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パラボリックとは?見方やトレード手法、設定方法をわかりやすく解説

2024年10月4日

パラボリックとは?

トレーダー
パラボリックって何?

トレーダー
パラボリックってどうやって使うの?

といった疑問はありませんか?

パラボリックとは、チャート上に放物線を描くことで、トレンド転換を予想できるテクニカル指標のことです。

シンプルで使いやすいため、FX初心者の方にもおすすめできる分析方法です。

この記事では、以下の内容について詳しく解説します。

この記事でわかること

  • パラボリックの概要
  • パラボリックの使い方
  • パラボリックと相性が良いテクニカル指標

パラボリックのトレード手法を押さえておけば、トレード戦略の幅が広がるでしょう。

パラボリックを取り入れてみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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パラボリックとは

パラボリックとは、SAR(ストップ・アンド・リバース)と呼ばれる放物線のラインを表示するテクニカル指標です。

パラボリックとは

チャートの上下に表示され、トレンド方向やトレンド転換のタイミングを視覚的に判断できます。

具体的には、SARとチャートの位置関係で、以下のように判断します。

シグナル

トレンド方向

チャートの下に表示される

上昇トレンド

チャートの上に表示される

下降トレンド

SARとチャートが交差して場所が入れ替わったときは、トレンド転換を示唆します。

パラボリックの計算式

パラボリックのSARは以下の計算式で算出されます。

当日SAR=前日SAR+AF×(EPー前日SAR)

AF:加速因数(一般的に0.02からスタートし、最高値または最安値が更新されるたびに上限0.20まで0.02ずつ加算される)
EP:上昇トレンドを示している期間はその期間の最高値、下降トレンドを示している期間はその期間の最安値

トレンドが継続してAFが大きくなるほど、SARの値は大きく動き、チャートに接近します。

最終的にSARがチャートを突破すると、SARは価格の反対側に切り替わり、トレンド転換のシグナルとなります。

なお、チャート上のパラボリックは、自動計算したものが表示されるので、トレーダー自身が計算する必要はありません。

パラボリックの使い方

パラボリックのSARがローソク足より上にある場合は下降トレンド、下にある場合は上昇トレンドが発生していることを示唆します。

パラボリックの基本的な見方

この性質を活かして、買いサイン・売りサインとして活用できます。

ここでは、パラボリックの使い方を詳しく紹介します。

買いサイン

パラボリックのSARがローソク足より上側にあるときは下降トレンドが発生していると判断できます。

SARが価格レートの下に移動してローソク足の下側にタッチしたら、上昇トレンドへの転換を示唆します。

そのため、SARがローソク足の下ヒゲあたりにタッチをしたら買い注文を入れるのが効果的です。

パラボリック 買いサイン

新規の買いポジションを保有するタイミングだけでなく、保有中の売りポジションを決済するチャンスとしても活用できます。

売りサイン

パラボリックのSARがローソク足より下側にあるときは上昇トレンドが発生していると判断できます。

SARが価格レートの上に移動してローソク足の上側にタッチしたら下降トレンドへ転換する可能性があります。

そのため、SARがローソク足の上ヒゲあたりにタッチをしたタイミングに売り注文を入れるのが有効です。

パラボリック 売りサイン

新規で売りポジションを保有するだけでなく、保有中の買いポジションを決済するタイミングとして活用するのも良いでしょう。

パラボリックの設定方法

ここでは、MT4を例にパラボリックの設定方法を紹介します。

MT4を起動させたら上部のメニューバーの「挿入」を押し、「インディケータ」→「トレンド」→「Parabolic SAR」の順でクリックします。

パラボリックの設定方法

以下の画面で、Parabolic SARのパラメーターやラインの色を設定して「OK」を押します。

パラボリック パラメーター設定

ステップは加速因数、上限は加速因数の上限のことをいいます。

まずは、初期設定のまま使用するのがおすすめです。

以下のように表示されれば設定が完了です。

パラボリック チャート表示

パラボリックを使う際の注意点

パラボリックを使う際は、以下の点に注意しましょう。

  • レンジ相場では使えない場合が多い
  • 短期で起伏が多いトレンドでは使いにくい
  • トレンドの強さは把握しにくい

それぞれ詳しく紹介します。

レンジ相場では使えない場合が多い

パラボリックはトレンドの転換点を判断できるテクニカル指標なので、トレンドが発生している局面で使用するのが効果的です。

一方、一定の価格帯を往復するレンジ相場で使用すると、売買サインがだましとなる可能性があります。

だましとは、テクニカル指標の売買サインと異なる方向に値動きする現象のことです。

パラボリックで利益を狙う際は、トレンドの発生を確認したうえで活用しましょう。

編集部 小林
筆者がレンジ相場でパラボリックを使ったときは、売買サイン通りに値動きせず、すぐ損切りする事態になりました。他のテクニカル指標と併用するようにしてから、トレード成績が安定するようになりました。

