なるので、混乱しやすいでしょう。
▶各入出金方法の手数料や口座への反映時間を知りたい方はこちら!
3. 利益が増えたら税金が高くなる
海外FXで発生した利益は「雑所得」に分類され、総合課税が課されるため、国内FXよりも多くの税金がかかります。
海外FXで稼いだ場合にかかる税金の比率は以下の通りです。
所得額 | 所得税率 | 住民税 | 控除額 |
---|---|---|---|
194万9,000円以下 | 5% | 一律10% | 0円 |
195万円~329万9,000円以下 | 10% | 9万7,500円 | |
330万円~694万9,000円以下 | 20% | 42万7,500円 | |
695万円~899万9,000円以下 | 23% | 63万6,000円 | |
900万円~1,799万9,000円以下 | 33% | 153万6,000円 | |
1,800万円~3,999万9,000円以下 | 40% | 279万6,000円 | |
4,000万円以上 | 45% | 479万6,000円 |
海外FXでは年間の所得に応じて所得税率が5〜45%、住民税が10%、復興特別所得税が2.1%かかります。
したがって、稼げば稼ぐほど多くの税金を支払わなければなりません。
対して、国内FXで得た利益にかかる税率は一律20.315%です。なお、この税率には、住民税や復興特別住民税も含まれています。
実際に海外FX・国内FXそれぞれ年間所得500万円のケースを例に解説します。
国内FX | 500万円×20.315%=101万5,750円 |
---|---|
海外FX |
合計額:108万4,522円 |
国内FXの税金は101万5,750円、海外FXの税金は108万4,522円です。海外FXの方が国内FXよりも税金が高いといえるでしょう。
ただし、必ずしも海外FXの方が税金が高くなるわけではありません。
国内FXと海外FXで、それぞれ年間所得が100万円の場合の税金を計算しました。
国内FX | 100万円×20.315%=20万3,150円 |
---|---|
海外FX |
合計額:15万1,050円 |
※別途、控除額が引かれます
海外FXでは所得が195万円以下の場合、税率が15%(所得税5%+住民税10%+復興特別所得税2.1%)なので、国内FXよりも税金が安くなります。
海外FXで利益を多く稼げるようになってきたら、法人化などの節税対策を検討しましょう。
4. 詐欺業者もある
一部次のような詐欺を行うの海外FX業者も存在するので注意しましょう。
- 出金拒否
- ゼロカット詐欺
- 音信不通になり口座内の資金を持ち逃げされる
- マルチ商法への勧誘
出金拒否とはトレーダーが出金手続きをしても、なにかと理由を付けて出金を拒否すること。
他にも公式サイトでゼロカットを行うと明記しているにもかかわらず、追証を請求する業者もあります。
このような詐欺を行う業者の特徴として、設立してまだ日が浅く、金融ライセンスの認可を受けていない傾向があります。
少なくとも金融ライセンスを取得しているFX業者を選びましょう。
さらに、信頼性を見極めるためにFX業者の口コミや評判も確認しましょう。
【6STEP】海外FXの始め方を解説!
海外FXが初めての方は、どのような流れで取引を始められるのかイメージが湧かないかもしれません。
多くの海外FXでは、トレードを開始するために、以下の手順に沿って進める必要があります。
- まずは必要書類を揃える
- 海外FX業者を選択
- 口座開設を行う
- 取引ツールをダウンロードして使い方を覚える
- デモ口座で取引に慣れる
- 口座に入金する
- トレード開始
それでは詳しく解説していきましょう。
1. まずは必要書類を揃える
多くの海外FXでは、口座開設ができる年齢を18歳以上と定めています。
また、口座開設時には以下の本人確認書類、住所証明書の提出が求められます。
本人確認書類 |
|
---|---|
住所証明書 |
|
なお、住所証明書については、○ヵ月以内に発行されたものと各業者ごとに決まっているので注意してください。たとえばBigBossの場合、原則3ヵ月以内に発行されたもの、あるいは有効期限がある場合は有効期限内でなければなりません。
クイック口座開設が導入されていないFX業者では、書類に不備があると口座開設が完了しないので注意してください。
2. 海外FX業者を選択
まずは海外FX業者を選びます。FX業者によってボーナスの有無や最大レバレッジなどが異なるので注意してください。
また、海外FXでは複数の口座を提供しています。
例えばBigBossでは、スプレッドが広めのスタンダード口座とスプレッドが狭いプロスプレッド口座を提供しています。
FX業者によっては「ボーナスがもらえない」「レバレッジが制限される」口座もあるので、公式サイトで確認しておきましょう。
利用する前に、インターネットやSNSなどで評判についても確認してください。
3. 口座開設を行う
次に口座開設をしましょう。
