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平均足を使ったトレード手法|エントリーポイントやテクニカル指標との組み合わせ方を紹介

2023年8月1日

平均足を使ったトレード手法

トレーダー
平均足ってどうやって使うの?

トレーダー
平均足を使ったトレード手法にはどんなのがあるの?

といった疑問をもっていませんか?

平均足はローソク足と異なり、陽線・陰線が続きやすいため、トレンド方向がわかりやすい特長があります。

トレンドに乗って取引する際に役立ち、ボリンジャーバンドやRSIと組み合わせるのが効果的です。

この記事では、以下の内容について詳しく解説します。

この記事でわかること

  • 平均足チャートの見方
  • 平均足を使ったトレンドフォロー
  • テクニカル指標を併用したトレード手法

平均足を活用したトレード手法を身に付ければ、FXで利益を狙いやすくなるでしょう。

平均足でうまく利益を狙いたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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平均足とは

fxの平均足とは

平均足とは、ローソク足と非常に似た見た目をもつテクニカル指標で、コマ足と呼ばれることもあります。

下図のように、ローソク足は陽線・陰線が不規則に並んでいるのに対し、平均足は陽線・陰線が続きやすく、トレンド方向がわかりやすいのが特長です。

ローソク足と平均足の比較

平均足とローソク足の違い

平均足とローソク足で陽線・陰線の出現方法に違いがあるのは、算出方法が異なるためです。

ここからは、それぞれの算出方法を解説します。

ローソク足の算出方法

ローソク足は、対象期間の始値・高値・安値・終値をそのまま1本に表したものです。

陽線の場合は、下図のような値動きがローソク足1本で表されます。

ローソク足の図解

日足では、前日の終値がそのまま翌日の始値として反映されます。

ローソク足の基礎知識はこちらで詳しく解説!

平均足の算出方法

平均足の始値と終値は、以下の方法で算出されます。

平均足の始値=(1本前の平均足の始値+1本前の平均足の終値)/2

平均足の終値=(対象期間の始値+対象期間の高値+対象期間の安値+対象期間の終値)/4

日足の場合は、前日の平均足の始値が121円、終値が123円であれば、平均足の始値が122円となります。

平均足の図解

平均足の終値は、当日の始値(123円)・高値(125円)・安値(122円)・終値(124円)の平均値(123.5円)となります。

平均足は複数の価格の平均値を用いるので、ローソク足よりも値動きのブレが小さくなります。

そのため、上昇トレンド時には陽線が多く出現し、下降トレンド時には陰線が続きやすい特徴があります。

平均足チャートの見方

平均足チャートでは、以下のように相場を読み取れます。

  1. 陽線の連続で上昇トレンドの発生を予測する
  2. 陰線の連続で下降トレンドの発生を予測する
  3. 実体の長さでトレンドの強さを把握する
  4. 逆ヒゲの出現でトレンド反転を予測する

