


といった疑問はありませんか?
ドテン注文とは、保有しているポジションを決済した直後に、逆方向のエントリーをする注文方法です。
ドテン注文を使うとトレンド転換やレンジ相場に対応しやすくなる反面、損失が拡大する恐れがあるので、どのような注意点があるのかを押さえておきましょう。
この記事では、以下の内容について詳しく解説します。
この記事でわかること
- ドテン注文の概要
- ドテン注文を使ったFXトレードの具体例
- ドテン注文のメリット・デメリット
ドテン注文の注意点やコツを押さえておけば、トレードの幅が広がりやすくなるでしょう。
ドテン注文を取り入れてみたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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Contents
ドテン注文とは
ドテン注文とは、保有しているポジションを決済した直後に、逆方向のエントリーをする注文方法です。
例えば、買いポジションを保有している場合は、決済してすぐに売り注文を出すのがドテン注文です。
ドテン注文には、ドテン買いとドテン売りの2つがあります。
それぞれの概要を詳しく見ていきましょう。
ドテン買い

ドテン買いは、保有中の売りポジションを決済してすぐに買いエントリーを出す注文方法です。
相場が下落から上昇に転じたときに取り入れるのが一般的です。
ドテン売り

ドテン売りは、保有している買いポジションを決済した直後に、売りポジションを保有するドテン注文のことをいいます。
上昇トレンドから下落トレンドに転換したタイミングで取り入れるのが効果的です。
ドテン注文を使ったトレード手法
ドテン注文を使ったトレード手法には、以下のようなものがあります。
- レンジ相場の往復を狙う
- レンジ相場のブレイクアウトを狙う
- トレンド転換を狙う
それぞれ詳しく紹介します。
1.レンジ相場の往復を狙う

ドテン注文では、レンジ相場の往復で利益を狙うことができます。
例えば、以下のような流れで取り入れるのが効果的です。
- サポートラインで反発したときに買いポジションを保有する
- レジスタンスラインで反落したときに買いポジションを決済する
- 同時に売りポジションを保有する
ドテン注文を取り入れれば、レンジ相場の往復を狙って効率的に利益を狙える可能性があります。
2.レンジ相場のブレイクアウトを狙う

ドテン注文には、レンジ相場の往復だけでなく、ブレイクアウトを狙った手法もあります。
レンジ相場のブレイクアウトとは、価格がレジスタンスラインやサポートラインを突き抜ける現象のことをいいます。
例えば、以下のような流れで取り入れることが多いです。
- レジスタンスラインに近づいたタイミングに反発を予測して売りポジションを保有する
- 予測に反して価格が上に突き抜けた場合に売りポジションを損切りする
- 売りポジションの損切り直後に買いポジションを保有する
ブレイクアウト後は、突き抜けた方向に大きな値動きが起こる可能性があるため、売りポジションの損失以上の利益を狙える可能性があります。
3.トレンド転換を狙う

