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プライスアクションとは?代表的なパターンと活用方法をわかりやすく解説

2023年4月20日

プライスアクションとは?

トレーダー
プライスアクションって何?

トレーダー
プライスアクションをどのように活用すればいいの?

といった疑問をもっていませんか?

プライスアクションとは、ローソク足の動きを分析して値動きを予測する手法です。

トレーダーの心理や行動が反映されるローソク足の動き方を見ることで値動きが予測できます。

この記事では、以下の内容について詳しく解説します。

この記事でわかること

  • プライスアクションの概要
  • 代表的なプライスアクション
  • プライスアクションを活用する際のポイント

プライスアクションの売買サインや活用方法を把握することで、相場の予測がしやすくなるでしょう。

FXのトレード精度を高めたい人は、ぜひ参考にしてみてください。

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プライスアクションとは

プライスアクションとは、ローソク足の形状や並びから相場状況を把握し、今後の値動きを予測する手法です。

ローソク足とは、以下のように一定期間の始値や終値、高値、安値をローソクのような棒で視覚的に表現したものです。

ローソク足 陽線と陰線

1本のローソク足から以下の情報が読み取れます。

始値

期間中の開始時の価格

終値

期間中の終了時の価格

高値

期間中の最も高い価格

安値

期間中の最も安い価格

例えば、下図の陽線を見ると、価格は始値より高くなっているものの、強く押し戻されて終わっていることがわかります。

ローソク足 見方 陽線

そのため、今後下落する可能性も視野に入れる必要があるといえるでしょう。

このような値動きを反映したローソク足を分析し、今後の値動きを予想するのがプライスアクションです。

プライスアクションが重要な理由

プライスアクションが重要な理由は、市場参加者の心理や行動をチャートから直接読み取ることができるためです。

FX相場は、トレーダーの心理や行動の影響を受けて変動します。

例えば、米国雇用統計の「非農業部門雇用者数」が予想を下回る結果となったときは、ドルを売るトレーダーが増えることで、ドル安になることが予想できるでしょう。

プライスアクションは、こうしたニュースや経済状況を受けて投資家がどう動いたのかという結果をローソク足の動きから分析します。

1本のローソク足の形から相場を予想するのではなく、前後のローソク足を含めた値動きの背景にあるトレーダーの心理を読み解くことで、根拠のある値動き予測ができるようになります。

トレーダー
筆者は以前、インジケーターのサインに振り回されることも多かったのですが、ローソク足の示す投資家心理を確認するようになってからは、無駄なトレードが減りました。

プライスアクションと酒田五法の違い

プライスアクションと酒田五法は、どちらもローソク足の形や並びから相場の動きを読み取る分析手法ですが、考え方や使い方に違いがあります。

酒田五法とは、江戸時代の米相場師である本間宗久によって提唱された日本発祥のテクニカル手法のことです。

「三山」「三川」「三空」「三兵」「三法」といった特定のローソク足パターンに当てはめて相場の転換や継続を判断します。

酒田五法

一方、プライスアクションはローソク足のパターンだけでなく、高値・安値の更新やヒゲの長さといった価格の動きそのものを総合的に読み取る手法です。

酒田五法がローソク足の型に注目した手法であるのに対し、プライスアクションは値動き全体の流れを重視する分析手法といえるでしょう。

酒田五法の概要や分析方法はこちらで詳しく解説!

【一覧】代表的なプライスアクション

代表的なプライスアクションは、以下の7種類です。

  • ピンバー
  • リバーサルハイ・リバーサルロー
  • フェイクセットアップ
  • フォールスブレイクアウト
  • スラストアップ・スラストダウン
  • ランウェイアップ・ランウェイダウン
  • インサイドバー・アウトサイドバー

それぞれ詳しく解説します。

ピンバー

ピンバーは、トレンド転換する際に出現しやすいサインです。

一般的に上または下に実体の3倍以上のヒゲがあるローソク足をピンバーと呼びます。

買いのピンバー・売りのピンバー

実体が小さいというのは、始値と終値が大きく変わらず、価格が一度大きく押し戻されたことを意味します。

例えば、上昇トレンド中に長い上ヒゲをもつピンバーが出た場合は、高値を更新したものの、強い売り圧力によって急落したと判断できます。

「これ以上は上がらない」という市場の心理が表れていることから、反転のサインとして活用できるでしょう。

リバーサルハイ・リバーサルロー

リバーサルは、トレンドが転換する可能性があることを示すサインです。

リバーサルハイ・リバーサルロー

リバーサルハイは、当日の高値が1本前の高値を更新したが、終値は1本前のローソク足の実体を下回っている状態を指します。

高値を更新したことで利益確定するトレーダーの心理を読み取ることができ、下降トレンドに転換すると予想できます。

一方、リバーサルローは、当日の安値が1本前の安値を更新したが、終値は1本前のローソク足の実体を上回っている状態です。

下降トレンドからの転換を示唆するため、今後の相場が上昇していくことが予想できるでしょう。

フェイクセットアップ

フェイクセットアップは、レンジ相場のブレイクアウトが失敗し、その後反対方向への値動きが強まることを示すサインです。

下図のように、サポートラインを超えて安値を更新したものの、終値がサポートラインまで戻り、ブレイクアウトに失敗したことが読み取れます。

フェイクセットアップ

このような場面では、売り注文を巻き込んだあとに買い注文が入り、価格が上昇することがあります。

フェイクセットアップが発生した場合は、ブレイク方向とは逆方向への値動きが強まる可能性があるため、反転トレードのチャンスとして注目されます。

フェイクセットアップの使い方はこちらで詳しく解説!

