


といった疑問はありませんか?
ボリンジャーバンドとは、アメリカの投資家ジョン・ボリンジャーが考案したテクニカル指標です。
移動平均線と標準偏差で構成されており、標準偏差が作り出すバンドの収縮と拡大、ローソク足との位置関係から今後のトレンドの方向性を予想できます。
この記事では、以下の内容について詳しく解説します。
この記事でわかること
- ボリンジャーバンドを使ったトレード手法
- ボリンジャーバンドと相性の良いインジケーター
- ボリンジャーバンドを使うときのポイント
ボリンジャーバンドのトレード手法を身に付けておけば、相場分析の精度が高まるでしょう。
これからFX取引を始める方は、ぜひ参考にしてみてください。
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Contents
ボリンジャーバンドとは
ボリンジャーバンドとは、アメリカの投資家ジョン・ボリンジャーが考案した、移動平均線と標準偏差で構成されているテクニカル指標です。

標準偏差とは、ある一定期間の価格の平均値から、どのくらいのばらつきがあるのかを表した数値です。
それぞれのラインの特徴は、以下の通りです。
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移動平均線 |
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標準偏差±1σ |
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標準偏差±2σ |
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ボリンジャーバンドを使ったトレード手法
ボリンジャーバンドを使ったトレード手法には、順張りと逆張りがあります。
それぞれの具体的な手法を詳しく紹介します。
順張り手法
ボリンジャーバンドでは、以下のトレンドの継続に乗った順張りトレードが有効です。
- スクイーズからエクスパンションへの移行を確認する
- バンドウォークを狙ってエントリーする
トレードの手順を詳しく解説します。
1.スクイーズからエクスパンションへの移行を確認する
スクイーズとは、ボリンジャーバンドが下図のように収縮している状態をいい、価格のもみ合いを表します。

一方、ボリンジャーバンドが拡大している状態をエクスパンションといい、スクイーズの発生後に見られることが多いです。

スクイーズからエクスパンションへの移行が確認できたときは、大きなトレンドが発生する可能性があります。
例えば、スクイーズからエクスパンションへの移行が見られる下図のチャートでは、下降トレンドの発生が予測できます。

2.バンドウォークを狙ってエントリーする
バンドウォークとは、中央の移動平均線に戻らず、標準偏差±1σ、±2σに沿って価格が変動することを指します。
バンドウォークが見られたら、トレンドの継続が予測できるため、順張りで利益を狙いやすい局面といえます。
下図のように、-2σに沿ったバンドウォークが確認できたときに売りでエントリーし、中央の移動平均線を割ったところで決済するのが効果的です。

逆張り手法
ボリンジャーバンドでは、標準偏差の反転を狙ってトレンドに逆らったトレードをする逆張り手法も有効です。
ボリンジャーバンドの標準偏差に値動きが収まるのは、以下の確率といわれています。
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標準偏差 |
ライン内に収まる確率 |
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±1σ(シグマ) |
68.3% |
|
±2σ(シグマ) |
95.4% |
標準偏差のラインに価格が近づくほど、反発や反落する可能性が高まりやすいため、価格がラインに触れたときに逆張りで利益を狙います。
下図のチャートでは、+2σに価格が触れたら売り注文、-2σに価格が触れたら買い注文を入れるのが効果的です。

▶逆張りをするときのポイントや順張りとの違いはこちらで詳しく解説!
ボリンジャーバンドと他のインジケーターを組み合わせた手法
ボリンジャーバンドと他のインジケーターを組み合わせると、相場分析の精度が高まります。
ここでは、ボリンジャーバンドと相性が良いMACDとRSIとの併用方法を詳しく解説します。
MACD
MACD(マックディー Moving Average Convergence/Divergence)とは、移動平均線を応用したインジケーターです。
以下のMACDライン(青)とシグナルライン(オレンジ)の2本の線で相場分析をするのが有効です。

MACDラインとシグナルラインの位置関係を見て、以下のように相場分析をします。
|
シグナルサイン |
売買方向 |
|
MACDラインがシグナルラインを下に抜ける(デッドクロス) |
買われ過ぎ(売りシグナル) |
|
MACDラインがシグナルラインを上に抜ける(ゴールデンクロス) |
売られ過ぎ(買いシグナル) |
下図のチャートのように+2σのバンドウォークとMACDのゴールデンクロスの両方が確認できたときは、価格上昇を狙って買い注文で順張りをするのが効果的です。