おおむねどのFX業者も、以下の手順で進めていきます。
- 必要事項を記入してアカウントを作成
- 本人確認と住所証明をアップロード
それぞれ解説しましょう。
1. 必要事項を記入してアカウントを作成
最初に登録フォームへ氏名や住所などの必要事項を記入します。そして規約などに同意して、アカウントを作ります。
2. 本人確認書類と住所証明書をアップロード
アカウントの作成が完了したら、本人確認書類と住所証明書を提出しましょう。
書類提出後に審査が行われ、完了したら登録したメールアドレスにログインIDとパスワードが記載されたメールが届きます。
なお、クイック口座開設があるFX業者は、本人確認書類と住所証明書を後回しにできます。
4. 取引ツールをダウンロードして使い方を覚える
口座開設が完了したら、取引ツールをダウンロードしましょう。
海外FXで主に使われている取引ツールにはMT4とMT5があり、特徴を以下の表にまとめました。
取引ツール | MT4 | MT5 |
---|---|---|
動作スピード | 遅い | 速い |
機能性 | 乏しい | 多機能 |
対応している海外FX業者 | ほぼ対応 | 一部のみ |
MT5はMT4より優れた取引ツールと言えますが、FX業者によっては取り扱いがありません。
なお、それぞれのOSやスマホに対応したツールがあります。
- Windows
- Mac
- iPhone
- Android
外出先でも取引するために、パソコンとスマホの両方をダウンロードしておきましょう。
5. デモ口座で取引に慣れる
取引ツールをダウンロードしたら、資金を使う前にデモ口座でトレードを練習しましょう。
デモトレードが必要な理由は、取引の流れがわかるからです。さらに負けても損をしないので、思い切って練習ができるでしょう。
6. 口座に入金する
デモトレードに慣れたら口座に資金を入金します。各業者により入金方法が異なります。
以下の表は、海外FXで代表的な入金方法の一覧です。入金時の目安として参考にしてください。
入金手数料 | 口座への反映時間 | 対応している業者 | |
---|---|---|---|
クレジット・デビットカード | 無料 | 即時反映 | 多い |
国内銀行送金 | 無料 | 1営業日以内 | 少ない |
海外銀行送金 | 有料 | 2~3営業日以内 | 多い |
オンラインウォレット(bitwalletやSTICPAY) | 無料 | 即時~3営業日以内 | 少ない |
仮想通貨 | 無料 | 即時反映 | 少ない |
※入金手数料や口座への反映時間はFX業者により異なります。
早く取引を始めたい人におすすめなのは、以下の方法です。
- クレジット・デビットカード
- オンラインウォレット(bitwalletやSTICPAY)
- 仮想通貨
もっとも早く口座に反映されやすい方法はクレジットカードでの入金ですが、海外FXへの送金に対応していないカード会社もあるため注意しましょう。
また、オンラインウォレットや仮想通貨、国内銀行送金に対応しているFX業者は少ない傾向です。
入金をする際には即時に口座に反映され、手数料が無料の方法がよいでしょう。
7. トレード開始
口座に資金が入金されたら、次の流れで実際に取引します。
- パソコンかスマホで取引ツールにログイン
- 通貨ペアのチャートを開く
- 取引画面を開く
- 注文する
- 決済する
トレード方法がよくわからない方は、デモトレードから始めてください。
初心者におすすめの海外FX業者3選
海外FXに興味があるけど、どの業者を選べばよいのか悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
そこでおすすめの海外FX業者を3社紹介します。
- BigBoss
- GEMFOREX
- XM
それぞれの業者のメリットやデメリットについて解説します。
1. BigBoss
BigBossは2013年設立の海外FX業者です。
BigBossを選ぶメリットは以下の5つ。
- 最大レバレッジ1,111倍
- 追証なしのゼロカットシステムを採用
- 取引毎にBigBossPointがもらえる
- 口座開設まで3分で完了
- 日本語サポートチームによるサポート
BigBossは、最大レバレッジ1,111倍で取引できるため、資金が少ない方でも多くの利益を狙いやすいFX業者です。
また、ゼロカットシステムを採用しているので、高いレバレッジで取引しても口座資金を超える損失は発生しません。
公式サイトの日本語化や日本人によるサポートにも対応しており、FXが初めての方でも安心して取引できる環境が整っています。
ただし、次のようなデメリットもあります。
- 入金ボーナスキャンペーンが不定期開催
- 資金管理方法が信託保全でない
とはいえ、信託保全には対応していないですが、過去に出金拒否などのトラブルは一度もないため、安心して取引できます。初心者でも取引しやすいFX業者を探している方は、BigBossで口座開設してください。
クイック口座開設なら最短3分!
