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FX初心者によくある失敗例11選|損失リスクを抑える対策法も解説

FX初心者によくある失敗例11選

トレーダー
「FX初心者によくある失敗って何?」

トレーダー
「FX取引で失敗しないためにはどうしたらいい?」

といった疑問をもっていませんか?

FXを始めたくても、失敗を恐れて一歩踏み出せない方もいるでしょう。

中には、失敗例を参考に対策を立てておきたい方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、以下の内容について詳しく解説します。

  • FX初心者によくある失敗例
  • よくある失敗例への対策
  • 損失リスクを抑える方法

FX初心者によくある失敗例を事前に知っておけば、損失を抑えて利益を狙えるようになるでしょう。

これからFXで取引を始めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。

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FXで失敗する割合

FX取引での失敗は、トータルの損益がマイナスになることといえます。

2018年4月に金融先物取引業協会が実施した「外国為替証拠金取引の取引顧客における金融リテラシーに関する実態調査」では、調査対象者1,000人のうち39.7%が2017年中に利益を出せていないと回答したと公表しています。

したがって、失敗する割合は4割ほどといえるでしょう。

損益額の内訳と割合は、以下の通りです。

損益額 割合
-100万円以上 3.2%
-50円万以上-100万円未満 2.2%
-20万円以上-50万円未満 5.9%
利益が0円または損失が-20万円未満 28.4%
20万円未満 35.6%
20万円以上50万円未満 10.1%
50万円以上100万円未満 7.1%
100万円以上 7.5%

FXは相場の分析方法を学んで経験を重ねれば、利益を狙えるようになるため、調査結果はあくまでも参考程度にとどめましょう。

FX初心者がよくする失敗11選

FX初心者が取引で失敗しないためには、以下の失敗事例を知っておくことが大切です。

  1. 勘や感覚に頼って取引する
  2. 損切りできない
  3. 投資資金に見合わないレバレッジをかける
  4. ポジションを常に保有している
  5. 複数の通貨ペアで取引をしている
  6. 取引時間を決めていない
  7. 両建てやナンピンをする
  8. 余剰資金で取引をしていない
  9. 戦略がない状態でポジションを長期保有する
  10. すべての情報を鵜呑みにしてしまう
  11. FX取引に集中し過ぎて本業に悪影響が出た

それぞれ詳しく見ていきましょう。

1.勘や感覚に頼って取引する

「価格が右肩上がりだから今後も上昇するだろう」など、勘や感覚に頼って取引すると、大きな損失を受けてしまう可能性があります。

勘や感覚に頼ると、自分にとって都合の良い情報しか目に入ってこなくなります。

運良く利益を出せたとしても、トレードスキルの向上にはつながらないので、いずれ大きな損失につながるでしょう。

根拠をもった取引をするには、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析の知識を身に付けることが大切です。

▶︎テクニカル分析の方法やファンダメンタルズ分析との違いはこちらで詳しく解説!

2.損切りできない

損切りとは、含み損を抱えている状態で決済することです。

FX初心者のうちは損失を確定させることに抵抗を感じやすいですが、少しでも損切りをためらうと大きな損失を受ける可能性があります。

損失の拡大を防ぐためにも、冷静に損切りできるようになりましょう。

損切りラインの決め方はこちらで詳しく解説!

3.投資資金に見合わないレバレッジをかける

レバレッジとは、口座資金以上の金額で取引できる仕組みです。

例えば、レバレッジ1,000倍なら、1万円で1,000万円分の取引ができ、少ない資金で大きな利益を狙えるようになります。

ただし、資金や許容損失額を加味せずにレバレッジをかけると、ロスカットにより大きな損失を出す可能性があります。

「効率的に利益を出したい」「短期間で大きな利益を狙いたい」といった気持ちが強い人によく見られる失敗例です。

レバレッジやロスカットの意味はこちらで詳しく解説!

4.ポジションを常に保有している

チャンスを逃したくないという気持ちが強く、闇雲にポジションを持って損失を出してしまう人もいます。

このような、常にポジションを持っていないと落ち着かない状態を「ポジポジ病」と呼びます。

ポジポジ病は、短期間で大きな利益を狙いたい人や取引ルールが明確でない人が陥りやすい状態です。

ポジションを持つことが目的にならないように、テクニカル分析などを通して、根拠のあるトレードを意識しましょう。

ポジポジ病になる原因と克服方法はこちらで詳しく解説!

