「FXでポジションを長期保有するメリットって何?」
「ポジションを長期保有して利益を狙うには、どうしたらいいの?」
といった疑問をもっていませんか?
FXを始めるにあたって、どのようなトレードスタイルで利益を狙えばいいかを悩んでいる方も多いでしょう。
中には、ポジションを長期保有するスタイルが気になり、メリットやデメリットを知りたい方もいるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。
- FXでポジションを長期保有するメリット・デメリット
- ポジションを長期保有するときのポイント
- ポジションを長期保有するときのFX業者の選び方
FXで長期保有するメリットやデメリットを押さえ、自分に合うトレードスタイルを見つけられれば、FXで利益を狙いやすくなるでしょう。
これからFXを始めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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Contents
FXの長期保有とは?
FXの長期保有とは、ポジションを数週間~数年間保有し続ける取引方法で、ポジショントレードとも呼ばれます。
FXは通貨を売買することで利益を狙うのが基本となるため、常にチャートを見続ける必要があると考える人もいます。
ところが、ポジションを長期保有する場合は、チャートを頻繁にチェックする必要が基本的にありません。
そのため、忙しくて頻繁にトレードできない人には長期保有するトレードスタイルがおすすめです。
なお、FXにはポジショントレードを含む以下の4つのトレードスタイルがあります。
トレードスタイル | 取引期間 | 特徴 |
スキャルピング | 数秒から数分 | ポジションの保有期間が短いので、急激な相場変動に巻き込まれる前に損切りができ、大きな損失を出しにくい |
デイトレード | 当日中 | ポジションを翌日に持ち越さないため、夜間に大きな損失が発生しにくい |
スイングトレード | 数日から数週間 | 100pips以上の大きな利益を狙うスタイルで、チャートを見続けなくても取引ができる |
ポジショントレード | 数週間以上 | 他のトレードスタイルよりも多くのスワップポイントを狙いやすい |
FXでポジションを長期保有して利益を得る方法
FXでポジションを長期保有する場合、為替差益とスワップポイントで利益を狙えます。
それぞれの仕組みを詳しく解説します。
為替差益
為替差益とは、FXで為替レートの変動を利用して得られる利益です。
例えば、為替レートが1ドル=130円のときに買いエントリーし、1ドル=140円に上昇したときに決済すれば10円の利益が狙えます。
ポジションの長期保有で為替差益を狙うには、相場が今度どのような値動きをするかを長期視点で予測することが大切です。
スワップポイント
スワップポイントとは、2つの通貨を売買したときに生じる金利差のことです。
FXでは、低金利通貨を売って高金利通貨を買った場合に、その金利差分をスワップポイントとして受け取れます。
スワップポイントはポジションを保有している間、毎日発生するので、長期保有することで利益を積み重ねられる可能性があります。
FXでポジションを長期保有するメリット
FXでポジションを長期保有するメリットは、以下の通りです。
- スワップポイントを受け取れる
- 1度の取引で大きな利益を狙える
- 取引コストを抑えられる
- 忙しい人でも取引しやすい
- 細かい値動きを気にしなくて良い
それぞれ詳しく見ていきましょう。
1.スワップポイントを受け取れる
FXでは、ポジションを持ち越すことで、1日ごとにスワップポイントを受け取れます。
BigBossでは基本的に、ニューヨーク市場が閉まる時間(夏時間は6時、冬時間は7時)になると1日分のスワップポイントを受け取れます。
そのため、保有する期間が長くなるほど、多くのスワップポイントを獲得することが可能です。
獲得できるスワップポイントを増やすには、金利差が広い通貨ペアを選ぶ必要があります。
2.1度の取引で大きな利益を狙える
FXの価格は、長期保有するほど、変動幅が大きくなる傾向があります。
例えば、下図のユーロ/円の日足チャートでは、買いポジションを1日保有するだけでは160pipsほどの値幅しか狙えませんが、3ヶ月保有すれば約1,900pipsの利幅を狙えることになります。
1ロット(10万通貨)で取引していた場合に得られる利益は、以下のように大きな差があります。
保有期間(獲得pips) | 1ロット保有時の利益 |
1日(160pips) | 16万円 |
3ヶ月(1,900pips) | 190万円 |
長期保有であれば、頻繁にトレードを繰り返さなくても、数千pipsの利益を狙える可能性があります。
3.取引コストを抑えられる
FXでは、スプレッドが実質的な取引コストになります。
スプレッドとは、通貨ペアの間で発生する買値と売値の価格差を指し、取引する度に差し引かれるものです。