2. GEMFOREX
出典:GEMFOREX
GEMFOREXは日本人が経営しているFX業者です。
GEMFOREXのメリットは5つあります。
- 最大レバレッジ1,000倍
- ボーナス、キャンペーンが豊富
- スプレッドがかなり狭い
- 入出金手数料がすべて無料
- 日本語対応のサポート
GEMFOREXの最大レバレッジは1,000倍と、高い水準。
DD方式を採用しているため、スプレッドの狭さは国内FX業者並みです。
一方、GEMFOREXのデメリットは次の通りです。
- DD方式で透明性に不安が残る
- ノースプレッド口座では、最低入金額が30万円
海外FX業者の中では珍しくDD方式を採り入れているため、約定拒否やスリッページなどが発生する恐れがあります。
また、スプレッドが極端に狭いノースプレッド口座の最低入金額は30万円必要です。
デメリットもありますが、豊富なボーナスキャンペーンと高いレバレッジに魅力を感じる方におすすめです。
3. XM
出典:XMTrading
XMは、2010年頃から日本人に人気が高い海外FX業者です。
XMのメリットを以下にまとめました。
- 最大レバレッジ1,000倍
- 日本人からの人気が高い
- 入出金のトラブルが無い
- ボーナスが手厚い
- 追証なしのゼロカットシステムを導入
XMでは、3種類のボーナスを提供しています。
- 口座開設ボーナス
- 入金ボーナス
- 取引ボーナス
レバレッジも1,000倍と高水準なので、資金が少ない方でも大きな利益を狙えるでしょう。
さらに、ゼロカットも確実に実行しています。実際に、2015年のスイスフランショックにおいても、ゼロカットを執行しました。
一方で、XMのデメリットは3つ。
- スプレッドが広め
- 国内銀行送金でしか利益を出金できない
- レバレッジが高い分、ロット数を大きくしがち
XMはほかの業者よりもスプレッドが広めの傾向があります。なぜなら、取引環境よりもボーナスやレバレッジの高さに重きを置いているからです。
また、ボーナスやレバレッジの高さから、ついつい大きめのロットで取引してしまう方は、大損するリスクもあるので注意しましょう。
初心者が海外FX業者を選ぶ際の9つのポイント
FX初心者が海外FX業者を選ぶ際、次の9つのポイントに注意しましょう。
- 金融ライセンスを取得している
- 資金の管理方法
- レバレッジが高い業者を選ぶ
- ゼロカットシステムを採用している
- 提供されるボーナスと上限額
- 約定力が安定している
- 入出金方法の利便性
- 日本人によるサポート対応があるか
- スプレッドの狭さ
それでは、それぞれ詳しく解説していきます。
1. 金融ライセンスを取得している
海外FX業者を選択する際、金融ライセンスを取得しているのか必ず確認しましょう。
なぜなら、詐欺を行う海外FX業者のほとんどが、金融ライセンスを取得していないからです。
業者ごとに取得している金融ライセンスを簡単にまとめました。
業者名 | 金融ライセンス名 |
---|---|
BigBoss | セントビンセントグレナディーン及びグレナディーン諸島(SVG) |
XM | セーシェル金融庁(FSA) |
GEMFOREX | モーリシャス |
FBS | 日本人向け口座にはない |
AXIORY | ベリーズ国際金融サービス委員会(IFSC) |
金融ライセンスにはさまざまな種類があり、認可基準の厳しさはそれぞれ違います。
そして、一般的に多くのFX業者ではオフショアのライセンスに加えて、グループ会社が認可基準の厳しい金融ライセンスを取得しています。
例えば、BigBossのグループ会社が取得している金融ライセンスはジョージアとカナダのものです。
これらの金融ライセンスは、オフショア地域よりも規制や審査が厳しいため、取得が簡単ではありません。
また、金融ライセンスだけでなく、運営歴の長さも判断基準です。運営開始から1年未満の業者は、まだ信用できるかどうかわかりません。
安心して取引をするために、なるべく長く運営しているFX業者を選びましょう。
2. 資金の管理方法
海外FXでトレードする際、資金を入金する必要があります。詐欺業者のなかには、入金した資金を持ち逃げする業者もいます。
そのような事態を避けるためには、預かった資金の管理方法を確認し、以下のいずれかに該当する業者を選びましょう。
- 分別管理
- 信託保全
2つのうち、最も信頼できるのは、信託銀行と提携してトレーダーの資金を保証する信託保全です。
