「ピラミッディングってどんな手法?」
「海外FXならピラミッディングで多くの利益を得やすいの?」
「ピラミッディングはどんな損失リスクがあるの?」
ピラミッディングはFXの手法の1つで、有名なトレーダーも利用しています。
リスクを抑えながら利益の最大化を狙えるため、使ってみようと考えている人もいるのではないでしょうか?
ただ、使い方を誤ると、大きな損失を被ります。
そこでこの記事では、
- ピラミッディングのやり方
- 損失リスク
- なぜ海外FXでのピラミッディングが良いのか
について詳しく解説します。
記事後半では、ピラミッディングしやすいFX業者も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
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Contents
ピラミッディングってどんな手法
ピラミッディングとは、最初のエントリーから想定通り動いた時に、ポジションを積み増していく手法です。
したがって、買い増しや売り増しを繰り返して利益の最大化を狙います。
同じ通貨ペアのポジションが積み上がっていく形がピラミッドに似ていることから、ピラミッディングと呼ばれるようになりました。
アメリカの有名な投資家であるジェシー・リバモアやウィニアム・オニールなどもピラミッディングを活用していました。
そして、元々株式投資の世界で使われていたピラミッディングはFXの取引でも利用できます。
4種類のピラミッディングのやり方
ピラミッディングはいくつか種類があります。
- スケールダウンピラミッディング
- 逆ピラミッディング
- イコールポジションピラミッディング
- リフレクティングピラミッディング
それぞれの手法の特徴ややり方を見ていきましょう。
1. スケールダウンピラミッディング
スケールダウンピラミッディングは、追加でエントリーするロットを減らしながら、全体のポジション量を増やしていく手法です。
例えば、以下のようなケースを見ても分かるように、後からエントリーするほどロットを減らしています。
- 最初に10ロットで買い注文
- 上昇したので5ロット追加で買い注文
- さらに上昇した後3ロット追加で買い注文
- 上昇後に追加で1ロット買い注文
基本的には一定の間隔毎に追加注文していくため、ポジション量は増加。
したがって、最初の10ロットのみ持ち続けるよりも、得られる利益が増えます。
さらに、後から追加で持ったポジションほどロットが少ないので、反転したときに発生する損失も抑えられます。
4つのピラミッディングの中で、最も反転による損失リスクが低く、初心者向けです。
ただし、最初に建てたポジションが最も大きいため、すぐに逆行した場合の損失額は大きくなります。
2. 逆ピラミッディング
逆ピラミッディングとは、最初は少額でエントリーして、追加注文するたびにロットを大きくしていく手法です。
つまり、スケールダウンピラミッディングとロットの大きさが逆の手法です。
- 最初に1ロットで買い注文
- 上昇したため3ロット追加で買い注文
- さらに上昇した後5ロット追加で買い注文
- 上昇したので追加で10ロット買い注文
最初のエントリーのロットを小さくすることで、すぐに価格が逆行した場合の損失を抑えられます。
ですが、問題は大きいロットでエントリーした後に、価格が反転した場合です。
例えば、以下のようなケースで考えてみましょう。
回数とエントリー価格 | ロット | 価格が102円上昇後、101円まで下落した際の損益 |
1回目(100円) | 1ロット | 15万円 |
2回目(101円) | 2ロット | 10万円 |
3回目(102円) | 3ロット | -30万円 |
