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逆張り(ぎゃくばり)とは?意味や順張りとの違いをわかりやすく解説

2023年3月9日

FXの逆張りとは?

トレーダー
逆張りって何?

トレーダー
順張りとの違いは?

といった疑問はありませんか?

トレンドに逆らう方向でトレードをする逆張りには、効率良く利益を狙えたり、エントリーチャンスが多かったりするメリットがあります。

ただし、売買タイミングを見極めるのが難しく、大きな損失が発生するリスクがあるので注意が必要です。

この記事では、以下の内容について詳しく解説します。

この記事でわかること

  • 逆張りの意味
  • 逆張りと順張りの違い
  • 逆張りを狙えるタイミング

逆張りトレードができるようになれば、エントリーチャンスを増やすことができます。

トレード戦略を広げたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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逆張りとは

投資分野における逆張り(ぎゃくばり)とは、相場の下落局面で買い、上昇局面で売る手法のことです。

相場の方向に乗って売買するのではなく、相場に逆らって売買します。

FXトレードでは、下図のように上昇トレンドで売りエントリー、下降トレンドで買いエントリーすることを指します。

逆張りとは

逆張りで利益を狙えるのは、エントリーしたあとに価格が反転した場合です。

予測通りに価格の反転が起これば、エントリー直後に含み損を抱えたとしても時間経過とともに含み益が拡大します。

一方、トレンド転換が起こらなければ、損失が拡大するリスクがあります。

逆張りと順張りの違い

逆張りがトレンドに逆らう方向で売買する手法であるのに対し、順張りはトレンドの流れに沿って取引する手法です。

 

上昇トレンド

下降トレンド

逆張り

売りエントリー

買いエントリー

順張り

買いエントリー

売りエントリー

順張りはトレンドと同じ方向にエントリーするため、売買タイミングを見極めやすいです。

一方、逆張りは、順張りに比べて取引の難易度が高まりますが、レンジ相場(価格が一定の範囲内を上下に変動する相場)やトレンド転換時に効率良く利益を狙えます。

値動きにあわせて順張りと逆張りを使い分けることができれば、利益を狙いやすくなるでしょう。

逆張りをするメリット

逆張りには、効率良く利益を狙えたりエントリーチャンスが増えたりするメリットがあります。

ここでは、逆張りをするメリットを紹介します。

効率良く利益を狙える

トレンド転換を狙った逆張りをすると、底値や高値に近い価格でエントリーができます。

下降トレンドから上昇トレンドに転換する局面で買いエントリーできれば、大きな利益を狙える可能性が高まります。

順張りは、ある程度のトレンドが発生しなければエントリータイミングを判断しにくい一方で、逆張りはトレンドが始まる直前にエントリーすることができるので、効率良く利益を狙えます。

エントリー機会が多い

逆張りを活用すれば、トレンド終盤の順張りしにくい局面や、一定の価格帯で上下を繰り返すレンジ相場でも利益を狙えるようになります。

大きなトレンドが発生しないレンジ相場は、順張りトレードがしにくい環境です。

順張りが難しいレンジ相場でも、利益を狙えるのが逆張りのメリットといえるでしょう。

逆張りをするデメリット

逆張りには、大きな損失が発生したり、売買タイミングの見極めが難しかったりするデメリットがあります。

ここでは、逆張りをするデメリットを解説します。

大きな損失が発生するリスクがある

逆張りには、想定外の値動きをしたり売買タイミングを誤ったりしたときに大きな損失を受けやすいデメリットがあります。

例えば、上昇トレンドの転換を予測した売りエントリー後に上昇トレンドが続くと、含み損が拡大します。

逆張りは、一つの判断ミスが大きな損失につながる可能性があるので、事前に損切りラインを決めるなどのリスク管理をするようにしましょう。

売買タイミングを見極めるのが難しい

逆張りは、売買タイミングを見極めるのが難しい傾向があります。

トレンド転換を示すテクニカル指標は多くありますが、だまし(サインと異なる方向に値動きする現象)が起こるケースも少なくありません。

加えて、適切な利益確定をするためには、トレンド転換後の値動きを予測するスキルが求められます。

逆張りで利益を狙うためにも、デモトレードや少額取引を活用して、値動きの予測が立てられるようになっておきましょう。

逆張りを狙えるタイミング

逆張りを狙える主なタイミングは、以下の通りです。

  • トレンド転換
  • トレンドの押し目や戻り
  • レンジ相場の上限・下限

それぞれ詳しく解説します。

トレンド転換

逆張りは、トレンド転換を狙うトレードで活用できます。

トレンド転換とは、相場方向が上昇から下落、または下落から上昇に変わることです。

例えば、上昇トレンドからの転換を予測して売りエントリーをすれば、下降トレンドに転じたときに利益を狙えます。

逆張り

トレンド転換を狙って逆張りする際は、チャート分析をしてトレンド転換を適切に予測しましょう。

トレンドの押し目や戻り

トレンド相場では、一時的にトレンドと逆方向に値動きすることがあります。

上昇トレンドの一時的な下落を押し目、下降トレンドの一時的な上昇を戻りといいます。

トレンドの押し目や戻りを使った逆張り

トレンドの押し目や戻りを見極めることができれば、トレンド発生中も逆張りトレードで利益を狙うことができるでしょう。

押し目買いと戻り売りの売買タイミングはこちらで解説!