分別管理は、信託保全ほどは安全ではなく、FX業者によっては破綻時に返金されないリスクもあります。
信託保全を導入している業者はまだ少なく、日本人の口座は補償の対象外になるケースが多いので注意しましょう。
3. レバレッジが高い業者を選ぶ
FX業者を選択する際に、最大レバレッジも判断材料になります。
業者ごとの最大レバレッジを表でまとめました。
海外FX業者 | 口座タイプ | 最大レバレッジ |
---|---|---|
BigBoss | スタンダード | 1,111倍 |
プロスプレッド | 1,111倍 | |
XM | スタンダード | 1,000倍 |
マイクロ | 1,000倍 | |
zero | 500倍 | |
GEMFOREX | オールインワン | 1,000倍 |
ノースプレッド | 1,000倍 | |
AXIORY | スタンダード | 400倍 |
ナノ | 400倍 | |
テラ | 400倍 |
最大レバレッジが高い業者は、資金が少なくても多くの利益を得られる可能性があります。
しかし、ハイレバレッジの取引は、ハイリスクな面もあり資金を全額失う恐れもあります。
無闇にロット数を増やしすぎないようにしましょう。
4. ゼロカットシステムを採用している
ゼロカットシステムとは、取引によって口座資金以上の損失が出た時、マイナス分を業者が肩代わりしてくれる仕組みです。
ゼロカットシステムが持つメリットは、次の2つ。
- 相場が急変して、マイナス残高になっても借金のリスクがない
- トレードの最大損失額があらかじめ分かるので、リスク管理ができる
ゼロカットを採用している業者では、相場が急変し含み損が口座資金以上になっても追証を請求されません。
借金を抱えるリスクがないので、高いレバレッジでのトレードもしやすくなります。
5. 提供されるボーナスと上限額
多くの海外FX業者では、ボーナスキャンペーンを開催しています。
代表的なボーナスは以下の3種類。
- 口座開設ボーナス
- 入金ボーナス
- 取引ボーナス(ポイント制プログラムも含む)
口座開設ボーナスは、トレーダーが口座を開設するだけでもらえるボーナスです。
入金ボーナスは入金した金額の〇〇%をもらえるボーナスで、取引ボーナスは取引額に応じてもらえるボーナスです。
海外FX業者ごとに、どのようなボーナスを導入しているのか表でまとめました。
FX業者 | 口座開設ボーナス | 入金ボーナス | 取引ボーナス(ポイントプログラム) |
---|---|---|---|
BigBoss | なし※期間限定 | 不定期で開催 | 1ロットあたり16ポイント(スタンダード口座でFXの取引を行った場合) |
XM | 3,000円 |
|
1ロットあたり3.3ドル〜6.6ドル |
FBS |
|
100%入金ボーナス(100万円) | 1ロットあたり最大15ドル |
ただし、ボーナスには以下の注意点があります。
- 同じ業者でも口座タイプが変わるとボーナスをもらえない
- ボーナスをもらっても、規約違反をするとボーナスが消える
- ルールや条件があるのでよく確認する
例えばFBSの入金ボーナスの場合、口座残高がボーナス額の30%になると消えてしまいます。
ボーナスを守るためにも、事前に条件や利用ルールをよく確認しましょう。
各ボーナスによっておすすめの人も変わるので、以下の表を参考に考えましょう。
種類 | おすすめの人 |
---|---|
口座開設ボーナス |
|
入金ボーナス |
|
取引ボーナス(ポイント制プログラムも含む) |
|
6. 約定力が安定している
約定力とはトレーダーが出した注文を成立させる力です。
約定力が低いと、注文した価格から離れて約定してしまうスリッページや、約定拒否に繋がります。
なるべく約定力が高い業者を選んでください。
約定力の強い業者を判断する材料は次の通りです。
- NDD方式を採用している業者か
- 業者が公式サイトで公開している約定率
- 高性能なEquinix社のサーバーを利用しているか
取引方式にNDD方式を採用し、使用サーバーがEquinix社であれば約定率は高いといえます。
FX業者が公式サイトで公開している約定率や、使用サーバーを参考にしましょう。
7. 入出金方法の利便性
海外FX業者は海外に拠点を置いているため、以下のように多くの入出金方法に対応しています。
- クレジットカード