3回目のエントリーをしたのは102円で、この時点の損益は40万円です。
20万円(1回目のポジションの損益)+20万円(2回目のポジションの損益)=40万円
しかし、後で買った追加分の方がロットが大きく、価格が反転するとあっという間に損失額が増えていきます。
そして、102円まで下落すれば、逆に5万円の含み損が発生します。
このように、反転する後損切りが遅れれば、一気に含み損が増えるリスクがあるので注意が必要です。
上級者であってもリスクが高いため、あまりおすすめできる方法ではありません。
3. イコールポジションピラミッディング
イコールポジションピラミッディングとは、追加で増やしていくロットを最初にエントリー際のロットと同じにする方法です。
例えば、1回目で1ロットの注文をした場合、2回目・3回目と同じく1ロットずつ増やしていきます。
この手法は逆ピラミッディングよりも反転した際の損失リスクを抑えられます。
また、スケールダウンピラミッディングと比べると、リスクが高い分利益額を増やしやすいでしょう。
株式の世界では個人投資家のcis氏がよく使っている手法です。
4. リフレクティングピラミッディング
リフレクティングピラミッディングでは、最初はポジションを増やしていき、その後徐々にポジションを少しずつ減らす手法です。
例えば、1ドル100円の時に価格が上昇すると考えた場合、以下のように注文をします。
価格 | 追加するロット(-の場合は減らす) | 保有ポジション量 |
100円 | 10ロット | 10ロット |
100.5円 | 5ロット | 15ロット |
101円 | 3ロット | 18ロット |
101.5円 | 0ロット | 18ロット |
102円 | 0ロット | 18ロット |
102.5円 | -10ロット | 8ロット |
103円 | -5ロット | 3ロット |
103.5 | -3ロット | 0ロット |
基本的には、最初にどの価格帯まで上昇(あるいは下落)するのか予測しなければなりません。
ポジション量を増やした後、あらかじめ予測した値幅の半分くらいに到達したら、今度は徐々にポジション量を減らし始めるのです。
このような方法でポジションを調整する理由は、ポジションを分散しながらも、トレンドの最後まで追従したいからです。
途中で決済することで、反転した場合のリスクも減らせます。
なお、今回説明したリフレクティングピラミッディングは徐々にロットを減らしましたが、逆に増やしていく方法もあります。
ピラミッディングを使うメリット
ピラミッディングについて、まだよく分からない人は、どんなメリットがあるのか知りたいのではないでしょうか。
ピラミッディングを使うメリットは主に2つあります。
- 1回のチャンスで利益を一気に増やせる
- やり方次第でリスクを抑えられる
うまく使えば、一挙に利益を増やせる可能性があるので、ぜひ参考にしてみてください。
1. 1回のチャンスで利益を一気に増やせる
ピラミッディングはトレンド相場で使う手法で、長く続くトレンドに乗れれば、一挙に利益を増やせる可能性があります。
なぜなら、1回だけエントリーするよりもポジション量が増え、利益を最大化できるからです。
例えば1ドル100円から105円まで上昇し続けた時に、ピラミッディングをした場合とそうでない場合に、どのくらい利益が変わるのか考えてみましょう。
なお、どちらも最初のロットは4ロットと仮定します。
まずピラミッディングを使わなかった場合、100円で1ロットのポジションを保有し続けるため、105円まで上昇した時の損益は50万円です。
1ロット×(105円-100円)=50万円
次に1円上昇する毎に1ロットずつ追加でポジションを保有した場合どうなるでしょうか?