フォールスブレイクアウト

フォールスブレイクアウトは、高値や安値を一時的に更新したあとにブレイクアウトに失敗したことを示すサインです。

下図のように直近安値を更新する長い下ヒゲがついたものの、高い価格で終値を迎えたときに現れます。

フォールスブレイクアウト

このような値動きは、ブレイクアウトを見てエントリーした注文や損切り注文が一度集まったあと、反対方向の注文が入ることで発生します。

フォールスブレイクアウトの発生によってトレンド転換が予測できれば、その流れにあわせてトレードするのも良いでしょう。

スラストアップ・スラストダウン

スラストは、トレンドの継続を示唆するサインです。

スラストアップ・スラストダウン

スラストアップは、当日の終値が前日の高値を上回っている状態を指します。

通常、前日の高値は目先の抵抗帯になりますが、その高値を超えても買われていることから「高くても買いたい」というトレーダーの心理が読み取れます。

一方、スラストダウンは、当日の終値が前日の安値を下回る位置で確定するときに出現するサインです。

売りの勢いが強いときに出現し、このタイミングに買いエントリーすると下落に巻き込まれて大きな損失を被る可能性があるので注意しましょう。

スラストアップ、スラストダウンの詳しい解説はこちら!

ランウェイアップ・ランウェイダウン

ランウェイアップ・ランウェイダウンは、トレンドの継続を予測できるサインです。

ランウェイアップ・ランウェイダウン

それぞれ以下の条件を満たすプライスアクションです。

名称

条件

ランウェイアップ

  • 起点足の高値が過去n本のローソク足より高い
  • 起点足直後のn本のローソク足が安値を下回っていない

ランウェイダウン

  • 起点足の高値が過去n本のローソク足より安い
  • 起点足直後のn本のローソク足が高値を上回っていない

日足で表示しているときは、5本のローソク足をまとめて考えるのが一般的です。

通常、過去の高値を切り上げたタイミングに利益確定するトレーダーが多いため、一時的に価格が下落する傾向があります。

しかし、ランウェイアップが発生したときは、起点足の安値を下回らず価格がもみ合い、トレンドが継続することを示唆します。

トレーダーが利益確定を躊躇している状況が読み取れるため、価格が上昇することも期待できるでしょう。

一方、ランウェイダウンは、継続的な下降トレンド中に出現することが多く、売りの勢いが強いことを表します。

インサイドバー・アウトサイドバー

インサイドバー・アウトサイドバーは、値動きが横ばいで推移している状態を示すサインです。

インサイドバー・アウトサイドバー

インサイドバーは、起点となるローソク足の範囲内で価格が推移しているのが特徴です。

買いと売りの勢いが拮抗した状態で、起点となるローソク足の範囲を超えると、多くのトレーダーが波に乗ろうとするため、トレンド相場に発展しやすくなります。

一方、アウトサイドバーは、後ろに形成されるローソク足が起点となるローソク足の高値と安値を更新する形で形成されるサインです。

ローソク足が安値を更新しているものの、終値は直前のローソク足よりも高値になっているため、買いの勢いが強いことが読み取れます。

次のローソク足が高値をブレイクしたあとは上昇、安値をブレイクしたあとは下落することが予想できるでしょう。

プライスアクションを使ったトレードの流れ

プライスアクションを使うときは、以下の流れで進めると相場分析の精度が高まります。

  1. 上位足でトレンドを確認する
  2. プライスアクションのサインを探す
  3. サイン確定後にエントリーする
  4. 損切り・利確ラインを設定する

ここでは、リバーサルローを使ったトレードの流れを見ていきましょう。

ステップ(1)上位足でトレンドを確認する

プライスアクションを活用する前に、まずは上位足でトレンド方向を確認しましょう。

上位足とは、現在見ているローソク足よりも長い時間軸のことです。

4時間足を見ている場合の上位足は日足や週足になります。

短い時間足だけを見ていると、目先の値動きに引っ張られてトレンド方向を見誤ることがあります。

トレンド方向を確認する際は、トレンドラインを引いたり、移動平均線やボリンジャーバンドなどのテクニカル指標を使ったりするのがおすすめです。

日足で上昇トレンドが確認できている場合は、4時間足で一時的に下落する場面があっても、上昇トレンド中の一時的な下落と捉えてトレードすることができます。

移動平均線・トレンドラインでトレンド方向を確認

トレンドラインの引き方はこちらで詳しく解説!
ボリンジャーバンドの見方やトレード手法はこちらで詳しく解説!

