


といった疑問はありませんか?
ピラミッティングとは、相場が予想通りに動いて利益が出ているときにポジションを追加し、トレンド相場で利益を伸ばしていく手法です。
トレンドに乗って効率的に利益を狙える反面、積み増しのタイミングやロット管理を適切に理解していないと大きな損失につながる可能性があるので注意が必要です。
この記事では以下の内容について詳しく解説します。
この記事でわかること
- ピラミッティングの基本的な仕組みと種類
- ピラミッティングの具体的なトレード手順
- ピラミッティングのメリット・デメリット
ピラミッティングを理解すれば、トレンド相場で利益を狙いやすくなるでしょう。
ピラミッティングをトレードに取り入れたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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Contents
ピラミッティングとは

ピラミッティングとは、最初のエントリーから想定通り動いて含み益が出ているときに、同じ方向へ段階的にポジションを追加していく手法です。
同じ通貨ペアのポジションが積み上がっていく形がピラミッドに似ていることから、ピラミッティングと呼ばれるようになりました。
買い増しや売り増しを繰り返してポジションを積み重ねることで利益の最大化を狙います。
ピラミッティングの種類
ピラミッティングには、以下のような種類があります。
- 順ピラミッティング
- 逆ピラミッティング
- 長方形ピラミッティング
それぞれ詳しく解説します。
1.順ピラミッティング
順ピラミッティング(スケールダウンピラミッティング)は、最初のポジションを最も大きなロットで保有し、ポジションを追加するごとにロットを小さくしていく手法です。
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3ロットで取引を開始した場合は、その後2ロット、1ロットと段階的に小さくしてポジションを追加します。
この方法では、最初のエントリーが最も大きな利益源になるため、相場が想定通りに動いたときに効率よく利益を狙えます。
追加ポジションのロットを小さくすることで、相場が途中で反転した場合のリスクを抑えられるのも特長です。
2.逆ピラミッティング
逆ピラミッティングとは、最初のポジションを小さなロットで保有し、ポジションを追加するごとにロットを大きくしていく手法です。
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1ロットで取引を開始した場合は、その後2ロット、3ロットとロットを増やしていきます。
この方法では、トレンドが強く発生していることを確認しながらポジションを増やすため、相場の勢いに乗って大きな利益を狙いやすいです。
初期ロットが小さいため、エントリー直後に相場が逆行した場合でも損失を抑えやすいのも特長です。
ただし、後半のポジションほどロットが大きくなるので、相場が途中で急反転すると損失が拡大する可能性があります。
3.長方形ピラミッティング
長方形ピラミッティング(イコールポジションピラミッティング)とは、初期ロットとポジションを追加するときのロットをすべて同じ数量にする手法です。
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3ロットで取引を開始した場合は、価格が有利に動いたタイミングで3ロットずつ追加していきます。
この方法では、最初のエントリーから追加ポジションまで同じロットで取引をするので、資金管理がシンプルといえます。
一方、初期ロットを大きくし過ぎると、ポジションが増えるほど総ロットも大きくなるため、途中で相場が反転した場合の損失額が大きくなりやすいです。
ピラミッティングのトレード手順
ピラミッティングの基本的な流れは、以下の通りです。
- トレンド方向にエントリーする
- 積み増しをする
- 利確する
それぞれのタイミングの見極め方を詳しく解説します。
ステップ(1)トレンド方向にエントリーする
ピラミッティングでは、まずトレンド方向にエントリーします。
ここでは、エントリータイミングの見極め方を紹介します。
トレンド転換やトレンド発生初期を狙う
ピラミッティングでは、トレンド転換時やトレンド発生初期を狙うと、利益を大きく伸ばせる可能性が高まります。
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トレンドの終了間際にトレンド方向へエントリーすると、すぐに転換して含み損を抱える可能性があります。
現在の価格がトレンドのどの位置に該当するのかを適切に判断するためにも、日足など長い時間足で相場の大きな流れを読み取るようにしましょう。
押し目買い・戻り売りでエントリーする
ピラミッティングの最初のエントリーポイントは、押し目・戻りを目安にするのがおすすめです。
押し目とは、上昇トレンド発生中の一時的な下落のことで、押し目を狙って買いエントリーをすることを押し目買いといいます。
戻りとは、下降トレンド発生中の一時的な上昇のことで、戻りを狙って売りエントリーをする手法を戻り売りといいます。
下図のように上昇トレンドが発生している場合は、一時的な下落(押し目)が買いエントリーのチャンスです。
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ステップ(2)積み増しをする
ピラミッティングでは、トレンド継続が判断できた場合にポジションを追加(積み増し)します。
ここからは、積み増しするタイミングを詳しく見ていきましょう。
直近の高値・安値を更新したタイミングで積み増す
トレンドが継続しているかの判断基準として、直近の高値・安値の更新があります。
上昇トレンドでは、価格が直近高値を更新すると継続のサインと判断できるため、ポジションの積み増しを検討しましょう。
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移動平均線を基準に積み増す
移動平均線とは、一定期間の終値の平均価格をグラフで表示するテクニカル指標のことです。
移動平均線が大きく傾いているときは強いトレンドの発生、横ばいになっているときは買いと売りの勢力が拮抗しているレンジ相場と判断できます。
トレンド相場では、価格が移動平均線から大きく離れたあと、調整のために移動平均線付近まで戻ることがあります。
下図のように傾きの大きい移動平均線に対し、価格が一時的に下落したタイミングにポジションを追加すると利益拡大を狙えるでしょう。
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ボリンジャーバンドを活用して積み増す
ボリンジャーバンドは移動平均線と、その上下に標準偏差に基づくラインが描かれるテクニカル指標です。
トレンド相場では、一時的に価格がトレンドと逆方向に動いたあと、標準偏差ライン±2σもしくは±3σ付近から再びトレンド方向へ戻る動きが見られることがあります。

