


といった疑問をもっていませんか?
空売りとは、売りエントリーから取引を始め、価格が下がったときに買い戻す取引手法のことです。
空売りをすれば、上昇相場だけでなく下落相場でも利益を狙えるようになります。
しかし、大きな損失を受けるリスクがあったり、ポジポジ病になりやすくなったりするデメリットがあるので、どのような特徴があるのかを把握しておくことが大切です。
この記事では、以下の内容について詳しく解説します。
この記事でわかること
- FXで空売りをするメリット・デメリット
- FXで空売りをするタイミングの見極め方
- 空売りによる大きな損失を防ぐ方法
利益を得られるチャンスを増やしたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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Contents
FXの空売りとは
FXの空売りとは、売りエントリーから始め、価格が下がったタイミングに買い戻して差額分の利益を狙う取引手法です。
例えば、以下のように1ドル=150円のときに売り、1ドル=140円に下がったタイミングに買い戻せば10円の利益が発生します。

FXの空売りの仕組み
FXにおける空売りとは、特定の通貨ペアを売って為替レートが下落するのを待ち、下落後に買い戻す取引のことです。
「ショート」または「売りポジションを保有する」と表現されることもあります。
FXでは、通貨そのものの受け渡しが発生しないため、実際に売る通貨を保有している必要はありません。
FXで空売りする際は、異なる通貨間の金利差によって発生する「スワップポイント」に注意が必要です。
金利が高い通貨を売って、金利が低い通貨を買う場合は、金利差分のスワップポイントを支払うことになります。
ポジションを長く保有するほど、スワップポイントの負担が大きくなるので注意しましょう。
株式の空売りの仕組み
株式の空売りは「信用売り」とも呼ばれ、証券会社から株券を借り入れ、借りた株券を売却して取引を始めます。
その後、株価が下落したタイミングで買い戻し、買い戻した株券を証券会社に返済します。
株式の空売りをするときは、証券会社から株式を借りるための「貸株料」と、貸借される株式が不足したときの「逆日歩」と呼ばれるコストがかかるので注意しましょう。
FXで空売りをするメリット
FXで空売りをするメリットは、以下のとおりです。
- エントリー機会が増える
- 両建てトレードができる
それぞれ詳しく解説します。
エントリー機会が増える
FXで空売りをすれば、上昇相場だけでなく下落相場でも利益を狙えます。
為替相場は、経済指標の発表や災害などの影響を受けて急落することがあります。
急激な値動きは大きな損失が発生するリスクがある反面、大きな利益を獲得できる可能性がある場面です。
上昇トレンドから下降トレンドへの転換点を予測して空売りをすれば、大きな利益を得られるでしょう。
両建てトレードができる
空売りを取り入れると、買いと売りのポジションを同時に保有する「両建てトレード」ができるようになります。
両建てトレードをすれば、大きな値動きが発生した際に含み損が拡大するリスクを軽減できます。

両建ては、課税タイミングを遅らせる手段としても効果的です。
年末に大きな含み益がある場合、両建てをすれば含み益を翌年に持ち越すことができ、その年の税負担を軽減できます。
ただし、両建てをすると買いと売りポジションの両方のスプレッドがかかったり、ロスカットのリスクが高まったりするので注意しましょう。
FXで空売りをするデメリット
空売りには、以下のようなデメリットがあります。
- 大きな損失を受けるリスクがある
- ポジポジ病になりやすくなる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
大きな損失を受けるリスクがある
為替相場が急落したあとに大きな反発が起きることがあります。
空売りをしている状態で相場の反発に巻き込まれると、エントリー価格より高いレートで買い戻さなければならなくなります。
その結果、大きな損失を抱えてしまうことになるでしょう。
経済イベントの前後は予期せぬ反発が起こりやすいため、損切りラインを設定して損失の拡大を防ぐことが重要です。
ポジポジ病になりやすくなる
ポジポジ病とは、利益を得られるチャンスを逃したくないという気持ちから、常にポジションを保有していないと落ち着かない状態のことです。
FXで空売りを続けていると、エントリー機会が増えることで「ポジションを持っていないともったいない」という心理が働きやすくなります。
また、買いポジションで含み損を抱えたときに、空売りで損失を取り返そうと焦ってポジションを保有してしまい、ポジポジ病が悪化することもあります。
利益を狙える機会が増えるからといって無闇にポジションを保有するのではなく、取引ルールを決めて冷静に取引することが大切です。
FXで空売りのタイミングを見極める方法
空売りのタイミングを見極める方法には、以下のようなものがあります。
- トレンドラインを引く
- 移動平均線を活用する
- MACDを活用する
- ボリンジャーバンドを活用する
それぞれ詳しく解説します。
トレンドラインを引く
空売りをする際は、下降トレンドが発生していることを確認するのが重要です。
上昇トレンドの一時的な反落タイミングで空売りをすると、価格が上がったときに想定以上の損失を受けてしまう可能性があります。
現在のトレンドを確認するときは、チャート上にトレンドラインを引くのがおすすめです。
下図のように直近の高値同士を結ぶことで下降トレンドを示す「レジスタンスライン」を引くことができます。

トレンドラインの角度を見れば、トレンドの強弱を把握できます。
トレンドラインの傾きが大きくなるほどトレンドが強く、緩やかなときはトレンドが弱いということを示唆します。
また、価格がトレンドラインを超えたときは、トレンド転換する可能性があるので注意が必要です。
例えば、安値を結んだサポートラインを価格が上から下に抜けた場合は、下降トレンドへの転換が予想できます。

