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スキャルピングとは?メリット・デメリットや利益を狙うコツを解説

2023年8月23日

スキャルピングとは?

トレーダー
スキャルピングってどんな取引方法?
トレーダー
自分にあったトレードスタイルなの?

といった疑問をもっていませんか?

スキャルピングとは、数秒から数分といった短い時間で売買を繰り返す取引手法のことです。

短期間にトレードを繰り返すスキャルピングには、資金効率を高められるメリットがあります。

しかし、一瞬の判断の遅れが損失につながる可能性があるため、自分にあっているのかを確認することが大切です。

この記事では、以下の内容について詳しく解説します。

この記事でわかること

  • スキャルピングのメリット・デメリット
  • スキャルピングが向いている人
  • スキャルピングで利益を狙うためのポイント

短時間に取引を完結させるスキャルピングを取り入れれば、効率良く利益を積み重ねられるでしょう。

スキャルピングを取り入れたいと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

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スキャルピングとは

スキャルピングとは

スキャルピングとは、数秒から数分という短時間で取引を繰り返すトレード手法です。

ポジションの保有期間が短いため、相場の急変による損失リスクを抑えられます。

1回の取引で得られる利益は少ないものの、売買を繰り返すことで利益を積み重ねられるのが特長です。

一方で、一瞬の判断ミスが損失につながる可能性があるため、高い集中力と迅速な売買判断が求められます。

他のトレードスタイルとの違い

スキャルピングと他のトレードスタイルの違いは、以下のとおりです。

トレードスタイル

取引期間

特徴

スキャルピング

数秒~数分

数分以内に取引が終わる短期型スタイルで、小さな利益を積み重ねる

デイトレード

1日以内

ポジションを1日以内に決済するため、夜間に大きな損失を受けるのを避けられる

スイングトレード

数日~数週間

時間に余裕をもった取引ができ、大きな利益を狙うことも可能

ポジショントレード

数ヶ月以上

1回の取引における利幅が大きく、スワップポイントによる利益も狙える

他のトレードスタイルに比べて取引期間が短いスキャルピングは、1回の取引における損失リスクを抑えられますが、リターンも小さくなる傾向があります。

スキャルピングで利益を積み重ねるためには、勝率の高い取引を繰り返すことが大切です。

スキャルピングのメリット

スキャルピングには、以下のようなメリットがあります。

  • 効率良く利益を積み重ねられる
  • 大きな損失を受けるリスクを抑えられる
  • 取引経験を積みやすい

それぞれ詳しく解説します。

効率良く利益を積み重ねられる

短時間に取引を完結させるスキャルピングをすれば、資金を効率良く活用できます。

数秒から数分で売買を繰り返すことで、得た利益をすぐに次の取引に回せるので、効率的に利益を狙えます。

スキャルピングの資金効率

1度の取引で得られる利益は少ないものの、取引回数を重ねることで利益を積み上げていくことが可能です。

大きな損失を受けるリスクを抑えられる

ポジションの保有期間が短いスキャルピングは、大きな値動きによって想定外の損失を受けるリスクを抑えられます。

損失が拡大する前に損切りしやすいため、精神的な負担が軽減され、冷静さを保ちやすくなるでしょう。

ポジションの保有時間が長くなるほど損失が拡大するリスクがある

夜間の価格変動に不安を感じることなく取引できるのも嬉しいポイントです。

取引経験を積みやすい

スキャルピングは、短時間で多くの取引をするため、実践経験を効率良く積むことができます。

取引をする機会が増えれば、トレードスキルの向上にもつながります。

より効率的にトレードスキルを高めたい方は、以下の内容を記録するのがおすすめです。

  • 取引した通貨
  • 取引した時間帯
  • エントリーした理由
  • 決済したタイミング
  • 取引結果

取引記録を付ければ、勝率の高い取引パターンを見つけられるでしょう。

スキャルピングのデメリット

スキャルピングには、以下のようなデメリットがあります。

  • 初心者には難易度が高い
  • 取引コストが高くなる
  • 取引環境によっては利益を得にくい
  • スキャルピングを禁止しているFX業者がある

それぞれ詳しく見ていきましょう。

初心者には難易度が高い

短時間でエントリーと決済の判断をしなければならないスキャルピングは、上級者向けの取引手法といえます。

短期の値動きに対応するためには、チャート分析の知識と経験が必要不可欠です。

加えて、小さな値動きにも反応する必要があるので、集中力を維持する必要があります。

売買判断が遅れると、利益を逃したり損失を拡大させたりする要因となります。

スキャルピングで安定した利益を得るためにも、自身の取引記録やチャートを分析してスキルアップを目指しましょう。

スキャルピングの練習をしたい場合は、無料でトレードの体験ができるデモトレードをするのがおすすめです。

デモトレードができるおすすめのFX業者はこちらで詳しく解説!