下図のような上昇トレンドの場合は、-2σや-3σ付近で積み増すのが効果的です。
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ステップ(3)利確する
ピラミッティングでの利確の目安は、テクニカル分析などでトレンド終了を予測できたタイミングです。
下図のチャートでは、トレンドラインを下にブレイクしたのを確認できたら、トレンドの終了と考えて決済するのが有効です。
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あらかじめ目標利確を設定して利確タイミングを見極めるのもおすすめです。
「一定の利益率に到達した場合」や「特定の価格に到達した場合」など、トレードシナリオを決めておくと計画的な取引がしやすくなるでしょう。
ピラミッティングを使うメリット
ピラミッティングは、トレンド相場で利益を伸ばしやすく、相場を確認しながらポジションを増やせる手法です。
ここでは、ピラミッティングを使うメリットを詳しく紹介します。
トレンド相場で利益を伸ばしやすい
ピラミッティングは、強いトレンドが発生している局面において、単一のポジションを保有し続けるより大きな利益を狙える手法です。
通常のトレードでは最初のエントリーだけでポジションを保有し続けます。
一方、ピラミッティングでは含み益が生じるたびにポジションを追加するため、トレンドが継続するほど合計ポジション数が大きくなり、収益が雪だるま式に膨らみます。
数日から数週間にわたる大きなトレンドでトレードできれば、効率的に利益を狙えるでしょう。
相場を確認しながらポジションを増やせる
ピラミッティングでは、一気に大きなポジションでエントリーするのではなく、相場が想定通りに動いた場合にポジションを追加保有します。
そのため、相場の方向性が不透明な段階で大きなポジションを保有するリスクを避けられます。
相場の動きを見ながらポジションを少しずつ増やせば、想定外の値動きが起こったときも冷静な判断がしやすくなるでしょう。
ピラミッティングを使うデメリット・注意点
ピラミッティングを使う際は、以下の点に注意しましょう。
- トレンドが反転すると損失が大きくなりやすい
- FX初心者には難易度が高い
- レンジ相場では活用できない
それぞれ詳しく解説します。
トレンドが反転すると損失が大きくなりやすい
ピラミッティングでは、ポジションを追加するほど合計ロット数が増えるため、トレンドが反転した場合の損失が大きくなりやすいです。
特に、トレンドが収束しつつある場面で大きなポジションを追加し、反転が起こると、それまでの含み益がなくなるだけでなく、大きな含み損を抱える可能性があります。
トレンド反転時の損失リスクを抑えるには、後半になるほど追加するロット数を減らす「順ピラミッティング」を取り入れるのが良いでしょう。

FX初心者には難易度が高い
ピラミッティングでは、通常のトレードでは求められない以下のような判断が必要になるため、FX初心者には難易度の高い手法です。
- どこで最初のポジションを持つか
- どのタイミングでポジションを追加するか
- どこまでポジションを増やすか
複数のポジションを同時に管理したり、ポジションごとの決済ラインを適切に修正したりするスキルも求められます。
単一のポジションで安定して利益を出せるようになり、損切りと利食いのルールを徹底できて初めてピラミッティングを取り入れても良い段階といえるでしょう。
レンジ相場では活用できない
ピラミッティングは、レンジ相場で効果を発揮しにくいトレード手法です。
レンジ相場では価格が一定の範囲内で上下することが多く、一定方向に価格が動き続けることが少ないです。
そのため、ポジションを増やした直後に価格が戻って損失を重ねる可能性があります。
ピラミッティングを活用する場合は、トレンドが発生しているかどうかを確認したうえでエントリーしましょう。
ピラミッティングとナンピンの違い
ピラミッティングとナンピンの違いは、ポジションの追加タイミングと目的です。
ナンピンとは、含み損が出ている状態でポジションを追加し、平均取得価格を下げることを目的としています。
一方、ピラミッティングは含み益が出ている方向へポジションを追加して利益を拡大する手法です。
それぞれの違いは、以下の通りです。
|
項目 |
ピラミッティング |
ナンピン |
|
ポジション追加のタイミング |
含み益が出ているとき |
含み損が出ているとき |
|
目的 |
利益をさらに伸ばす |
平均取得価格を下げて含み損の早期解消を狙う |
|
想定する相場 |
トレンド相場 |
反発を狙う相場 |
ピラミッティングはトレンドを利用して利益を狙う戦略として使われることが多く、適切なリスクリワードの設定やリスク管理を行えば、効率よく利益を伸ばすことができます。
一方、ナンピンは相場が想定と逆方向に動いた場合に行われるため、使い方を誤ると大きな損失につながる可能性があります。
それぞれの特徴とリスクを理解したうえで使い分けることが大切です。
まとめ:ピラミッティングはトレンド相場を見極めて活用しよう
ピラミッティングは、含み益が出ている方向へポジションを追加し、トレンド相場で利益を効率的に狙う手法です。
安定して利益を狙うには、トレンドの向きやエントリーポイントを適切に見極める必要があります。
そのためには、移動平均線やMACD、ボリンジャーバンドなどのインジケーターを活用して相場分析の精度を高めることが大切です。
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BigBossコラム編集部