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.陽線の連続で上昇トレンドの発生を予測する

平均足は下図のように、価格の上昇が続く上昇トレンド中に、上ヒゲを伴う陽線が続く特徴があります。

陽線の連続で上昇トレンドの発生を予測する
平均足は下図のように、価格の上昇が続く上昇トレンド

陽線の平均足と上ヒゲが続いて発生したら、上昇トレンドが発生していることが予測できます。

一方、上ヒゲや実体が短い陽線が多く見られるときは、価格の上昇が続かない可能性があります。

2.陰線の連続で下降トレンドの発生を予測する

平均足は、価格の下落が続く下降トレンド中に、下ヒゲの目立つ陰線が続く特徴があります。

陰線の連続で下降トレンドの発生を予測する

下ヒゲを伴う陰線の平均足が続いて発生した場合は、下降トレンドが発生していると判断できます。

一方、下ヒゲや実体が短い陰線が多く見られるときは、一時的な価格下落である可能性が高いといえます。

3.実体の長さでトレンドの強さを把握する

平均足は、実体が長いとトレンドの勢いが強く、短いと勢いが弱いと捉えられます。

上昇トレンドの発生中に大きな実体を伴う陽線が現れると上昇の勢いが強く、引き続き上昇を続けることが予測できます。

一方、実体が短い陽線が現れると上昇の勢いが弱まり、上昇トレンドが終了する可能性が高いです。

実体の長さでトレンドの強さを把握する

平均足でトレンドを見るときは、実体の長さをチェックしましょう。

4.ヒゲの出現方向でトレンド転換を予測する

平均足のチャートで、下ヒゲを伴う陽線、上ヒゲを伴う陰線が見られたときは、トレンドが転換する可能性が高まります。

例えば、下図の1と3のように上昇トレンドの発生中に下ヒゲを伴う陽線が見られると、下降トレンドへの転換が予測できます。

ヒゲの出現方向でトレンド転換を予測する

一方、2のように下降トレンドの発生中に上ヒゲを伴う陰線が見られると、上昇トレンドに転換する可能性が高いといえるでしょう。

トレンド転換のサインが出たら、次にトレンドが伸びる方向へエントリーする準備、ポジションを持っている場合は利益確定する判断に活用しましょう。

平均足を使ったトレンドフォロー手法

平均足は、トレンド方向に乗るトレンドフォロー(順張り)に活用するのが効果的です。

流れは以下の通りです。

  1. 長期トレンドの方向性を確認する
  2. 平均足で押し目買い・戻り売りのチャンスを待つ
  3. 次のサインを確認してエントリーする

一つずつ順番に見ていきましょう。

1.長期トレンドの方向性を確認する

平均足でエントリーチャンスを探す前に、まずはローソク足チャートで長期的なトレンド方向をチェックしましょう。

この記事では、設定期間の異なる2本の単純移動平均線を活用して、トレンドの方向性を確認します。

下図では、期間5と20の単純移動平均線が両方とも上向きになっているため、上昇トレンドと捉えられます。

長期トレンドの方向性を確認する

移動平均線の設定期間は、トレードスタイルに応じて変更しましょう。

単純移動平均線の使い方はこちらで詳しく解説!

2.平均足で押し目買い・戻り売りのチャンスを待つ

ローソク足で相場の方向性が確認できたら、平均足チャートに切り替えます。

平均足を使ったおすすめのトレード手法は、順張りの一種である押し目買い・戻り売りを狙う方法です。

押し目買い

上昇トレンド中に価格が一時的に下がったタイミングで買い注文

戻り売り

下降トレンド中に価格が一時的に上がったタイミングで売り注文

手順1で上昇トレンドと判断できたため、平均足で押し目買いができるタイミングを探ります。

具体的には、上昇トレンド時に陰線の平均足が続いたときは、価格が一時的に下がったタイミングなので押し目買いのチャンスです。

押し目買いのチャンス

ただし、トレンドが転換する可能性もあるため、ここではエントリーせず、その後の平均足を確認したうえで判断するのがおすすめです。

一方、下降トレンドのときは、陽線が続いたときが戻り売りのサインとなります。

押し目買いと戻り売りの基本や注意点はこちらで詳しく解説!

3.次のサインを確認してエントリーする

押し目買いのサインを確認後、下図のように再び陽線が連続し始めたら、買い注文を入れます。

次のサインを確認してエントリーする

上昇トレンド時は、陽線が3本以上続いているのを確認してからエントリーするのが理想です。

下降トレンド時は、一時的な陽線の連続で戻り売りのチャンスを確認後、陰線が3本以上続いたときにエントリーするのが良いでしょう。

編集部 小林
筆者は過去に、押し目を確認してすぐにエントリーし、トレンド転換に巻き込まれることがありました。そのような失敗から、陽線が3本以上続いてからエントリーするようにしています。

平均足とテクニカル指標を組み合わせたトレード手法

平均足と相性の良いテクニカル指標には、移動平均線の他に以下のようなものがあります。

  1. ボリンジャーバンド
  2. RSI
  3. エリオット波動

それぞれ組み合わせた手法を詳しく解説していきます。

1.ボリンジャーバンド

ボリンジャーバンドは、移動平均線と2本の標準偏差で構成されたテクニカル指標です。

バンド(移動平均線と標準偏差の幅)は値動きが緩やかだと収縮し、トレンド相場になると拡大する傾向があります。

ボリンジャーバンドの基本的な見方

平均足と組み合わせることで、トレンドの発生が予測しやすくなります。

例えば、下図のようにバンドの拡大(エクスパンション)が発生し、直前に下ヒゲを伴う陰線の平均足が続けば、下降トレンドになると予測できます。

下降トレンドに乗って売りエントリー

さらに、価格がボリンジャーバンドの-2σと移動平均線の間で変動する「バンドウォーク」が確認できれば、強いトレンドが発生しているサインとなります。

下ヒゲを伴う陰線の平均足が続いたあとに、ボリンジャーバンドのエクスパンション・バンドウォークが見られたら、下降トレンドに乗って売りエントリーをするのが効果的です。

ボリンジャーバンドのバンドが狭くなる「スクイーズ」が発生したときは、レンジ相場への移行が予測できるため、平均足の苦手な場面を避けることも可能です。

ボリンジャーバンドの活用方法はこちらで詳しく解説!