取引コストが高くなる

取引回数が多いスキャルピングでは、取引コストが高くなる傾向があります。

FX取引では、売値と買値の差であるスプレッドが発生します。

1回あたりの取引コストは少額ですが、取引回数が増えるほど大きな負担となるので注意しましょう。

取引コストを抑えるためには、スプレッドが狭いFX業者を選ぶことが大切です。

取引環境によっては利益を得にくい

スキャルピングには、取引環境が成果に影響を与えやすいという特徴があります。

通信環境が不安定であったり、パソコンのスペックが低かったりすると、希望価格での取引ができず、不利な価格で約定するリスクが高まります。

スキャルピングで利益を狙うためには、高速で安定したインターネット環境を整え、約定力の高いFX業者を選ぶことが大切です。

スキャルピングを禁止しているFX業者がある

FX業者によっては、スキャルピングを禁止している場合があります。

スキャルピングを禁止しているFX業者で取引すると、利益が没収されたり、口座が凍結されたりする可能性があるので注意が必要です。

スキャルピングをするときは、禁止事項に該当しないかを事前に確認しておきましょう。

スキャルピングが禁止されていないFX業者はこちらで詳しく解説!

スキャルピングが向いている人

スキャルピングは、以下のような人に向いています。

  • 意思決定が早い人
  • 高い集中力を維持できる人
  • 小さな利益を積み上げられる人

スキャルピングでは、一瞬のチャンスを逃さないように迅速に行動することが求められます。

そのため、瞬時に売買の判断ができる方や高い集中力を維持できる方におすすめです。

小さな利益を積み重ねていくトレードスタイルなので、地道な作業を繰り返して大きな利益を目指す意識をもつことも重要です。

スキャルピングが向いてない人

スキャルピングが向いてないのは、以下のような人です。

  • FX取引の経験が浅い人
  • 1回で大きな利益を狙いたい人
  • 感情的になりやすい人

FX取引の経験が浅い方は、瞬時に判断が求められるスキャルピングで判断が遅れ、損失を受ける可能性があります。

1回で大きな利益を狙いたい方や感情的になりやすい方は、スキャルピングを避けるのが良いでしょう。

このような方は、ポジションを長期保有するスイングトレードやポジショントレードを選ぶのがおすすめです。

FXのスキャルピングで利益を狙うコツ

スキャルピングで利益を狙うためには、以下のポイントを押さえておくことが大切です。

  • 値動きが活発になりやすい時間帯と通貨ペアを選ぶ
  • 取引ルールを決める
  • スプレッドが狭いFX業者を選ぶ
  • 約定力の高いFX業者を選ぶ

それぞれ詳しく解説します。

値動きが活発になりやすい時間帯と通貨ペアを選ぶ

値動きが発生しにくい時間帯や通貨ペアでは取引が難しくなるため、値動きが活発になりやすい時間帯と通貨ペアを選ぶことが大切です。

FX取引が活発になりやすい時間帯は、以下のとおりです。

FX取引が活発になりやすい時間帯

概要

8時~10時

東京市場がオープンし、仲値が発表される9時55分に向けて取引が活発になる

16時~19時

ロンドン市場がオープンし、ユーロやポンドを含む通貨ペアの値動きが活発になる

21時~深夜2時

ロンドン市場とニューヨーク市場が重なり、流動性が高くなる

値動きが活発な通貨ペアには、米ドル/円やユーロ/ドルなどが挙げられます。

取引時間ごとの値動きの特徴はこちらで詳しく解説!
おすすめの通貨ペアはこちらで詳しく解説!