短期で起伏が多いトレンドでは使いにくい

短期で起伏が多いトレンド相場では、パラボリックが必要以上に反応してしまう場合があります。

一時的な売買サインでエントリーすると、だましに遭う可能性が高まります。

大きな損失を受けないためにも、価格急変の起こりやすい局面を避けたり、複数のテクニカル指標で相場分析をしたりするようにしましょう。

トレンドの強さは把握しにくい

パラボリックは、トレンド方向やトレンド転換を分析できるテクニカル指標ですが、トレンドの強さを把握するのには適していません。

トレンドの強弱がわかると、そのトレンドがどれほど継続するのか、トレンド転換のあとにどのような値動きをするのか予測しやすくなります。

強い上昇トレンドが発生している場合は、トレンド転換が起こる可能性は低いものの、転換時には明確なサインが出やすいと考えられます。

より相場分析の精度を高めるためにも、移動平均線といったトレンドの強弱を分析できるテクニカル指標を活用してみましょう。

パラボリックと相性が良いテクニカル指標

パラボリックによる相場分析の精度を高めるには、相性の良い以下のテクニカル指標と併用するのが効果的です。

  • 移動平均線
  • RSI
  • MACD

一つずつ詳しく解説します。

移動平均線

移動平均線とは、一定期間の価格の平均値を折れ線グラフとして表示させたテクニカル指標です。

チャート上に表示させることで、トレンドの方向性や強弱を認識しやすくなります。

下図のように、移動平均線の角度が大きいときはトレンドの勢いが強く、角度が小さいときはトレンドの勢いが弱いと判断できます。

移動平均線 トレンドの勢い

パラボリックは明確なトレンドが発生しているときに使うのが効果的です。

そのため、移動平均線で明確なトレンドの発生が確認できたときに、パラボリックの売買サインでトレードするのが良いでしょう。

RSI

RSI(アールエスアイ Relative Strength Index)とは、一定期間の為替相場の上昇幅と下落幅の累計に対し、上昇幅の累計が何%を占めるのかを指数化したテクニカル指標です。

下図のように、RSIが70%以上の場合は買われ過ぎ、30%以下の場合は売られ過ぎの相場であることを示します。

RSIの見方

そのため、以下のような売買シグナルとして使用できます。

シグナルサイン

売買方向

RSIが70%以上

売りのシグナル

RSIが30%以下

買いのシグナル

パラボリックとRSIの両方で同じ方向への売買サインが確認できたら、利益を狙えるチャンスです。

下図のようにRSIが70%以上の買われ過ぎを示している場面で、SARが価格チャートの上に移動してローソク足の上側と触れたら、下降トレンドへの転換を予測して売りエントリーを入れるのが有効です。

RSI パラボリック 売りサイン

RSIの特徴と使い方はこちらで詳しく解説!

MACD

MACD(マックディー Moving Average Convergence/Divergence)は、移動平均線を応用したテクニカル指標です。

MACDでは、下図のMACDラインとシグナルラインの2つのラインで値動きを予測するのが効果的です。

MACDの見方

これらのサインが見られたときは、下表のようにトレードすると利益を狙えます。

手法

シグナルサイン

値動きの予想

売買方向

ゴールデンクロス

MACDライン(青)がシグナルライン(オレンジ)を下から上に抜ける

上昇する可能性が高い

買いのシグナル

デッドクロス

MACDライン(青)がシグナルライン(オレンジ)を上から下に抜ける

下落する可能性が高い

売りのシグナル

パラボリックとMACDの両方で同じ方向への売買サインが出れば、勝率の高いエントリーポイントとして活用できます。

下図のようにMACDでゴールデンクロスが確認できた相場で、SARが価格レートの下に移動してローソク足の下側に触れたら買いエントリーを入れるのが有効です。

MACD パラボリック 買いサイン

MACDの特徴と使い方はこちらで詳しく解説!

パラボリックに関するよくある質問

最後にパラボリックに関するよくある質問に回答していきます。

パラボリックが使えないと言われるのはなぜ?

パラボリックが使えないと言われるのは、相場状況によって誤った売買サインが発生することがあるためです。

レンジ相場や短期で起伏が多いトレンド相場では、頻繁にSARとチャートが入れ替わる現象が起き、適切なタイミングで売買するのが難しいです。

相場分析の精度を高めたいときは、移動平均線やRSIなどと併用するのがおすすめです。

パラボリックのおすすめのパラメーター設定は?

パラボリックは、加速因数の設定を変更することができます。

加速因数は、0.02(最大値0.2)に設定して使うことが多く、これがデフォルト値としても広く採用されています。

なお、MT4・MT5では加速因数が「ステップ」と表示されているので注意しましょう。

まとめ:パラボリックの使い方を押さえてFXで利益を狙おう

パラボリックは、放物線をチャートに表示させることで、トレンド転換を見極められるテクニカル指標です。

視認性に優れていることから、FX初心者にも使いやすいとされています。

パラボリックを活用してFXで利益を狙いたい方は、30種類以上のインジケーターが利用できるMT4やMT5を採用しているFX業者を選びましょう。

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▼この記事を書いた人

BigBossコラム編集部

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