そのため、スキャルピングやデイトレードのように頻繁に取引をするトレードスタイルでは、取引コストが大きくなりやすい傾向があります。
一方、長期保有はトレード回数が少ないため、取引コストを抑えらえるメリットがあります。
4.忙しい人でも取引しやすい
FXの長期保有は、数週間~数年間と長期に渡って運用する手法なので、ポジションを保有したあとは何度もチャートを確認する必要が基本的にありません。
毎日5分チェックするだけでも良いので、忙しい人でも取引しやすいメリットがあります。
仕事や家事との両立を考えている人は、長期保有を検討してみましょう。
5.細かい値動きを気にしなくて良い
ポジションの保有期間が短いスキャルピングやデイトレードは、短時間の細かい値動きがトレード成績に大きな影響を与えます。
そのため、価格が動くたびに一喜一憂して精神的にストレスを感じてしまうこともあるでしょう。
一方、長期保有は利益確定・損切りまでの値幅が大きいので、値動きによる精神的な負担が小さくなります。
FXトレードで精神的なストレスを感じたくない人や、マイペースに取引したい人は、長期保有を前提としたトレードスタイルを取り入れてみましょう。
FXでポジションを長期保有するデメリット
FXでポジションを長期保有するトレードスタイルは、多くのメリットがある反面、以下のようなデメリットもあります。
- 利益を得るまで時間がかかる
- 資金を多めに用意しなければならない
- マイナススワップが発生することがある
それぞれのデメリットを解説します。
1.利益を得るまで時間がかかる
長期保有する場合は、少しの利益が発生しても、利益確定しないのが基本です。
最低でも数百pips以上の利益が出るまでは、利益確定を見送らなければなりません。
為替相場は、一方向だけに価格が動き続けるケースはほとんどないため、利益確定までの時間が長くなってしまうでしょう。
2.資金を多めに用意しなければならない
証拠金が少ない状態で、ポジションを長期保有すると、想定外の値動きに巻き込まれたときにロスカットを受ける可能性が高まります。
ロスカットとは、トレーダーが抱えている含み損が拡大し、証拠金維持率が一定の水準まで下落したときに、FX業者が強制的に決済する仕組みのことです。
証拠金維持率は「純資産(口座残高−含み損)÷必要証拠金×100(%)」で求められる数値で、この比率が大きいほど口座残高に余裕がある状態といえます。
ポジションを長期保有する場合、損切り幅にも余裕を持たせなければなりません。
損切り幅が大きくなれば、含み損が増えやすくなるため、より多くの資金を用意しておかなければ、ロスカットのリスクが高くなります。
ロスカットによる損失額を抑えるためには、十分な証拠金を入金し、ある程度の含み損に耐えられる状態にしておくことが大切です。
3.マイナススワップが発生することがある
ポジションを長期保有していれば、必ずスワップポイントを受け取れるわけではありません。
高金利通貨を売って低金利通貨を買った場合は、ポジションを保有している間、スワップポイントを支払わなければなりません。
これをマイナススワップと呼び、長期保有するほど、負担が大きくなってしまいます。
例えば、金利の高いトルコリラを売り、低金利の日本円を買うと、マイナススワップが発生します。
マイナススワップを避けるためには、通貨ペアの金利差を確認したうえでエントリーすることが大切です。
FXでポジションを長期保有する際のポイント
FXでポジションを長期保有して利益を狙うためには、以下のポイントを押さえて取引することが大切です。
- スワップポイントを受け取れる通貨ペアを選ぶ
- 値動きが安定している通貨を選ぶ
- ロットを抑えて取引する
- 損切りラインを決めておく
それぞれのポイントを順番に見ていきましょう。
1.スワップポイントを受け取れる通貨ペアを選ぶ
通貨ペアの金利差によっては、スワップポイントを受け取れない可能性があるので、長期保有で利益を狙うためには、どの通貨ペアを選ぶかが鍵となります。
通貨ペアを決める際は、FX業者の公式サイトや、MT4・MT5といった取引ツールでスワップポイントを確認しておきましょう。
また、通貨同士に金利差があっても、高金利通貨を売って低金利通貨を買った場合はマイナススワップが発生するので、エントリーする方向性にも注意が必要です。
例えば、USD/TRY(米ドル/トルコリラ)の場合は、買いポジションではなく、売りポジションを保有しなければなりません。
2.値動きが安定している通貨を選ぶ
長期保有して為替差益を狙う場合は、値動きが安定している通貨ペアを選びましょう。
取引する人が少なく、流動性の低いマイナー通貨は、ネガティブなニュース1本で値動きが大きくなる傾向があります。
そのため、相場の予測が難しく、大きな損失を受ける可能性があります。
特にFX初心者は、リスクを避けるためにも、値動きが安定しやすい米ドル/円やユーロ/米ドルなどから取引するのがおすすめです。
▶急激な値動きが発生する原因はこちらで詳しく解説!