エントリールールを決める

瞬時の判断が求められるスキャルピングで利益を狙うには、どのタイミングにエントリーするかを事前に決めておくことが大切です。

エントリールールを決めていなければ、利益を狙えるチャンスを逃してしまう可能性があります。

ここでは、インジケーターを活用したエントリータイミングの例を紹介します。

移動平均線のゴールデンクロス・デッドクロス

移動平均線は、一定期間の平均価格を線で表示するインジケーターです。

下図のように、長期線と短期線の交差からトレンド転換のポイントを予測できます。

移動平均線のゴールデンクロス・デッドクロス

移動平均線の代表的な売買サインには、ゴールデンクロスとデッドクロスがあり、それぞれ以下のように活用できます。

シグナルサイン

動き方

売買方向

ゴールデンクロス

短期移動平均線が長期移動平均線を下から上へ抜ける

買いエントリー

デッドクロス

短期移動平均線が長期移動平均線を上から下へ抜ける

売りエントリー

RSI

RSIは、相場の過熱感を把握できる指標です。

RSIが70%以上で買われ過ぎているときは売りエントリー、30%以下で売られ過ぎているときは買いエントリーをするのが有効と判断できます。

RSI

RSIの見方や手法はこちらで詳しく解説!

決済ルールを決める

スキャルピングでは、瞬時の判断ミスが直接的な損失につながりやすいため、利益確定と損切りのルールを決めておくことが大切です。

利益確定タイミングや損切りラインを決める際は、具体的な数値を設定するのがポイントです。

例えば「1回の取引で100円の利益が出たら決済する」「含み損が1万円に達したら損切りする」といった数値を決めましょう。

最初はルールがうまく機能しないこともありますが、改善を繰り返すことで効果的なルールを確立できるでしょう。

利益確定タイミングを決めるときのポイントはこちらで詳しく解説!
損切りルールの決め方はこちらで詳しく解説!

スプレッドが狭いFX業者を選ぶ

FXでは、売買のたびにスプレッドに応じた取引コストが発生します。

同じ通貨ペアであってもFX業者によってスプレッドが異なります。

1回あたりの取引コストは少額ですが、短時間に売買を繰り返すスキャルピングでは取引コストが増えるため、スプレッドが狭いFX業者を選びましょう。

スプレッドが狭い海外FX業者はこちらで詳しく解説!

約定力の高いFX業者を選ぶ

スキャルピングで利益を積み重ねるためには、約定力の高いFX業者を選ぶことが大切です。

約定力とは、希望した価格で注文を成立させる能力のことです。

約定力が低いFX業者では、注文価格と約定価格がずれるスリッページが発生しやすく、思い通りに取引できないことがあります。

そのような状況にならないためにも、約定力が高いFX業者を選ぶようにしましょう。

約定力の高い海外FX業者はこちらで詳しく解説!

まとめ:トレードスキルを高めてスキャルピングで利益を積み重ねよう

スキャルピングは、数秒から数分という短時間で売買をする取引手法です。

小さな値動きに反応して取引をするため、判断力と瞬発力が求められます。

他のトレードスタイルに比べて難易度が高いものの、練習と経験を積み重ねることで効率的に利益を狙える可能性があります。

スキャルピングをする際は、値動きの活発な時間帯と通貨ペアを選んだうえで、あらかじめ決めた取引ルールを守ることが大切です。

スキャルピングの取引コストを抑えるためには、スプレッドが狭く、約定力が高いFX業者を選ぶのがポイントです。

スキャルピングに適した海外FX業者を探している方には、BigBossをおすすめします。

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また、プロスプレッド口座ではSTP/ECN方式を採用しており、約定力の高い環境で取引できます。

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▼この記事を書いた人

BigBossコラム編集部

BigBossコラムは、Prime Point LLCが運営・管理するインターネットメディアです。Prime Point LLCは2024年にベストFXブローカーにも選ばれた海外FX業者のBigBossも運営しています。BigBoss編集部はFXや株、仮想通貨などの金融知識が豊富なメンバーで構成されています。記事の作成は、編集部の実際の経験や知識をもとに執筆しています。掲載内容についても、定期的に記事をリライトし、最新の情報への更新を行うなど、ユーザーファーストで情報を発信していきます。

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