といった疑問はありませんか？
FXでは、日常生活であまり目にしない用語が多く登場します。
FX取引をスムーズに進めるためには、用語の理解を深めておくことが大切です。
この記事では、以下の内容について詳しく解説します。
この記事でわかること
- 最低限知っておきたいFXの基礎用語
- FXの注文時に使う用語
- FXの注文方法や分析方法に関する用語
初心者のうちにFXの用語と正しい知識を押さえておけば、トレードスキルがスムーズに伸びやすくなるでしょう。
これからFXで取引を始めたい方は、ぜひ参考にしてみてください。
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Contents
FX初心者が最低限知っておきたい用語
まずは、証拠金やレバレッジなどのFX初心者が最低限知っておきたい用語を解説します。
用語の意味を押さえ、FXの正しい知識を身に付けましょう。
通貨ペア
FXは2つの国の通貨を売買する取引であり、この通貨の組み合わせを通貨ペアと呼びます。
米ドルと日本円の通貨ペアは「米ドル/円」や「USD/JPY」と表記されるのが一般的です。
米ドル/円の場合は、左側の米ドルが基軸通貨、右側の日本円が決済通貨となり、価格は1ドルあたり何円と表記されます。
FXには様々な通貨ペアがあり、取引できる種類や数はFX業者によって異なります。
▶︎初心者におすすめの通貨ペアと選び方はこちらの記事で詳しく解説！
証拠金
証拠金とは、FX業者の口座にあらかじめ預ける現金のことで、取引をするうえで必要となる資金です。
証拠金に関連する以下の用語も押さえておきましょう。
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必要証拠金 |
取引を始めるために最低限必要な証拠金 |
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有効証拠金 |
FX口座に預けている証拠金に、含み損益を反映させた証拠金残高 |
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証拠金維持率 |
必要証拠金に対する有効証拠金の割合 |
レバレッジ
レバレッジとは、証拠金を担保に保有資金以上の取引ができる仕組みです。
例えば、1万円の証拠金でレバレッジを1,000倍にすると、1000万円分の取引ができるようになります。
国内FXでは、日本の金融庁によってレバレッジが最大25倍に制限されていますが、海外FXには日本の金融庁の規制がかからず、数百倍から数千倍のレバレッジを提供できます。
チャート
チャートとは、通貨ペアの値動きを折れ線グラフなどで示したものです。
FX取引をするうえで、チャートを見ながら値動きを予測することは必要不可欠です。
後述するテクニカル分析で用いられるツールであり、MT4・MT5といった取引プラットフォームを使って見ることができます。
pips（ピップス）
pipsは、通貨ペアの値幅を示す共通単位のことで「percentage in point」の略称です。
FXでは米ドルやユーロなど単位の異なる様々な通貨を取引するので、単位を統一するためにpipsが用いられています。
1pipsがいくらになるのかは通貨ペアに円を含むか、含まないかによって以下のように異なります。
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ドル/円・ユーロ/円 |
1pip＝0.01円（1銭） |
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ユーロ/ドル・ポンド/ドル |
1pip＝0.0001ドル（0.01セント） |
▶︎pipsの計算方法や活用する際の注意点はこちらの記事で詳しく解説！
ロット（Lot）
ロット（Lot）は、FX取引における通貨量の単位です。
国内FX業者では1ロット＝1万通貨が一般的ですが、海外FXは1ロット＝10万通貨に設定している業者が多いです。
FX取引では、ロット数を指定することで取引通貨量を決めます。
ロット数を上げるほど、pipsあたりの獲得利益が以下のように増えます。
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1pips |
10pips |
100pips |
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0.1ロット（1万通貨） |
100円 |
1,000円 |
10,000円 |
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1ロット（10万通貨） |
1,000円 |
10,000円 |
100,000円 |
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10ロット（100万通貨） |
10,000円 |
100,000円 |
1,000,000円 |
大きな損失を受けないためには、トレード資金や許容できる損失額に合った通貨量で取引することが大切です。
▶︎ロットの計算方法と適正ロットの決め方はこちらの記事で詳しく解説！