- デビットカード
- 海外銀行送金
- 国内銀行送金
- オンラインウォレット(Bitwalletなど)
- 仮想通貨
また、それぞれの方法によって手数料の価格や必要日数が変わります。手数料が安く便利な方法を選びましょう。
注意しなければならないのは、クレジットカードのように利益分を出金できない方法もあること。
どの方法なら利益分も出金できるかは業者ごとに異なります。
利益分の出金方法 | |
---|---|
BigBoss |
|
XM | 銀行送金のみ |
GEMFOREX | 銀行送金のみ |
FBS |
|
海外FX業者ごとに、利益分の出金方法は異なるので注意しましょう。国内銀行送金に対応していれば、手数料も抑えられます。
8. 日本人によるサポート対応があるか
海外FX業者のなかには、サポートの日本語レベルが低く、対応が十分でないケースもあります。
それぞれのFX業者のサポート対応状況を表でまとめました。
FX業者 | 日本語対応 | ライブチャット対応時間 | メール対応時間 |
---|---|---|---|
BigBoss | 〇 | 10:00~24:00 | 10:00〜24:00 |
XM | 〇 | 9:00~21:00 | 24時間 |
GEMFOREX | 〇 | 10:00~17:00 | 24時間 |
AXIORY | 〇 | 10:30~23:30 | 9:00~24:00 |
FBS | △ | 15:00~24:00 | 24時間 |
他のFX業者については、公式サイト上の情報をご確認ください。
取引や入出金で困った際、迅速に対応するためには、日本語でのサポートが充実しているFX業者を選択しましょう。
9. スプレッドの狭さ
スキャルピングやデイトレードをする方は、スプレッドの狭さも確認しましょう。
なぜなら、スプレッドが広ければ、取引コストが高くなるからです。
また、ほとんどのFX業者ではスプレッドが狭い口座を提供していますが、取引手数料がかかるので注意してください。
たとえば、BigBossの口座タイプごとのスプレッドと手数料を表で比べてみましょう。
口座名 | ドル/円 スプレッド |
手数料 | 1ロットの取引毎にもらえるBigBossPointをボーナスに換算した場合 | トータルコスト |
---|---|---|---|---|
スタンダード口座 | 1.6pips | 無料 | 0.2pips | 1.4pips |
プロスプレッド口座 | 0.2pips | 0.9pips | 0.2pips | 0.9pips |
※2022年2月4日23時時点
プロスプレッド口座のトータルコストの計算式は以下の通りです。
スプレッド+手数料−BigBossPoint=トータルコスト
そして、トータルコストの計算結果は以下の通りです。
0.2pips+0.9pips−0.2pips=0.9pips
BigBossのように多くのFX業者では、プロスプレッド口座の方がスタンダード口座よりも狭いスプレッドで取引できます。
単純に取引画面に表示されるスプレッドだけでなく、取引手数料やポイント制プログラムでもらえるボーナスも含めたトータルのコストで考えるようにしましょう。
まとめ:初心者はボーナスやレバレッジの高さで選ぼう!
海外FX業者の特徴をまとめると、以下の通りです。
- レバレッジが高い
- ゼロカットシステムがあり、借金のリスクがない
- NDD方式なので、信頼性がある
- 国内FX業者よりスプレッドが広い
海外FXは、国内FXとは異なり、高いレバレッジで大きな利益を狙えます。
反面、損失を被るリスクもありますが、ゼロカットシステムにより口座資金以上の損失は発生しません。
そのため、初心者でも安心して取引ができます。
なお、初心者におすすめのFX業者を探したいとお考えであれば、BigBossをおすすめします。
BigBossで取引するメリットは3つあります。
- 最大1,111倍のレバレッジで取引できる
- 取引毎にBigBossPointがもらえる
- 約定力が高いECN方式を採用
BigBossでは最大1,111倍の高いレバレッジで取引できます。さらに取引毎にBigBossPointを獲得でき、ボーナスに交換可能です。
また、プロスプレッド口座ではECN方式を採用しており、約定力の高い環境で取引できます。
ぜひ、口座開設をしてみてください。
取引ごとにBigBossPointがもらえる業者はこちら!