105円まで上昇した時の利益 | |
100円のポジション | 50万円 |
101円のポジション | 40万円 |
102円のポジション | 30万円 |
103円のポジション | 20万円 |
104円のポジション | 10万円 |
合計の利益 | 150万円 |
※最初のロットは10ロット、ピラミッディングの場合1円上昇する毎に前回の半分乗
仮にイコールポジションピラミッディングで取引した場合、105円まで上昇した場合の利益額は150万円になります。
このように、ピラミッディングを使った方が、遙かに高い利益を得られる可能性があります。
2. やり方次第でリスクを抑えられる
4種類のピラミッディングのうち、スケールダウンピラミッディングやリフレクティングピラミッディングは、比較的リスクの低い手法です。
最初に1回のみ注文をした場合、どのタイミングで決済するのか悩んでしまいます。せっかく含み益が増えても売り時を逃せば、効率的に利益を得られません。
しかし、ピラミッディングであれば、反転した場合の損失額を抑えることも可能です。
よって、リスクを抑えながらなるべく多くの利益を狙えます。
ピラミッディングをする3つのリスク
ピラミッディングは、有名なトレーダーも使うほど、多くの利益を狙える手法です。
とはいえ、ポジション量が増えるため、使い方を誤れば逆に大きな損失を被りかねません。
そこで、ピラミッディングをする前に、リスクも把握しておきましょう。
- 損失が無限に増え続けるリスクがある
- レンジ相場との相性が悪い
- スプレッドの負担が重くなる
それぞれのリスクについて順番に解説します。
1. 損失が無限に増え続けるリスクがある
ピラミッディングは、基本的にトレンドが続いている限りポジションを追加していく手法です。
しかし、トレンドはずっと続くわけではありません。一度価格が反転したらトレンド前の価格まで戻る可能性もあります。
価格が反転した時に、利確をせずに放置し続けた場合、利益どころか損失が大きくなるリスクがあるので注意しましょう。
あらかじめ「○pips下がったら利確する」「○円まで上昇したら逆指値の価格を上げて損しない形にしておく」というように決めておくことをおすすめします。
2. レンジ相場との相性が悪い
ピラミッディングは、トレンド相場専用の手法です。しかし、FXではトレンド相場は全体の3割ほど。
残りの7割はレンジ相場になるので、トレンド相場かと考えてエントリーしてもすぐに損切りされるケースも多いです。
したがって、何度も騙しにあっていると、損失額がどんどん増えてしまいます。
無駄な損失を避けるには、なるべく勝率が高い局面に絞ってエントリーしましょう。
3. スプレッドの負担が重くなる
ピラミッディングでは複数のポジションを保有するため、その都度スプレッドがかかります。
エントリーをしすぎると取引コストが高くなるので、注意が必要です。
また、早朝のようにスプレッドが広がりやすい時間帯の取引は避けましょう。
ピラミッディングするなら海外FXをおすすめする理由
ピラミッディングをするなら、国内FXよりも海外FXをおすすめします。
なぜなら以下のような理由があるからです。
- レバレッジが高くより大きな利益を狙える
- 必要証拠金が少ないため、ロスカットされる確率を減らせる
- 追証がないので安心して取引ができる
- 資金が少ない人でもボーナスを元手に取引できる
それぞれの理由について見ていきましょう。
1. レバレッジが高くより大きな利益を狙える
海外FXは国内FXよりも高いレバレッジで取引ができます。ピラミッディングをする上でこのメリットは重要です。
というのもピラミッディングでは、大きいロットやたくさんのポジションを保有するほど、多くの利益が得られるからです。
レバレッジが高い海外FXなら必要な証拠金を抑えて、多くのポジションを保有できるので、大きな利益も狙いやすくなります。
2. 必要証拠金が少ないため、ロスカットされる確率を減らせる
FXでロスカットされるリスクを避けるには、口座残高に占める必要証拠金の割合を低くしなければなりません。
海外FXであれば、国内FXよりも少ない証拠金でポジションを保有できるため、同じロット数で取引した場合はロスカットされる確率は低くなります。
ただし、ポジションを持ちすぎた場合、反転した時に含み損が一挙に増えるので注意が必要です。
3. 追証がないので安心して取引ができる
ピラミッディングによりポジションを持ちすぎると、多くの利益を狙える反面、ロスカットされるリスクが大きくなります。
FXでは、稀にロスカットの執行が間に合わず、含み損が大きくなるケースもあります。
国内FXの場合、追加で資金を入金しなければなりません。もし追加の資金を用意できなければ、借金を負うリスクもあります。
しかし、海外FXではゼロカットシステムを採用しているため、追証を求められません。