スプレッド
スプレッドは、1回のトレードごとに発生する売値（Bid）と買値（Ask）の差額のことをいい、実質的な取引コストとなります。
FXでは、同じ通貨ペアを同じタイミングで売買しても、買うときの価格（買値）と売るときの価格（売値）が異なります。
売値（Bid）と買値（Ask）は、取引ツールで以下のように表示されます。
この場合は、147.642円と147.655円の差額の0.031円がスプレッドとなります。
スプレッドは通貨ペアやFX業者によって異なるので、取引前にどのくらいのコストがかかるかを確認しておくことが大切です。
効率よく利益を狙いたい場合は、スプレッドが狭いFX業者を選びましょう。
スワップポイント
スワップポイントとは、通貨ペア間の金利差のことをいい、スワップポイントで利益を狙うことも可能です。
例えば、低金利通貨を売り、高金利通貨を買った場合はポジションを保有している限り、金利差分の利益を受け取れます。
一方、高金利通貨を売り、低金利通貨を買った場合はスワップポイントがマイナスになり、差額分を支払うこととなります。
▶︎BigBossのスワップポイントの計算方法はこちらの記事で詳しく解説！
ロスカット
ロスカットとは、一定以上の含み損が発生したときに、損失が広がらないように強制決済される仕組みです。
ロスカットがあることで、トレーダーは口座資金以上の損失を受けるリスクを抑えられます。
ロスカットが実行されるのは、各FX業者が定めた証拠金維持率（純資産に対する必要証拠金の割合）を下回ったときです。
追証（おいしょう）
追証（おいしょう）は、FX業者が定めている証拠金維持率を下回ったときに、不足する証拠金を追加入金しなければならない状況のことです。
追証が発生すれば、口座資金以上の損失を受けてしまいます。
海外FXでは、口座資金以上の損失が出たときにマイナス分をFX業者が負担してくれるゼロカットシステムが導入されています。
▶BigBossのゼロカットの執行条件はこちらの記事で詳しく解説！
円安
円安とは、特定の外貨に対して日本円の価値が低い状態のことです。
日本円と米ドルの場合は、1ドル＝100円の状態から1ドル＝150になると円安に傾いたといえます。
米ドル円のチャートにおいては右肩上がりの上昇が続く状況が円安となります。
▶円安時のトレードで意識すべきことをこちらの記事で詳しく解説！
円高
円高とは、特定の外貨に対して日本円の価値が高い状態のことです。
日本円と米ドル円では、1ドル＝150円の状態から1ドル＝100円になると円高の状態といえます。
米ドル円のチャートにおける円高は、右肩下がりの下落傾向のことをいいます。
▶円高時のトレードで意識すべきことをこちらの記事で詳しく解説！
トレンド
トレンドとは、相場が一方向へ継続的に動く状態のことです。
継続的に上昇方向へ動く相場のことを上昇トレンドと呼び、継続的に下落方向へ動く相場のことを下降トレンドと呼びます。
FXの取引時に使う用語
ここからは、FXの注文時に使う用語を紹介します。
FX取引をするうえで頻繁に目にする用語なので、正しい意味を押さえておきましょう。
エントリー
エントリーとは、新規注文を入れてポジションを保有することをいいます。
買い注文をすることを「買いエントリー」、売り注文をすることを「売りエントリー」と呼ぶのが一般的です。
通貨ペアを買いエントリーする場合は、左側の基軸通貨を右側の決済通貨で購入することになります。
売りエントリーの場合は、左側の決済通貨を売って、右側の基軸通貨を買う仕組みです。
したがって、米ドル/円の買いエントリーでは日本円を売って米ドル円を買う、売りエントリーでは米ドルを売って日本円を買う取引が行われます。
「新規注文をするタイミング」という意味でエントリーポイントと表現されることもあります。
エグジット（イグジット）
エグジット（イグジット）は、保有しているポジションを決済し、トレードを終了することです。
ポジションを決済するため、取引の損益が確定することとなります。
ロングポジションに対しては売り、ショートポジションに対しては買いの注文でエグジットすることになります。
ポジション（建玉）
ポジションとは、約定後で未決済の状態を指します。
エントリーでの注文を保有した状態のことで、建玉（たてぎょく）と呼ばれることもあります。
通貨を買った場合は買いポジション（ロングポジション）、売った場合は売りポジション（ショートポジション）を保有すると表現します。
約定
約定（やくじょう）とは、発注した注文が成立することです。
エントリー注文が約定されると、ポジションを保有した状態になります。
エグジット（イグジット）注文が約定されれば、決済が確定した状態となります。
いかに正確な約定ができるかどうかの能力は、約定力と呼ぶのが一般的です。
約定力の高いFX業者であれば、トレーダーが希望した価格で注文が通りやすくなります。
損切り
損切りとは、損失が発生しているポジションを決済し、損失を確定させることです。
相場が上昇すると予測してエントリーし、その後下落した場合は、そのまま待っていると損失が膨らみ、ロスカットによって大きな損失を受ける可能性があります。
損失を最小限に抑えるためには、適切なタイミングで損切りすることが大切です。