5.複数の通貨ペアで取引をしている

FXでは様々な通貨ペアの取引が同時にできます。

複数の通貨ペアで取引すれば効率的に利益を狙いやすい反面、通貨ペアごとに取引が活発になる時間帯や効果的なトレード手法が異なるので、FX初心者は混乱しやすくなるでしょう。

複数の相場分析で一杯一杯になれば、チャンスを見逃してしまう可能性もあります。

取引に慣れるまでは、1つもしくは2つの通貨ペアで取引するのがおすすめです。

初心者におすすめの通貨ペアはこちらで詳しく解説!
出来高が多い通貨ペアはこちらで詳しく解説!

6.取引時間を決めていない

同じ通貨ペアでも時間帯によって値動きの傾向が異なるため、取引時間を決めずに取引すると、安定して利益を狙いにくくなります。

例えば、ロンドン時間の開始直後の日本時間16時から17時(冬時間:17時から18時)は取引が活発になりやすい傾向があります。

値動きが大きい時間帯に細かく注文を入れることができれば、利益を狙いやすくなるでしょう。

FXで効率的に利益を狙うためにも、時間帯ごとの特徴を押さえたうえで自分の取引スタイルと取引時間を決めておくのがおすすめです。

FXの東京時間の詳細はこちらで詳しく解説!
FXのロンドン時間の詳細はこちらで詳しく解説!
FXのニューヨーク時間の詳細はこちらで詳しく解説!

7.両建てやナンピンをする

両建てとは、同じ通貨ペアの買いポジションと売りポジションを同時に保有することです。

両建てをしていると、価格が動いても損益が発生しないため、損切りや利益確定のタイミングを見逃してしまう可能性があります。

また、損失額を小さくするためにナンピンをして、損失を広げてしまう場合もあります。

ナンピンとは、エントリーと逆方向に価格が動いたときにポジションを追加し、平均取得単価を下げることです。

例えば、米ドル/円が142円のときに10万通貨の買いエントリーをし、140円まで下落した場合に追加で10万通貨の買いエントリーをすると、平均取得単価を「141円」にできます。

平均取得単価を141円まで下げられれば、最初に買いエントリーした142円まで為替レートが戻らず、141円で止まったとしても含み損を解消できます。

しかし、ポジションを増やし続け、価格が一方向に偏れば、あっという間に含み損が増えてしまうので注意が必要です。

両建てやナンピンをするときは、どのような値動きをするかの予測を立てたうえで取り入れるようにしましょう。

両建ての意味や注意点はこちらで詳しく解説!
両建てやナンピンがおすすめできない理由はこちらで詳しく解説!

8.余剰資金で取引をしていない

余剰資金でFX取引せず、生活費を削ったり借金をしたりすると、失敗するリスクが高まります。

「負けたら生活できない…」という感情が強まることで、損切りの判断が冷静にできなくなり、大きな損失を出す可能性が高まります。

エントリーや決済のタイミングを冷静に判断するためにも、余剰資金で取引しましょう。

9.戦略がない状態でポジションを長期保有する

FXでは、高金利の国の通貨を買って低金利の国の通貨を売った場合に、その金利差分をスワップポイントとして受け取れます。

スワップポイントはポジションを持っている間は毎日発生するため、長期保有して利益を狙う戦略もあります。

ただし、戦略もなくうっかりポジションを持ち越してしまうと、マイナスのスワップポイントが発生し、想定以上の損失を出してしまうこともあるでしょう。

また、スワップポイントがプラスになる通貨ペアでも長期保有しているだけで、利益を狙えるとは限りません。

トルコリラやメキシコペソといった新興国の高金利通貨は、値動きが不安定であるため、スワップポイントが狙えたとしても為替相場の変動により、損失を受けることも考えられます。

このようなリスクを知らずにポジションを長期保有すると、大きな損失を受けてしまう可能性があるので、戦略を立てたうえで利益を狙いましょう。

スワップポイントを狙うときの注意点やコツはこちらで詳しく解説!
ポジションを長期保有するメリットとデメリットはこちらで詳しく解説!