つまり口座残高を超える損失は発生しないので、安心して取引が可能です。
4. 資金が少ない人でもボーナスを元手に取引できる
一部の海外FX業者では、口座開設や入金した時など取引の元手として使えるボーナスをもらえます。
例えば100%入金ボーナスがあるFX業者では、入金額と同額のボーナスをもらえるので、より多くのポジションを保有できるようになります。
したがって、資金の少ない人でも、ピラミッディングをしやすいです。
ただし、ロスカットのリスクを避けるためには、クッション機能がついているボーナスを選ばなければなりません。
クッション機能 | 含み損が口座資金(現金のみ)と同額になった場合 |
あり | 残っているボーナスがある程度残っている限り、ロスカットされない |
なし | その時点でボーナスが消滅し、ロスカットされる |
資金の少ない人は、クッション機能がついているFX業者を選びましょう。
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ピラミッディングするならおすすめの海外FX業者3選
ピラミッディングは、どの海外FX業者でも取引可能です。ただ、ピラミッディングに向いている業者とそうでない業者があるので注意が必要です。
そこで、ピラミッディングするのにおすすめの海外FX業者を3社紹介します。
- BigBoss
- GEMFOREX
- XM
なお、最大ロットおよび最大ポジション数が多い、レバレッジの高さを基準に選びました。
それぞれの業者がなぜおすすめなのか、詳しく見ていきましょう。
1. BigBoss
FX業者 | BigBoss |
設立年 | 2013年 |
最大レバレッジ | 1,111倍 |
最大ロット | 50ロット |
最大ポジション数 | 制限なし |
スキャルピング | 可能 |
BigBossは2013年設立の海外FX業者です。
BigBossでは最大1,111倍のレバレッジで取引できるので、多くのポジションを保有でき、制限もありません。
したがって、ピラミッディングにぴったりの海外FX業者です。
さらに、レバレッジ制限も厳しくなく、口座残高が300万円以上でも555倍のレバレッジで取引できます。
ぜひ、この機会に口座開設してみてください。
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2. Traders Trust
FX業者 | Traders Trust |
設立年 | 2009年 |
最大レバレッジ | 3,000倍 |
最大ロット | 1,000ロット |
最大ポジション数 | 350 |
スキャルピング | 可能 |
Traders Trustは、最大レバレッジ3,000倍で取引できる海外FX業者です。さらに、最大ロットも1,000ロットと、海外FX業者の中でも高い水準です。
ただし、最大レバレッジ3,000倍が適用されるのは、1ロット以下の取引のみ。
ロットが増えるたびにレバレッジが制限されていくので、大口注文をする人は取引しにくいです。
3. XM
出典:XM
FX業者 | XM |
設立年 | 2009年 |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
最大ロット | 100ロット |
最大ポジション数 | 200 |
スキャルピング | 可能 |
XMは日本人トレーダーからの人気が高い海外FX業者です。最大レバレッジが1,000倍もあるので、資金が少なくてもピラミッディングしやすいでしょう。
ただし、口座残高が200万円以上になると、一気に200倍までレバレッジが下がります。
また、スプレッドがやや広いため、取引コストが高くなるリスクがあります。
まとめ:海外FXならピラミッディングで一気に利益を増やしやすい
海外FXは国内FXと比べると高いレバレッジで取引できます。特に2022年以降は、レバレッジを引き上げるFX業者も増えており、複数のポジションを持つピラミッディングとの相性も抜群です。
レバレッジが高く、ポジション数に制限がないFX業者を探しているのであれば、BigBossをおすすめします。BigBossなら最大ポジション数に制限がありません。
BigBossで取引するメリットは3つあります。
- 最大2,222倍のレバレッジで取引できる
- 取引毎にBigBossPointがもらえる
- 約定力が高いSTP/ECN方式を採用
BigBossでは最大2,222倍の高いレバレッジで取引できます。さらに取引毎にBigBossPointを獲得できます。
また、プロスプレッド口座ではSTP/ECN方式を採用しており、約定力の高い環境で取引できます。
ぜひ、口座開設をしてみてください。
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