ステップ(2)プライスアクションのサインを探す

上位足でトレンド方向を確認したら、そのトレンドに一致する方向のサインがないかを探しましょう。

上位足のトレンド方向と逆行するサインが出現しても、トレンドが転換するとは限らず、だましとなることもあります。

サインが出現する場所にも注目しましょう。

例えば、サポートラインやレジスタンスライン付近で出現したサインの方が、値動きの根拠として意識されやすい傾向があります。

上昇トレンドの押し目でサポートライン付近まで一時的に下落した場面で、1本前の安値を更新しつつも1本前の実体を上回る「リバーサルロー」が出現した場合は、上位足のトレンド方向と一致する上昇への反発サインとして注目できます。

リバーサルローの出現を確認

このとき、RSIなどのオシレーター系指標も確認すると、サインの信頼度をさらに判断しやすくなります。

リバーサルローが出現したタイミングでRSIが30%以下(売られすぎ)を示していれば、行き過ぎた下落の反動で反発しやすい状況であると判断できます。

リバーサルロー出現時 RSI30%以下

RSIの見方や手法はこちらで詳しく解説!

ステップ(3)サイン確定後にエントリーする

プライスアクションが確認できたら、そのサインが確定したタイミングでエントリーします。

反転を示すプライスアクションの場合は、サイン自体の高値・安値を後続の足が実際にブレイクしたことを確認してからエントリーするのがおすすめです。

リバーサルローの出現が確認できたときは、その足の高値を次の足が上にブレイクして初めて上昇に向かう動きが強まったと判断できます。

リバーサルローの高値ブレイクを確認後、エントリー

確定を待たずにエントリーすると、だましに巻き込まれる可能性があるので注意が必要です。

ステップ(4)損切り・利確ラインを設定する

エントリーと同時に、損切りと利確のラインもあらかじめ設定しておきましょう。

損切りラインは、サインとなったローソク足の高値や安値を基準に置くのが一般的です。

リバーサルローでの買いエントリーであれば、そのローソク足の安値の少し下に損切りラインを置くことで、想定と逆方向に値動きした際の損失を限定できます。

利確ラインは、直近のレジスタンスラインや、それまでの値幅などを目安に設定する方法が有効です。

損切り・利確ラインの設定

プライスアクションが確認できても想定通りに相場が動くとは限らないため、エントリー前に損切り・利確のルールを決めておくようにしましょう。

プライスアクションに関するよくある質問

ここでは、プライスアクションに関するよくある質問に回答します。

プライスアクションは初心者でも使える?

プライスアクションは、FX初心者でも活用できる手法です。

ローソク足の形や並びから相場の動きを読み取る方法であり、複雑な計算や専門的なツールを必要としないシンプルな相場分析方法です。

まずは代表的なパターンを覚え、チャートを見ながら実際の値動きと照らし合わせていくと理解しやすいでしょう。

ただし、プライスアクション通りに値動きするとは限らないので、他のテクニカル指標と組み合わせながら少しずつトレードに活用していくのがおすすめです。

プライスアクションで勝てないのはなぜ?

プライスアクションで勝てない原因として、上位足のトレンドを確認していないことが挙げられます。

短期足で売りのプライスアクションが出現しても、日足や4時間足が強い上昇トレンドの場合は、下落が続かずに再び上昇する可能性があります。

トレード精度を高めるためには、複数の時間足を確認し、相場の大きな流れに沿ったトレードをすることが大切です。

さらに、プライスアクションはトレーダーの判断に依存する部分が多いため、経験不足によってシグナルの見極めが難しい場合があります。

まずは代表的なパターンを理解し、デモトレードや過去チャートの検証を通して経験を積んでいきましょう。

プライスアクションはスキャルピングに活用できる?

プライスアクションは、スキャルピングとの相性がいいとされています。

スキャルピングとは、数秒や数分で売買を繰り返し、小さな利益を積み重ねていくFXの手法の1つです。

プライスアクションは、1本または数本のローソク足の動きから相場を予測するため、短期トレードに向いている傾向があります。

そのため、相場分析のスピード感を求められるスキャルピングとも相性がいいといえるでしょう。

まとめ:プライスアクションを活用してFXトレードの精度を高めよう

トレーダーの心理が反映されているプライスアクションを活用すれば、トレードの精度を高められるでしょう。

加えて、他のインジケーターと併用したり、上位足でトレンドを確認したりすることで、より利益を狙いやすくなります。

プライスアクションを活用する場合は、30種類以上のインジケーターが利用できるMT4やMT5を採用しているFX業者がおすすめです。

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▼この記事を書いた人

BigBossコラム編集部

BigBossコラムは、Big Boss Ltd.が運営・管理するインターネットメディアです。Big Boss Ltd.は2024年にベストFXブローカーにも選ばれた海外FX業者のBigBossも運営しています。BigBoss編集部はFXや株、仮想通貨などの金融知識が豊富なメンバーで構成されています。記事の作成は、編集部の実際の経験や知識をもとに執筆しています。掲載内容についても、定期的に記事をリライトし、最新の情報への更新を行うなど、ユーザーファーストで情報を発信していきます。

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