MACDのデッドクロスは売りサインとなるため、出現後に価格レートが移動平均線を割ったことを確認したら売り決済するのが良いでしょう。
RSI
RSI (アールエスアイ Relative Strength Index)とは、一定期間の為替相場の上昇幅と下落幅の累計を求め、上昇幅が全体の何%を占めるかを数値化したインジケーターです。

RSI(黄色のライン)は0~100%の間で変動し、以下の数値を示したときは売買サインとして活用できます。
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シグナルサイン |
売買方向 |
|
RSIが70%以上を示す |
買われ過ぎ(売りシグナル) |
|
RSIが30%以下を示す |
売られ過ぎ(買いシグナル) |
下図のチャートのように、RSIが30%以下を示したあとに、バンドウォークが見られたら、買いで順張りするのが効果的です。

買いエントリー後、RSIが70%以上を示したら売り決済しましょう。
ボリンジャーバンドで利益を狙うためのポイント
ボリンジャーバンドをFXトレードに取り入れるときは、以下のポイントを押さえておきましょう。
- 売買サインの発生後すぐにエントリーしない
- 損切りラインを設定しておく
- マルチタイムフレーム分析を取り入れる
- 経済指標や要人発言を確認する
それぞれ詳しく解説します。
1.売買サインの発生後すぐにエントリーしない
ボリンジャーバンドを使ったFXトレードで利益を狙うには、エクスパンションやバンドウォークといった売買サインが発生しても、すぐにエントリーしないことが大切です。
中には、大きな利益を狙うために売買サイン発生後すぐにエントリーする方もいるでしょう。
しかし、売買サインの発生直後はだましが発生するリスクが高いため、焦ってエントリーすると想定外の値動きに巻き込まれやすくなります。
安定的な利益を狙うためにも、焦る気持ちを抑えて売買サインをじっくり確認しましょう。
2.損切りラインを設定しておく
ボリンジャーバンドの売買サインに従ってトレードをしたとしても、予想通りの値動きをしないことがあります。
想定外の値動きに巻き込まれると、大きな損失を受ける可能性があります。
損失額を最小限に抑えるためには「〇〇pips逆行したら損切りする」のようにあらかじめ損切りラインを決めておくことが大切です。
損失を確定したくない感情から適切な損切りができない方は、逆指値注文を活用して、自動的に決済されるように設定しておきましょう。
▶損切りラインの決め方はこちらで詳しく解説!
▶逆指値注文を使った損切設定方法はこちらで詳しく解説!
3.マルチタイムフレーム分析を取り入れる
マルチタイムフレーム分析とは、複数の時間足で相場を分析する手法です。
トレンドの方向や強弱は、時間足によって異なるケースがあります。
マルチタイムフレーム分析では、週足や日足といった上位足で相場の方向性を把握してから、1時間足や5分足などに切り替えてエントリーポイントを探します。
為替相場は長い時間足のトレンド方向に進みやすい傾向があるため、上位足とトレンドの方向性が一致した場合は、だましに遭うリスクが低いといえるでしょう。
4.経済指標や要人発言を確認する
経済指標の発表や要人発言は、相場が大きく動く要因となります。
価格急変が起こりやすいタイミングは、値動きの予測が難しくなります。
そのため、経済指標の発表といった経済イベントが控えているときは、事前にポジションを整理し、値動きが落ち着いてからトレードを再開するのがおすすめです。
思わぬ損失を受けないためにも、小まめに経済指標の発表スケジュールや国際ニュースをチェックしましょう。
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まとめ:ボリンジャーバンドの使い方を押さえてFXで利益を狙おう
ボリンジャーバンドは、順張りと逆張りのどちらにも使える汎用性の高いテクニカル指標です。
ただし、売買サインがだましとなることもあるので、事前に損切りラインを決めたり、他のテクニカル指標を組み合わせたりすることが大切です。
ボリンジャーバンドを活用してFXで利益を狙いたい方は、30種類以上のインジケーターが利用できるMT4やMT5を採用しているFX業者を選びましょう。
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BigBossコラム編集部