10.すべての情報を鵜呑みにしてしまう

FXのトレード手法に関する情報は、SNSやインターネット上に溢れていますが、すべてが正しいとは限りません。

ほかのトレーダーには適した手法でも、自分の取引スタイルに合わない可能性もあります。

必ず勝てる手法は存在しないので、すべての情報を鵜呑みにしないようにしましょう。

11.FX取引に集中し過ぎて本業に悪影響が出た

FX取引に集中し過ぎて、仕事に悪影響が出てしまう人もいます。

FXは平日であればほぼ24時間取引できるので、自身で取引に充てる時間をコントロールしなければ、仕事中にトレードしたり居眠りをしたりする原因になります。

本業に悪影響が出ては元も子もないので、取引時間を決め、メリハリをつけて取引することが大切です。

取引がうまくいかないときは、しばらく休むのも手段の一つです。

失敗しやすいFX初心者の特徴

FX取引で失敗しやすい人には、以下のような特徴があります。

  1. 一攫千金を狙っている人
  2. 感情的になりやすい人
  3. ギャンブル感覚で取引する人

それぞれ詳しく紹介します。

1.一攫千金を狙っている人

FXはレバレッジを活用することで、少額資金で効率的に利益を狙えるので、FXで一攫千金を狙いたいと考える人も少なからずいるでしょう。

そのような考えでFXを始めると、投資資金に見合わないレバレッジをかけたり、無闇にポジションを保有したりするなどの無理な取引が増えてしまいます。

無理な取引を繰り返していると、相場が急変したときに大きな損失を受けてしまうリスクが高まるので、着実に利益を積み重ねるイメージで取引することが大切です。

2.感情的になりやすい人

感情的になって自分の取引ルールを守れない人は、FXに向いていないといえるでしょう。

以下のような感情を優先したトレードをすると、大きな損失を出す可能性が高まります。

  • 利益が得られたことで投資金額を大幅に上げる
  • 損失を取り戻そうと無理なトレードをする
  • 損失を出したくないので含み損のまま放置する

感情に任せた取引で大きな損失を受けないためにも、事前に相場の分析方法やリスク管理の方法を学ぶことが大切です。

FXで感情的にならないメンタルの鍛え方はこちらで詳しく解説!

3.ギャンブル感覚で取引する人

ギャンブル感覚でFXを始めた人は、相場の分析方法やリスク管理を身に付けずに取引を繰り返す傾向があります。

FXで利益を出すためには、根拠をもったトレードをしたり、適切なリスク管理をしたりしなければなりません。

仮に感覚や運に頼って取引し、一時的に利益を出せても、長期的に良いトレード成績を出すことは不可能です。

損失を抑え、利益を狙うためにも、FXに関する知識を押さえたうえで取引をすることが大切です。

FX初心者が失敗を防ぐために徹底すべきこと

FX初心者が取引に失敗しないためには、以下のことを徹底しましょう。

  1. FXの基礎知識を学ぶ
  2. トレードルールを決める
  3. 損切りラインを設定する
  4. デモトレードや少額取引で経験を積む
  5. レバレッジをかけ過ぎない
  6. 値動きが安定している通貨ペアで取引する
  7. トレード記録を付ける
  8. 経済指標や要人発言を確認する

一つずつ詳しく見ていきましょう。

1.FXの基礎知識を学ぶ

FXトレードをする際は、専門用語や注文方法、分析方法などの基礎知識を学んだうえで取引することが大切です。

基礎知識が頭に入っていないと、勘や感覚に頼った取引をしてしまうので、FXトレードを始める前に勉強する時間を必ず確保しましょう。

FXを独学で成功させる方法はこちらで詳しく解説!