移動平均線を活用する
移動平均線は、一定期間の価格の平均値を示すトレンド系インジケーターです。
移動平均線を活用すれば、下図のように長期線と短期線の交差からトレンド転換を予測できます。

短期線が長期線を上から下へ抜ける「デッドクロス」が現れると、今後下落することが予想できるので、空売りに適したタイミングであると判断できます。
MACDを活用する
MACD(マックディー Moving Average Convergence/Divergence)とは、短期と長期の移動平均線の差を示す「MACD線」と、MACD線の移動平均線である「シグナル線」の2本の線で構成されたテクニカル指標です。
2本の線が交差するタイミングを見ることで、トレンドの転換点を予測できます。
下図のように、MACD線がシグナル線を上から下に抜ける「デッドクロス」は、今後下落する可能性があることを示唆します。

デッドクロスが現れたときは、空売りを検討しましょう。
ボリンジャーバンドを活用する
ボリンジャーバンドは、移動平均線と標準偏差で構成されたインジケーターです。
価格が+2σと−2σの間に収まる確率は95.45%とされており、価格が標準偏差ラインに近づいたときに反発する可能性が高まると考えられます。

価格が上昇して+2σに接触または+2σを一時的に超えたあとにバンドの内側に戻る動きが見られたら、下落する可能性が高いと判断できるため、空売りを検討する有効なタイミングといえます。
FXの空売りによる大きな損失の発生を防ぐためのポイント
空売りで大きな損失を受けないためには、以下のポイントを押さえておくことが大切です。
- 損切りラインを設定する
- 損失を限定できる注文方法を活用する
- ゼロカットシステムを導入しているFX業者を選ぶ
- 経済指標の発表日時を確認する
それぞれ詳しく解説します。
損切りラインを設定する
想定外の値動きで大きな損失を受けないためには、損切りラインを設定しておくことが大切です。
損切りラインを決めるときは「含み損が1万円になったら損切りする」「購入時の価格から10%下がったら損切りする」といった具体的な目安を決めておきましょう。
損切りラインを設定していても、損をしたくないという気持ちから決済に踏み切れなくなる可能性があります。
そのような状況を避けるには、逆指値注文を活用するのがおすすめです。
空売りとあわせて逆指値注文を入れておけば、指定価格まで上昇したときに自動的に決済されるため、損失の拡大を防げます。
▶損切りラインの決め方はこちらで詳しく解説!
▶逆指値注文の方法はこちらで詳しく解説!
損失を限定できる注文方法を活用する
大きな損失を防ぐために効果的なのが、逆指値注文とトレーリングストップ注文です。
逆指値注文とは、現在のレートよりも不利なレートを指定して予約注文を出す方法です。
例えば、1ドル=130円で空売りをするときに131円で逆指値注文を入れておけば、価格が131円に達したときに自動的に買い戻しができます。

トレーリングストップ注文とは、相場が有利な方向に動いた際に、指定した値幅を維持しながら損切りラインが自動的に追従する注文方法です。
例えば、空売りをする際にトレール価格までの値幅を200pips(2円)に設定すると、価格が下がったときに200pipsの値幅を維持しながら逆指値も引き下がります。
一方、不利な方向に価格が動くときはトレール価格が追従しないため、相場が反転して上昇したときに設定した値幅で自動的に損切りされます。
▶逆指値注文の活用方法はこちらで詳しく解説!
▶トレーリングストップ注文の特徴はこちらで詳しく解説!
ゼロカットシステムを導入しているFX業者を選ぶ
含み損が一定額まで拡大すると、FX業者が強制的にポジションを決済する「ロスカット」が執行される場合があります。
急激な相場変動によってロスカットが遅れると、口座資金以上の損失を受けることもあります。
大きな損失を受けたくない方は、ゼロカットシステムを導入しているFX業者を選ぶのがおすすめです。
ゼロカットシステムとは、急激な値動きによって口座残高がマイナスになったときにFX業者がマイナス分を補填してくれる仕組みです。
ゼロカットシステムを採用しているBigBossでは、入金額以上の損失を受けるリスクを抑えられます。
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経済指標の発表日時を確認する
空売りによる取引では、急激な価格上昇が起きたときに想定以上の損失を受けるリスクがあります。
経済指標が発表されるタイミングは、急激な値動きが起きやすくなるため、発表日時を事前に把握しておくことが大切です。
空売りで大きな損失を受けたくない方は、経済指標カレンダーから発表日時を確認しておきましょう。
BigBossでは、市場の動向に関するメールマガジンを配信しています。
配信した内容はブログでも更新しているので、ぜひ参考にしてみてください。
▶過去のメルマガ記事はこちら!
▶FXで重要度の高い経済指標はこちらで詳しく解説!
まとめ:FXの空売りを覚えて下落相場で利益を狙おう
FXの空売りとは、売りエントリーから取引を始め、価格が下がったときに買い戻す取引手法のことです。
FXで空売りをすれば、上昇相場だけでなく下落相場でも利益を狙えるようになります。
しかし、価格が急騰すると大きな損失を受けるリスクがあるので注意が必要です。
空売りによる想定以上の損失を防ぐためには、損切りラインを設定したり、ゼロカットシステムを取り入れているFX業者を選んだりするのがおすすめです。
ゼロカットシステムを採用しているFX業者を探している方には、BigBossをおすすめします。

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BigBossコラム編集部