トレンド転換が起こるタイミングにドテン注文を入れる手法もあります。
例えば、以下のような流れで取り入れるケースが多いです。
- 上昇トレンドが発生時に買いポジションを保有している
- トレンド転換を確認後、買いポジションの利益確定の決済を入れる
- 決済直後に売りエントリーを入れる
ドテン注文によってトレンド転換に素早く対応できれば、損失の拡大を抑えながら利幅を大きくできる可能性があります。
ドテン注文を使うメリット
ドテン注文を使うメリットには、以下のようなものがあります。
- トレンド転換に素早く対応できる
- レンジ相場で効率的に利益を狙える
- 損失を補填しやすい
一つずつ詳しく紹介します。
1.トレンド転換に素早く対応できる
通常のトレードでは、トレンド転換を確認したらポジションを決済し、相場分析をやり直して次のエントリーチャンスを待つことが多いです。
一方、ドテン注文では、決済と同時に反対方向のポジションを保有するため、相場の転換点を逃さず取引を続けられます。
例えば、買いポジションで利益を出していた場面で、下落に転じたと判断してすぐに売りポジションに切り替えられれば、上昇と下落の両方で利益を狙いやすくなります。
2.レンジ相場で効率的に利益を狙える
ドテン注文は、トレンド発生時だけでなく、レンジ相場でも効果的な手法となります。
レンジ相場は、ボラティリティ(価格変動率)が低く、1回のトレードで狙える利益が少ない傾向にあります。
ドテン注文を取り入れれば、トレードとトレードの間を短くでき、より効率的に利益を積み重ねやすくなるでしょう。
3.損失を補填しやすい
ドテン注文は、含み損が出たポジションを決済するだけより、損失を補填しやすくなります。
例えば、買いポジションで含み損が出たときにドテン売りをすれば、損失の拡大を抑えられるだけでなく、新たなポジションで得た利益で損失を補填できる可能性があります。
ドテン注文を使うデメリット・注意点
ドテン注文にはメリットだけでなく、以下のようなデメリット・注意点も存在します。
- 損失が拡大するリスクがある
- 取引コストが大きくなりやすい
- トレンド転換を見極めるのが難しい
一つずつ詳しく紹介します。
1.損失が拡大するリスクがある
ドテン注文には、手放したポジションと新たに保有したポジションの両方で含み損が発生し、大きな損失を受けるリスクがあります。
例えば、以下のようなケースが挙げられます。
- 売りポジションを保有した直後に上昇トレンドへの転換が発生
- 売りポジションに含み損が発生したので損切り
- 同時に買いポジションを保有する
- 下降トレンドに戻り、保有した買いポジションでも含み損が発生した
ドテン注文で大きな損失を受けないためにも、ドテン注文が成功するといえる根拠があるタイミングに絞って取り入れましょう。
2.取引コストが大きくなりやすい
ドテン注文は、決済と同時に新規ポジションを保有する手法のため、その分スプレッドや取引手数料がかかります。
ドテン注文を頻繁に繰り返せば、取引コストによって手元に残る利益が減ってしまう可能性があります。
そのような事態を避けるためにも、ドテン注文を無闇に取り入れるのは避けましょう。
3.トレンド転換を見極めるのが難しい
ドテン注文で大きな利益を得るには、トレンド転換のタイミングを見極めることが大切です。
しかし、トレンド転換を完全に予測するのは難しく、テクニカル指標のサインがだましになったり、想定外の値動きをしたりする可能性があります。
予測していたトレンド転換が起きない状況でドテン注文をすると、大きな損失を受ける原因になります。
ドテン注文を成功させるためにも、複数のテクニカル指標を併用するなどして相場分析の精度を高めましょう。
ドテン注文をFXトレードに取り入れるときのポイント
ドテン注文をFXトレードに取り入れるときは、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 根拠のあるタイミングに絞る
- 損切り・利益確定ラインを決めておく
- ロット数を上げ過ぎない
それぞれ詳しく解説します。
1.根拠のあるタイミングに絞る
ドテン注文が失敗すると大きな損失を抱える可能性があるので、根拠のあるタイミングに絞って取り入れるようにしましょう。
ドテン注文と相性の良いテクニカル指標には、移動平均線があります。
設定期間の異なる2本の移動平均線を使ったゴールデンクロス・デッドクロスは、トレンドの転換点を示します。

具体的には、以下のような売買サインとして活用できます。
| 手法 | シグナルサイン | 売買方向 |
| ゴールデンクロス | 短期移動線が長期移動線を下から上に抜ける | 買いのシグナル |
| デッドクロス | 短期移動線が長期移動線を上から下に抜ける | 売りのシグナル |
複数のテクニカル指標を併用し、トレンド転換が起こる根拠のあるタイミングに絞ってトレードしましょう。
2.損切り・利益確定ラインを決めておく
ドテン注文で適切な損切り・利益確定ができないと、損失が拡大したり利益を逃したりする可能性が高まります。
ドテン注文をする際は「どの価格帯で損切り・利益確定をするか」を決めておきましょう。
▶損切りラインの決め方はこちらで詳しく解説!
▶利益確定ラインの決め方はこちらで詳しく解説!
3.ロット数を上げ過ぎない
同じ値幅でもロット数が大きくなれば、発生する損失額も以下のように増加します。
| 1pips | 10pips | 100pips | |
| 0.1ロット | 10円 | 100円 | 1,000円 |
| 1ロット | 100円 | 1,000円 | 10,000円 |
| 10ロット | 1,000円 | 10,000円 | 100,000円 |
ドテン注文を取り入れる際は、トレード資金や許容できる損失額に応じた適切なロット数でトレードするようにしましょう。
まとめ:適切な相場分析をしたうえでドテン注文を取り入れよう
ドテン注文を取り入れると、トレンド転換やレンジ相場の往復に素早く反応でき、トレード戦略の幅が広がります。
一方で、損失が拡大したり取引コストがかさんだりするリスクがあるので注意が必要です。
ドテン注文で安定した利益を狙うためにも、テクニカル指標でトレンド転換が発生するといえる根拠のあるタイミングに絞って取り入れるようにしましょう。
複数のテクニカル指標を併用してドテン注文の成功率を高めたい方は、30種類以上のインジケーターが利用できるMT4やMT5を採用しているFX業者を選びましょう。
MT4やMT5に対応していて、初期費用の少ない人でも利用しやすいFX業者を探している方には、BigBossをおすすめします。
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BigBossコラム編集部