利確
利確とは、利益が発生している状態でポジションを決済することで、利益確定の略称です。
FXで利益を狙うには、エントリーのタイミングだけでなく、利確するポイントも重要です。
そのため、どのポイントで利確するのかをあらかじめ決めておくのが良いでしょう。
両建て
両建てとは、同じ通貨ペアで買いと売りのポジションを同時に保有することです。
相場がどちらに動いても、一方のポジションで含み益、もう一方のポジションで含み損が発生することで損失が発生しない状況にできます。
ただし、両建てには取引コストが大きくなったりロスカットリスクが高まったりするデメリットがあるため、FX初心者にはあまり推奨されていない手法です。
ナンピン
ナンピン（難平）とは、エントリーと逆方向に値動きしたときに、ポジションを追加注文することで平均取得単価を下げる手法です。
例えば、米ドル/円が147円のときに1万通貨の買いポジションを保有し、145円まで下落したタイミングに追加で1万通貨の買いポジションを注文すると、平均取得単価を「146円」にできます。
平均取得単価を146円まで下げることで、最初にエントリーした147円まで価格が戻らず、146円で止まったとしても含み損を解消できます。
しかし、価格が戻らずさらに逆行すると、含み損が増えてしまうので、初心者には難易度が高い手法です。
FXの注文方法に関する用語
FXの代表的な注文方法は以下の通りです。
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注文方法 |
特徴 |
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「今すぐ買いたい・売りたい」というときに現在の為替レートで注文する |
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現在価格から指定価格まで下落したら買い注文、指定価格まで上昇したら売り注文が入るように設定する |
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現在価格から指定価格まで上昇したら買い注文、指定価格まで下落したら売り注文が入るように設定する |
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「〇〇円での買い（売り）注文が約定したら、△△円に到達したときに売る（買い戻す）」のように、新規注文と決済注文を同時に出す |
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2つの注文を同時に入れ、どちらかが約定されると、もう一方が自動的にキャンセルされる |
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IFD注文とOCO注文を掛け合わせたもので、新規注文の価格をIFD注文で指定したうえで利益確定と損切りの2つの決済注文を予約できる |
それぞれ詳しく紹介します。
成行注文
成行注文はあらかじめ注文価格を設定せず、現在の為替レートで注文する方法で「今すぐ買いたい・売りたい」というときに使います。
相場を見ながらリアルタイムで取引できる反面、スリッページ（発注したレートと約定したレートとの間にずれが生じること）の発生により、不利な価格で約定するリスクもあります。
指値注文
指値注文は、注文時点の価格よりも有利な為替レートを指定して注文する方法です。
「現在の為替レートよりも安くなったら買いたい」「高くなったら売りたい」といったときに活用します。
例えば、下図のように1ドル＝130円のときに、129円に下がったタイミングで買いエントリーをしたいときに活用できます。
逆指値注文
逆指値注文は、注文時点の価格より不利な為替レートを指定する方法です。
一般的に、損切りを自動化するために活用され、一定以上の損失が発生しないように注文を入れます。
下図のように、1ドル＝131円のときに買いポジションを保有し、130円まで下落したら損切りの売り注文が自動決済されるように設定したいときに使えます。
OCO注文
OCO注文（One Cancels the Other）とは、2種類の注文を同時に出し、片方の注文が約定されるともう片方の注文が自動的にキャンセルされる注文方法です。
下図のように、現在価格が1ドル＝150円の場合は、151円に到達したら売りの新規注文、149円に到達したら買いの新規注文が同時に出せます。
仮に149円まで価格が下落すれば、買い注文が約定し、もう一方の売り注文は自動的にキャンセルされます。
保有するポジションの決済でも使うことができ、エントリーとエグジットを半自動化することが可能です。
IFD注文
IFD注文（If Done）とは、発注と決済の注文を同時に出せる注文方法です。
例えば、下図のように1ドル＝138円になったときに新規の買い注文を入れて、142円に上昇したときに売り注文によって利益確定が自動で執行されるように設定できます。
新規注文でしか使えませんが、エントリーとエグジットの注文を同時に出せる便利さがあります。
IFO注文
IFO注文とは、IFD注文とOCO注文を組み合わせた注文方法で、新規注文と利確確定、損切りを同時に予約できます。
