


といった疑問はありませんか?
セリングクライマックスとは、下落相場の最終局面で発生する暴落のことです。
発生を確認できたときは、暴落に乗った順張りや反発を予測した逆張りをするのが有効とされています。
この記事では、以下の内容について詳しく解説します。
この記事でわかること
- セリングクライマックスの意味と起こる要因
- セリングクライマックスを活用するメリット・デメリット
- インジケーターと併用したエントリーポイントの見極め方
セリングクライマックスを活用すれば、大きな利益を狙いやすくなるでしょう。
下降トレンド時のエントリーチャンスを増やしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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Contents
セリングクライマックスとは

セリングクライマックス(セリクラ)とは、下落相場の最終局面で起こる暴落のことで、セリング(売り)とクライマックス(最高潮)を組み合わせてできた用語です。
短期間で相場が大きく下がったあとに、売りが出尽くすことで反発が起きやすく、トレンド転換のシグナルとして機能することもあります。
セリングクライマックスに乗った順張りを狙うトレード手法も有効とされています。
バイイングクライマックスとの違い

バイイングクライマックスとは、上昇トレンドで買いが集まり相場の急騰が進むことをいい、セリングクライマックスと逆の現象になります。
上昇トレンドの最終局面で起こり、発生後は下降トレンドに転じる可能性があります。
セリングクライマックスが起こる要因
セリングクライマックスは、地政学リスクやネガティブ情報、売りの連鎖を要因に起こるとされています。
ここでは、発生要因を詳しく解説します。
地政学リスクやネガティブな情報
セリングクライマックスは、戦争や自然災害といった地政学リスク、大規模な金融政策の転換といった不況の原因となりうるネガティブな情報が出たときに発生することがあります。
ネガティブなニュースが報道されると、市場に不安が広がり、損失を避けようとするトレーダーが一斉に売却を始めます。
その結果、売りの勢いが加速することで、相場の暴落が発生しやすくなるのです。
売りの連鎖
下降トレンドが発生すると、一般的にトレンドに乗って順張りトレードをするトレーダーが増えやすくなります。
買いポジションを保有しているトレーダーは、さらなる下落を恐れて損切り注文をする傾向があります。
この2つの動きから下落の勢いが強まり、セリングクライマックスが発生する要因となるのです。
セリングクライマックスを活用するメリット・デメリット
セリングクライマックスを活用すると、大きな利益を狙いやすくなる反面、さらなる暴落に巻き込まれるリスクもあります。
ここでは、トレードに取り入れるメリット・デメリットを紹介します。
メリット
セリングクライマックスの大きな下落やそのあとの反発を予測できれば、大きな利益を狙いやすくなります。
中でも、セリングクライマックス発生後のトレンド転換の起点に買いエントリーをできると、上昇トレンドに乗って利益を伸ばせる可能性があります。
デメリット
セリングクライマックスは、いつ発生するのか、いつトレンド転換が起こるのかを見極めるのが難しい傾向があります。
発生が確認できても相場が反転せず、さらなる下落が発生する可能性も少なくありません。
下落に巻き込まれると、大きな損失を受けてしまうので注意が必要です。
セリングクライマックスを活用するときのポイント
セリングクライマックスを活用するときは、以下のポイントを押さえておきましょう。
- インジケーターを活用する
- 損切りラインを設定する
- ロットを抑える
それぞれ詳しく紹介します。
インジケーターを活用する
セリングクライマックスは、発生の有無やトレンド転換のタイミングを見極めるのが難しいです。
そのため、トレンドの継続や転換を予測できるインジケーターを活用するのがおすすめです。
ここでは、ボリンジャーバンドとRSIを活用したトレード手法を紹介します。
ボリンジャーバンドを併用した順張りトレード
下降トレンド中の大きな下落であるセリングクライマックスを狙って順張りをすれば、大きな利益を狙える可能性があります。
順張りをするタイミングを見極めるには、ボリンジャーバンドのスクイーズとバンドウォークのサインを活用するのがおすすめです。
ボリンジャーバンドとは、下図のように移動平均線と標準偏差に基づくラインで構成されたインジケーターです。

標準偏差ライン内に値動きが収まるのは以下の確率とされています。
|
標準偏差 |
ライン内に収まる確率 |
|
±1σ(シグマ) |
68.3% |
|
±2σ(シグマ) |
95.4% |
|
±3σ(シグマ) |
99.7% |
スクイーズとは、ボリンジャーバンドの収縮のことをいい、発生後にバンドが拡大すると大きなトレンドが発生する可能性があります。
バンドウォークは、チャートが中央の移動平均線に戻らず、標準偏差に沿って価格が移動する現象のことです。
スクイーズからバンドの拡大が発生し、その後バンドウォークが確認できたら、トレンドの継続が予測できます。
下図では、スクイーズからバンドの拡大、バンドウォークが確認できたので、さらなる下落となるセリングクライマックスが発生する可能性があると判断できます。
バンドウォークを確認後に売りエントリーを入れれば、大きな利益を狙えるでしょう。

RSIを活用した逆張りトレード
セリングクライマックスが発生したあとは、トレンド転換が起こる可能性があります。
価格の反転を狙って逆張りトレードができれば、大きな利益を狙えます。
逆張りトレードをする際は、オシレーター系インジケーターのRSIを活用するのがおすすめです。
RSIは、下図のように70%以上を示すときは買われ過ぎ、30%以下を示すときは売られ過ぎと判断できるインジケーターです。

下降トレンド時のさらなる価格の急落が見られた下図では、RSIが30%以下の売られ過ぎを示したため、反発を狙った逆張りトレードのチャンスとして捉えられます。

損切りラインを設定する
セリングクライマックスを活用するときは、想定通りに価格が動かなかったときに備えて損切りラインを決めておきましょう。
具体的には「〇〇円の損失が出たら決済する」「〇〇pips逆行したら損失を確定させる」のように設定します。
事前に損切りラインを決めても、適切な決済ができないときは、逆指値注文を活用するのがおすすめです。
逆指値注文を入れれば、指定した価格に到達したときに自動決済されるように設定できます。
▶損切りラインの決め方はこちらで詳しく解説!
▶逆指値注文の方法はこちらで詳しく解説!
ロットを抑える
セリングクライマックスを狙ってトレードする際は、ロット(取引通貨量)を抑えるのがおすすめです。
ロットが大き過ぎると、想定外の値動きに巻き込まれたときに受ける損失が大きくなります。
ロスカットリスクを抑えるためにも、トレード資金や許容できる損失額に合ったロット数でトレードしましょう。
まとめ:セリングクライマックスはインジケーターと併用して利益を狙おう
セリングクライマックスは、下落相場の最終局面で起こる暴落のことで、発生後に上昇トレンドへの転換が起こる可能性があります。
発生タイミングを見極められれば、大きな利益を狙える反面、さらなる暴落に巻き込まれるリスクがあります。
そのようなリスクを抑えるためにも、トレンドの継続や転換を予想できるインジケーターを活用するのがおすすめです。
セリングクライマックスを狙ったトレードを取り入れたい方は、30種類以上のインジケーターが利用できるMT4やMT5を採用しているFX業者を選びましょう。
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BigBossコラム編集部