レンジ相場の上限・下限

レンジ相場の上限・下限に達したタイミングに逆張りをするのも効果的です。

レンジ相場で逆張りをする際は、高値と安値にラインを引くことをおすすめします。

レジスタンスライン付近で売りエントリー、サポートライン付近で買いエントリーをすれば、効率的に利益を狙えるでしょう。

レンジ相場の上限・下限を利用した逆張り

レンジ相場のトレード方法はこちらで解説!
水平線の引き方やトレード手法はこちらで解説!

逆張りする際に役立つテクニカル指標

逆張りによるトレードをする際は、以下のテクニカル指標を活用するのがおすすめです。

  • RSI
  • ストキャスティクス
  • ボリンジャーバンド

それぞれ詳しく解説します。

RSI

RSIとは、相場の「買われすぎ」や「売られすぎ」を表すテクニカル指標です。

RSIが70%以上であれば買われすぎ、30%以下であれば売られすぎの相場であることを示唆します。

RSI

買われすぎていれば売りエントリー、売られすぎていれば買いエントリーを検討しましょう。

RSIの使い方はこちらで解説!

ストキャスティクス

ストキャスティクスとは、%K(Fast)と%D(Slow)の2本の線で構成されているテクニカル指標です。

2本の線が80%以上に位置するときは買われすぎ、20%以下に位置するときは売られすぎであると判断できます。

ストキャスティクス

買われすぎていれば売りエントリー、売られすぎていれば買いエントリーをするのが有効です。

ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドとは、移動平均線と標準偏差で計算された上下のラインで構成される指標のことです。

ボリンジャーバンド

レンジ相場では、ボリンジャーバンドの標準偏差を目安に逆張りをするのが効果的です。

値動きが標準偏差に収まる確率は、±1σが68.3%、±2σは95.4%、±3σは約99.7%とされています。

標準偏差のラインに価格が近づくと反落する可能性が高いため、ラインに価格が触れたときに逆張りをすると利益を狙えるでしょう。

ボリンジャーバンド手法2

利益確定は、中央の移動平均線を割ったタイミングを目安にするのがおすすめです。

ボリンジャーバンドの使い方はこちらで解説!

逆張りによる大きな損失を防ぐためのポイント

逆張りによる大きな損失を防ぐためには、以下の3つのポイントを押さえておくことが大切です。

  • むやみにナンピンしない
  • 損切りラインを設定しておく
  • ゼロカットシステムを導入しているFX業者を選ぶ

それぞれ詳しく解説します。

むやみにナンピンしない

ナンピンとは、値動きが予想と逆方向に動いた際に、ポジションを追加して平均取得単価を調整する手法のことです。

例えば、下図のように価格が100円のときに1万通貨の買いポジションを保有し、99円に下落したときに1万通貨の買いポジションを追加保有すると、平均価格を99.5円まで下げられます。

ナンピンとは

その後、価格レートが99.5円より上がれば、最初のポジションを保有した価格の100円を超えなくても利益を得ることができます。

ただし、相場が99円より下落すると、大きな含み損を抱える可能性があります。

損失リスクを抑えるためにも、むやみにナンピンをしないようにしましょう。

ナンピンのリスクはこちらで解説!

損切りラインを設定しておく

逆張りエントリー後にトレンド転換が起きなければ、大きな損失を受けるリスクがあります。

逆張りによる大きな損失の発生を防ぐためには、損切りラインを設定しておくことが大切です。

損切りラインを決めるときは、許容できる損失額を明確にしたうえで、具体的な決済価格を決めておきましょう。

「損をしたくない」という感情から設定した損切りラインで決済できない方は、逆指値注文を活用するのがおすすめです。

逆指値注文を入れておけば、指定価格に達したときに自動的に決済されるので、感情的になって損切りが遅れることを避けられます。

損切りラインの決め方はこちらで解説!
逆指値注文の方法はこちらで解説!

ゼロカットシステムを導入しているFX業者を選ぶ

含み損が一定額まで拡大すると、それ以上の損失が発生しないようにポジションが強制決済されるロスカットが執行されることがあります。

急激な相場変動によってロスカットが遅れ、口座資金がマイナスになれば、追加で証拠金を入金しなければならない「追証(追加証拠金)」が発生します。

そのような事態を避けたい場合は、FX業者が口座資金以上の損失を負担してくれるゼロカットシステムを導入しているFX業者を選ぶのがおすすめです。

ゼロカットシステムを導入しているBigBossでFX取引をすれば、追証が発生するリスクを抑えられます。

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まとめ:逆張りの特徴を理解したうえで活用しよう

逆張りと順張りを使い分けることができると、利益を狙えるエントリーポイントを増やせます。

ただし、逆張りには売買タイミングを見極めるのが難しく、予想と異なる値動きをしたときに含み損が拡大しやすいリスクがあるので注意が必要です。

逆張りによる大きな損失を防ぐためには、損切りラインを設定したり、ゼロカットシステムを導入しているFX業者を選んだりすることが大切です。

ゼロカットシステムを採用している海外FX業者を探している方には、BigBossをおすすめします。

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▼この記事を書いた人

BigBossコラム編集部

BigBossコラムは、Prime Point LLCが運営・管理するインターネットメディアです。Prime Point LLCは2024年にベストFXブローカーにも選ばれた海外FX業者のBigBossも運営しています。BigBoss編集部はFXや株、仮想通貨などの金融知識が豊富なメンバーで構成されています。記事の作成は、編集部の実際の経験や知識をもとに執筆しています。掲載内容についても、定期的に記事をリライトし、最新の情報への更新を行うなど、ユーザーファーストで情報を発信していきます。

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