例えば、下図のように1ドル＝140円まで上昇したら新規の買い注文、142円に値上がりしたら利益確定の売り注文、138円に値下がりしたら損切りの売り注文を予約できます。
新規から決済まで予約設定できるため、トレードを半自動化させることが可能です。
FXのトレードスタイルに関する用語
FXには主に、エントリーから決済までの時間が異なる4つのトレードスタイルがあります。
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トレードスタイル |
取引期間 |
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数秒から数分 |
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当日中 |
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数日から数週間 |
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数週間以上 |
それぞれ詳しく見ていきましょう。
スキャルピング
スキャルピングとは、数秒から数分のトレードで利益を狙うトレードスタイルです。
ポジションの保有期間が短いので、急激な相場変動に巻き込まれる前に損切りができ、大きな損失を出しにくい特徴があります。
一方、取引回数が増えるので、スプレッドの負担が大きくなりやすい傾向があります。
デイトレード
デイトレードは1日で完結させるトレードスタイルです。
ポジションを翌日に持ち越さないため、夜間に大きな損失を受けにくい反面、一回のトレードでの利益が小さくなる特徴があります。
うっかりポジションを保有したままにすると、大きな損失が出てしまうことがあるので注意しましょう。
スイングトレード
スイングトレードとは、数日から数週間ポジションを保有し、一般的に100pips以上の大きな利益を狙うトレードスタイルです。
チャートを見続けなくても取引ができるので、忙しい人やじっくり相場分析したい人におすすめです。
急なトレードを迫られる場面も少ないことから、FX初心者や副業トレードとの相性が良いです。
ポジショントレード
ポジショントレードは数週間以上ポジションを保有するトレードスタイルです。
他のトレードスタイルより多くのスワップポイントを狙いやすく、チャートを見続ける必要がないのがメリットです。
相場状況によっては数ヶ月～数年間ポジションを保有することもあり、長いトレンドを予想する力が必要となります。
▶ポジショントレードでの利益を狙う方法やトレードのコツはこちら！
FXの相場分析に関する用語
FXで利益を狙うには、相場を分析し、今後の値動きを予測することが大切です。
値動きを予想する主な方法として、テクニカル分析とファンダメンタルズ分析があります。
それぞれ詳しく解説します。
テクニカル分析
テクニカル分析とは、インジケーターやローソク足などのテクニカル指標を活用し、過去のチャートから今後の値動きを予測する方法です。
売買方向やトレードのタイミングが視覚的に判断しやすくなるため、FX初心者でも取り入れやすい方法です。
ここでは、テクニカル分析を学ぶうえで知っておきたい用語を紹介します。
▶テクニカル分析のポイントや注意点の詳細はこちらの記事で詳しく解説！
ローソク足
ローソク足とは、特定期間における以下の価格を1本の棒で表したものです
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始値 |
その期間の開始時の価格 |
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高値 |
その期間中に最も高かった価格 |
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安値 |
その期間中に最も安かった価格 |
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終値 |
その期間の終了時の価格 |
始値より終値が高いローソク足は「陽線」、始値より終値が安いローソク足は「陰線」と呼びます。
陽線と陰線を図で表すと、以下のようになります。
トレンドライン
トレンドラインとは、相場の方向性を確認する際にチャート上に引く線のことです。
上昇トレンドであれば安値同士を結び、下降トレンドであれば高値同士を結ぶことで斜めに引けます。
トレンドラインに価格が近づくと反発・反落する可能性が高いと予測し、エントリーするのが有効とされてます。
価格が反発・反落せずに突き抜けたときは、トレンド転換が起こるサインとして活用できます。
▶トレンドラインの引き方やトレード手法はこちらで詳しく解説！
移動平均線
移動平均線とは、一定期間の価格から平均値を計算したものを折れ線グラフで表示するトレンド系テクニカル指標です。
移動平均線の傾きや方向から現在のトレンドを確認できるだけでなく、設定期間の異なる2本の線を用いたゴールデンクロス・デッドクロスでエントリーポイントを見極めることも可能です。
これらのサインが見られたときは、下表のようにトレードするのが有効です。