2.トレードルールを決める

冷静に取引するためには、自分のトレードルールを決めておくことが大切です。

トレードルールでは、主に以下の項目を明確にしておきます。

  • 通貨ペアは何にするか
  • 取引時間はいつ頃にするか
  • どのような条件が揃ったらエントリーするか
  • 損失を抑えるためにどう対応するか

トレード成績が良くないときは、ルールを見直すことも大切です。

3.損切りラインを設定する

大きな損失を防ぐためには「〇pips逆行したら決済する」のように損切りラインを明確に設定しておくことが大切です。

FX取引では、売買サインと反対方向に価格が動いたり、経済指標などの影響により短時間で値動きが大きくなったりすることがあります。

予想外の値動きに巻き込まれて損失を受けないためにも、損切りラインを決めたうえでエントリーしましょう。

損をしたくない感情から、冷静に損切りできない人は、自動的に損切りできる逆指値注文の活用もおすすめです。

逆指値注文の設定方法はこちらで詳しく解説!

4.デモトレードや少額取引で経験を積む

FX初心者が最初から利益を出し続けるのは難しいので、まずはデモトレードや少額取引で経験を積みましょう。

身に付けた知識や経験を活用して利益を狙えるようになってから、取引金額を少しずつ増やすのがおすすめです。

初心者のうちは、利益を狙うことよりも、トレードスキルの向上を優先させることが大切です。

デモ口座対応のおすすめの海外FX業者はこちらで詳しく解説!

5.レバレッジをかけ過ぎない

投資資金に見合わないレバレッジをかけると大きな損失を受ける可能性があります。

適切なレバレッジで取引するには、投資資金や許容できる損失額を明確にしておくことが大切です。

加えて、ゼロカットシステムを導入しているFX業者を選ぶことでも、大きな損失を受けるリスクを減らせます。

ゼロカットシステムとは、トレーダーが口座資金以上の損失を受けたときに、マイナス分をFX業者に負担してもらえる仕組みです。

口座資金以上の損失を受けるリスクを抑えたい方は、ゼロカットシステムを採用しているBigBossで口座開設してみましょう。

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6.値動きが安定している通貨ペアで取引する

値動きが大きい通貨ペアでの取引は、短期間で大きな利益を狙える反面、損失リスクも高まるといえます。

例えば、トルコリラといったマイナー通貨は、ネガティブなニュース1本で大きく下落しやすい傾向があります。

一方、以下のような値動きが比較的安定している通貨ペアであれば、落ち着いて取引しやすく、大きな損失を受けるリスクも抑えやすいでしょう。

  • USD/JPY(米ドル/円)
  • EUR/USD(ユーロ/米ドル)
  • AUD/JPY(豪ドル/円) など

中でも米ドル/円は値動きが安定しているうえに、経済情報が入手しやすいので、取引に慣れていない初心者にもおすすめです。

トルコリラの特徴についてはこちらで詳しく解説しているぞ
Bobby

7.トレード記録を付ける

FX初心者が失敗を繰り返さないためには、トレード記録を付けて、取引を振り返ることが大切です。

例えば、以下の項目をノートやパソコンに記録するのがおすすめです。

  • 取引した通貨
  • 取引した時間帯
  • エントリーした理由
  • 決済したタイミング
  • 取引結果

自分の得意な手法を見つけたり、同じ失敗やミスの繰り返しを防いだりすることで、勝率アップにつなげましょう。

8.経済指標や要人発言を確認する

経済指標の発表や要人発言などがあると、相場の変動が大きくなる傾向があり、経験豊富なトレーダーでも値動きの予測が困難になります。

このような状況でのトレードは、大きな損失を受ける可能性があるため、FX初心者は無闇に取引しないことがおすすめです。

経済指標の発表や要人発言などがきっかけで起きる値動きに巻き込まれないためにも、どのような経済イベントがあるのかを把握しておくことが大切です。

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為替相場に影響を与える原因と分析方法はこちらで詳しく解説!

まとめ:FX初心者によくある失敗例を学んで利益を狙おう

FX初心者によくある失敗例を事前に知っておけば、大きな損失を受けるリスクを回避しやすくなります。

まずは、FXの基礎知識を学んで、リスクを抑えた取引を身に付けることが大切です。

口座資金以上の損失を受けるリスクを抑えたい人は、ゼロカットシステムを導入しているFX業者を選びましょう。

ゼロカットシステムのあるFX業者を探している方には、BigBossをおすすめします。

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