▶初心者におすすめの通貨ペアはこちらで詳しく解説!
3.ロットを抑えて取引する
損切り幅に余裕を持たせる必要がある長期保有では、ロット数を大きくするほど、損失リスクが高くなります。
大きな損失を受けないためにも、FXで長期保有するときは適切なロット数でエントリーすることが大切です。
ロット数を抑えても、獲得値幅を大きく設定すれば、十分な利益を狙えるので、ロット数を上げすぎないようにしましょう。
4.損切りラインを決めておく
ポジションを長期保有する場合、あらかじめ損切りラインを決めておくことが大切です。
「含み損が解消されるかもしれない」と損切りを先送りにすると、ロスカットにより大きな損失を受ける可能性があります。
「〇〇pips逆行したら決済する」のように、あらかじめ損切りラインを決めておくと、冷静に損切りしやすくなります。
損失を受けたくない気持ちから損切りできない場合は、逆指値注文を活用して自動的に決済されるように設定しておくのもおすすめです。
▶損切りルールの決め方はこちらで詳しく解説!
▶逆指値注文の設定方法の詳細はこちらで詳しく解説!
FXでポジションの長期保有をする際のFX業者の選び方
FXでポジションの長期保有をする際は、以下のような特徴のあるFX業者を選ぶのがおすすめです。
- レバレッジが高い
- ゼロカットシステムを導入している
- スワップポイントが高い
それぞれ詳しく解説します。
1.レバレッジが高い
先述した通り、ポジションを長期保有して利益を狙う場合、ロスカットのリスクを下げるために多くの資金が必要となります。
少しでも必要な資金を抑えるためには、レバレッジの高い業者を選ぶのがおすすめです。
国内FXではレバレッジの上限が25倍と法律で決められていますが、海外FX業者には日本の法律が適用されないため、上限が定められていません。
ここでは、レバレッジの異なる国内FX業者と海外FX業者で必要な資金がどのくらい変わるのか計算してみましょう。
国内FX業者の場合
国内FX業者の最小取引通貨は、一般的に1,000通貨とされています。
1ドル=140円のときに米ドル/円をトレードする場合は、少なくとも5,600円の資金が必要となります。
140円×1,000通貨÷25倍=5,600円
海外FX業者(BigBoss)の場合
BigBossの最小取引通貨量は1,000通貨で、最大レバレッジは1,111倍です。
BigBossで1ドル=140円のときに米ドル/円をトレードする場合、必要な資金は126円ほどです。
140円×1,000通貨÷1111=約126円
このように、高いレバレッジを設定できる海外FX業者であれば、少額資金でポジションを保有できます。
2.ゼロカットシステムを導入している
ポジションの保有中に大きな値動きに巻き込まれ、ロスカットによって口座残高がマイナスになると、証拠金を追加入金しなければならない「追証(追加証拠金)」が発生します。
追証が発生すれば、口座資金以上の損失を受け、日常生活に大きな影響が出てしまうことがあります。
ゼロカットシステムを導入している海外FX業者であれば、口座資金以上の損失を受ける心配がほとんどありません。
ゼロカットシステムとは、口座資金以上の損失が出たときに、FX業者がマイナス分を補填してくれるシステムのことです。
BigBossではゼロカットシステムを導入しているため、口座資金以上の損失を受けたくない方は、BigBossで口座開設をしてみましょう。
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▶︎ゼロカットシステムを採用しているおすすめの海外FX業者はこちらで詳しく解説!
