【一覧】FXの注文方法｜種類別の特徴や選び方を初心者向けにわかりやすく解説

トレーダー

FXにはどんな注文方法がある？

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自分にあった注文方法はどうやって選べばいい？

といった疑問をもっていませんか？

FX取引には、さまざまな注文方法があり、それぞれ使い方や役割が異なります。

自分にあった注文方法を選ぶことで、トレードの幅を広げやすくなるでしょう。

この記事では、以下の内容について詳しく解説します。

活用できる注文方法が増えれば、効率的に利益を狙えるようになるでしょう。

自分にあった注文方法を選びたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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【一覧】FXの注文方法の種類

FXの注文方法には、以下のようなものがあります。

それぞれ詳しく解説します。

成行注文

成行注文とは、現在の価格で注文する方法です。

今後価格が上昇すると予測できるときは買い注文、下落すると予想できるときは売り注文を出します。

成行注文は、買いと売りの注文をリアルタイムに出すことができ、すぐに注文が成立します。

指値注文

指値注文は、現在の価格よりも有利な価格を指定して注文する方法です。

指定価格に到達したときに、注文が自動執行されます。

例えば、1ドル＝130円のときに129円で指値注文をすると、価格が129円に達したときに注文が実行されます。

また、1ドル＝130円のポジションが131円に達したら売るといった指値注文を出すことも可能です。

指値注文を活用すれば、希望する価格で新規注文や決済ができます。

逆指値注文

逆指値注文は、現在のレートより不利な価格を指定し、予約注文をする方法です。

例えば、1ドル＝130円のときに1ドル＝131円の逆指値注文をすると、131円に達したときに約定し、買いポジションを持つことができます。

1ドル＝130円で保有したポジションに対して不利となる129円で売りの逆指値注文を設定することも可能です。

逆指値注文は、トレンドに乗って利益を狙いたいときや、損失を限定したいときに活用できます。

▶指値注文・逆指値注文の活用方法はこちらで解説！

OCO注文

OCO（オーシーオー）注文は、指値注文と逆指値注文を同時に出せる方法です。

例えば、1ドル＝150円のときに151円に到達したら売りの新規注文、149円に到達したら買いの新規注文を同時に出すことができます。

OCO注文では、片方の注文が約定されるタイミングで、もう一方の注文が自動的に削除されます。

▶OCO注文のメリット・デメリットはこちらで解説！

IFD注文

IFD（イフダン）注文は、新規の発注と決済を同時に出せる注文方法です。

例えば、1ドル＝140円のときに138円になったら買い注文、142円に到達したら売り注文が実行されるように設定できます。

また、1ドル142円に到達したときに新規の買い注文、138円に到達したときに売りによる決済も同時に出せます。

IFD注文では、利益確定または損切りのいずれか一方のみとなります。

利益確定のための決済注文を設定した場合は、手動で損切りをしなければならないので注意しましょう。

▶IFD注文の使い方はこちらで解説！

IFO注文

IFO注文は、OCO注文とIFD注文を組み合わせた注文方法のことで、新規発注に加えて、利益確定および損切りの2つの決済注文を同時に出せます。

下図のように1ドル＝140円に達したときに新規の買い注文、142円に利益確定の決済、138円まで下落したときに損切り決済が同時に出せます。

FX取引を半自動化したい場合は、IFO注文がおすすめです。

▶IFO注文のメリット・デメリットはこちらで解説！

トレーリングストップ注文

トレーリングストップ注文は、相場が有利な方向に動いたレートにあわせて指定価格が追従する注文方法です。

例えば、1ドル＝138円のときに買いポジションを保有し、トレール価格までの値幅を200pips（2円）に設定すると、売りの逆指値注文の指定価格は下図のように変動します。

価格が上昇したときは、200pipsの値幅を維持しながら逆指値注文の指定価格も上昇し、価格が下落したときは指定価格が維持されます。

価格の急変によって逆指値の価格に達すると、売りの逆指値注文が執行される仕組みです。

トレーリングストップ注文を活用すれば、一定の含み益を確保しながら損失リスクを抑えられます。

▶トレーリングストップ注文の特徴はこちらで解説！

【目的別】注文方法の選び方

ここでは、トレードの目的ごとの注文方法の選び方を紹介します。

裁量トレードをしたい場合

自身で相場分析をして売買タイミングを決める裁量トレードでは、成行注文がおすすめです。

成行注文では、テクニカル分析に基づいた適切な売買タイミングを逃さずにエントリーや決済ができます。

トレードを半自動化したい場合

FXトレードを半自動化したい場合は、IFO注文がおすすめです。

IFO注文を活用すれば、新規注文とあわせて利益確定と損切りの2つの決済注文を入れることができます。

事前に設定した目標利益と許容損失の範囲内で自動的に決済されるため、チャートを見続ける必要がありません。

また、感情的にトレードをしてしまう人にもおすすめできる注文方法です。

損失リスクを抑えたい場合

大きな損失を受けるリスクを抑えたい場合は、逆指値注文またはOCO注文をするのがおすすめです。

逆指値注文やOCO注文で損切り価格を設定しておけば、感情に左右されずに自動で損切りができます。

損失を確定させたくない感情から損切りができない人には、自動的に行える逆指値注文とOCO注文が役立つでしょう。

▶損切りラインの決め方はこちらで解説！

【トレードスタイル別】おすすめの注文方法

トレードスタイルごとにおすすめの注文方法は、以下の通りです。

短時間に売買を繰り返すスキャルピングでは成行注文が使いやすいです。

当日中にトレードが完結するデイトレードは、成行注文に加えて指値や逆指値、OCO注文を使うのがおすすめです。

トレード期間が長いスイングトレードやポジショントレードをするときは、チャートから目を離していても損失リスクをコントロールできるIFO注文を取り入れてみましょう。

FXの注文方法に関する注意点

FXの注文は約定すると取り消しができなかったり、スリッページが起こる可能性もあったりします。

ここでは、FXの注文方法に関する注意点を紹介します。

注文が約定すると取り消しできない

注文は一度約定すると取り消すことができません。

誤って入力した注文が約定すれば、そのまま執行されて大きな損失を受ける可能性もあります。

注文をする際は、内容に誤りがないかをよく確認するようにしましょう。

スリッページが発生することがある

FXでは、注文価格と約定価格がずれるスリッページが発生することがあります。

スリッページが発生すると、希望価格と異なる価格で約定し、思わぬ損失につながる可能性があります。

経済指標の発表直後や突発的なニュースが発生して相場が大きく動くタイミングは、スリッページが発生しやすくなるので注意しましょう。

大きな損失を受けたくない方は、経済指標の発表日時を事前に把握し、相場の急変が起こりやすいタイミングでの取引を避けることをおすすめします。

BigBossでは、マーケット情報をまとめたメールマガジンを配信しています。

配信した内容はブログでも更新しているので、ぜひ参考にしてみてください。

▶過去のメルマガ記事はこちら！
▶FXで重要度の高い経済指標はこちらで解説！

まとめ：FXトレードをするときは自分にあった注文方法を選ぼう

FXの注文方法には、リアルタイムでトレードができる成行注文や、注文を予約できる指値や逆指値、トレードを半自動化できるIFO注文など、さまざまな注文方法があります。

トレードの目的やスタイルによって適した注文方法が異なるため、自分にあった注文方法を選びましょう。

自分にあった注文方法で取引したい場合は、さまざまな注文方法に対応した高性能取引ツールのMT4やMT5を採用しているFX業者を選ぶのがおすすめです。

MT4やMT5が使える海外FX業者を探している方には、BigBossをおすすめします。

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