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手法 |
サイン |
売買方向 |
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ゴールデンクロス |
短期線が長期線を上に抜ける |
買い |
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デッドクロス |
短期線が長期線を下に抜ける |
売り |
RSI
RSI（アールエスアイ Relative Strength Index）とは、一定期間の上昇幅と下落幅の累計を算出し、そのうち上昇幅の累計が何％占めるかを指数化したテクニカル指標です。
下図のように、RSIが70％以上の場合は買われ過ぎ、逆に30％以下の場合は売られ過ぎの相場となっていることを示します。
RSIは、以下のような売買サインとして活用するのが一般的です。
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シグナルサイン |
値動きの予想 |
売買方向 |
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RSIが70％以上 |
下落する可能性が高い |
売りのシグナル |
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RSIが30％以下 |
上昇する可能性が高い |
買いのシグナル |
ファンダメンタルズ分析
ファンダメンタルズ分析とは、経済指標や金融政策などの情報をもとに値動きを予測する分析方法です。
経済指標の発表や要人発言があると、為替レートは大きく動く傾向があります。
ファンダメンタルズ分析は多くの情報を収集する必要があるため、FX初心者はテクニカル分析と組み合わせて活用するのがおすすめです。
ここでは、ファンダメンタルズ分析をするうえで知っておきたい用語を紹介します。
経済指標
経済指標とは、政府や中央銀行などが発表する経済に関連する統計データのことです。
中でも、以下の指標は注目度が高く、発表前後は大きな価格変動が起こりやすいです。
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米国雇用統計 |
米国労働者の雇用状況を調査した指標 |
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GDP（国内総生産） |
一定期間に国内で生み出されたモノやサービスの付加価値の総額を調査した指標 |
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CPI（消費者物価指数） |
消費者が購入するモノやサービスの価格の水準を表す数値で、インフレ状況を判断する際に使用される指標 |
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日銀短観 |
日本銀行が全国の民間企業約10,000社に景況感などをヒアリングしたうえで作成する指標 |
指標内容を理解したり、FXトレードに活用したりするのは難易度が高いとされています。
最初は、経済指標の発表日時を押さえて、価格の急変が起こりやすい経済指標の発表前後のトレードを避けるのがおすすめです。
政策金利
政策金利とは、日本銀行といった各国の中央銀行が一般の銀行に貸し出しをする際の金利のことです。
一般的に、金利が高い通貨で預金や資産運用をした方が多くの利益を受け取れるため、金利の低い国より高い国の通貨の方が価値が高まりやすくなります。
そのため、FXトレードにおいて2国間の金利差は、値動きを予想する際の重要な情報となります。
要人発言
要人発言とは、国の経済政策や金融政策を決定する中央銀行の総裁、財務大臣などの発言のことをいいます。
要人が経済や為替に関する発言をすると、為替相場で発言内容に応じた値動きが見られることがあります。
発言内容から今後の経済状況などにどのような影響を与えるのか分析する必要があるので、他の情報を使ったファンダメンタルズ分析より難易度が高いといわれています。
まとめ：FXの用語と正しい知識を押さえて利益を狙おう
FXで利益を狙えるようになるには、FX用語に慣れ、正しい知識を押さえておくことが大切です。
基礎知識が身に付いたら、デモトレードや少額取引などを活用しながらトレード経験を積んでいきましょう。
FXでより効率的に利益を狙いたい方には、レバレッジの高い業者を選ぶことが大切です。
レバレッジが高いFX業者を探している方には、BigBossをおすすめします。
BigBossで取引するメリットは3つあります。 BigBossでは最大2,222倍の高いレバレッジで取引できます。さらに取引毎にBigBossPointを獲得できます。 また、プロスプレッド口座ではSTP/ECN方式を採用しており、約定力の高い環境で取引できます。 ぜひ、口座開設をしてみてください。
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BigBossコラム編集部