3.スワップポイントが高い
スワップポイントは、通貨ペアだけでなく、FX業者によっても異なります。
そのため、長期保有でより多くの利益を狙うには、スワップポイントを高く設定しているFX業者を選ぶことが大切です。
公式サイトにスワップポイントを公表しているFX業者もあるので、口座開設前に確認しておきましょう。
FXの長期保有は海外FX業者がおすすめ
FXでポジションの長期保有を検討している場合は、レバレッジが高く、ゼロカットシステムを導入している海外FX業者を利用するのがおすすめです。
ここでは、FXの長期保有におすすめの以下の海外FX業者を紹介します。
- BigBoss
- XM
- FXGT
一つずつ詳しく見ていきましょう。
1.BigBoss
FX業者名 | BigBoss |
金融ライセンス | セントビンセント・グレナディーン金融庁 |
最大レバレッジ | 1,111倍 |
最低入金額 | 設定なし |
スプレッド(USD/JPY) | 1.8pips(スタンダード口座)
※2023年11月28日13時36分時点 |
ゼロカットシステム | あり |
ボーナスキャンペーン |
|
口座開設にかかる時間 | 最短3分 |
※2023年11月現在
BigBossは、最大レバレッジ1,111倍で取引ができる海外FX業者です。
BigBossでは、入金ボーナスキャンペーン(不定期開催)に参加できたり、取引毎にBigBossPointを獲得できたりするので、資金の少ない人でもFXの長期保有に挑戦しやすいでしょう。
クイック口座開設であれば、最短3分で取引を始められるので、すぐにトレードを始めたい人は、ぜひ口座開設をしてみてください。
最短3分で口座開設できる!
2.XM
出典:XM
FX業者名 | XM |
金融ライセンス | セーシェル共和国金融庁 |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
最低入金額 | 500円 |
スプレッド(USD/JPY) | 2.4pips(スタンダード口座)
※2023年11月28日13時40分時点 |
ゼロカットシステム | あり |
ボーナスキャンペーン |
|
口座開設にかかる時間 | 最短30分~1営業日 |
※2023年11月現在
XMは、最大1,000倍のレバレッジで取引できる海外FX業者です。
口座開設ボーナスや入金ボーナスといったキャンペーンを開催しているので、資金の少ない人でも利用しやすいでしょう。
ただし、スプレッドが広がりやすかったり、KIWAMI極口座・Zero口座では入金ボーナスキャンペーンに参加できなかったりするので注意が必要です。
3.FXGT
出典:FXGT
FX業者名 | FXGT |
金融ライセンス | セーシェル共和国金融庁 |
最大レバレッジ | 1,000倍 |
最低入金額 | 500円 |
スプレッド(USD/JPY) | 2.2pips(スタンダード口座)
※2023年11月28日13時49分時点 |
ゼロカットシステム | あり |
ボーナスキャンペーン |
|
口座開設にかかる時間 | 最短30分〜1営業日 |
※2023年11月現在
FXGTはXMと同様に、最大1,000倍のレバレッジで取引できる海外FX業者です。
ボーナスキャンペーンも充実していて、初心者でも利用しやすいでしょう。
ただし、ロスカット水準が40%と他社よりも高い口座があるため、注意が必要です。
まとめ:FXでポジションを長期保有して利益を狙おう
FXでポジションを長期保有する手法は、スワップポイントが受け取れたり、1度で大きな利益を狙えたりするメリットがあります。
チャートを見続ける必要がないため、忙しい人にもおすすめできるトレードスタイルです。
ポジションの長期保有を始めたい方は、レバレッジが高く、ゼロカットシステムを導入しているFX業者を選びましょう。
レバレッジが高く、ゼロカットシステムを導入しているFX業者を探している方には、BigBossをおすすめします。
BigBossで取引するメリットは3つあります。
- 最大2,222倍のレバレッジで取引できる
- 取引毎にBigBossPointがもらえる
- 約定力が高いSTP/ECN方式を採用
BigBossでは最大2,222倍の高いレバレッジで取引できます。さらに取引毎にBigBossPointを獲得できます。
また、プロスプレッド口座ではSTP/ECN方式を採用しており、約定力の高い環境で取引できます。
ぜひ、口座開設をしてみてください。
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