2.RSI

RSI(アールエスアイ Relative Strength Index)は、一定期間の上昇幅と下落幅の累積を算出した相対力指数とも呼ばれるテクニカル指標です。

RSIの数値が70%を超えるときには買われ過ぎ、30%を下回るときには売られ過ぎを判断できるため、平均足と組み合わせることによって、トレンド転換を予測しやすくなります。

例えば、下図のように上昇トレンドの発生中に陰線や実体の短い陽線の平均足が確認できたときに、RSIが70%を超えていれば、強い転換シグナルとして活用できます。

RSIで強い転換シグナル

このチャートでは、下降トレンドへの転換が予測できるため、売りエントリーを入れるのが効果的です。

RSIも平均足と同じく相場状況を視覚的に確認しやすいテクニカル指標なので、FX初心者の方にもおすすめの組み合わせです。

RSIの使い方や手法はこちらで詳しく解説!

3.エリオット波動

エリオット波動は、チャートが一定の波のパターンに従って動くという仮説に基づいたテクニカル分析です。

相場は推進5波(1~5波)と調整3波(A~C波)から成り立っているとされており、現在の価格がエリオット波動のどの位置なのかがわかれば、今後の値動きを予測しやすくなります。

トレンドを視覚的に捉えられる平均足と相性が良く、エリオット波動と組み合わせることでトレンドの転換点を狙ったトレードが行えます。

例えば、下図の3波の終盤からトレードを始める際は、今後の値動きを「一時的な下落(4波)が発生したあとに上昇(5波)する」と予測できます。

エリオット波動4波の途中で上ヒゲを伴う陰線が発生

4波の途中で上ヒゲを伴う陰線が発生後、陽線が3本続いて出現するといった上昇トレンドへの転換サインが出現したため、5波の上昇トレンドに乗った買いエントリーで利益を狙えます。

エリオット波動を使えば、トレンドがいつまで続くのかも予測できるため、トレンドに乗ったトレードで利益を狙う際におすすめの組み合わせです。

エリオット波動の基礎知識はこちらで詳しく解説!

平均足をFXトレードに活用する際の注意点

平均足を使う際の注意点

平均足チャートは、実際の値動きから遅れて反応したり、レンジ相場ではだましが発生しやすかったりします。

ここからは、平均足をFXトレードに活用する際の注意点を解説します。

実際の値動きから遅れてしまう

平均足は1本前(日足であれば前日)の価格を取り込んで表示されるので、ローソク足と比べて、値動きが遅れる特徴があります。

そのため、平均足だけを見てトレードをすると、トレンドの把握や売買タイミングの判断が遅れてしまう傾向があります。

中長期的なトレードスタイルであれば、瞬時の判断が求められる場面が少なく、大きな影響は出ないでしょう。

一方、数秒から数分の間に取引を繰り返すスキャルピングトレーダーにとっては、平均足の値動きの遅れがトレード成績に影響を与えやすいです。

平均足を活用した手法を取り入れる際は、ローソク足チャートも同時に確認して、現在の相場状況をチェックしておくことが大切です。

レンジ相場でのだましに注意する

平均足は、一方向に価格が動くトレンド相場に活用しやすい反面、一定範囲内で価格が上下するレンジ相場の分析には向いていません。

トレンド相場では、平均足の形状でトレンドの発生や継続、転換が予測できます。

ところが、陽線・陰線がランダムに発生するレンジ相場では、平均足のトレンド発生や転換のサイン通りに値動きしない可能性が高いです。

そのため、レンジ相場の発生を確認したときは、平均足から他のテクニカル指標に切り替えてトレードしましょう。

FXでおすすめのテクニカル指標はこちらで詳しく解説!
レンジ相場を活用したトレード手法はこちらで詳しく解説!

まとめ:平均足のトレード手法を活用してFXで利益を狙おう

平均足は、トレンドの発生や転換を予測する際に役立つテクニカル指標です。

ボリンジャーバンドやRSIといった他のテクニカル指標と組み合わせれば、より信頼性の高いトレンド予測ができるようになるでしょう。

平均足や他のテクニカル指標をトレードに活用したい人には、30種類以上のインジケーターを搭載したMT4やMT5が使えるFX業者がおすすめです。

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▼この記事を書いた人

BigBossコラム編集部

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